• ヤチダモ(谷地梻、学名: Fraxinus mandshurica)は、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹。単にタモともいう。「梻」は木偏に「佛」。トネリコやアオダモの近縁種。 和名「ヤチダモ」の「ヤチ」は、谷地あるいは野地と書いて湿地を意味し、湿地に生じることに由来する。「タモ」の意味はよくわかって...
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  • 西ノ湖周辺のヤチダモ等からなる湖畔林は、栃木県の第1種特別地域として保護されている。また西ノ湖特有の自然環境は、森林文化協会が選定する「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれている。加えて、マツおよびヤチダモが関東森林管理局の林木遺伝資源保存林に指定される...
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  • のバットや建築資材などに使用される。1950年代半ばには野球用バットに適した良質なトネリコが入手困難となり、ヤチダモを加工した圧縮バットが開発された。2000年代初頭までは北海道産のアオダモなどを使っていたが、2010年代では中国産のカエデ属なども多いという。...
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  • 末から原則禁止となっている。一方、日本のプロ野球では「材質が柔らかく、振ったときにしなりが出る」としてヤチダモやアオダモといったタモ系の木材がよく使われ、特に良質なバット材として北海道産のアオダモが好まれていた。これは、寒冷地産であればあるほど反発力と弾力性、耐久性に優れるとされるためである。メジ...
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  • 生育箇所を奪うことになり、また魚つき林としての働きも失われる。 河畔林を構成する樹種としては地域によって異なる場合もあるが、ヤナギ類やハンノキ類、ヤチダモ、ハルニレ、オニグルミ、オヒョウ、カツラなどがある。 1990年代後半頃から河川環境を改善することを目的に遊水池、遊砂地との組み合わせや、河川敷で...
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  • 4種。アフリカ・インドの熱帯域。 Comoranthus - 3種。マダガスカル・コモロ。 Fraxininae トネリコ属 Fraxinus のみ。トネリコ・アオダモヤチダモ・シオジなど約50種が属する。果実は翼果。 Oleinae 果実は核果。 ヒトツバタゴ属 Chionanthus - ヒトツバタゴなど約100種。...
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  • の作物も育つ。黒龍江岸の村は漁業を行なっており、サケ、チョウザメ、コイ等が獲れる。混交林が広大な面積を占め、樹種は多く、クヌギ、カバノキ、クルミ、ヤチダモ等がある。山ではクロキクラゲ、ヤマブシタケ、ワラビ等が採れる。金鉱開採の歴史は古く、早くは清末の烏拉嘎金鉱が地元に限らず名高く、この他、硫鉄鉱、蛇...
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  • アッシュ)は、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹。 材木として利用され、通常の場合「アッシュ」とだけ表記している場合をこの木材を指す事が多い。日本のヤチダモ、トネリコやシオジなどと近縁種である。主な生育地域はアメリカ合衆国南部から中西部全域およびカナダの一部。 辺材は白色で心材は淡灰褐色。適度に硬く、...
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  • 近年、蓄積は著しく少なくなっている。シオジとヤチダモは非常に似ており、見分けは難しいが、シオジは葉柄の基が肥大し、茎を取り巻いているが、ヤチダモは茎の周りの1/4以上に達しないので区分ができる。またヤチダモは本州中部~北海道など寒冷地に多く分布するのも違いである。...
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  • 1条東10丁目に所在する公園。北辺には北海道道431号丘珠空港線が東西に走り、道路を挟んで反対側には札幌市立栄小学校と烈々布神社がある。 園内にはヤチダモ、ハルニレ、ミズナラなど、25種以上の樹木が約1400本保存されている。 ひのまる公園は、明治時代に札幌村3大農場のひとつに数えられた日の丸農場の...
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  • Fraxinus longicuspis ヤマトアオダモ Fraxinus malacophylla Fraxinus mandshurica ヤチダモ Manchurian Ash Fraxinus mariesii  Chinese Flowering Ash Fraxinus micrantha...
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  • 湖(五大連池湖(中国語版))を形成した。域内の生物相は豊富で、希少種としてマンシュウグルミ(英語版)(オニグルミ)、マンシュウトネリコ(英語版)(ヤチダモ)、ゲンカイイワレンゲ(アオノイワレンゲ)、キハダ、ツルマメなどの植物とノガン、アカハジロ、タンチョウなどの動物が見られる。2004年、五大連池は...
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  • 自生するエゾノリュウキンカ 園内案内板 ミズバショウ エゾノリュウキンカ コジマエンレイソウ キクザキイチゲ オオウバユリ タチギボウシ トドマツ ヤチダモ 星置緑地みどりのサポーター(平成18年~) ^ a b “札幌市公園緑地の統計 2-4.「都市公園一覧表 - 都市緑地」(平成28年3月31日現在)”...
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  • タモ モクセイ科トネリコ属のいくつかの種の別名。 トネリコ ヤチダモ タモ網(たもあみ) このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを...
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  • モクセイ科 Oleaceae レンギョウ属 Forsythia トネリコ属 Fraxinus アオダモ F. lanuginosa f. serrata マルバアオダモ F. sieboldiana ヤチダモ F. mandshurica var. japonica イボタノキ属 Ligustrum モクセイ属...
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  • 、土砂がよく移動する河川沿いの環境への適応と見られている。上高地における観察事例ではヤチダモ(Fraxinus mandshurica、モクセイ科)実生もほぼ似たような場所に発生するが、ハルニレ実生の方が乾燥するような場所にも生えているという。渓畔林を代表する樹種として上記ヤチダモの他、ハンノキ(Alnus...
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  • Hylastini マツノスジキクイムシ Hylurgops interstitialis (Chapuis, 1875) Hylesinini ヤチダモノクロキクイムシ Hylesinus tristis Blandford, 1894 ハルニレノキクイムシ Neopteleobius scutulatus...
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  • ば、十勝平野とか十勝川本流の方が「前」である。それでこう呼んだのであろうか」、と推測している。 カラマツ人工林、シナノキ、イタヤカエデ、ハルニレ、ヤチダモ、カツラ、ホオノキ、トドマツ、エゾマツがみられる。 以下の生物の生息が確認されている。 哺乳類 : エゾシカ、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾユキウサギ、エゾリス等...
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  • ヨウ)の郷と称されていた。森林総蓄積領は2.45億m2。 木の種類は主にチョウセンゴヨウ、カラマツ、トウヒ、ギンドロ、カバノキ、マンシュウグルミ、ヤチダモ。材木の年生産量は全国の1/10を占める。 金、銀、銅、鉄、錫、鉛、石炭などの鉱産資源がある。 漢方薬の材料と野生動物が豊富である。朝鮮人参、エゾ...
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  • 実際、他地域における類似の伝承(美幌の菊池クラの「丸木舟の争い」)においては、カツラの舟に、旭川地域などで材として多く用いられていたヤチダモの舟が嫉妬する内容であり、結末も、単に主人公がヤチダモの舟を焼き、二度とヤチダモで作ることはなかった、というものである。 ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Kalopanax...
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  • イヌガヤ、カツラ、ハルニレ、ハリギリなどが見られる。 エゾユズリハコース 大沢コース分岐 - 志文別線分岐 (1.2km)。カツラの大木をはじめ、ヤチダモやヤドリギのついた木が見られる。 四季美コース 志文別線分岐 - 大沢園地 (1.9km)。天然林と人工林が入り交じる平坦なコース。春にはミズバシ...
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  • マルバアオダモ(丸葉青梻、学名: Fraxinus sieboldiana)は、モクセイ科トネリコ属の落葉高木。雌雄異株。別名、ホソバアオダモ、トサトネリコ、コガネアオダモ、コガネヤチダモ。 和名のマルバは、葉の形や葉先が丸いことを表すわけではなく、葉縁に明瞭な鋸歯がなく滑らかであるためといわれて...
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  • るで雪が舞っている様に見えることから、雪虫(ゆきむし)の愛称で知られる。 北海道・本州、サハリン、朝鮮半島、シベリアに分布している。 春にヤチダモ、他にアオダモやハシドイなどの一次宿主の幹で越冬した卵から第一世代の雌の幼虫が孵化し、新芽の葉裏に寄生する。このとき虫の刺激により新芽の葉は縮れ、偽虫癭...
    5 KB (759 words) - 09:39, 11 November 2023
  • ほか、骨を再利用したり、油を採ったりされた。また、イルカは、この土地だけでなく他地域との交易に使われたと考えられる。船は出土しなかったが、船の櫂(ヤチダモ材)が出土している。さらに中部山岳地帯や東北地方からの土器や玉が出土していることからも分かる。 遺跡最晩期の土層からは円状に並べられたクリ材の半円...
    6 KB (906 words) - 20:13, 13 December 2024
  • 難くなっていたため、トネリコの保護の理由でヤチダモに着目した。ヤチダモはアオダモに比べ軽いが、ボールを数十球打つと表面にささくれが出来るなど耐久性が無かった。しかしアメリカの選手に比べ腕力で劣る日本の打者には「軽さ」と「しなり」が重要、と考え以後、ヤチダモを使ってのバット製作に試行錯誤を繰り返した...
    17 KB (2,612 words) - 02:48, 19 November 2024
  • て北海道や樺太、千島列島で独自の文化を築いていたオホーツク文化人やウィルタ、アイヌには、それぞれ独自のカヌーがあったと考えられている。アイヌは桂やヤチダモの大木を刳り抜いて作ったカヌー「チㇷ゚」を使用していた。チㇷ゚は基本的には湖沼や河川用の船であるが、過去にはチㇷ゚に舷側板を取り付けて大型化し、帆...
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  • が、区別が難しい場合、胴の部分がまだ長い場合は長胴太鼓と呼ぶ。 堅くて木目が明瞭で美しい欅が最高級品とされている。 欅のほかに、センノキ・楠・栃・ヤチダモ・楡・花梨・唐木なども使用される。 FRP(繊維強化プラスチック) 素材 - 1本の丸太木。 重量 - 大変重くて扱いにくい。 強度 - 重硬堅牢。...
    4 KB (636 words) - 03:23, 26 April 2023
  • なお、占冠村公式ホームページでは「とても静かで平和な上流の場所」を表す「シモカㇷ゚(shimokap)」を由来としており、「シュムカプ」(ヤチダモが多い川岸)としている説もあるが、山田は上記2説について「アイヌ語地名の形としてはどうも考えられない」としている。...
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  • パ北・中部や中央アジアに産するセイヨウトネリコ)あるいは後期にはアッシュより弾力のあるヒッコリーが使われるようになった。他にヤチダモあるいはアオダモとも呼ばれるもの(シラダモと呼ばれるものは床の間などに使われる高級建材)や合竹、あるいはグリベルが使用した樹脂含浸木材なども一部に使われていたが、耐久...
    16 KB (2,460 words) - 01:55, 1 August 2024
  • 4年間とされる。中には5年以上住むものもある。 構造材には周辺の山林から切り出された木が使われる。プンカウ(ハシドイ)、ヤムニ(クリ)、トゥンニ(カシワ)、ランコ(カツラ)、ピンニ(ヤチダモ)、ケネニ(ハンノキ)などの腐りにくく加工しやすい木が選ばれるが、腐りやすいタッニ(シラカバ)、ヤイニ(ドロノキ)は避けられる。これと別に結合材と...
    20 KB (3,069 words) - 11:01, 26 September 2024
  • 2011年(平成23年):第62回『北海道植樹祭』開催。 面積:25.8ヘクタール 整備目標:カシワ、ミズナラ、トドマツを主体に構成し、湿性土壌にはヤチダモ、ハンノキを植栽する。 隣接施設:帯広の森コミュニティセンター 面積:23.9ヘクタール 施設:帯広の森・はぐくーむ、吉村博像...
    18 KB (2,066 words) - 02:12, 21 November 2023