• トゥキュディデストゥキュディデース、古希: Θουκυδίδης, Thukydides/Thucydides、紀元前460年頃 - 紀元前395年)は、古代アテナイの歴史家で、オロロス (Olorus) の子である。ツキジデスなどとも。 代表作は、ペロポネソス戦争を実証的立場から著した『戦史(...
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  • ちくま学芸文庫(上下)、2013年 元版 『トゥキュディデース 歴史』 筑摩書房〈世界古典文学全集11〉、1971年、復刊1989年、2005年ほか マルケリーノス「トゥキディデス伝」を併録。訳者は在外研究者なので日本語著作は本書のみ。 藤縄謙三・城江良和訳 『トゥキュディデス 歴史』...
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  • こうしたヘロドトスへの批判とも関連してしばしば比較されるのが、同じく古代ギリシアの偉大な歴史家として知られるトゥキュディデスである。トゥキュディデスはその「実証的」な著述姿勢で名高く、使用する史料の選別を厳密に行う人物であった。トゥキュディデスはヘロドトスに対する最初期の批判者であるかもしれず、その著作『歴史(または戦史)』...
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  • 471a-471c ^ トゥキュディデス, I. 56-57 ^ トゥキュディデス, I. 58 ^ ディオドロス, XII. 34 ^ トゥキュディデス, I. 61-62 ^ トゥキュディデス, I. 62 ^ 澤田, p. 117, 153 ^ トゥキュディデス, II. 29 ^ トゥキュディデス, II...
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  • トゥキュディデスの罠(トゥキュディデスのわな、英: Thucydides Trap)とは、古代アテナイの歴史家トゥキュディデスにちなむ言葉で、従来の覇権国家と台頭する新興国家が、戦争が不可避な状態にまで衝突する現象を指す。アメリカ合衆国の政治学者グレアム・アリソンが作った造語。...
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  • はスパルタ軍が去るやすぐに軍を率いてデルフォイを再占領し、フォキス人に渡した。 ^ トゥキュディデス, I. 112 ^ プルタルコス, 「ペリクレス伝」, 21 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年...
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  • トゥキュディデスの『戦史』を引き継いで、紀元前411年から紀元前362年までの約50年にわたるギリシアの各ポリスの動向を扱っている。 トゥキュディデスの『戦史』は、27年間続いたペロポネソス戦争(紀元前431年 - 紀元前404年)の全期間を記述するはずだった。しかし、理由は不明であるがトゥキ...
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  • バラモン教典、原始仏典 : 責任編集 長尾雅人 大乗仏典 : 責任編集 長尾雅人 孔子、孟子 : 責任編集 貝塚茂樹 老子、荘子 : 責任編集 小川環樹 ヘロドトス、トゥキュディデス : 責任編集 村川堅太郎 プラトン I : 責任編集 田中美知太郎 プラトン II : 責任編集 田中美知太郎 アリストテレス : 責任編集...
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  • この経緯は、クリティアスの従兄弟でソクラテスの弟子プラトンが四部作『エウテュプローン』、『ソクラテスの弁明』、『クリトン』、『パイドン』に記録し、後世に伝えられている。 トゥキュディデス 『トゥキュディデス 歴史(1.2)』 藤縄謙三・城江良和訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2000年-2003年。...
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  • 「アンドロマケ」エウリピデス(世界古典文学全集9:筑摩書房 1965年/ちくま文庫版『ギリシア悲劇』)ほか ヘロドトス『歴史』(世界古典文学全集10:筑摩書房 1967年/岩波文庫 全3巻 1971-72年、改版2006年、ワイド版2008年)- 電子書籍で再刊 抜粋版『世界の名著 ヘロドトス、トゥキュディデス』中央公論社...
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  • アッティカ方言 (category ギリシア語版ウィキペディアからの翻訳を必要とする記事)
    アッティカ方言 アッティカ方言(英: Attic)は、古代ギリシア語の代表的な方言。アテナイを中心とするアッティカ地方で古典期に特に使われた。プラトン、トゥキュディデス、クセノポン、アリストパネス、三大悲劇詩人、アッティカ十大雄弁家など、ギリシア文学の多くに使われている。...
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  • ^ トゥキュディデス、1巻5。 ^ トゥキュディデス、3巻105。 ^ a b クセノポン、4巻6。 ^ トゥキュディデス、2巻80。 ^ リウィウス、33巻16。 ^ リウィウス、33巻17。 ^ ポリュビオス、28巻5。 ^ トゥキュディデス、3巻105以下。 ^ トゥキュディデス、3巻114。...
    21 KB (2,636 words) - 02:51, 26 February 2023
  • 140 ^ ibid, IX. 44 ^ トゥキュディデス, II. 100 ^ ヘロドトス, V. 22 ^ 澤田典子「古代マケドニア王国の建国神話をめぐって」『古代文化 / 古代学協会(58巻・3号)』、2006 トゥキュディデストゥキュディデース 歴史 世界古典文学全集11』小西晴雄訳、筑摩書房、1971年...
    6 KB (921 words) - 14:58, 27 July 2023
  • デスとトラキアの王オロロスの娘ヘゲシュピレとの間に生まれた。また、歴史家のトゥキュディデスとは親戚である。キモンが若い頃、父ミルティアデスがパロス島攻略失敗により国家への背信の罪で告訴され、50タラントンもの大金を罰金として課された。しかしミルティアデス...
    10 KB (1,443 words) - 13:14, 23 November 2023
  • 『少年少女世界の文学1 オウィディウス「ギリシア・ローマ神話」』(暁教育図書、1979年)、児童出版 トゥキュディデース 『戦史』(岩波文庫(上中下)、1966-67年、新装復刊1997年・2017年ほか) 抜粋訳 『世界の名著5 ヘロドトス、トゥキュディデス』(中央公論社)、1970年、新版・中公バックス...
    11 KB (1,052 words) - 10:08, 16 July 2024
  • の大土地所有者ではないにせよ、手工業を営む裕福な名望家層であった。トゥキュディデスによれば、クレオンは「他の問題についても市民の中で最も乱暴で、その当時では最も説得力のある人物」であった。 クレオンは紀元前440年頃に名門の家柄のディカイオゲネスの娘と結婚し、政界進出の糸口を掴もうとしたようである。...
    12 KB (1,803 words) - 02:51, 5 December 2022
  • ^ ディオドロス, XII. 55 ^ トゥキュディデス, III. 2-3 ^ トゥキュディデス, III. 4 ^ トゥキュディデス, III. 5-6 ^ トゥキュディデス, III. 8-16 ^ トゥキュディデス, III. 18 ^ トゥキュディデス, III. 26-33...
    9 KB (1,282 words) - 00:55, 1 October 2024
  • コルネリウス・ネポス著、上村健二・山下太郎訳、『英雄伝』、国文社、1995年 トゥキュディデス著、久保正彰訳、『戦史』、岩波書店、1966年 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年(トゥキュディデスの『戦史』を収録) ヘロドトス著、松平千秋訳、『歴史 下』、岩波書店、1972年...
    4 KB (601 words) - 21:47, 17 November 2022
  • ^ トゥキュディデス, V. 46-47 ^ a b トゥキュディデス, V. 60 ^ トゥキュディデス, V. 57 ^ トゥキュディデス, V. 61 ^ トゥキュディデス, V. 62 ^ トゥキュディデス, V. 63 ^ トゥキュディデス, V. 64 ^ ディオドロス, XII...
    10 KB (1,532 words) - 00:51, 1 October 2024
  • ibid, 13 ^ ディオドロス, XI. 61 ^ トゥキュディデス, I. 100 ^ ディオドロス, XII. 6 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年 プルタルコス著、河野与一訳、『プルターク英雄伝』、岩波書店、1955年 Bill...
    7 KB (883 words) - 18:31, 7 September 2024
  • トゥキュディデスの批判するところとなった。 一方、ギリシャのポリス間同士でおこなわれたペロポネソス戦争を記述したトゥキュディデスは、ヘロドトスが伝承や伝説までも記述の対象としていたのを批判し、検証性を重視して歴史を記述した。一方で、トゥキュディデス...
    68 KB (10,527 words) - 10:56, 3 July 2024
  • メロス島からアテネの入植者を追放し、奴隷として生存していた子女らをメロス島へ戻すとともにスパルタへ併合した。 ^ トゥキュディデス, V. 84 ^ トゥキュディデス, V. 114 ^ トゥキュディデス, V. 116 トゥキュディデス著、城江良和訳、『歴史』(2)、京都大学学術出版会、2003年...
    3 KB (354 words) - 07:05, 27 June 2021
  • ^ トゥキュディデス, I. 94 ^ ibid, I. 128 ^ コルネリウス・ネポス, 『英雄伝』, 「パウサニアス」, 2 ^ トゥキュディデス, I. 95 コルネリウス・ネポス著、上村健二・山下太郎訳、『英雄伝』、国文社、1995年 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデ...
    3 KB (262 words) - 15:40, 17 August 2022
  • イはデルフォイに味方したスパルタと対立し、アテナイとスパルタとの戦いは再燃した。 ^ a b トゥキュディデス, I. 112 ^ ディオドロス, XII. 3-4 ディオドロスの『歴史叢書』の英訳 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年...
    3 KB (384 words) - 20:27, 9 September 2024
  • して成立したのは前4世紀半ばであり、それ以前に活躍した知識人は学者・詩人・政治家・歴史家・医師などに分類された。その結果、ソロン、ヘロドトス、トゥキュディデス、ヒポクラテス、アリストファネスらとその学派は倫理的言説が残されていても哲学者の範疇から外された。 「哲学(ギリシャ語:Φιλοσοφία, philosophía...
    21 KB (2,525 words) - 09:01, 4 May 2024
  • トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年 ヘロドトス著、松平千秋訳、『歴史』(中)、岩波書店、1972年 ^ ヘロドトス, VI, 71 ^ トゥキュディデス, I. 10-23 ^ トゥキュディデス, I. 47, 55;...
    4 KB (502 words) - 11:29, 21 November 2022
  • 『ヘロドトス』(魁星出版、2006年) 中務哲郎 『ヘロドトス『歴史』――世界の均衡を描く』(岩波書店〈書物誕生〉、2010年) 桜井万里子 『ヘロドトスとトゥキュディデス 歴史学の始まり』(山川出版社〈ヒストリア〉、2006年/講談社学術文庫、2023年) 前田耕作 『アジアの原像 歴史はヘロドトスとともに』(...
    16 KB (1,917 words) - 23:31, 14 May 2023
  • この名称については辞書学において多くの議論がなされているが、ストリモナス川が町の2方向を、「町の周り」を囲むようにして流れていることから生まれた、とトゥキュディデスは説明している。また、9世紀に編纂されたエティモロギクム・ゲヌイヌム(en:Etymologicum Genuinum)には、アンフィポリスに...
    18 KB (2,435 words) - 13:44, 2 March 2023
  • トゥキュディデスは、歴代の国王の誰よりもマケドニアの軍事インフラを強固にしたとアルケラオス1世を賞賛している。ギリシア南部のポリス文化を積極的に受容し、ディオンのオリンピア祭を創始したことでも有名である。 アルケラオスは、ペルディ...
    5 KB (516 words) - 22:09, 23 January 2022
  • 戦史(せんし) 戦争の歴史のこと。特に歴史上の個々の戦闘について指す場合が多い。戦記、軍事史を参照。 戦史 (トゥキュディデス) - 古代ギリシアのアテナイ出身の著述家トゥキディデスの著作。 戦史 (プロコピオス) - 6世紀の東ローマ帝国の著述家プロコピオスの著作。...
    466 bytes (124 words) - 05:20, 24 July 2023
  • of Sybota)は紀元前433年にケルキュラ・アテナイ連合艦隊とコリントスの間で戦われた海戦であり、ペロポネソス戦争のきっかけとなった。この海戦はトゥキュディデスによればこれまでのギリシア人同士の海戦の中では最大規模のものであった。 ケルキュラの殖民都市エピダムノスで内紛が起こり、エピダム...
    6 KB (910 words) - 10:23, 8 May 2022