• イノシトールトリスリン酸受容体イノシトールトリスリンさんじゅようたい、英:Inositol trisphosphate receptor、IP3R、IP3受容体)はイノシトールトリスリン酸 (IP3) により活性化される、カルシウムチャネルの働きをする膜糖タンパク質群である。IP3受容体はネズミの小脳から最初に精製された。...
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  • 17;372(6503):231-6. PMID 7969467 イノシトール イノシトールリン酸 イノシトールペンタキスリン酸 イノシトールヘキサキスリン酸 イノシトールトリスリン酸受容体 ITPR1 ITPKC イノシトール1,4,5-三リン酸 - 脳科学辞典 Inositol 1,4,5-Trisphosphate...
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  • イノシトールビスリン酸(IP2) イノシトールトリスリン酸(IP3) イノシトールペンタキスリン酸(IP5) イノシトールヘキサキスリン酸(IP6)またはフィチン酸 イノシトールトリスリン酸は、イノシトールトリスリン酸受容体に作用し、細胞質にカルシウムを放出する。 イノシトールテトラキスリン酸イノシトールペンタキスリン酸...
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  • 酵素結合型受容体には、受容体型チロシンキナーゼ(RTK)、骨形成タンパク質のようなセリン/スレオニン特異的タンパク質キナーゼ、心房性ナトリウム利尿因子受容体のようなグアニルシクラーゼがある。RTKのうち、20のクラスが特定されており、58種類のRTKがメンバーとなっている。次にいくつかの例を示す。 受容体...
    31 KB (3,464 words) - 09:11, 7 April 2024
  • ホスホリパーゼC (category リン脂質)
    ホスホリパーゼC経路を活性化する受容体は、主にGαqサブユニットと共役したGタンパク質共役受容体であり以下のものが含まれる。 5-HT2(英語版)セロトニン受容体 α1(英語版)アドレナリン受容体 κオピオイド受容体(英語版) カルシトニン受容体(英語版) H1(英語版)ヒスタミン受容体 代謝型グルタミン酸受容体, Group...
    6 KB (611 words) - 07:09, 17 January 2024
  • リン酸化によってその活性が切り替えられる。 細胞内受容体は3つの系統に分類されている。 リガンドと結合した受容体がホモ二量を形成して標的遺伝子と結合するもの ステロイドホルモン受容体 リガンドと結合した受容体がヘテロ二量を形成して標的遺伝子と結合するもの 甲状腺ホルモン受容体(英語版)(TR)...
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  • 5)P2)のリン酸化による産物である。ホスファチジルイノシトール-3,4,5-三リン酸やホスファチジルイノシトールリン酸とも呼ばれる。PIP3は細胞膜に位置するリン脂質である。 1988年にルイス・カントレーは、イノシトール環の3'位をリン酸化してホスファチジルイノシトール-3-リン酸...
    5 KB (622 words) - 22:35, 9 February 2024
  • アドレナリン受容体のうち、ソプロテレノール感受性が低いグループをα受容体と分類した。内因性のリガンドとしてアドレナリンおよびルアドレナリンが存在する。1型および2型に大きく分類され、いずれもG蛋白質共役受容体である。 α1受容体...
    3 KB (358 words) - 01:31, 5 November 2021
  • インスリン受容体 (インスリンじゅようたい、英: Insulin receptor、IR) は、インスリンとインスリン様成長因子によって活性化される膜貫通タンパク質受容体で、受容体型チロシンキナーゼのクラスに属する。代謝的観点では、インスリン受容体はヒトなどにおいて血糖値の恒常性の調節という重要な役...
    30 KB (3,741 words) - 20:08, 28 April 2023
  • 環状アデノシン二リン酸リボース(かんじょうアデノシンにリンさんリボース、Cyclic ADP-ribose、cADPR)は、アデノシンの5'位に2つのリン酸基が結合してさらに5'位で別のリボースと結合し、それがアデニンのN1の位置とグリコシド結合を作って環状化した、環状のアデノシ...
    3 KB (463 words) - 14:44, 2 May 2023
  • 転移酵素 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
    2-C-メチル-D-エリトリトール 4-リン酸シチジリルトランスフェラーゼ EC.2.7.7.61 クエン酸リアーゼ ホロ-(アシル輸送タンパク質) シンターゼ EC.2.7.7.62 アデノシルコビンアミド-リン酸グアニリルトランスフェラーゼ EC.2.7.7.63 リポ-タンパク質リガーゼ EC...
    222 KB (28,239 words) - 06:31, 24 July 2020
  • シトシンを脳下垂体後葉から分泌させる。 一方、青斑核ニューロンもCCK8投与で興奮するが、これは小脳への投射し不安などの効果を起す。ルアドレナリン含有細胞とは違うニューロンである。 ヒトのコレシストキニンの遺伝子記号はCCKでNCBI*, MIM *118440、コレシストキニンA受容体の遺伝子記号はCCKARでNCBI*...
    3 KB (407 words) - 17:02, 25 May 2015
  • messenger system)という。二次情報伝達物質、二次メッセンジャーとも呼ばれる。 カルシウムイオン(カルシウムグナリング参照) サイクリックAMP サイクリックGMP イノシトールトリスリン酸 ジアシルグリセロール 一酸化窒素 Gタンパク質 シグナル伝達 表示 編集...
    915 bytes (98 words) - 13:04, 22 December 2021
  • 同種の他の分子もリアジン受容体と相互作用し制御に関与している。例として、二量化Homer(英語版)蛋白質による物理的架橋により、細胞内カルシウム貯蔵庫上のイノシトールトリスリン酸受容体(IP3R)やリアジン受容体と、細胞表面の代謝型グルタミン酸受容体1(英語版)やα1Dアドレナリン受容体(英語版)とが結合される。...
    17 KB (2,050 words) - 10:17, 19 May 2024
  • H1受容体は、Gq/11タンパク質とカップリングしており、ホスホリパーゼC(PLC)の活性化を行う。それにより生成されたジアシルグリセロールイノシトールトリスリン酸がそれぞれプロテインキナーゼCや小胞からのカルシウムイオンの動員を引き起こす。これらは標的となる細胞内タンパク質をリン酸化させることで活性化する。...
    14 KB (1,793 words) - 16:15, 22 December 2023
  • 血小板 (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
    2~0.3µmの管状の小器官で、一般的な細胞での小胞に相当する。内部にはカルシウムイオンが存在する。血小板が活性化した際には、イノシトール代謝経路の亢進によって産生されたイノシトールトリスリン酸(IP3)が暗調小管系に存在するIP3受容体を介して貯蔵するカルシウムイオンを放出し、血小板内のカルシウムイオン濃度を上昇させる。...
    81 KB (11,657 words) - 05:56, 4 May 2024
  • イノシチドに高い親和性で結合する。AktのPHドメインの場合は、PIP3(ホスファチジルイノシトール-3,4,5-トリスリン酸)とPI(3,4)P2(ホスファチジルイノシトール-3,4-ビスリン酸)のどちらかに結合する。PI(4,5)P2(ホスファチジルイノシトール-4,5-二リン酸...
    35 KB (5,036 words) - 08:20, 20 January 2024
  • C)は2つの1-オキサキノリジジンを骨格に持つ大員環化合物。ゼストスポンギンにはAからEの類縁がありその1つである。 イノシトールトリスリン酸受容体の阻害剤である。細胞膜透過性をもち、リアジン受容体には作用しない。 ゼストスポンギンは、1984年サントリー生物医学研究所の中川正らによって、オーストラリア産のミズガメカイメン属の一種(Xestospongia...
    3 KB (259 words) - 10:33, 20 December 2016
  • 電位依存性カルシウムチャネル (category 解消済み仮リンクを含む記事)
    (May 2013). doi:10.1038/mp.2012.61. PMID 22614292.  グルタミン酸受容体 イノシトールトリスリン酸受容体 イオンチャネル NMDA型グルタミン酸受容体 Calcium Channels - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス(英語)...
    28 KB (3,208 words) - 16:23, 19 May 2024
  • リン、スレオニン残基でのトランスリン酸化が可能となるよう細胞内ドメインを配置する。ErbB-1の細胞内ドメインでは、受容体の二量化に伴って少なくとも10か所のチロシン、7か所のセリン、2か所のスレオニンがリン酸化、また一部の脱リン酸化(Y992など)が行われることが同定されている。リン酸...
    24 KB (2,980 words) - 07:37, 21 October 2023
  • ジフェニルボリン酸2-アミエチル(2-Aminoethoxydiphenyl borate; 2-APB)は、イノシトールトリスリン酸受容体と一過性受容体電位チャネルの阻害剤である。これに加えてコネクシン26や32から成るギャップ結合を直接阻害することが知られている。またストア作動性Ca2+チャネ...
    3 KB (300 words) - 16:52, 16 April 2019
  • 受容体も含まれるが、単に電位依存性のカルシウムチャネルを指して使われることがある。[1] 以下に、各種の電位依存性カルシウムチャネルとイオンチャネル内蔵型受容体に対する、チャネル分子、遺伝子、発現部位、機能などの表を示す。 受容体作動性カルシウムチャネル (血管収縮) P2X受容体...
    5 KB (187 words) - 07:48, 24 November 2019
  • 加反応が数時間繰り返し起こる(Caオシレーション)ことを1986年に発見。東京女子医大に転任後の1992年、Ca増加はイノシトール3リン酸レセプター(IP3R)を介して細胞内小胞から細胞質へのCa遊離によることを明らかにした。この発見により、IP3/Caは重要な細胞内情報伝達物質であり、細胞生物...
    29 KB (4,182 words) - 12:07, 19 May 2024
  • イギリス 血栓形成阻害作用を有するエイコサノイドの1種、プロスタサイクリンの発見 1978年 ハンス・コステリッツ Hans Kosterlitz イギリス ( ドイツ出身) オピオイド受容体と内因性エンケファリンとの関係を明らかにした先駆的研究 ジョン・ヒューズ John Hughes イギリス...
    40 KB (259 words) - 08:28, 20 April 2024