• ヨコバイ亜目ヨコバイあもく、Homoptera)、別名:同翅亜目(どうしあもく)は、かつてカメムシをカメムシ亜目と2分するとされた古典的な分類群名。しかし20世紀末には側系統群であることがほぼ明らかとなり、21世紀に入ってからは使用されなくなった。 頚吻群(セミ・ヨコバイ...
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  • ヨコバイ(横這)は、ヨコバイ科 Cicadellidae(カメムシ・頚吻亜目)に分類される昆虫の総称。セミ類に近い一群で、それを微小にしたような姿をしている。学名も Cicada(蝉)+ ella(縮小辞)で「小さいセミ」の意。日本語では、歩くときに横にずれながら移動するため「横這い」の名が付い...
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  • 咀顎目、アザミウマ目と近縁で、あわせて準新翅類 (Paraneoptera) をなす。 カメムシ目は従来、大きくヨコバイ亜目(同翅亜目)とカメムシ亜目(異翅亜目)に分類されてきた。 ヨコバイ亜目(同翅亜目) 翅が全体に膜状で、静止時には後翅の上に前翅を屋根形に重ねて収納する。上から見ると、体の左には左側の前...
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  • カメムシ亜目(カメムシあもく、Heteroptera)は、カメムシ(半翅)をヨコバイ亜目と二分する分類群である。カメムシと総称されるが、タガメ・アメンボ・グンバイムシなど「カメムシ」と名付けられていない種類もあり、なじみのある昆虫が多く含まれる。分子系統解析からは、ヨコバイ亜目の頸吻群から分化したと考えられている。...
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  • ウンカ (category カメムシ)
    ウンカ(浮塵子)は、イネの害虫となる体長5mmほどの昆虫を指す。 カメムシヨコバイ亜目の一部のグループで、アブラムシ、キジラミ、カイガラムシ、セミ以外の、成虫の体長が5mm程のものである。そのような範疇の昆虫のいわば典型の一つがウンカであるため、この仲間にはウンカの名を持つ分類群が非常に多い。な...
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  • アブラゼミ(油蟬、鳴蜩、学名 Graptopsaltria nigrofuscata)は、カメムシ(半翅ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科に分類されるセミの一種。褐色の不透明な翅をもつ大型のセミである。 「アブラゼミ」という名前の由来は、翅が油紙を連想させるため名付けられたという説や、鳴き声が油...
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  • 魚類 (section )
    イボダイ亜目 Stromateoidei - イボダイ、マナガツオ キノボリウオ亜目 Anabantoidei - ベタ、キノボリウオ タイワンドジョウ亜目 Channoidei - ライギョ ヒシダイ亜目 Caproidei - ヒシダイ カレイ Pleuronectiformes ボウズガレイ亜目...
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  • バッタの産卵管は、第8腹節および第9腹節に付属する突起で、大きなものを観察できる事が多い。 キリギリス亜目には体長と比較して大きな産卵管を持つ種が多い。特にキリギリスなどの産卵管は形態の大きな特徴のひとつである。 ヨコバイ亜目やカ亜目などの昆虫においても特徴的な産卵管を観察することができ、ハチ...
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  • カイガラムシ (category カメムシ)
    カイガラムシ(介殻虫、学名:Coccoidea)は、カメムシヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。果樹や鑑賞樹木の重要な害虫となるものが多く含まれるとともに、いくつかの種で分泌する体被覆物質や体内に蓄積される色素が重要な経済資源ともなっている分類群である。...
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  • ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蝉、寒蟬、Meimuna opalifera)はカメムシ(半翅ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科に分類されるセミの一種。晩夏から初秋に発生するセミで、特徴的な鳴き声を発する。ツクツクホーシ、オーシンツクと呼ばれることもある。...
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  • ギョリュウの樹液を固めたものという説。ギョリュウはシナイ半島にも多く生息する。 カイガラムシなどのカメムシヨコバイ亜目の排泄物である甘露が乾燥したものという説。 ヨコバイ亜目の昆虫は植物から吸汁して生活するが、中でも篩管液を専門に摂取するものが多い。植物の篩管の中の液には糖分は多量に溶け...
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  • ツマグロオオヨコバイ(学名 Bothrogonia ferruginea)は、 カメムシ(半翅)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・オオヨコバイ科に分類される昆虫の一種。 鮮やかな黄緑色が特徴的で、バナナムシとしても知られる。都市部を含め日本各地で普通に見られ、また作物の汁を吸う農業害虫でもある。...
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  • アブラムシ (category カメムシ)
    単為生殖によっても増え真社会性を持つことなどから、生態や進化の研究のモデル昆虫ともなっている。 植物の師管液を吸う。体は太く短くて軟らかく、他のヨコバイ亜目の昆虫のように飛んだり跳躍したりすることはない。膜状の小さな翅を持つ個体はふわりふわりと飛ぶ事ができるが、ごく限られた時期に出現するだけで、それ...
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  • カメムシヨコバイ亜目に属する昆虫の上科。日本ではアオバハゴロモなどが属する。 ハゴロモ科(英語版) - 上記の一科。日本ではベッコウハゴロモなどが属する。 fr:Udotea orientalis - ハネモサボテングサ科ハゴロモ連Udotea属に属する緑藻の1種。 ハゴロモモ - スイレン...
    1 KB (231 words) - 03:33, 24 June 2024
  • 雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。 この虫の呼び名としては、他に綿虫(わたむし)、雪蛍、東京地域のオオワタやシーラッコ、シロコバ...
    4 KB (496 words) - 12:26, 15 December 2024
  • アオバハゴロモ (category カメムシ)
    アオバハゴロモ(青翅羽衣、学名:Geisha distinctissima)は、カメムシヨコバイ亜目アオバハゴロモ科(Flatidae)に属する昆虫である。薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。 野外や森林などに生息し、ウンカやヨコバイなどよりも、はるかに大きくて幅の広い三角形の翅を持つ。同じく羽衣の...
    6 KB (827 words) - 13:02, 10 July 2023
  • トビムシ - 全て チャタテムシ - 全て シラミ - 全て ハジラミ - 全て アザミウマ - 全て カメムシ カメムシ亜目 - ヒラタカメムシ、ミズムシ ヨコバイ亜目 - ツノゼミ、ヨコバイ、ウンカ、カイガラムシ、アブラムシ チョウ - トリバガ ハエ 糸角亜目 - カ 短角亜目 -...
    2 KB (290 words) - 07:57, 13 August 2021
  • イボタロウムシ (category カメムシ)
    イボタロウムシ(学名:Ericerus pela)は、カメムシヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科カタカイガラムシ科(英語版)に分類される昆虫。北海道から沖縄県まで日本に広く分布するほか、朝鮮半島やヨーロッパにも生息する。冬眠中の雌成虫は体長5ミリメートルほどの楕円形で、成熟個体は直径1センチメートル程度の球形になる。...
    3 KB (304 words) - 05:02, 8 October 2023
  • ツマグロヨコバイ(端黒横這、学名:Nephotettix cincticeps)は、カメムシ(半翅ヨコバイ科に分類される昆虫の1種。黄緑色の小さな昆虫で、イネの害虫として知られている。 成虫の体長は4 - 6mmほどで、体は上下に平たい紡錘形をしている。胸部が一番幅広く、それ以降は長い羽に沿っ...
    4 KB (490 words) - 11:29, 30 December 2024
  • アオバハゴロモ属 (category カメムシ)
    アオバハゴロモ属(学名:Geisha)は、カメムシヨコバイ亜目アオバハゴロモ科(Flatidae)に分類される属の一つ。 属する種は以下のとおり。 Geisha bifurcata Geisha distinctissima アオバハゴロモ Geisha qinlingeinsis [脚注の使い方]...
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  • ルビーロウカイガラムシ (category カメムシ)
    ルビーロウカイガラムシ(学名:Ceroplastes rubens 、別名:ルビーロウムシ)は、カメムシヨコバイ亜目カタカイガラムシ科に属するカイガラムシの1種。和名は成虫の背面を包むロウ状物質が赤いことから、宝石のルビーにたとえたものである。 雌成虫は頭も脚もほとんど退化し、一つの塊になって、...
    9 KB (1,482 words) - 00:25, 7 June 2023
  • いう逸話がある。ミモシンはアレロパシー物質として、さらには本種を食害する昆虫に対する忌避成分としても作用するが、ギンネムキジラミ(英語版)というヨコバイ亜目キジラミ科(英語版)の昆虫はミモシンを分解する酵素を有しているので、積極的に本種を食害する強力な天敵となっている。ギンネムキジラミの食害により、...
    8 KB (1,233 words) - 22:34, 23 April 2022
  • クロヒラタヨコバイ Penthimia nitida Lethierry はカメムシの昆虫。卵形でやや平らな体形の黒い虫で、よく飛び跳ねる。 体長5-6mmの昆虫。全体的に黒くて背面は光沢が強い。全体の形としては中央よりやや後方が幅広い卵形をなし、また背面は隆起している。頭部は幅が広く、前の縁は丸...
    3 KB (438 words) - 16:13, 7 June 2022
  • ガラガラヘビ属 (category マムシ科)
    ガラガラヘビ属(ガラガラヘビぞく、Crotalus)は、有鱗クサリヘビ科に属する属。有毒である。マムシ科の模式属。日本における特定動物。 北アメリカ大陸、南アメリカ大陸 最大種はヒガシダイヤガラガラヘビで最大全長2.4m。尾の先端に脱皮殻が積み重なり、古くなると抜け落ちる。...
    8 KB (704 words) - 15:47, 7 December 2024
  • ハエ (category ハエ)
    ハエ(蠅・蝿)は、ハエ(双翅)に属する昆虫のうち、ハエ亜目(短角亜目)環縫短角群(かんぽうたんかくぐん)ハエ下(Muscomorpha)に属する種の総称である。日本だけで、60ほどの科と、そこに属する3,000種近い種が存在する。 成虫は一般に小さな胴体、よく発達した前翅、後翅が変化した平均...
    49 KB (5,701 words) - 09:49, 29 January 2024
  • ネジレバネ (redirect from 撚翅)
    ネジレバネ(撚翅)は、ネジレバネ(撚翅、学名: Strepsiptera、英語発音: [strɛpˈsɪptərə])に属する昆虫の総称。ネジレバネは11科600種を内包する。ハチ類、ヨコバイ、シミ、ゴキブリなどの仲間に寄生して生活し、特に同のほとんどの種のメスは一度宿主の体内に寄生したら...
    31 KB (3,891 words) - 15:12, 26 September 2024
  • アワフキムシ (category カメムシ)
    余剰の糖分は排泄されず、アブラムシやカイガラムシのような甘露とはならない。この道管液を餌とし、多量の水分を排泄する性質は、セミの幼虫やオオヨコバイ亜科のヨコバイ(成虫・幼虫)と共通する。 このほとんど水だけのような排泄物の中には、虫の代謝で生じた窒素排泄物がマルピーギ管から排泄されてわずかに溶け込...
    7 KB (1,086 words) - 12:13, 1 October 2024
  • タクア・スペキオサ(学名 Tacua speciosa)は、カメムシ(半翅)・ヨコバイ亜目(同翅亜目)・セミ科に分類されるセミの一種。非常に大きく、東南アジアに生息し、タクア属唯一の種である。 中国では青襟油蝉と呼ばれている。タクア属にはキエリアブラゼミとアオエリアブラゼミが存在する。 翼幅は15〜18cmで、胴体の長さは4...
    2 KB (117 words) - 14:36, 7 January 2024
  • アタマアブ (category ハエ)
    アタマアブの成虫は草地や樹木の周辺などで見られるが、ふつう単独行動をしており、一つの生息地に定住はしない。アタマアブの中には、イネの重要な農業害虫であるツマグロヨコバイなどのヨコバイ、ウンカ類に寄生する種が知られており、日本では主に農業利用の観点から研究がすすめられていた。 アタマアブ科はハナアブ科と近縁であり、アタマ...
    3 KB (390 words) - 09:17, 26 February 2023
  • ヨコバイガラガラヘビ(学名:Crotalus cerastes)は、クサリヘビ科ガラガラヘビ属に分類されるヘビ。特定動物。別名サイドワインダー。 アメリカ合衆国西部 全長50-80cm。体色は青みがかった灰色や黄褐色等の変異がある。眼上部は尖り角状になる。 大人が噛まれても通常致命的ではないが、場合...
    4 KB (406 words) - 14:18, 27 November 2024
  • 口吻が硬化しており、ブドウやナシなどの果実にこれを突き刺して果汁を吸う、重大な果樹園害虫とされる。 他にアケビにつく昆虫で目立つのは、カメムシヨコバイ亜目キジラミ科の小型昆虫であるベニキジラミである。幼虫がアケビの展開前の若い葉に寄生すると、小葉が二つ折りのまま展開できずに肥厚して虫癭となる。幼...
    28 KB (3,827 words) - 04:19, 30 November 2024