リクガメ科(リクガメか、Testudinidae)は、爬虫綱カメ目に分類される科。 オーストラリア大陸と南極大陸を除く世界各地 現生の最大種はアルダブラゾウガメ(A. g. hololissaを亜種とした場合)で最大甲長138センチメートル。化石種も含めた最大種はColossochelys...
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現生する最大種はセーシェルセマルゾウガメで最大甲長138cm。最小種はシモフリヒラセリクガメで最大甲長9.8cmとカメ目でも最小種。絶滅種を含めた場合、メイオラニアが最大とされ、全長は2メートル以上。 潜頸亜目内の上科では最大の構成種を含む。 イシガメ科はヌマガメ科に含まれていたが、ヌマガメ科よりもリクガメ科に近縁として独立科...
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スッポン上科 スッポン科 :スッポン(= シナスッポン・ニホンスッポン)。 リクガメ上科 ヌマガメ科 :アカミミガメ(亜種ミシシッピアカミミガメ)。 イシガメ科 :クサガメ、セマルハコガメ(亜種ヤエヤマセマルハコガメ)、リュウキュウヤマガメ、ニホンイシガメ、ミナミイシガメ。...
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ドロガメ上科 Kinosternoidea(スッポン上科に含める説もある) メキシコカワガメ科 Dermatemydidae ドロガメ科 Kinosternidae リクガメ上科 Testudinoidea ヌマガメ科 Emydidae イシガメ科 Geoemydidae(ヌマガメ科に含める説もある) オオアタマガメ科 Platysternidae...
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ヨツユビリクガメ(四指陸亀、Agrionemys horsfieldii)は、爬虫綱カメ目リクガメ科ヨツユビリクガメ属に分類されるカメ。本種のみでヨツユビリクガメ属を構成する。ホルスフィールドリクガメ。 アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン南部、カザフスタン、タジキスタン、中華人民共和国(新疆ウイ...
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以前はヌマガメ科に含まれていた。形態から1960年代になりバタグールガメ亜科して分割され、1980年代後半にはリクガメ上科内ではリクガメ科と単系統群を形成すると推定され独立した科とする説があげられた。核DNAやミトコンドリアDNAの全塩基配列を基にした分子系統学的解析でも、本科はリクガメ科と単系統群を形成すると推定されている。...
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ウィキメディア・コモンズには、ケヅメリクガメに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにケヅメリクガメに関する情報があります。 リクガメ科 リクガメ属 小さき勇者たち〜ガメラ〜 - 本種を撮影に使用しており、 ワシントン州立大学 (プルマン)が治療したケヅメリクガメの個体を本作に因んで「Gamera」と名付けている。...
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ガラパゴスゾウガメは、爬虫綱リクガメ科ナンベイリクガメ属に分類されるカメのうちガラパゴス諸島産の複数種ガラパゴスゾウガメ種群(Chelonoides niger species complex)を指す総称。 エクアドル(ガラパゴス諸島) ガラパゴス諸島はスペイン語で「カメ」を指すgalapagoに由来する。...
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ヌマガメ科(ヌマガメか、Emydidae)は、爬虫綱カメ目に属する科。模式属はヨーロッパヌマガメ属。 アフリカ大陸北部、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸西部、アメリカ合衆国(プエルトリコ)、イギリス(ケイマン諸島)、キューバ、ジャマイカ、ドミニカ共和国、ハイチ、バハマ(グレートイナグア島)...
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アカアシガメ(Chelonoidis carbonarius)は、爬虫綱カメ目リクガメ科ナンベイリクガメ属に分類されるカメ。ナンベイリクガメ属の模式種。 アルゼンチン北部、ガイアナ、コロンビア、スリナム、トリニダード・トバゴ(移入?)、パナマ南東部、パラグアイ、ブラジル、仏領ギアナ、ベネズエラ、ボリ...
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ヘルマンリクガメ(Testudo hermanni)は、爬虫綱カメ目リクガメ科チチュウカイリクガメ属に分類されるカメ。 アルバニア、イタリア(サルデーニャ島、シチリア島を含む)、ギリシャ、クロアチア、スペイン北東部、セルビア中部および南部、トルコ(ヨーロッパトルコ)、フランス南東部(コルシカ島を含...
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インドホシガメ (印度星亀、Geochelone elegans) は、爬虫綱カメ目リクガメ科リクガメ属に分類されるカメ。リクガメ属の模式種。単にホシガメとも呼ばれる。 インド南東部および西部(アーンドラ・プラデーシュ州東部、カルナータカ州南部、グジャラート州、ケーララ州北東部、タミル・ナードゥ州、...
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爬虫類は、300種を超えるものが確認されている。 カメ目 - リクガメ科(現生種では人為移入されたと考えられているベルセオレガメを除いてヒラオリクガメ属、ホウシャガメ属、ヘサキリクガメ属が固有属<固有種>)とヨコクビガメ科(マダガスカルヨコクビガメが固有種)が分布。 有鱗目 - カメレオン科...
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パンケーキガメ(Malacochersus tornieri)は、爬虫綱カメ目リクガメ科パンケーキガメ属に分類されるカメ。本種のみでパンケーキガメ属を構成する。 ケニア南部、ザンビア北東部、タンザニア北部 最大甲長17.8センチメートル。雌雄で甲長はあまり変わらない。背甲は極めて扁平。成体でも背甲の...
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アルダブラゾウガメ (Aldabrachelys gigantea) は、爬虫綱カメ目リクガメ科アルダブラゾウガメ属に分類されるカメ。アルダブラゾウガメ属の模式種。 セーシェル(アルダブラ環礁)固有種。セーシェル国内ではCuriuese島・Fregate島などのセーシェル諸島、国外ではタンザニア(...
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ホウシャガメ (放射亀、Astrochelys radiata) は、爬虫綱カメ目リクガメ科マダガスカルリクガメ属に分類されるカメ。別名マダガスカルホシガメ。 マダガスカル南部および南西部。フランス領レユニオン、モーリシャスに移入。 最大甲長40センチメートル。メスよりもオスの方がやや大型になり、野生個体ではオス28...
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ギリシャリクガメ(希臘陸亀、Testudo graeca)は、爬虫綱カメ目リクガメ科チチュウカイリクガメ属に分類されるカメ。チチュウカイリクガメ属の模式種。 イタリア(サルデーニャ島、シチリア島など)、フランス南東部に移入 種小名graecaは「ギリシャ」の意だが、ギリシャの固有種ではない。 T. g...
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フチゾリリクガメ(Testudo marginata)は、爬虫綱カメ目リクガメ科チチュウカイリクガメ属に分類されるカメ。別名マルギナータリクガメ。 アルバニア南部、ギリシャに自然分布。イタリア(サルデーニャ島、トスカーナ州)に移入。 最大甲長39センチメートルとチチュウカイリクガメ...
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ヒョウモンガメ(Stigmochelys pardalis)は、爬虫綱カメ目リクガメ科ヒョウモンガメ属(ヤブガメ属とする説もあり)に分類されるカメ。本種のみでヒョウモンガメ属を構成する。 アンゴラ南西部、ウガンダ、エチオピア南部、ケニア、ザンビア東部、ジブチ、ジンバブエ、スーダン南部、エスワティニ...
10 KB (1,446 words) - 19:35, 22 April 2024
「ペットとしてのリクガメの飼育と分類」『エクストラ・クリーパー』No.3、誠文堂新光社、2008年、36-37、63-64頁。 ウィキメディア・コモンズには、エロンガータリクガメに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにエロンガータリクガメに関する情報があります。 リクガメ科 インドリクガメ属 ^...
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ピンタゾウガメ(英: Pinta Island tortoise、学名:Chelonoidis abingdonii)は、爬虫綱カメ目リクガメ科ナンベイリクガメ属に分類されるカメの一種。 2007年のTTWG(英語版)や過去のレッドリストではナンベイリクガメ属のガラパゴスゾウガメの亜種 Chelonoidis...
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チチュウカイリクガメ属(チチュウカイリクガメぞく、Testudo)は、爬虫綱カメ目リクガメ科に属する属。模式種はギリシャリクガメ。 最大種はフチゾリリクガメで、最大甲長39センチメートル。最小種はエジプトリクガメで、最大甲長13.1センチメートル。 2006年に発表されたミトコンドリアの全塩基配列を...
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ガラパゴスゾウガメを除いた種はペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。主に飼育下繁殖個体が流通する。 キアシガメ C. denticulata ガラパゴスゾウガメ C. nigra ウィキスピーシーズにナンベイリクガメ属に関する情報があります。 リクガメ科 リクガメ亜科 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著...
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インドリクガメ属(インドリクガメぞく、Indotestudo)は、動物界脊索動物界爬虫綱カメ目リクガメ科に含まれる属。 インド北東部および南西部、インドネシア(スラウェシ島北部、ハルマヘラ島<絶滅?>)、カンボジア、タイ、中華人民共和国(広西チワン族自治区南部)、ベトナム、マレーシア(マレー半島北部)、ミャンマー、ラオス...
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エジプトリクガメ (Testudo kleinmanni) は、爬虫綱カメ目リクガメ科チチュウカイリクガメ属に分類されるカメ。 イスラエル南部、エジプト北部、リビア北西部 最大甲長13.1センチメートルと、チチュウカイリクガメ属最小種。背甲は盛り上がり、幅広い。背甲の色彩は明色で、甲板の継ぎ目(シ...
6 KB (667 words) - 17:32, 11 January 2023
アカミミガメ (Trachemys scripta) は、爬虫綱カメ目ヌマガメ科アカミミガメ属に分類されるカメ。アカミミガメ属の模式種。別名ミドリガメ(幼体)。 T. s. scripta キバラガメ(英語版) アメリカ合衆国(サウスカロライナ州、ジョージア州、ノースカロライナ州、バージニア州南東部、フロリダ州北部)。...
20 KB (2,552 words) - 05:00, 3 September 2024
ペットとして流通することもあり、日本にも輸入されている。主に野生個体が流通する。 ベルセオレガメ K. belliana ウィキメディア・コモンズには、セオレガメ属に関連するカテゴリがあります。 ウィキスピーシーズにセオレガメ属に関する情報があります。 リクガメ科 リクガメ亜科 千石正一監修 長坂拓也編著 『爬虫類・両生類800種図鑑...
5 KB (636 words) - 23:43, 10 February 2018
アナホリゴファーガメ(Gopherus polyphemus)は、リクガメ科ゴファーガメ属に分類されるカメ。ゴファーガメ属の模式種。 アメリカ合衆国(アラバマ州、サウスカロライナ州南部、ジョージア州、フロリダ州、ミシシッピ州、ルイジアナ州)固有種 最大甲長38...
4 KB (478 words) - 10:54, 14 January 2024
3、誠文堂新光社、2008年、16-17、55頁。 ウィキメディア・コモンズには、キアシガメに関連するメディアがあります。 ウィキスピーシーズにキアシガメに関する情報があります。 リクガメ科 リクガメ亜科 ナンベイリクガメ属 ^ CITES homepage Appendices I, II and III...
8 KB (937 words) - 05:13, 17 March 2024
第3版』、ピーシーズ、2002年、194頁。 ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac 安川雄一郎 「旧リクガメ属の分類と自然史3」『クリーパー』第61号、クリーパー社、2012年、44-46頁。 リクガメ科 ナンベイリクガメ属...
6 KB (626 words) - 12:46, 9 February 2024
rRNAの分子系統解析などから、オオアタマガメ科を本科と単系統群を形成するとしてカミツキガメ上科に含む説が提唱された。脊椎骨の形態や核形の比較からオオアタマガメ科はイシガメ科やリクガメ科に近縁とする説もあり、2000年代後半に行われた核DNAやミトコンドリアDNAの全塩基配列の分子系統推定ではオオアタマガメ科はリクガメ上科に含まれるとする解析結果が得られた。...
10 KB (1,330 words) - 05:43, 13 March 2024