ハナヤスリ科(ハナヤスリか、Ophioglossaceae)は、ハナヤスリ亜綱に属する大葉シダ植物の一群で、本科のみを含む単型目、ハナヤスリ目 Ophioglossales に分類される。11属115種を含む。 栄養葉(担栄養体)と胞子葉(担胞子体)が立体的に、1本の共通柄(担葉体)につく独特のボディプランを持っている。...
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シダ植物 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
Botryopteridaceae、†アナコロプテリス科 Anachoropteridaceae ハナヤスリ目 Ophioglossales - ハナヤスリ科 Ophioglossaceae リュウビンタイ目 Marattiales - †プサロニウス科 Psaroniaceae、リュウビンタイ科 Marattiaceae シダ目...
59 KB (4,829 words) - 09:12, 10 May 2024
Filicinae ハナヤスリ目 Ophioglossales ハナヤスリ科 Ophioglossaceae リュウビンタイ目 Marattiales リュウビンタイ科 Marattiaceae シダ目 Filicales ゼンマイ科 Osmundaceae フサシダ科 Schizaeaceae ウラジロ科 Gleicheniaceae...
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ハナヤスリ亜綱 Ophioglossidae(ハナヤスリあこう)は、現生の大葉シダ植物(大葉シダ綱)を構成する4亜綱のうちの1つである。マツバラン目とハナヤスリ目の2目からなる。スミスら (2016) の分類体系では本群はマツバラン綱 Psilotopsida として扱われていた。...
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大葉シダ植物 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
マツバラン目 order Psilotales Prantl マツバラン科 family Psilotaceae J.W.Griff. & Henfr. ハナヤスリ目 order Ophioglossales Link ハナヤスリ科 family Ophioglossaceae Martinov subfamily...
58 KB (6,028 words) - 13:29, 25 July 2024
イネ科:テンキグサ・オニシバ・ツキイゲ・クロイワザサ・ケカモノハシ・ハマエノコロ ユリ科:エゾノスカシユリ クサスギカズラ科:クサスギカズラ ヒガンバナ科:ハマユウ ハナヤスリ科:ハマハナヤスリ ベンケイソウ科:タイトゴメ ムラサキ科:ハマベンケイソウ・スナビキソウ トベラ科:トベラ トウダイグサ科:イワタイゲキ...
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ハナワラビ属は、ハナヤスリ科に属するシダ植物の群である。ハナヤスリ類のうち、栄養葉が羽状複葉のものを含む。 ハナワラビ属(Botrychium)は、担葉体の上に栄養葉と胞子葉を持つというハナヤスリ類の典型的な形を持ちながら、栄養葉と胞子葉が共に羽状複葉のものが含まれる。担葉体は多肉質で、肥大成長をす...
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ミヤコジマハナワラビ(宮古島花蕨、Helminthostachys zeylanica)は、ハナヤスリ科に属する真嚢シダ類の一種で、それ一種でミヤコジマハナワラビ属 Helminthostachys を構成する。 立ち上がった茎の先端に水平に広げた葉の間から、胞子葉が立ち上がる姿をしている。...
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リュウビンタイ科(Marattiaceae)はシダ植物門の分類群。大型の常緑性シダで、熱帯・亜熱帯の森林に自生する。日本では本州南岸以南に2属5種自生する。塊状の地下茎から複葉を出す。 リュウビンタイ科はハナヤスリ類とともに、「真嚢シダ類」とも呼ばれる。これは胞子嚢が複数の細胞に由来し、複数の細胞層...
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らは大胞子のうと小胞子のうを作る。ただしそれらには外見上の差はなく、また、それが作られる葉にも形態的な差はない。 もう一つ、ハナヤスリ、ハナワラビ、コブランなどのハナヤスリ科は、それぞれに形態は異なるが、胞子葉と栄養葉の関係については一致しており、いずれも地下茎から伸びた葉が栄養葉となり、その上に...
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ガンコウラン(ガンコウラン科) マツバラン・イヌナンカクラン・ナンカクラン・スギラン(ヒカゲノカズラ植物門) コブラン(ハナヤスリ科) シシラン(シシラン科) クリハラン・サジラン(ウラボシ科) スイラン(キク科) ラン科の種のうち、下記の種はワシントン条約の附属書I類に、その他の全種は附属書II類に指定されている。 Grammangis...
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マツバラン科:マツバラン ヒカゲノカズラ科:スギラン・ヨウラクヒバ・ナンカクラン イワヒバ科:イワヒバ・カタヒバ ハナヤスリ科:コブラン コケシノブ科:コケシノブ・ツルホラゴケ・ゼニゴケシダ シノブ科:シノブ・キクシノブ ツルシダ科:タマシダ・ホウビカンジュ・ワラビツナギ ホウライシダ科:ホウライシダ・ハコネシダ・アジアンタム...
16 KB (2,556 words) - 15:36, 14 May 2024
:約15種 ハナヤスリ目 Ophioglossales Link:1科10属、推定112種 ハナヤスリ科 Ophioglossaceae Martinov:10属、推定112種 subfamily Helminthostachyoideae C.Presl:単型(1属1種) ミヤコジマハナワラビ属 Helminthostachys...
157 KB (15,742 words) - 12:29, 31 July 2024
オオハナワラビ(大花蕨、学名:Botrychium japonicum)はハナヤスリ科に属するシダ植物。 冬緑性のシダ。短く直立した根茎の上に担葉体(共通柄)があり、その上に担栄養体と担胞子体をつける。担葉体の長さは5.4-7.4cmで白色の毛が多く生える。担栄養体は長さ12-18cm、幅18-2...
7 KB (860 words) - 11:49, 18 December 2022
ナツノハナワラビ Botrypus virginianus は、ハナヤスリ科に属する大葉シダ植物の1つ。長い共通柄(担葉体)の先に羽状複葉の栄養葉(担栄養体)と同じく羽状に枝を出す胞子葉(担胞子体)をセットにつける。胞子葉を初夏に出す、夏緑性の真嚢シダ類である。 1種でナツノハナワラビ属 Botrypus...
14 KB (1,479 words) - 14:11, 29 July 2024
なシダ類はすべてこの型である。多細胞から発達し、複数層の壁を持つ真嚢性は種子植物では普通だが、シダ植物ではヒカゲノカズラ植物門やリュウビンタイ科、ハナヤスリ科など特殊なものにしか見られない。つまりゼンマイは普通のシダ類の型に含まれるのだが、ただし胞子嚢の柄の部分の形成には周囲の細胞が関与する点で、一...
6 KB (964 words) - 20:48, 7 June 2022
シチトウハナワラビ(七島花蕨、学名:Sceptridium atrovirens)はハナヤスリ科に属するシダ植物。 常緑性のシダ。他のハナワラビと同様、直立した根茎の上に担葉体(共通柄)があり、その上に担栄養体と担胞子体をつける。担葉体は6.7-11 cmで白色の毛が多く生える。担栄養体は長さ9-14...
10 KB (1,266 words) - 13:42, 8 November 2022
usta)、ラン科(オニノヤガラ、ツチアケビなど)、ヒナノシャクジョウ科、ホンゴウソウ科、ツツジ科シャクジョウソウ亜科などに見られる。また、ヒカゲノカズラ目の一部やハナヤスリ亜綱の配偶体も光合成を行わない菌従属栄養であることが知られている。さらにサクラジマハナヤスリ(ハナヤスリ科)やキンラン(ラン科...
73 KB (8,877 words) - 08:51, 20 May 2024
科によっても概ね決まっており、アラム型はクスノキ科、アケビ科、マメ科、カタバミ科、トウダイグサ科、ミカン科、ブドウ科、キツネノマゴ科、シソ科、クマツヅラ科、オオバコ科、キク科に、パリス型はユリ科、サルトリイバラ科、アヤメ科、マンサク科、スミレ科、クワ科、ニレ科、ムクロジ科、フウロソウ科、アジサイ科...
37 KB (4,447 words) - 11:35, 7 October 2023
- ハナガメ、ハナガメとニホンイシガメの交雑により生じた生物、ハナガメとミナミイシガメの交雑により生じた生物、ハナガメとクサガメの交雑により生じた生物、スウィンホーキノボリトカゲ 両生類(4種) - ジョンストンコヤスガエル、オンシツガエル、アジアジムグリガエル、ヘリグロヒキガエル 魚類(1科、10種、1交雑種)...
25 KB (3,605 words) - 13:05, 30 July 2024
防御する機能を持つ場合もあると推測されている。一方、菌類の側は植物から同化産物を供給されている。種子植物ではラン科やイチヤクソウ科、シダ植物ではマツバラン科やハナヤスリ科、ヒカゲノカズラ科の植物は発芽の初期に特定の菌類との共生が成立しないと生育できない。植物の葉などの組織内に共生している菌類は内生菌...
42 KB (5,846 words) - 22:11, 13 September 2024
Coscinaraeidae ヤスリサンゴ科 Deltocyathidae 科 Diploastraeidae ダイオウサンゴ科 Faviidae 科(旧キクメイシ科) Fungiidae クサビライシ科 Leptastreidae ルリサンゴ科 Lobophylliidae オオトゲサンゴ科 - ハナガタサンゴ属...
9 KB (1,102 words) - 14:40, 13 February 2024
葉層がその役割を果たすが、琉球列島ではその代役をヤエヤマオオタニワタリの根塊が努め、小笠原ではマルハチの茎を包む細根の層が努めている、ということだと思われる[独自研究?]。 本種は普通はハナヤスリ属に含める。ただし一般的なハナヤスリは地上性の植物で、地下に根を伸ばし、地上に茎を出し、その先端は一枚の...
12 KB (1,984 words) - 16:53, 7 June 2022
チョウチョウウオ科 ハタンポ ハチェットフィッシュ ハッカク → トクビレ ハナオコゼ ハナグロチョウチョウウオ ハナザメ ハナヒゲウツボ ハナミノカサゴ パピリオクロミス・アルティスピノーサ ハビレ ハマクマノミ ハマダイ ハマチ → ブリ ハマフエフキ ハモ ハヤ バラタナゴ(ニッポンバラタナゴ、タイリクバラタナゴ)...
43 KB (3,404 words) - 22:01, 16 July 2024
(退行中心柱)。 ユリ (ユリ科) の根の放射中心柱. ヒカゲノカズラ類 (ヒカゲノカズラ綱) の茎の板状中心柱. ワラビ (ウラボシ綱) の根茎の2環網状中心柱. ウマノスズクサ属 (ウマノスズクサ科) の茎の真正中心柱. ヒマワリ (キク科) の茎の真正中心柱. シュロガヤ (カヤツリグサ科) の茎の不整中心柱...
31 KB (3,582 words) - 12:05, 16 March 2021
根 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
科)、ジャノヒゲ(キジカクシ科)、トリカブト、サキシマボタンヅル(キンポウゲ科)、シャクヤク、ボタン(ボタン科)、キバナオウギ、カンゾウ、クララ(マメ科)、イトヒメハギ、セネガ(ヒメハギ科)、オオカラスウリ(ウリ科)、ヒナタイノコヅチ(ヒユ科)、ツルドクダミ(タデ科)、トコン(アカネ科...
83 KB (10,012 words) - 11:00, 29 June 2024
プテロフィルム(裸子植物) ポドザミテス(Podozamites) ボトリチテス(シダ植物) リャオニンゴクラドゥス(裸子植物) レプトストリブス(裸子植物) シルフィウム(英語版) - キレナイカ(現在のリビア当たり)の沿岸に自生していたセリ科の植物。樹液が薬・調味料として古代ローマで珍重された。紀元前3~2世紀ごろ...
11 KB (1,127 words) - 00:34, 1 October 2023
リンドウ (リンドウ科) Gentiana scabra var. buergeri フユノハナワラビ (ハナヤスリ科) Botrychium ternatum ガマズミ(実) (スイカズラ科) Viburnum dilatatum ナナカマド(実) (バラ科) Sorbus commixta...
22 KB (1,505 words) - 03:06, 18 January 2023
葉 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
verticillata(ユリ科)の上部の葉の先や葉全体が、トウツルモドキ Flagellaria indica(トウツルモドキ科)では葉の先が巻きひげとなる。マメ科のソラマメ属やレンリソウ属では頂小葉が巻きひげに置き換わった羽状複葉である巻きひげ羽状複葉を形成する。シオデ属 Smilax(サルトリイバラ科)では托葉、ボタンヅル...
92 KB (12,390 words) - 12:14, 20 September 2024
capitatum)はボタンタケ目オピオコルディケプス科ハナヤスリタケ属のキノコ。 地中に発生する菌類ツチダンゴ類に寄生する。子実体は長さ6-8cmで、柄はオリーブ色。頭部は球形で黒色。虫には寄生しないが広義の冬虫夏草の一種。 ツチダンゴ類に寄生するキノコには他にタンポタケモドキ(T. japonicum)、ハナヤスリタケ(T....
2 KB (90 words) - 15:33, 11 October 2016
樹木(おもにマツ科)の細根に外生菌根を形成して、共生生活を営む。 子嚢菌門オフィオコルディケプス科の虫草菌と総称されるElaphocordyceps属の菌の一部(タンポタケ、ハナヤスリタケなど)の寄生を受けることがある。 北半球の温帯以北(特にマツ科...
3 KB (355 words) - 15:07, 11 October 2016