ギンポ亜目(ギンポあもく、学名: Blennioidei)は、スズキ目の下位分類群の一つ。2016年発行のFishes of the World 5th Editionでは、以下の科を含む分類群をBlenniiformes目としている。 「ギンポ」と名の付く魚類はゲンゲ亜目(ニシキギンポ...
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キノボリウオ亜目 Anabantoidei ギンポ亜目 Blennoidei ネズッポ亜目 Callionymoidei ヒシダイ亜目 Caproidei タイワンドジョウ亜目 Channoidei エラッソマ亜目 Elassomatoidei ウバウオ亜目 Gobiesocoidei ハゼ亜目 Gobioidei...
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ギンポ、オオカミウオ ワニギス亜目 Trachinoidei - イカナゴ ポリディクテュス亜目 Pholidichthyoidei ギンポ亜目 Blennioidei - ナベカ、ヘビギンポ イレズミコンニャクアジ亜目 Icosteoidei - イレズミコンニャクアジ ウバウオ亜目 Gobiesocoidei...
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ゲンゲ亜目の仲間は一般的に細長い体型をもつ。背鰭・臀鰭の基底は長く、腹鰭は退化的である。 鼻孔を1つしかもたないこと、基蝶形骨を欠くことが本亜目に共通する特徴である。しかし、ギンポ亜目などスズキ目の他のグループと区別するための明瞭な形質は見出されておらず、本亜目および所属する各科の単系統性は不安定なものとなっている。...
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ブレニー (USS Blenny, SS/AGSS-324) は、アメリカ海軍の潜水艦。バラオ級潜水艦の一隻。艦名はギンポ亜目に属する魚の総称に因んで命名された。 ブレニーは1943年7月8日にコネチカット州グロトンのエレクトリック・ボート社で起工した。1944年4月9日にフローレンス・キング(ア...
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ニセクロスジギンポ(偽黒筋銀宝、学名:Aspidontus taeniatus)は、スズキ目ギンポ亜目イソギンポ科に属する魚類の一種。ホンソメワケベラ(ベラ亜目ベラ科)とよく似た形態をもつことで知られる。 ニセクロスジギンポは西部太平洋から東部インド洋にかけての熱帯域に分布し、日本では相模湾以南の沿...
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ウナギギンポ(鰻銀宝、Xiphasia setifer)は、スズキ目、ギンポ亜目、イソギンポ科に属する魚の一種。小手繰網などで稀に漁獲されるが、食用にはされない。 西太平洋、インド洋の熱帯から温帯域に分布する。 日本では東京湾以南の太平洋岸、瀬戸内海に分布。...
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ハゼは、条鰭綱スズキ目ハゼ亜目(ハゼあもく、Gobioidei)に分類される魚の総称。Fishes of the World 5th Edition(2016)では、ハゼ科などを含む分類階級としてGobiiformes目がある。 成体の体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼクチまで種...
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ナベカ (category スズキ目)
ナベカ(那辺加、Omobranchus elegans)は、スズキ目、ギンポ亜目、イソギンポ科に属する魚の一種。 日本(函館以南)から山東半島、朝鮮半島にかけて分布する。 本種は南日本では普通にみられる。 全長7-10cm。体は細長く、左右に扁平。頭が大きく吻はつまっている。雄は成熟すると後頭部が...
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ポリディクテュス科 (redirect from ポリディクテュス亜目)
本科魚類の形態学的特徴は他の複数の分類群と互いに共通するため、分類上の位置付けが極めて困難となっている。これまでにギンポ亜目・ベラ亜目・ワニギス亜目などさまざまなグループに含められてきたが、Nelson(2006)の体系では本科のみからなる独立の亜目として分類されている。 ポリディクテュス属 Pholidichthys Pholidichthys...
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ギンポ(銀宝)は、スズキ目に属する海水魚。 狭義には、スズキ目ニシキギンポ科ニシキギンポ属の一種 Pholis nebulosa の標準和名。 別名、ウミドジョウ(海泥鰌)、カミソリ(剃刀)など。 ギンポの語源ははっきりしないが、江戸時代の銀貨である丁銀に似ているからとも言われる。 ギンポと訳されることが多い英語の...
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ワニギス亜目(学名:Trachinoidei)は、スズキ目に所属する魚類の分類群の一つ。12科53属で構成され、イカナゴ・ハタハタなど237種が記載される。沿岸域の砂礫地に生息する底生魚が多い。 ワニギス亜目の魚類はそのほとんどが海水魚で、淡水産種はケイマッリクテュス科の1種などごく少数に限られる。...
16 KB (2,186 words) - 01:43, 12 December 2023
ガンネル (USS Gunnel, SS-253) は、アメリカ海軍の潜水艦。ガトー級潜水艦の一隻。艦名はゲンゲ亜目に属するギンポ類の総称に因む。 「ガンネル」はコネチカット州グロトンのエレクトリック・ボート社で起工した。1942年5月17日にベン・モレル夫人(海軍造船局長ベン・モレル少将の妻)に...
21 KB (3,307 words) - 05:37, 22 November 2023
ゲンゲ科 (category スズキ目)
目に含められるようになっている。 1960年代前半まで、ゲンゲ科はスズキ目ギンポ亜目に含まれることが多かった。1966年にGreenwoodらは本科のみを含む「ゲンゲ亜目」としてタラ目の内部に位置付けたが、後にメダマウオ科と近縁であることが指摘され、Nelson(1984)以降はスズキ目ゲンゲ亜目の一部として扱われるようになっている。...
17 KB (1,729 words) - 01:30, 12 December 2023
ウィキスピーシーズにヘビギンポ科に関する情報があります。 ウィキメディア・コモンズには、ヘビギンポ科に関連するカテゴリがあります。 ヘビギンポ(蛇銀宝)、学名 Enneapterygius etheostomus は、スズキ目・ヘビギンポ科に分類される魚の一種。東アジアの温暖な岩礁海岸に生息する小型の底生魚である。...
3 KB (366 words) - 14:49, 24 June 2020
ニジギンポ(学名:Petroscirtes breviceps)は、スズキ目ギンポ亜目イソギンポ科に分類される魚の一種。 南日本、朝鮮半島、西太平洋に分布する。 体長は8cmで細長い。体色は黒褐色で、体側には暗色縦帯があり、その上下には白色帯がある。口は小さく、前鼻孔や下顎などに皮質突起がある。臀鰭...
2 KB (180 words) - 13:00, 8 December 2016
オオカミウオ (category スズキ目)
wolffish)は、硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科に属する海水魚である。歯が鋭く、狼のように恐ろしい顔つきからその名がついた。 東北地方北部からオホーツク海、ベーリング海の水深50-100メートルの岩礁域に生息する。 全長1m。体色は暗青色、又は暗褐色、黒色、赤褐色。オオカミウオ科はゲンゲ亜目に属するギンポ...
3 KB (380 words) - 06:32, 23 September 2024
アフリカドチザメ (category メジロザメ目)
される。餌は様々な底生・沿岸性生物で、特に甲殻類(カニ・ロブスター・エビなど) を好むが、小さな硬骨魚(イワシ・アンチョビ・ウミヘビ科・ギンポ亜目・ハゼ・カレイ目など)・ガンギエイやトビウオの卵・タコ・海綿も食べる。胃からは羽毛・野菜屑・花などの雑多な物体も発見されている。寄生虫としてカイアシ類のEudactylina...
9 KB (1,184 words) - 04:08, 13 October 2022
フサギンポ(房銀宝、学名:Chirolophis japonicus)は、スズキ目タウエガジ科に属する海水魚の一種。 沿海地方から渤海に分布する。日本では山陰地方・岩手県以北の海域に生息する。 体長50cm。体色は茶褐色。眼の周りや頭部背面に多数の枝状皮弁がある。背びれは60-69棘、しりびれは1棘44-47軟条。...
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ハゼ科 (section ハゼ亜科 Gobiinae)
ハゼ科(学名:Gobiidae) は、スズキ目ハゼ亜目(『Fishes of the world 5th edition』では独立のハゼ目 Gobiiformes)の下位分類群の一つ。極地を除く世界中の水域から200を超える属が知られ、ハゼ亜目最大の科ならびに、魚類の中でも最大の科の一つである。殆どの種が体長10...
27 KB (3,211 words) - 07:50, 23 March 2024
Labroides dimidiatus (Valenciennes, 1839) 英名:bluestreak cleaner wrasse スズキ目イソギンポ科のニセクロスジギンポ Aspidontus taeniatus は、ホンソメワケベラとは全く別の仲間に分類される魚だが、ホンソメワケベラと良く似た体色を...
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ナガガジ(おたる水族館:1989年) ベニツケギンポ(東海大学海洋科学博物館:1997年) トサカギンポ(海響館:2007年) イダテンギンポ(東海大学海洋科学博物館:2001年) タテガミギンポ(東海大学海洋科学博物館:1999年) オウゴンニジギンポ(東海大学海洋科学博物館:1998年) イシドンコ(須磨海浜水族園:2003年)...
63 KB (7,146 words) - 15:57, 21 March 2023
ウミガラス(海烏、Uria aalge)は、チドリ目・ウミスズメ科に分類される海鳥の一種。現生のウミスズメ類の中では大型の種類である。 体長40cm、体重1160g でカナダ西海岸から日本沿岸にかけて分布する亜種inornataはウミスズメ科の中で最大である。背中が暗褐色で、腹は白い。冬羽では頬のあ...
9 KB (1,169 words) - 04:15, 26 March 2024
maculata)は、カムルチーと合わせて雷魚とも呼ばれ、タイワンドジョウ科に属する別の魚である。また、ウミドジョウの別名のあるギンポやアユモドキに関しても触れない。 ユーラシア大陸全域、台湾、日本列島、北アフリカのエチオピア・モロッコ。 体は細長い。口は下向きで小さく、口髭は3...
14 KB (1,454 words) - 16:53, 11 September 2023
イバラカンザシが死んでできた穴に別の生物が住むこともあり、カンザシヤドカリ、テンクロスジギンポ、コケギンポ、シマギンポなどが挙げられる。 イバラカンザシの亜種としてS. gigantea corniculatus(またはSpirobranchus giganteus...
10 KB (1,100 words) - 12:27, 13 September 2022
一種について述べる。「どじょう」と称される魚類全般は「ドジョウ上科」または「ドジョウ科」を参照。また、名称に「どじょう」の語があるタイワンドジョウ、ウミドジョウの別名のあるギンポやアユモドキに関しても触れない。 日本列島(伊豆・小笠原諸島、琉球列島を除く)、朝鮮半島、アムール川、中国中南部からベトナム北部、台湾、海南島。移...
31 KB (4,185 words) - 02:52, 8 December 2024
・黄海まで分布する。岩礁海岸の波打ち際やタイドプールに生息するが、アゴハゼよりも比較的低い位置のタイドプールや海中に多い。南日本ではクモハゼやヘビギンポなどと同所的に見られる。食性は雑食性で、藻類や小動物を食べる。 産卵期は春で、産卵後の卵はオスが守る。夏には潮間帯下部で黒っぽい稚魚が群れて泳ぐ様...
3 KB (370 words) - 12:39, 1 July 2024
夜共に活動するが、昼間は海岸の岩場の隙間などで休んでいることが多く、活動時間はほぼ夜間である。休息の為に洞穴に上陸することもある。 主にウツボ類・ギンポ類・スズメダイ類・ハゼ類・ベラ類などの魚類を食べた例があるが、十脚類を食べた例もある。体内の塩分調整のために淡水か汽水を飲まなければならず、淡水の流入する岩場や洞窟で飲水する。...
12 KB (1,755 words) - 02:23, 20 September 2024
に紫色の縦帯が入る。雄は最大15cm、体色は赤紫色で、胸鰭に赤い斑点があり、尾鰭の上下と背鰭の第3棘が糸状に伸びる。背鰭と尻鰭の縁は暗色。ハナダイギンポは本種と体色が似ており、擬態していると考えられる。 水深35 mまでのラグーン、岩礁やサンゴ礁に生息する。大きな群れを作って泳いでおり、スズメダイ...
5 KB (575 words) - 22:45, 22 February 2024
発光魚はツノザメ目、フウセンウナギ目(フクロウナギ科など)、ソトイワシ目(ソコギス亜目など)、ワニトカゲギス目(ムネエソ科、ヨコエソ科などほぼすべて)、キュウリウオ目(セキトリイワシ科など)、ハダカイワシ目(ハダカイワシ科、ソトオリイワシ科など)、タラ目(ソコダラ科など)、アンコウ目...
227 KB (31,192 words) - 20:11, 1 October 2024
(例)終わるか、終わらんかぐらい、(終わるか、終わらないかぐらい(微妙なところ)) 貝かき 潮干狩り。 カギジャコ トビヌメリ。スズキ目・ネズッポ亜目・ネズッポ科に分類される海水魚の一種 かぐ、かぐる 引っ掻く。「かなぐる」ともいう。 (例)猫にかぐられた(猫に引っかかれた)。(全域) かける【駆ける】...
132 KB (18,816 words) - 17:10, 17 December 2024