クトゥルフ神話(クトゥルフしんわ、Cthulhu Mythos)は、パルプ・マガジンの小説を元にした架空の神話。 20世紀にアメリカで創作された架空の神話であり、「アメリカ神話」とも呼ばれる。作中では逆に、人類史の神話は太古からのクトゥルフ神話の派生であるということになっている。...
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ジョン・ラムジー・キャンベル(英:John Ramsey Campbell、1946年1月4日- )はイギリスのホラー小説作家である。 1960年代に最初の名声を得たときから、批評家達はキャンベルをホラーの分野における筆頭作家の1人とみなしている。T・E・D・クライン(英語版)は「キャンベルは今日の...
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イグ(Yig)は、創作神話クトゥルフ神話に登場する、架空の神性。蛇の神。 初出はゼリア・ビショップ名義でハワード・フィリップス・ラヴクラフトが代筆した『イグの呪い』。蛇のアイデアはビショップによるもので、蛇神イグをはラヴクラフトが創造した。 あらゆる蛇族の父と言われる。クトゥルフ神話の神々の...
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グラーキ (redirect from グロース (クトゥルフ神話))
グラーキ(Glaaki、Gla'aki)は、創作神話クトゥルフ神話に登場する架空の神。ラムジー・キャンベルが創造した神性。 さらに、この神に由来するグラーキの黙示録という書物が登場する。 イギリスブリチェスターの近くの湖の中に棲んでいる旧支配者。外見は蛞蝓に似ており、顔から伸びた3本の茎状組織の先端に目があり、体はピラミッド状の突起で覆われて背中からは金属の刺が伸びている。...
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クトゥルフ神話の土地では、クトゥルフ神話に登場する土地について記載する。 ドリームランドの地理については、ドリームランド (クトゥルフ神話)を別途参照。地球外の星々については、クトゥルフ神話の星々を別途参照。 実在の土地には●をつける。クトゥルフ神話初期の作品は、作家たちが生きた1920年代から19...
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クトゥルフ神話の星々では、クトゥルフ神話に登場する地球外の星々について記載する。実在の天体と架空の天体がある。 水星 イースの大いなる種族が、遠い未来に水星の球根状植物生物へと、身体を乗り換える。 水星のクレーターには芸術家の名前がつけられており、ラヴクラフト (Lovecraft (crater)) というクレーターがある。...
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の神話とは別物。 グラーキの黙示録(Revelations of Glaaki/Gla'aki) ラムジー・キャンベルが創造した書物。初出はキャンベル著『湖畔の住人』。 英国のとある湖の湖畔に存在したグラーキ教団による書物。内容としては、キャンベル独自のクトゥルフ神話の内容に詳しく踏み込んだものとなっている。...
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家で発見された手記』は古代宗教であるドルイド信仰とクトゥルフ神話の融合を扱い、また作中に登場する樹木状の怪物が山羊のような蹄をもっておりシュブ=ニグラス崇拝とドルイド信仰を結びつけている。 信徒が多いとされており、『エンサイクロペディア・クトゥルフ』では、チョー=チョー人・ハイパーボリア人・ムー人...
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オーガスト・ダーレス (category クトゥルフ神話作家)
のことを「僕の人生を変えてくれた」と語り、またラムジー・キャンベルが「自分にとって彼はただの師ではなく、ずっと巨大な存在だった」と回想するなど、後進の育成と怪奇幻想文学の発展に大きな功績があったとされる。ダーレスの勧めでクトゥルフ神話...
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の封印を解こうとしている。 ゲーリー・メイヤーズ 女神のヌトス=カアンブルが作り出したもの。 ラムジー・キャンベル 『城の部屋』では、キリスト教とクトゥルフ神話がイギリスの土着信仰と融合しており、教会に「旧神天使が星の印を掲げてヒキガエルガーゴイルを威圧する」彫刻がある。『恐怖の...
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[脚注の使い方] ^ 後にラムジー・キャンベルが『城の部屋』で掘り下げる。 ^ 後者は事件後にデクスター医師が回収した。経緯はブロックの『尖塔の影』に詳しい。 ^ 保存状態がかなり悪いとされる。 ^ 新紀元社『図解クトゥルフ神話』森瀬繚 妖蛆の秘密 61ページ。 ^...
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ユゴス (category クトゥルフ神話の土地)
Gods、1944) ブライアン・ラムレイ:狂気の地底回廊(1968)、ダイラス=リーンの災厄(1969) ダニエル・ハームズ:エンサイクロペディア・クトゥルフ(第2版邦訳版) クトゥルフ神話の星々 クトゥルフ領域 - 2015年に、冥王星の地形にクトゥルフの名前がつけられてしまった。 【凡例】...
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Azathoth)は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品およびクトゥルフ神話に登場する架空の神性。アザトホースとも。「魔皇」「万物の王」「白痴の魔王」と呼ばれ、神々の始祖とされる。 ラヴクラフトが1919年にしたためた備忘録に「アザトース――おぞましき名前」という一節があり、これがアザトースという名前の...
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神ダオロス召喚にも用いられるアイテム。ラムジー・キャンベル『ヴェールを破るもの』 ^ 創元推理文庫『ラヴクラフト全集7』作品解題362、363ページ。 ^ 『クトゥルフ神話TRPG キーパーコンパニオン』【夢のクリスタライザー】63、64ページ。 ^ 『エンサイクロペディア・クトゥルフ』【夢のクリスタライザー】273、274ページ。...
7 KB (974 words) - 06:20, 3 September 2022
初出は先述。作品単発ではクトゥルフ神話ではないので、ヴルトゥームはクトゥルフ神話関連の解説書に載っていないことも多い。ヴルトゥームの名称は、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズにおける火星の呼称「バルスーム」との類似が指摘される。 ヴルトゥームをクトゥルフ神話に導入したのは、ラムジー・キャンベルの『湖畔の...
13 KB (1,674 words) - 02:51, 7 January 2024
旧支配者 (category クトゥルフ神話の神)
One」など複数の呼称が用いられることがある。 グレート・オールド・ワンズの初出は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編小説『クトゥルフの呼び声』(執筆1926/発表1928)であり、クトゥルフがその大祭司と呼ばれている。邪神の総称としての旧支配者が定着したのは、フランシス・レイニーの『クトゥルー神話小辞典』(初期版1942)以降となる。...
32 KB (3,749 words) - 03:25, 2 November 2024
森瀬繚 (category 内容の精度・確度に欠けている可能性のある記事)
ISBN 978-4-06-516318-4 『宇宙の彼方の色 新訳クトゥルー神話コレクション5』(H・P・ラヴクラフト、星海社FICTIONS) 2020年6月 ISBN 978-4-06-520440-5 『グラーキの黙示 1』(ラムジー・キャンベル、サウザンブックス社) 2022年1月 ISBN...
9 KB (1,144 words) - 21:22, 5 November 2024
ネクロノミコン (category クトゥルフ神話の文献)
は、怪奇作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの一連の作品に登場する架空の書物である。ラヴクラフトが創造したクトゥルフ神話の中で重要なアイテムとして登場し、クトゥルフ神話を書き継いだ他の作家たちも自作の中に登場させ、この書物の遍歴を追加している。 アラビア人「アブドル・アルハズラット」(アブドゥル...
20 KB (2,895 words) - 00:12, 30 December 2024
ヨグ=ソトース (category クトゥルフ神話の神)
Yog-Sothoth)は、クトゥルフ神話に登場する架空の神。 ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品に登場する存在。「存在」ではなく「空虚」(void)とも表現される。T.S.ミラーの学術論文によると、ラヴクラフトの描写は汎神論的であり、果てしない全ての物事や時間さえもが「神」(ヨグ=ソトース)の...
24 KB (3,208 words) - 04:17, 4 May 2024
暗黒星の陥穽(ラムジー・キャンベル) エンサイクロペディア・クトゥルフ(英語版)ダニエル・ハームズ、初版1994、第2版1998邦訳有、第3版2008未訳) 邪神帝国、弧の増殖(朝松健) 【凡例】 全集:創元推理文庫『ラヴクラフト全集』、全7巻+別巻上下 クト:青心社文庫『暗黒神話大系クトゥルー』、全13巻...
11 KB (1,620 words) - 00:44, 26 May 2024
ホラー小説 (category 日本のホラー作家)
、ラムジー・キャンベル,、ピーター・ストラウブ、そして『タイタス・クロウ』シリーズで知られるブライアン・ラムレイや、映画『ザ・フォッグ』の原作者であるジェームズ・ハーバート(英語版)、などがいる。 現代のベストセラー作の中にも、ホラー小説に関連したジャンルの...
17 KB (1,641 words) - 13:28, 11 December 2024
遊星からの物体X』(ジョン・W・キャンベル・Jr, ラムジー・キャンベル, H・P・ラブクラフト、増田まもる訳、扶桑社ミステリー) 2012 「遊星からの物体X」(The Thing) 「ヴェールを破るもの」(The Render of the Veils) 「魔女の帰還」(he Return of...
37 KB (5,347 words) - 21:34, 14 October 2024
ロバート・E・ハワード (category クトゥルフ神話作家)
の親交も厚かった。ハワードの創造した文献「無名祭祀書」は、後続のクトゥルフ神話作家達も使用することになる。 友人のO・A・クラインはSF作家であったが、ハワードの著作権エージェントとしての職に集中するため執筆活動を休止した。 テキサス州出身。生涯のほとんどをダラス郊外のク...
15 KB (1,544 words) - 08:18, 13 November 2024
『エイボンの書』(エイボンのしょ、原題:英: The Book of Eibon)は、クトゥルフ神話の作品集である。架空の文献「エイボンの書」を再現したという体裁をとる。 クトゥルフ神話ファンであった作家リン・カーターは、フォロワー作品を多数執筆し、また作中に登場する架空の...
84 KB (13,439 words) - 00:12, 13 March 2023
クトゥルー神話を題材にしたモンスターが戦うヒロイックサーガである。 2006年には後日譚を描いたノベルゲーム&3Dロボットアクションゲーム『機神飛翔デモンベイン』も発売された(15歳以上推奨)。そちらの詳細は当該項目を参照。 科学と魔導技術によって繁栄の...
100 KB (15,018 words) - 11:35, 20 October 2024
の作品群を後世のストーリーゲームとクトゥルフ神話という2ジャンルに影響を与えたことに着目しており、中でも本作を一番重要と評している。 作中には「千の雌羊を随えし雄羊」という一節がある。ダーレスはこのフレーズをシュブ=ニグラスと結び付けており、ダーレスを経由して、ラムジー・キャンベル...
9 KB (1,293 words) - 09:33, 11 July 2022
増田まもる (category すべてのスタブ記事)
『クトゥルフ神話への招待 = The Invitation to Cthulhu Mythos : 遊星からの物体X』(J・W・キャンベル Jr., H・P・ラヴクラフト, ラムジー・キャンベル、尾之上浩司共訳、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2012 『古きものたちの墓 : クトゥルフ神話への招待』(ラムジー・キャンベル...
7 KB (831 words) - 00:02, 1 July 2024
ヴェールを破るもの (category クトゥルフ神話)
ヴェールを破るもの(原題:英: The Render of the Veils)は、イギリスのホラー小説家ラムジー・キャンベルが1964年に発表した短編小説。クトゥルフ神話の一つ。 クトゥルフ神話「第二世代」作家であるキャンベルの作品で、1964年にアーカムハウスから短編集『The Inhabitant of...
8 KB (1,218 words) - 06:37, 25 August 2024
カーター版ネクロノミコン (category クトゥルフ神話)
神話の第二世代作家であるラムジー・キャンベル、ブライアン・ラムレイ、リチャード・L・ティアニーなどの設定が取り込まれている。 晩年のカーターは病を患い、趣味のために作品を書くようになり、「ネクロノミコン」や「エイボンの書」を自ら創造する試みに着手した。内容は断片的に発表され、1988年のカーターの...
11 KB (1,673 words) - 10:54, 13 January 2024
『湖畔の住人』(こはんのじゅうにん、原題:英: The Inhabitant of the Lake)は、イギリスのホラー小説家ラムジー・キャンベルの短編小説。 1964年にアーカムハウスから刊行された短編集の表題作で、クトゥルフ神話の1つ。筆者のキャンベルはクトゥルフ神話...
8 KB (1,402 words) - 15:40, 31 August 2024
尾之上浩司 (category すべてのスタブ記事)
『クトゥルフ神話への招待 - 古きものたちの墓』 (コリン・ウィルソン, ブライアン・ラムレイ, ラムジー・キャンベル、増田まもる, 立花圭一共訳、扶桑社ミステリー) 2013.7 『グラ―キの黙示』1(ラムジー・キャンベル 森瀬繚共訳 サウザンブックス ソフトカバー)2022.02 『グラ―キの...
17 KB (2,036 words) - 13:53, 5 June 2024