別名で、シイ、シイノキ、イタジイ、ナガジイ、ホソバスダジイとよばれる。 常緑広葉樹の高木で、樹高20 - 30メートル (m) 、直径1 - 1.5 mに達する。成長すると樹冠がドーム状に丸くなり、スダジイ林を上からみると、まるでブロッコリーが集まっているように見え...
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ややはっきりしない。殻を割ると中の種子は白く、生で食べるとやや甘みがある。 ツブラジイ(コジイ、C. cuspidata)- 関東以西に分布する。果実は球形に近く、スダジイに比べ小さい。 スダジイ(ナガジイ、イタジイ、C. sieboldii)- シイ属の中では最も北に進出してきた種であり、大きな...
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ツブラジイ(学名: Castanopsis cuspidata)は、ブナ科シイ属に属する常緑高木。 標準和名は「ツブラジイ」とされるが、「コジイ」という名前も相当普及しており、文献等を調査する場合にはどちらでも調べる必要がある。標準和名「ツブラジイ」は「円らなシイ」ということで、スダジイ...
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Castanea crenata シイ属(クリガシ属、常緑樹) - 果実は稜がなく、球状ー円柱状で、殻斗が全体を覆う。 スダジイ Castanopsis sieboldii ツブラジイ Castanopsis cuspidata ブナ属(落葉樹) - 果実は稜が3つあり、三角錐状、殻斗が全体を覆う。普通はドングリとは呼ばれない。...
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能登島大橋が屏風瀬戸に、中能登農道橋が三ヶ口瀬戸に架かる。また、小口瀬戸の対岸には観音崎がある。 島内の社叢林や気候から原植生はタブノキ、スダジイ、ウラジロガシの照葉樹林と考えられるが、大半は里山として利用されスギの植林地や、アカマツとコナラが混交した二次林となっている。アカマツ林はかつてよ...
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東京工科大学 東京家政学院大学 法政大学 山野美容芸術短期大学 栃谷戸公園 菖蒲谷戸公園 君田の尾緑地 毘沙門の丘緑地 宇津貫毘沙門天 生い茂るスダジイの巨木は推定樹齢300年(八王子市指定天然記念物)。。 [脚注の使い方] ^ a b “八王子市の町名と面積一覧(住居表示実施状況)”. 八王子市...
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下柚木1号緑地 下柚木2号緑地 下柚木3号緑地 下柚木大町公園 下柚木郷戸緑地 大片瀬公園 由木めぐみ野公園 永林寺 御嶽神社 下柚木御嶽神社のスダジイ 八王子市指定天然記念物。推定樹齢不明。。 [脚注の使い方] ^ a b “八王子市の町名と面積一覧(住居表示実施状況)”. 八王子市 (2016年6月29日)...
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カシとまとめられることが多い。なお、カシ類は同じブナ科に属すもののコナラ属に入り、分類学的には比較的縁遠いグループである。また、シイ類のうちスダジイとツブラジイはシイ属に入り本種とは別属である。 他のブナ科樹木と同じく、菌類と樹木の根が共生して菌根を形成している。樹木にとっては菌根を形成することによ...
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通常時は一般国民は立ち入りできないが、平成19年(2007年)からは、春と秋に一般も参加できる自然観察会が開かれるようになった。 スダジイ、アカガシなど常緑樹とイチョウ、ケヤキなどの巨木が茂り、林床には広葉樹の下にはアズマシライトソウ、カモメギクなど稀少な植物が見られる。これら植物は...
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山頂付近であってもブナなどの落葉広葉樹林ではなく、全体としてシイ・カシ類の常緑広葉樹林である。山中には竹などの侵入が一部見られ竹害も危ぶまれるが、基本的にスダジイ、ナラ、クヌギ、コナラ、カエデ、アカマツ、ヒノキ、などが見られる。金剛山などと比べ植林が少ない。 ナラ枯れが所々見られ調査が行われている。...
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れた樹齢1000年を超える立山杉が数多く点在し、樹齢200〜300年のブナの木々が生い茂る原生林。 金作原原生林-鹿児島県奄美大島の奄美市にあり、スダジイなどの亜熱帯照葉樹やヒカゲヘゴなど木生シダが生えており奄美群島国立公園に指定されている。 住用マングローブ原生林 -...
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鳶色はタブノキの樹皮が原料で、何度も染液に漬けては乾燥させて赤みがかった濃い茶色を染める。 黒色はいわゆる「泥染め」(鉄媒染)で得る。スダジイの樹皮で染めた糸を自然の沼で「泥付け」して泥の中の鉄分とスダジイのタンニンを結合させることで黒が得られる。ちなみに泥染めで黒を染めると糸が脆くなり易いため黒染めの古布は現代に伝わりにくい。...
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明治公園のスダジイ(めいじこうえんのスダジイ)は、東京都新宿区霞ヶ丘町の東京都立明治公園に生育するスダジイの巨木である。推定の樹齢は約350年から400年といわれ、江戸時代には同区本塩町の柳沢安忠(柳沢吉保の父)が住んでいた屋敷内にあったという。1964年(昭和39年)にすぐ近くに移植されたのを最初...
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玉泉寺:真言宗。1383年(永徳3年)、法印賢海が創建したといわれる。 日枝神社:かつての越野村の鎮守。以前は山王社と称した。境内には幹回り388cmというスダジイの巨木がそびえる。 他にかつては普願寺、導儀寺という寺があったものの明治初年廃寺となった。 大竹橋:大栗川に架かる。 [脚注の使い方] ^ a b...
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カンムリウミスズメ(枇榔島) イルカ(おそらくミナミハンドウイルカ・ハンドウイルカ・ハセイルカが多い) ビロウ アコウ ハマオモト等亜熱帯性植物 スダジイ コジイ タブノキ等自然林 大分県:大分市・臼杵市・津久見市・佐伯市 宮崎県:延岡市・門川町・日向市 佐賀関半島 (公園北端) 関崎 黒ヶ浜 黒島 (大分県臼杵市)...
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2023年12月16日閲覧。 明治神宮外苑 全国青年大会(毎年11月に開催、大会に合わせフリーマーケットを開催) 明治公園爆弾事件 明治公園のスダジイ 都立明治公園 公式ウェブサイト 表示 編集 座標: 北緯35度40分33.9秒 東経139度42分48.5秒 / 北緯35.676083度 東経139...
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拝殿正面上部のリスとブドウの彫刻は、左甚五郎の作とされる。また、二の鳥居左右の狛犬は、昭和の石工・飯塚兵吉の作である。参道の樹叢は椿・タブノキ・スダジイなどからなる広葉樹林で、茨城県の天然記念物に指定されている。 なお現在の一の鳥居近く、比観亭跡周辺が元の社地とされている(現在は小祠が鎮座)。 本殿...
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かくらん)が大きいため、判断が難しくなっている。しかし、原植生がクロマツ林でない場所が多かった可能性がある。 暖帯域における海岸の原植生はタブ林・スダジイ林であると考えられ、大抵の場所は遷移が進むとこの型になると考えられている。 1987年には、社団法人日本の松の緑を守る会が、日本の白砂青松100選を選定し啓蒙に努めている。...
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ム炭酸水素塩泉(美人の湯)で肌に優しい泉質。 九十九島 長串山公園 長崎鹿町ウィンドファーム(風力発電所15基) ジャンボフィッシング村 船の村のスダジイ(外部リンク参照) 大野台支石墓群(国の史跡) 船ノ村の鎌倉神社社叢(外部リンク参照) 神社 加勢・鎌倉神社(例祭:毎年10月26日)...
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打吹山の山体は、おもに流紋岩から成っている。この流紋岩は中生代白亜紀の火山活動によって形成されたと考えられている。 全山がスダジイやタブノキを中心とした常緑広葉樹に覆われている。中には樹齢500年を越え、幹径3〜4mという巨木もある。このほか220種あまりの豊富な樹種に覆われている。...
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相殿 - 素盞嗚尊、大年神 本殿 廻廊 拝所 飛梅天満宮 - 祭神:菅原道真、飛梅之霊。永暦元年(1160年)、後白河上皇により創建。 御神木のスダジイ - 京都市指定保存樹。樹齢は500年から800年。 豊国神社(樹下社) - 祭神:豊臣秀吉。天明5年(1785年)に創建。 秋葉神社・愛宕神社 -...
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堂形のシイノキ (category 著名なスダジイ)
関前に左右1対で生育する、国の天然記念物に指定された2本のスダジイの老樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、同属の中では最も高緯度(北)まで分布する種であり、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。北陸地方におけるシイノキの代表的な老樹として、19...
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氷ノ山後山那岐山国定公園 柤大池公園あけぼのの森(香美町)〔旧・村岡町〕 小城のブナ原生林(香美町)〔旧・村岡町〕 - 国の天然記念物 正法庵の大スダジイ(新温泉町)〔旧・浜坂町〕 居組不動山の暖地性植物群落(新温泉町)〔旧・浜坂町〕 - 山陰海岸国立公園 宇都野神社社叢の暖帯性植物原生林(新温泉町)〔旧・浜坂町〕...
11 KB (1,521 words) - 11:31, 29 September 2024
また、笠森寺周辺の森林は、延暦年間の笠森寺草創当時より禁伐林として保護されてきたと伝えられる暖帯林の残存林であり「笠森寺自然林」として国の天然記念物に指定されている。高木層はスダジイを主体とし、多くのシダ類なども見られ、自然が保たれていることからニホンイタチ・ニホンアナグマ・ニホンリスなどの獣類、フクロウ・コノハズク・アカゲラ...
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「南総の自然(南房総)」と「北総の自然(北総台地)」という2つの部分からなる。 南総の自然 海岸植生(海浜植物) 岩石観察地 照葉樹林(タブノキ林、スダジイ林、アカガシ林) 山地性(モミ・ツガ林) 北総の自然 アカマツ林 ススキ草地 シラカシ林 イヌシデ・コナラ林 マダケ林 湿原(ヤナギ類、ヒメガマの穂)...
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原名亜種 A. y. yamamai - 本州から九州、屋久島まで分布。 奄美亜種 A. y. yoshimotoi - 奄美大島に分布。食樹はスダジイ。成虫は7月から現れる。 沖縄亜種 A. y. yambaru - 沖縄島。従来、奄美大島産とともに奄美・沖縄亜種とされていたが、2020年に別亜種とされた。...
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繁茂し、水生植物の宝庫である。潮来はアヤメなど湿地植物の繁茂が見られ、古くから人々の目を楽しませてきた。聖域として保護されてきた鹿島神宮の社叢にはスダジイ、タブノキの巨木も見られる。筑波山麓は植生の垂直分布が見られ、山麓には暖地性のアカマツなど、標高500m以高は落葉広葉樹、そして山頂にはブナ林が確認。...
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諸戸山林のスギ・ヒノキ林(秦野市) 龍口入の自然観察の森とスギ林(秦野市) 大山のモミ林(伊勢原市) 七沢森林公園の森(厚木市) 飯山白山森林公園の森(厚木市) 八菅山のスダジイ林(愛川町) 大野台・大沼のクヌギ・コナラ林(相模原市) 谷戸山の森(座間市) 大和のシラカシ林(大和市) 生田緑地の森(川崎市多摩区) 東高根のシラカシ林(川崎市宮前区)...
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神明社の大シイ (category 著名なスダジイ)
上永良神明社(かみながらしんめいしゃ)境内に生育する、国の天然記念物に指定されたスダジイ(椎)の巨樹である。スダジイはブナ科シイ属の常緑広葉樹のひとつで、日本でシイ、シイノキ(椎、椎の木)という場合、通常はこのスダジイを指す。東海地方におけるシイノキの代表的な巨樹として、1932年(昭和7年)4月19日に国の天然記念物に指定された。...
11 KB (1,494 words) - 09:14, 12 April 2024
、アカゲラ属に近縁と推定されている。現在では、アカゲラ属に分類されている。 山地にあるスダジイ、タブノキからなる照葉樹林に生息する。 食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫、クモ、多足類、果実(アカメガシワ、スダジイ、ヒメイタビ、マテバシイ、ヤマモモ)などを食べる。周年で無脊椎動物を食べるが、夏季から...
11 KB (1,363 words) - 06:19, 27 December 2024
角礫岩からなる古い火山の跡である。海岸付近にはサツマノギク、ホソバワダンなど、山腹には亜熱帯森林に相当するアコウやタブノキなど、中腹にはタブノキやスダジイなど、山頂付近にはイスノキやウラジロガシなどが見られる。また、ヤマモモ、シャリンバイ、クチナシ、アラゲサクラツツジ(ノマツツジ)などの花々を見ることもできる。...
5 KB (756 words) - 11:29, 23 November 2022