• コリント式コリントしき、「コリント様式」とも。)は、古代ギリシア建築における建築様式(オーダー)のひとつで、柱の上部のキャピタル(柱頭飾)がアカンサスの葉の形をしている。 ギリシア建築の寸法のルールに「モデュール」がある。柱の底の直径を一モデュールとし、その倍数(小さいところは分数)ですべての寸法...
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  • コリントス(希: Κόρινθος [ˈkorinθos] ( 音声ファイル) ギリシア語ラテン翻字: Korinthos) は、ギリシア共和国ペロポネソス地方にある都市であり、その周辺地域を含む基礎自治体(ディモス)。コリントス地峡に位置する港湾都市で、コリンティア県の県都である。コリントなどの表記も用いられる。...
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  • 次の古典様式のそれぞれがそのコーニスに特徴ある外形を持っている。 ドーリアのコーニス イオニアのコーニス コリント式のコーニス ゲイソン(ギリシャ語:γεῖσον)は建築専門家の用語であり、ドーリアにおいてはフリーズ頂部から、イオニアコリント式ではフリーズ(時にはアーキトレーブ)の段頂部から外に突き出し...
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  • まま336年もの間放置された後、セレウコス朝のアンティオコス4世エピファネスが紀元前174年に建設を再開した。この時に建物のデザインもドーリアからコリント式に変更され、円柱も短辺に3列×8本と長辺に2列×20本の合計104本を建てる計画に変わった。円柱の高さは17m、直径は2mとされた。建設が半ば...
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  • order)は、古典主義建築の基本単位となる円柱と梁の構成法で、独立円柱(礎盤、柱身、柱頭)と水平梁(エンタブラチュア)から成る。一般的にトスカナ(英語版)、ドリス、イオニアコリント式、コンポジット式(英語版)の5種類を指す。 Order(秩序、順序、配列)という名のとおり、柱と梁など部材相互の秩序ある組み合わせのこと。...
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  • は、ドーリアよりも細部の変化が大きく、紀元前5世紀末から発展するコリント式オーダーは、アッティカ風イオニアオーダーの発展形態と考えられている。従って、ギリシア建築のコリント式はオーダーとしての独立性に乏しく、ドーリアの柱に採用されることもあった。...
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  • がある。柱の底の直径を一モデュールとし、その倍数(小さいところは分数)ですべての寸法を決める。簡潔なドリス(ドーリア、ドリス様式)の柱の長さは4~6倍である。 他に、イオニアコリント式がある。 三様式のうち最も古い時代の、紀元前6~5世紀に用いられた様式。柱は太くてエンタシスが強く、簡素な...
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  • エンタブラチュアの構造は、ドーリア、イオニアコリント式の、3つの古典的オーダーに分かれる。 それぞれ、アーキトレーブ、フリーズ、コーニス部分は、オーダーの柱部分の割合により定義される。 ローマやルネサンスの様式では、通常は柱の高さの約4分の1となるが、これに合致しない派生タイプも生じている。 純粋な古典ドーリアエンタブラチュアは簡素なものである。...
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  • 神殿では、大理石を使い、ヘレニズム建築の正統的コリント式オーダーが用いられている。こうした傾向のさきがけは、前146年にローマにサラミス出身のヘルマドロスが建てたユピテル神殿であった。これまでの神殿では凝灰岩やトラバーチンが建築材料であって、コリント式オーダーもポンペイのバシリカに見られるようにい...
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  • イオニア(イオニアしき、または「イオニア様式」)は、古代ギリシア建築における建築様式(オーダー)のひとつで、柱の上部のキャピタル(柱頭飾)が渦巻(ヴォリュート)のものを指す。柱径:柱身=1:8、柱身:敷桁(エンタブレチュア)成=4:1.他に、ドーリアコリント式がある。ヘラ神殿(オリン...
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  • コリトサウルス(Corythosaurus)は、中生代白亜紀後期(約7,700万 ~ 7,400万年前)、北アメリカ大陸(カナダ、アメリカ)に生息した大型の鳥脚類。 “コリトサウルス”の名は、「コリント式のトカゲ」を意味し、その頭部の形態が古代ギリシアの一部族コリント族の兜にある頭飾りに似ているため、これにちなんだ属名を与えられた。...
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  • リンリング・ギボンズの作品。 大聖堂の西正門ファサードは入口に2層柱廊を設け、下層はコリント式、上層はコンポジット式オーダーを採用。柱廊上部のペディメント内は聖パウロがダマスクスで伝道する光景のレリーフ、ペディメントの頂には聖パウロの彫像がある。大聖堂西正門前にはセント...
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  • mporisによれば、アメリカで最大のコロネードはオールバニの New York State Education Building で、36本のコリント式の柱が並んでいる。 ウィキメディア・コモンズには、コロネードに関連するカテゴリがあります。 ^ New York State Department...
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  • フリーズとは、建築用語で、エンタブラチュアの中央の、幅広い部分を指す。 簡素なものもあれば、イオニアコリント式のレリーフで装飾されているものもある。 円柱の壁ではフリーズの位置は、アーキトレーブより上、コーニスのモールディングより下部になる。 内装ではフリーズは、ピクチャーレールより上、冠モー...
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  • Panthéon)は、フランスのパリの5区、聖ジュヌヴィエーヴの丘に位置し、幅110メートル、奥行き84メートルのギリシア十字型の平面に大ドームとコリント式の円柱を持つ新古典主義建築の建築作品である。18世紀後半に、サント=ジュヌヴィエーヴ教会として建設され、後にフランスの偉人たちの遺体を祀る墓所・墓廟となった。「パンテオン」はもと...
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  • 建築意匠の場合は、地中海産のアカンサス・スピノザ種の葉が岩石や材木に彫刻される。アザミやポピー、パセリの葉に若干の類似点が見られる。 アカンサスの装飾は、コリント式やコンポジット式のオーダーの柱頭、フリーズなど様々な部分に現れる。 古代ギリシア文化がこの装飾の起源であり、渦を巻く葉の先端はローマ人によって磨きをかけられた。...
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  • この神殿はドーリア、イオニアコリント式の3つのギリシャ建築様式が一つになっているという点で、異例なものである。 ドーリアの円柱は外周を取り巻いており、イオニアはポーチを支えるのに用いられ、コリント式は内部の本殿に用いられるという形で、各様式が異なる部位に用いられた。なお、この神殿に残るコリント式の柱頭は、現存最古のものである...
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  • コリントス運河(コリントスうんが、希: Διώρυγα της Κορίνθου ; 英: Corinth Canal)は、ギリシャのコリントス郊外にある運河。ペロポネソス半島の根元にあるコリントス地峡に開削されたもので、エーゲ海とコリンティアコス湾を結び、1893年に竣工、供用開始。全長6343m。...
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  • では、表面が平らであり、アニュレット(平縁、柱頭の回りに作られた円形の繰り形)が載り、高さは構成要素の半分である。ドーリアと複合型(コンポジット式)では、2面があるか鼻隠(軒先の垂木先端の木口を隠すための板)があるかであり、イオニアコリント式...
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  • 古代ギリシアの陶芸 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
    シルエットを描いて若干の細部を描いたもので、後の黒絵の原型とされている。絵は我々が絵付師を識別できる程度の詳細さで描かれている。東方化様式の元になった原コリント様式では幾何学模様も残っており、同時期に幾何学様式の陶器も生産されていた。 コリントスの陶器はギリシャ全土に輸出され、その技法がアテナイ...
    39 KB (6,298 words) - 02:46, 31 August 2023
  • helmet) 紀元前500年ごろの青銅製コリント式ヘルメット(英語版) 1世紀ごろのナイメーヘンの騎兵兜 紀元前3世紀のケルトの兜 紀元前17世紀の猪の牙や象牙を使用した兜 ラメラ―ヘルメット(英語版) [脚注の使い方] ^ 古墳時代甲冑の名称は、『東大寺献物帳』や『延喜...
    24 KB (3,715 words) - 02:30, 4 December 2024
  • 外観はコリント式の高さ30mの柱が52本並ぶなど古代ギリシア・古代ローマの神殿を模したネオ・クラシック様式(新古典主義建築)である。内部はコリント式の大円柱が連続するペンデンティブドームの天井を支えている。 正面のペディメント...
    5 KB (687 words) - 10:01, 17 December 2024
  • ローマのフォルム・ボアリウムにある古代ローマ時代に建てられた神殿。コリントスの戦いでアカイア同盟軍を破った共和政ローマの軍人ルキウス・ムンミウス・アカイクスにより、紀元前2世紀に建てられたと言われている。 この円形神殿の直径は約14.8m、屋根を支えるコリント式円柱の高さは約10...
    4 KB (441 words) - 23:55, 30 September 2024
  • スタイロベートの大きさは神殿の他の部分の寸法と密接に関連する。ギリシアのドーリア神殿では、スタイロベートの長さと幅の比率が決まっており、初期のドーリア神殿では円柱の高さはスタイロベートの幅の3分の1と決まっていた。古代ローマではコリント式オーダーで異なる解釈を採用し、ポルチコ前の階段以外では基壇を階段状に...
    2 KB (245 words) - 12:54, 21 February 2023
  • 垂直部材である柱の中で、水平部材である梁が接続される部分である。接続部分は特にアバクスという。 古代ギリシアにおけるオーダーでは柱頭が重視され、主としてその形状などにより、ドーリア、イオニアコリント式などの様式が区別された。 ウィキメディア・コモンズには、柱頭 (建築)に関連するカテゴリがあります。 表示 編集...
    983 bytes (86 words) - 17:38, 29 September 2023
  • の円柱、内側に9本のコリント式の円柱を持つ直径15.25mの建物であり、古代において最も優美な建築物のひとつと賞賛されている。 イリュリア王バルデュリスの娘アウダタ(英語版)との間に1女をもうけた。 キュナネ(英語版) - マケドニア王アミュンタス4世と結婚 ピリンナ(英語版)との間に1男をもうけた。...
    12 KB (1,404 words) - 00:08, 30 August 2023
  • 7年、元老院がマクシミヌス・トラクスを退位させゴルディアヌス1世を新たな皇帝にするという相談をしたのがこの神殿だったという。 周柱の8柱神殿で、短辺に8本のコリント式柱があり、長辺に11本の柱があった。内陣は一部屋で、壁面はモザイクで覆われていた。土台は32m×49...
    8 KB (1,173 words) - 18:58, 7 September 2024
  • 紀元前350年 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
    ウソロス霊廟は、世界の七不思議の一つと見なされ、現在一部がロンドンの大英博物館に保存されている。 エピダウロスの円形墳墓(トロス(英語版))に、コリント式柱頭が作られる。ギリシアのエピダウロスの考古学博物館に保存されている。 ディカイアルコス(英語版)、ギリシアの哲学者、 地図製作者、地理学者、数学者、多方面作家(+...
    6 KB (666 words) - 02:23, 22 December 2024
  • れた。1649年にはチャールズ1世が建物前で公開処刑(英語版)されている。 内部には二階建て吹き抜けのホールが一室存在し、内装には上階はコリント式、下階はイオニアを採用している。正方形を二つを並べた形状をしたホールの天井画はチャールズ1世の依頼によりピーテル・パウル・ルーベンスが描いたものである。...
    4 KB (408 words) - 03:33, 8 January 2023
  • 、事業の運営母体が変遷を受けながら規模を拡大していった。1808年ナポレオンがパリ2区のパレ・ブロンニャールへ移転した。ランドマークとなっていたコリント式列柱の外観を持つ建物は、イングランド銀行救済のあと1826年に完成したものである。 1869年の統計によれば、当時のパリ証券取引所で取引された有...
    6 KB (790 words) - 10:03, 29 February 2024
  • Riksdagshuset)は、フィンランド議会(エドゥスクンタ)の議事堂。 首都ヘルシンキにある。 1931年完成。建築様式はコリント式の柱が並ぶ新古典主義建築であるが、20世紀初頭のモダニズムの影響を受けており装飾は簡略化されている。エントランスは二階にあり、前庭から大階段を上がって入館するとロビーがある。内装には白い大理石が使われている。...
    3 KB (282 words) - 21:32, 25 December 2022