による福音書』、『ルカによる福音書』と共に「共観福音書」とよばれ、四つの福音書の中でもっとも短い。呼び方としては『マルコの福音書』、『マルコ福音』、『マルコ伝』などがあり、ただ単に『マルコ』といわれることもある。 『マルコによる福音書...
23 KB (3,892 words) - 07:21, 16 July 2024
伝統的に『マタイによる福音書』が新約聖書の巻頭に収められ、以下『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』、『ヨハネによる福音書』の順になっている。呼び方としては『マタイの福音書』、『マタイ福音』、『マタイ伝』などがあり、ただ単に『マタイ』といわれることもある。日本ハリストス正教会では『マトフェイに因る聖福音...
11 KB (1,709 words) - 07:11, 31 October 2024
『マタイによる福音書』、『マルコによる福音書』、『ルカによる福音書』に次ぐ4つの福音書(イエス・キリストの言行録)の一つである。ルターは本福音書とパウロ書簡を極めて高く評価しており、その影響は現在のプロテスタント各派に及んでいる。 「第四福音書」に位置づけられる『ヨハネによる福音書』は「共観福音書...
16 KB (2,561 words) - 07:19, 16 July 2024
聖書 > 新約聖書 > 福音書 > 共観福音書 > ルカによる福音書 啓典 > 福音書 > 共観福音書 > ルカによる福音書 『ルカによる福音書』(ルカによるふくいんしょ、ギリシア語: Κατά Λουκάν Ευαγγέλιον Kata Loukan Euangelion、ラテン語: Evangelium...
11 KB (1,866 words) - 07:23, 16 July 2024
マルコによる福音書、ルカによる福音書、ヨハネによる福音書)を意味する。その他にトマスによる福音書などがあるが、それらは正典として認められなかった外典文書である。 日本正教会では福音経(ふくいんけい)とも呼ばれる。これは福音書...
10 KB (1,262 words) - 07:17, 16 July 2024
聖マルコ福音記者(イタリア語: San Marco Evangelista、英: Saint Mark the Evangelist)は、新約聖書の『マルコによる福音書』の著者とされる人物。ギリシア語ではマルコス。マルク。イタリア語ではサン・マルコ。英語ではセント・マルコ、スペイン語とポルトガル語ではサンタ・マルコとも表記する。...
8 KB (969 words) - 09:57, 11 October 2024
70年ころ無名の著者はマルコによる福音書を記し、ナザレのイエスの死後女性信徒たちに何らかの事象が起きたことを表明する。空になった墓を見たという記述以降は、後代の加筆であるとされている。南シリアの信徒はこれより、イエスの生涯を福音的視座をもって眺めることとなる。 80年代、無名の著者はマタイによる福音書...
44 KB (5,383 words) - 07:23, 27 December 2024
福音書に拠れば、処女懐胎により、イエスを身ごもったとされている。 『マタイによる福音書』(1:18-25)では、マリアは聖霊による受胎をすでに知っていたが、ヨセフはナザレではない地で(2:22-23、恐らくベツレヘムで)夢にあらわれた天使のお告げによってマリアと結婚した。『ルカによる福音書...
5 KB (623 words) - 01:27, 19 March 2024
税吏出身の使徒マタイ マルコによる福音書 (マルコの福音書、マルコ書、マルコ伝) ペトロとパウロの弟子であったマルコ ルカによる福音書 (ルカの福音書、ルカ書、ルカ伝) おそらくパウロの弟子であったルカ ヨハネによる福音書 (ヨハネの福音書、ヨハネ伝) 使徒ヨハネ 聖書自身の自己証言と教会の伝承では『マタイ福音書...
42 KB (6,550 words) - 00:38, 12 October 2024
福音宣教、特に世界宣教と呼ばれる。 福音伝道者の語はコイネーギリシャ語のεὐαγγέλιον (euangelion)、ラテン語のEvangeliumを経由した語から来る。四福音書の記者、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネは福音書...
6 KB (776 words) - 22:33, 21 September 2023
新約聖書 > 福音書 > 共観福音書 啓典 > 福音書 > 共観福音書 共観福音書(きょうかんふくいんしょ、英: Synoptic Gospels)は、キリスト教の『新約聖書』の四つの福音書のうち、「ヨハネによる福音書」を除く「マタイによる福音書」、「マルコによる福音書」、「ルカによる福音書...
4 KB (519 words) - 13:46, 30 December 2024
福音書において、イエス・キリストを「神の子」と呼んでいる個所として以下が挙げられる。 マタイによる福音書 - 4:3, 4:16, 8:29, 14:33, 16:16, 26:63, 27:40, 27:43, 27:54 マルコによる福音書 - 1:1, 3:11, 5:7...
21 KB (1,968 words) - 04:58, 15 March 2023
キリスト教 (section 福音書等の成立年代と著者)
(マルコ福音書の解説、佐藤) ^ マルコによる福音書 16:5 ^ 新約聖書翻訳委員会 2004.P.71.(マルコ16:8における注3、佐藤) ^ 新約聖書翻訳委員会 2004.P.915.(マルコ福音書の解説、佐藤) ^ a b c 新約聖書翻訳委員会 2004, p. 916.(マタイ福音書の解説、佐藤)...
134 KB (15,888 words) - 05:09, 2 December 2024
また、新約聖書学では、「共観福音書」において、マタイによる福音書とルカによる福音書は、マルコによる福音書を参照した以外に、もう一つ別のイエスの語録(または言葉伝承)を元資料としたことが、ほぼ定説になっている。この元資料を「Q資料」と言うが、Qにおいて想定される文学様式(イエス語録からなる福音書...
31 KB (4,596 words) - 10:24, 14 September 2024
ナザレのイエス (section 福音書の記述と高等批評)
福音書である『マルコによる福音書』では、イエスの伝道から記述を始めており、生誕については触れられていない。イエスは処女から生まれたことになっているが、母マリアの処女懐胎は、『マタイによる福音書』と『ルカによる福音書』に記されており、『マルコ』や『ヨハネによる福音書...
106 KB (14,539 words) - 02:24, 26 December 2024
マリアによる福音書(まりあによるふくいんしょ)は、グノーシス主義の福音書文書の1つである。 初期キリスト教の『新約聖書』の外典としてこの名の書籍の存在が伝わっていたとされるが、不明点が多く、全容は知られていなかった。しかし19世紀に偶然に発見され、内容から外典とされていた『マリアによる福音書...
17 KB (2,926 words) - 01:47, 10 November 2024
イエスの受難においてペトロは剣を抜き、大祭司の僕マルコスの右耳を切り落とすが、その後イエスを3度否認したことが福音書に書かれている。そうなることをイエスが事前に予告していたことを思い出した時「激しく泣いた」とされている。また『ヨハネによる福音書』によれば、イエスの復活時にはヨハネと共にイエスの墓にかけつけている。...
21 KB (2,688 words) - 02:02, 30 July 2024
マルコ福音書」に記されており、「マタイ」、「ルカ」、「使徒言行録」は、これを写したものである。「ヨハネによる福音書」には、「十二人」の存在は語られるが、内数人のみの名が挙げられている。他に、「第1コリント書」、「ヨハネの黙示録」など。使徒言行録によれば、イスカリオテのユダによる欠員をマティアで埋めたという。...
14 KB (1,662 words) - 01:32, 13 November 2023
神の王国 (section 『マタイによる福音書』)
『福音書』に頻出する用語「神の王国」は『ヘブライ語聖書』すなわちキリスト教で言うところの『旧約聖書』を淵源としている。 『マルコによる福音書』を初めとする『新約聖書』所収の各書に現れる用語「神の王国」と『マタイによる福音書』に現れる用語「天の王国」は同義である。『マタイによる福音書...
33 KB (4,223 words) - 06:59, 17 March 2023
『マルコによる福音書』によると、兄弟ペトロと共にガリラヤ湖で漁をしていたときに初めにイエスに声をかけられ、弟子となった。弟子のリストの中でもペトロ、ヤコブ、ヨハネについで4番目にあげられている。 『ヨハネによる福音書』では、シモン・ペトロとアンデレの兄弟はも...
7 KB (720 words) - 07:11, 29 January 2024
マルコによる福音書』16章14節~19節) マルコによる福音書では、16章7節で天使と思われる若者が「ガリラヤでお会いできる」と明言しているので、イエスと11人の使徒が再会した場所=イエスが昇天した場所は、イスラエル近郊の家屋(そもそも、マルコ福音書...
25 KB (4,243 words) - 23:51, 4 November 2024
福音書の書き方に倣っている。 ベトナム語では第6を意味する「thứ sáu」が金曜日の意味にも使われるが、中国語では「星期五」もしくは「礼拝五」という。 ユダヤ教では安息日(土曜日)には仕事、旅行、料理を休む都合から、その前日、金曜日を「準備の日」とする。 キリスト教の『福音書』によ...
17 KB (1,989 words) - 00:45, 27 December 2024
マタイ (category 福音書)
。聖書によればイエスの弟子となる以前は徴税人(en)であった。キリスト教会では伝統的に新約聖書所収の『マタイによる福音書』の著者・記者とみなして来たが、近代以降の聖書学では使徒マタイと福音書記者マタイは別人であるとする説が有力である。 マタイは後に東方諸教会・正教会・カトリック教会・聖公会・ルーテル教会で聖人とされた。...
11 KB (1,176 words) - 05:43, 10 June 2024
によって使われた手法で、聖書を対象とする。上層批判または高等批判ともいう。 西洋古典学において新興の高等批評は、聖書、古典、ビザンティン、中世の時代の、誰によって、いつ、どこで書かれたか決定しようとした。高等批評は、共観福音書の問題、すなわち「マタイによる福音書」「マルコによる福音書...
11 KB (330 words) - 02:43, 3 December 2023
『ペトロによる福音書』 (─ふくいんしょ) 、または『ペテロ福音書』は、キリスト教の正典に取り入れられなかった外典福音書の一つ。3世紀の教父文書に言及されているが、その全容は知られていない。19世紀末に、そのうちのイエスの受難劇の部分が発見された。 『ペトロによる福音書...
8 KB (1,237 words) - 14:37, 27 August 2024
復活 (キリスト教) (section 福音派)
会堂司の娘の復活(マタイによる福音書9: 18 - 26)、ラザロの復活(ヨハネによる福音書11章)といった奇蹟や、イエス自身による度重なる言葉により、死と復活はイエスによって事前に繰り返し予告された旨が福音書の各所に記述されている。 イエス・キリストの降誕について記していない福音書はあるが(マルコによる福音書...
34 KB (4,710 words) - 23:43, 4 November 2024
^ マルコ12-29においては、神は唯一の神ではなく、(唯一の神と表記すべき個所を)一なる神と表記しているとされている(『新約聖書』岩波書店P52(マルコ福音書12:29における注11 佐藤)。また、マルコによる福音書9:38~40には、唯一神教に見られがちな...
43 KB (6,725 words) - 06:14, 4 November 2024
キリストの降誕 (category マタイによる福音書)
適合させるために作られた伝説、神話であると考えられている。こうした立場からは、『ヨハネによる福音書』においては、イエスはガリラヤのナザレの出身であると記されており、『マルコによる福音書』『マタイ福音書』『ルカ福音書』のいずれにおいても、イエスがダビデ王の子孫であることは否定されているとされる。この立...
11 KB (1,387 words) - 23:42, 4 November 2024
福音書記者(ふくいんしょきしゃ、ドイツ語:Evangelist)とは、キリスト教の『新約聖書』に収められている四つの正典『福音書』の記者である。従って、伝統的な見地からは4名の福音書記者がいる。『マルコ福音書』のマルコ、『マタイ福音書』のマタイ、『ルカ福音書』のルカ、そして『ヨハネ福音書...
13 KB (1,906 words) - 16:11, 26 September 2024
にある。ヨシュア時代には住居があったと言われている。 ギリシア語のゲネサレはキネレテの変化形と考えられており、新約聖書のマタイによる福音書とマルコによる福音書では「ゲネサレの地」として登場する。 ^ マタイの福音書14章34節 ^ マルコの福音書6章53節 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年...
1,014 bytes (122 words) - 04:43, 20 March 2021
荒野の誘惑 (category マタイによる福音書)
洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、イエスは霊によって荒れ野に送り出され、そこに40日間留まり、悪魔(サタン)の試みを受けた。マルコによる福音書(1:12,13)、マタイによる福音書(4:1-11)、ルカによる福音書(4:1-13)の福音書に記述がある。以下は、口語訳聖書のルカ伝によるもの。...
15 KB (2,235 words) - 23:42, 4 November 2024