• ワラジムシ目ワラジムシもく)および等脚(とうきゃくもく、学名: Isopoda)は、軟甲綱真軟甲亜綱フクロエビ上に属する甲殻類の分類群である。等脚類(とうきゃくるい、英: isopod)と総称され、ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシなどを含む。陸上、海水、淡水に住み、体長は0.5 - 1.5...
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  • ワラジムシに属するダンゴムシなどの名前はこのような能力に由来する。オカダンゴムシの学名 Armadillidium vulgare も硬い外皮を外側にして体を丸める1哺乳類のアルマジロに由来する。 ワラジムシワラジムシ目の下に分類されており、3,000種以上が知られている。ダンゴムシとワラジムシの体長は10...
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  • ワラジムシ(草鞋虫、鼠姑、蟠、Porcellio scaber)は、等脚ワラジムシワラジムシ科に属する甲殻類の一種のこと、あるいはワラジムシのかなりの種を総称する呼び名である。 種としてのワラジムシ (Porcellio scaber) は、体長12mm程度の動物で、人家周辺の石の下や草の...
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  • ダンゴムシ(団子虫、英: woodlouse, pl. woodlice)とは、ワラジムシ目(等脚)の動物のうち、陸生で刺激を受けると体を丸める(団子のような体勢になる)習性を持つものを指す。一般に「ダンゴムシ」と呼ばれるものはオカダンゴムシである。 広範囲の土壌に生息して分解者の役割を担い、土...
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  • Valvifera : ヘラムシなど ヤドリムシ Epicaridea ワラジムシ Oniscidea : ワラジムシ、ダンゴムシ、フナムシなど ハマダンゴムシ Tyloidea : ワラジムシに内包されることもある。 端脚 Amphipoda ヨコエビ亜 Gammaridea :...
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  • 1925) [脚注の使い方] ^ 甲殻類のワラジムシ目にも同名のキクイムシ科 Limnoriidae があり、キクイムシ Limnoria tripunctata などが属するが、これは海に棲む動物で、水中に没した木材などに穿孔する。[1] ウィキスピーシーズにキクイムシ亜科に関する情報があります。...
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  • ヤゴ(水蠆)とはトンボ(蜻蛉)、特にトンボ亜(不均翅亜)のものの幼虫を指す通称(俗称)。肉食性の水生昆虫として有名である。語源は成虫であるトンボを表す「ヤンマの子」を略して「ヤゴ」と称された。別名タイコムシ(タイコウチとは別)、あるいはワラジムシともいう(甲殻綱ワラジムシ目とは無関係)。...
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  • 8節の胸部と6節以上の腹部を基本とし、様々な形態に多様化している。カニやエビなどの十脚類から、ダンゴムシワラジムシなどの等脚類・ヨコエビやワレカラなどの端脚類・シャコ類・オキアミ類などまで十数のが含まれる。甲殻類全体の大半を占めるほど最大の綱で、28,000以上の種が知られている。最古の化石記...
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  • であったが、21世紀初頭現在では満潮時に岩が顔をのぞかせるのみである。 この急速な景観の変化の原因が、島を構成する凝灰岩がワラジムシ目コツブムシ科(英語版)のナナツバコツブムシによって生物侵食(英語版)されているためであることが、広島大学名誉教授沖村雄二の調査により明らかになった。島は、2007年...
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  • (Amphipoda) Latreille, 1816 クーマ (Cumacea) Kroyer, 1846 ワラジムシ目 (Isopoda) Latreille, 1817 ロフォガスター (Lophogastrida) G. O. Sars, 1870 ミクトカリス (Mictacea) Bowman, Garner...
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  • ウミクワガタ(海鍬形)は、等脚ウミクワガタ科(Gnathiidae)に属する海産甲殻類の総称である。タイプ属の属名からグナチアとも呼ばれる。クワガタという名がついているが昆虫ではなく、ダンゴムシワラジムシ・ダイオウグソクムシなどに近縁である。 雄成体はクワガタムシ...
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  • “世界遺産・小笠原の土壌動物壊滅-意外な生物が原因だったことを解明- 小笠原 外来ヒモムシ、土壌に痛手 ワラジムシなどを捕食”. 東北大学 プレスリリース (2017年10月2日). 2017年10月2日閲覧。 ^ 下位分類は岩波生物学辞典第4版に基づく ^ 岩田文男「紐形動物・原紐の分類学上の標徴としての口位置の重要性について」『動物学雑誌』第92巻...
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  • 単細胞生物の運動性のあるもの、つまり原生動物でもゾウリムシ・ラッパムシなどがある。 いずれにしても、節足動物の陸生を主体とする分類群(多足亜門、六脚亜門、鋏角亜門の蛛形綱、甲殻類のワラジムシ)が中心となる。 カマキリやコオロギなど、和名で「ムシ」と付かないものも存在する。 貝の種類を表す漢字には虫偏のものが多い(「蛤」など)。...
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  • カイガラムシ(介殻虫、学名:Coccoidea)は、カメムシ目ヨコバイ亜腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫の総称。果樹や鑑賞樹木の重要な害虫となるものが多く含まれるとともに、いくつかの種で分泌する体被覆物質や体内に蓄積される色素が重要な経済資源ともなっている分類群である。...
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  • アミ (甲殻類) (redirect from アミ)
    に属するヨコエビ類やクーマワラジムシ目などが近縁となる。 アミは現在までに全世界でおよそ1,000種が知られ、そのうち200種ほどが日本周辺に生息すると言われる。ただし、今後さらに新種が発見されることにより、種数が大きく増える可能性が高い。アミの亜科までの分類は以下の通り。...
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  • 湿った砂や土を球体に仕上げたもの。作り方によっては光沢のあるものもできる。 お団子ヘア - 髪を束ねて丸くまとめる髪型、一般名称はシニヨン(フランス語) ダンゴムシ - 体を丸める習性があるワラジムシ目の生物、英語ではwood louse [脚注の使い方] ^ 前者の例として新潟県の「あんぶ」は団子・焼餅両方を指す。後者の例とし...
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  • 節足動物の昆虫には大変多くの土壌動物があるが、 トビムシ目 カマアシムシ目 膜翅のアリ類 ハエ(幼虫) などはどこでも多数見つかる。 クモ綱 クモ ダニのササラダニ・ヤドリダニ・イトダニなど 多足類 ムカデ・ヤスデ・コムカデ・エダヒゲムシ 甲殻綱 ワラジムシ・ダンゴムシ 節足動物の中では、トビムシ類とササラダニ類が特に個体数が多い。...
    5 KB (779 words) - 05:47, 31 January 2023
  • ダオウイテリウム(ゾウ) ダエオドン(ディノヒウス。ウシ目イノシシ亜) タエニオラビス(ウサギ) ダラニステス(クジラ、原クジラ類) ツダンスキーゾウ(ゾウ) ディアコデキシス(ウシ目。肉食性偶蹄類) ディアディアフォルス(Diadiaphorus 滑距) ディコブネ(ウシ目。始原的偶蹄類)...
    186 KB (17,659 words) - 09:15, 19 October 2024
  • 小笠原諸島には陸棲のフナムシなど、ワラジムシ目の土壌生物にも貴重な種が見られる。フナムシではオガサワラフナムシ、アシナガフナムシの二種の固有種があり、特に母島の乳房山周辺のみに生息するオガサワラフナムシは、ヒキガエルに捕食されている可能性が指摘されており、生息が危ぶまれている。また父島、兄島には未記載種のフナムシが生息している可能性が高い。...
    92 KB (15,602 words) - 16:45, 20 September 2024
  • ハエ (category ハエ)
    Mystacinobiinae ともされる。 ヒツジバエ科 Oestridae の幼虫は哺乳類に寄生する。 ワラジムシヤドリバエ科 Rhinophoridae の幼虫はワラジムシやカタツムリなど、陸生の節足動物や軟体動物に寄生するとされる。 ニクバエ科 Sarcophagidae の幼虫は肉で増えるが、寄生性のものも多い。...
    49 KB (5,701 words) - 09:49, 29 January 2024
  • ウィキスピーシーズにフナムシ科に関する情報があります。 フナムシ科 (船虫科、Ligiidae) は、ワラジムシに属する1科。 8属が属する。フナムシ属 Ligiaとヒメフナムシ属 Ligidiumにそれぞれ数十種が属し、他の属は1-2種である。 代表種はフナムシ...
    4 KB (368 words) - 04:23, 31 May 2021
  • ウス幼生をとばして、より発達した段階で孵化するものもある。孵化時にすでに成体と同じ姿となる、直接発生を行うものもある。特に、ザリガニやサワガニ、ワラジムシなど、淡水や陸生のものに直接発生を行うものが多い。 棘皮動物は、五放射相称の体制を持つが、孵化後しばらく間の幼生は左右相称の体制である。ウニの場...
    16 KB (2,473 words) - 20:21, 14 February 2024
  • 1989年、北海道大学より獣医学博士の学位を取得。 2010年、富山県魚津市三ヶのミラージュランドにおいてアズマモグラの巣材からワラジムシを採取、布村昇により新種Lucasioides yokohatai(和名:ヨコハタモグラワラジムシ)として記載された。 横畑泰志 (1998), “モグラ科動物の生態”, in 阿部永; 横畑泰志...
    13 KB (1,516 words) - 02:08, 3 November 2024
  • アケントロゴンでは、ケントロゴン幼生とトリコゴン幼生の段階を省略し、雌の宿主への侵入と雄の雌への侵入を、キプリス幼生が直接行っている。 フクロムシ類の宿主はすべて同じ甲殻類で、十脚(エビやカニ、ヤドカリ、シャコなど)のほか、ワラジムシ目やクーマ、同じ蔓脚類であるフジツボ類に寄生するものもいる。 フクロムシ...
    11 KB (1,496 words) - 18:57, 16 August 2024
  • であるということが提案されている。どちらの傾向も温度低下とともにサイズが大きくなることが含まれている。深さに伴うこの傾向はアミ、オキアミ、十脚ワラジムシ目、端脚類で観察される。いくつかの同じ群において、緯度の傾向は広く分布している種同様関連種の比較においても観察されている。温度が下がった結果、細...
    8 KB (718 words) - 14:53, 15 September 2022
  • ヒツジバエ上科 (category ハエ)
    の一分類である。クロバエ科、ヒツジバエ科などの衛生害虫を含む。 ウィキスピーシーズにヒツジバエ上科に関する情報があります。 クロバエ科 Calliphoridae Mystacinobiidae Mystacinobiidae ヒツジバエ科 Oestridae ワラジムシヤドリバエ科...
    1 KB (68 words) - 13:31, 18 January 2023
  • フナムシ(船虫、海蛆、学名:Ligia exotica)は等脚フナムシ科に属する甲殻綱の一種。同科の代表種として知られ、日本を含む熱帯から温帯の海岸に広く分布する代表的な海岸動物である。 2024年、「フナムシ」が異なる3種に分けられることがわかった。すなわちトライフナムシ、アオホシフナムシ、およびフタマタフナムシである。...
    6 KB (735 words) - 15:28, 3 November 2024
  • ワラジムシ類やカタツムリなどの一部の動物は自力で完全にセルロースを分解する能力を持つが、多くの草食性の多細胞生物はそのような能力を持たない。そのため、セルロースを消化するために消化管の中にセルロースを分解できる微生物を共生させて化学的分解を行わせる必要がある。また、ウシ目...
    20 KB (3,194 words) - 15:23, 13 January 2024
  • 多くは湿ったところを好み、石の下などにワラジムシやミミズなどとともに見かけることが多い。小型で、地上を歩き回って昆虫やカタツムリなどの小動物を捕食するが、新鮮な死肉も摂食する。チビゴミムシ亜科のメクラチビゴミムシ類(ツヤメクラチビゴミムシ属・チョウセンメクラチビゴミムシ属など)や、ジャアナヒラタゴミムシ(ナガゴミムシ...
    15 KB (2,157 words) - 12:31, 17 March 2023
  • ミズムシ、水虫 ミズムシ (昆虫) - カメムシ目に属する水生昆虫の一つ ミズムシ (甲殻類) - ワラジムシ目(等脚)に属する甲殻類の一つ 水虫 → 足白癬 - 足に感染する皮膚疾患のひとつ このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異...
    353 bytes (109 words) - 03:22, 31 August 2016
  • エビヤドリムシ科(学名:Bopyridae)は、ワラジムシ目に属する科である 。 エビヤドリムシ科の生物は、カニとエビの外部寄生生物である。エラの腔または甲皮の下を住処とし、寄生した箇所は顕著な腫れを引き起こす。化石化した甲殻類にも時々、同じような特徴の膨らみを持つものが観察されることがある。 Acrobelione...
    11 KB (758 words) - 11:02, 26 February 2023