(パーリ) > アヌルッダ経 『アヌルッダ経』(アヌルッダきょう、巴: Anuruddha-sutta, アヌルッダ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第127経。『阿那律経』(あなりつきょう)、『有勝天経』(うしょうてんきょう)とも。 類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第79経「有勝天経」がある。...
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阿那律(あなりつ、梵:Aniruddha アニルッダ、巴:Anuruddha アヌルッダ)とは、釈迦仏の十大弟子の一人であり、優れた洞察力を持つことから天眼第一と称せられた。 阿那律の名前は経典などによって表記が異なるが、他の音訳としては阿泥盧豆、阿奴律陀、阿那律陀、楼逗などがあり、これらを意訳すると如意、無滅、善意などとなる。...
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アヌルッダ相応 「アヌルッダ相応」(アヌルッダそうおう、巴: Anuruddha-saṃyutta, アヌルッダ・サンユッタ)とは、パーリ仏典経蔵相応部に収録されている第52相応。漢訳で「阿那律相応」(あなりつそうおう)とも。 2品24経から成る。 1. Cāpāla-vaggo --- 全10経...
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彼はインドのカーストで下層のシュードラの出身で、カピラ城で釈迦族の王子たちの理髪師だった。釈迦が悉多(シッダルタ)として太子だった頃には執事だったともいう。 成道した釈迦がカピラ城に帰郷し、孫陀羅難陀、羅睺羅(ラーフラ)が弟子となった後、阿那律(アヌルッダ)、跋提梨迦(バドリカ、もしくはバッディヤ。同名の人が五比丘の一人にもいる...
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類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第72経「長寿王本起経」等がある。 釈迦が、比丘アヌルッダ(阿那律)に、煩悩について説いていく。 釈迦 諍いする比丘たち アヌルッダ(阿那律)たち ある時、釈迦は、コーサンビーのゴーシタ園に滞在していた。...
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衆でも学を好むことで、学習第一とも称せられた。 なお、羅睺羅の忍耐を描いた経典としては羅雲忍辱経がある。 十大弟子(シャーリプトラ/モッガラーナ/大カッサパ/スブーティ/プンナ/大カッチャーナ/アヌルッダ/ウパーリ/ラーフラ/アーナンダ) 十六羅漢 ラーフラバドラ ラーフ/ケートゥ [脚注の使い方]...
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を喜び、それによって名づけられたともいわれる。彼も阿那律(アヌルッダ)などの諸王子と共に釈迦仏の元に赴き仏弟子となった。時に釈迦が55歳、阿難が25歳といわれる(もしくは8歳で沙彌=年少の修行者となったという説もある)。 なお、『仏本行集経』によると、出家する時に釈迦仏から許しを得ず、阿難と提婆達...
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富楼那 (category 浄土三部経)
9000人の人々を教化したとも伝えられる。 十大弟子(シャーリプトラ/モッガラーナ/大カッサパ/スブーティ/プンナ/大カッチャーナ/アヌルッダ/ウパーリ/ラーフラ/アーナンダ) プンナ教誡経 ウィキメディア・コモンズには、富楼那に関連するカテゴリがあります。 『富楼那』 - コトバンク 表示 編集...
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^ パーリ仏典, 相応部因縁相応 15.カッチャーナゴッタ経, Sri Lanka Tripitaka Project 十大弟子(シャーリプトラ/モッガラーナ/大カッサパ/スブーティ/プンナ/大カッチャーナ/アヌルッダ/ウパーリ/ラーフラ/アーナンダ) 表示 編集 表示 編集...
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辺地では5人の師しかいなくても授戒する許可を仏から得た。 阿那律(あなりつ) パーリ語でアヌルッダ(Anuruddha)、サンスクリット語でアニルッダ(Aniruddha、अनिरुद्ध)。天眼第一(てんげん・だいいち)。 釈迦の従弟。阿難とともに出家した。仏の前で...
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類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第185経「牛角娑羅林経」がある。 釈迦が、ゴーシンガ(牛角)の沙羅林で、阿羅漢アヌルッダと会話を交わし、彼らを励ます。 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典1』(第9巻) 大蔵出版 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)根本五十経篇II』 片山一良訳 大蔵出版...
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アビダンマッタ・サンガハ(巴: Abhidhammattha Saṅgaha、摂阿毘達磨義論)は、仏教の南伝上座部大寺派に属する僧侶アヌルッダ(Anuruddha)によって11世紀頃に書かれた、仏教綱要書。題名は、「論(アビダンマ)の意味の集成」といった意味。 上座部仏教圏では、入門的テキストとして用いられている。...
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舎利弗 (category 浄土三部経)
394頁) プロジェクト 仏教 十大弟子(シャーリプトラ/モッガラーナ/大カッサパ/スブーティ/プンナ/大カッチャーナ/アヌルッダ/ウパーリ/ラーフラ/アーナンダ) 婆羅門 サンジャヤ・ベーラッティプッタ 二乗 三車火宅 ウィキメディア・コモンズには、舎利弗に関連するカテゴリがあります。...
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目連 (category 浄土三部経)
十大弟子(シャーリプトラ/モッガッラーナ/大カッサパ/スブーティ/プンナ/大カッチャーナ/アヌルッダ/ウパーリ/ラーフラ/アーナンダ) 盂蘭盆 - 『盂蘭盆経』に基づいて行われる法会。 六神通 佐々木閑「ブッダの生涯29」(動画) - 仏伝(ブッダの伝記)における舎利弗・目連の位置づけなどを解説...
9 KB (1,508 words) - 16:31, 1 December 2024
釈迦の入滅と共に、大地震と雷鳴が起きた。梵天、帝釈天、アヌルッダ長老、アーナンダらが即座に追悼の詩を詠じた。 クシナーラーのマッラ族たちは、沙羅双樹に赴き、舞踊、歌謡、音楽、花輪、香料で以て供養した。「今日火葬にするのは不適当だから、明日にしよう」と、引き延ばしている内に、7日が経った。...
39 KB (6,206 words) - 12:41, 8 October 2022
神足相応(しんそくそうおう、Iddhipāda-saṃyutta, イッディパーダ・サンユッタ) 52. 阿那律相応(あなりつそうおう、Anuruddha-saṃyutta, アヌルッダ・サンユッタ) 53. 静慮相応(じょうりょそうおう、Jhāna-saṃyutta, ジャーナ・サンユッタ) 54....
10 KB (1,102 words) - 21:43, 6 June 2023
アヌルッダ(Anuruddha)によって 『アビダンマッタサンガハ(摂阿毘達磨義論)』(Abhidhammatthasaṅgaha) が著された。現在でも南方アビダンマを学ぶ初学者のための教科書として用いられる。 大乗阿毘達磨経 大乗阿毘達磨集論 大乗阿毘達磨雜集論 ^ ブッダ...
9 KB (1,049 words) - 06:13, 7 November 2023
124.『薄拘羅経』(Bākula-sutta, バークラ・スッタ) 125.『調御地経』(Dantabhūmi-sutta, ダンタブーミ・スッタ) 126.『浮弥経』(Bhūmija-sutta, ブーミジャ・スッタ) 127.『阿那律経』(Anuruddha-sutta, アヌルッダ・スッタ) 128...
19 KB (2,425 words) - 21:44, 6 June 2023
雑(色)弓 - 智弓 - 獅子頬 - 浄飯 なお浄飯(シュッドーダナ)を父としてゴウタマ・シッダールタは生まれた、とされる。 『律蔵』の「小品」には、釈迦族の青年たちの出家について述べている箇所があり、パッディヤ、アヌルッダがそろって出家したときの逸話なども書かれている。 釈迦族は自尊心が非常に強い民族だった、といわれる[誰によって...
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て医法を7年間学び、本国マガダに帰り諸人に施薬して、南方の大国の残虐なる王の病を治癒せしめて仏に帰依せしめたと記されている。 また釈迦仏の風疾、アヌルッダの失明、アーナンダの瘡などを治療し、名医・医王と尊称され崇敬されるようになった。彼は仏教に深く帰依したと伝えられる。阿闍世が父王を殺し王位に就く...
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0-028-65718-7. 阿含経 - 初期仏教の教えを色濃く残す最古の経典集。 ボーディ王子経(中部経典第85経) サンガーラヴァ経(中部経典第100経) 双考経(中部経典第19経) 鋸喩経(中部経典第21経) 撒餌経(中部経典第25経) 蛇喩経(中部経典第22経) 牧牛者小経(中部経典第34経) 初期仏教における聖典成立と修行体系...
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プトラ、プンナマンターニープッタ)説法第一 迦旃延(かせんねん、マハーカートゥヤーヤナ、マハーカッチャーナ)論議第一 阿那律(あなりつ、アニルッダ、アヌルッダ)天眼第一 優波離(うばり、ウパーリ)持律第一 羅睺羅(らごら、ラーフラ)戒行、密行第一 阿難陀(あなんだ、アーナンダ)多聞第一...
120 KB (21,518 words) - 05:22, 24 August 2024