• 戦史』(せんし、希: Ιστορία του Πελοποννησιακού Πολέμου、英: History of the Peloponnesian War、日: ペロポネソス戦争史)は、古代ギリシアのアテナイ出身の歴史家トゥキュディデスが著した歴史書である。...
    5 KB (683 words) - 06:08, 24 July 2023
  • トゥキュディデストゥキュディデース、古希: Θουκυδίδης, Thukydides/Thucydides、紀元前460年頃 - 紀元前395年)は、古代アテナイの歴史家で、オロロス (Olorus) の子である。ツキジデスなどとも。 代表作は、ペロポネソス戦争を実証的立場から著した『戦史...
    6 KB (769 words) - 13:30, 24 April 2024
  • く古代ギリシアの偉大な歴史家として知られるトゥキュディデスである。トゥキュディデスはその「実証的」な著述姿勢で名高く、使用する史料の選別を厳密に行う人物であった。トゥキュディデスはヘロドトスに対する最初期の批判者であるかもしれず、その著作『歴史(または戦史)』において、以下のような一連の文章を書いている。...
    44 KB (6,457 words) - 07:52, 3 February 2024
  • 戦史(せんし) 戦争の歴史のこと。特に歴史上の個々の戦闘について指す場合が多い。戦記、軍事史を参照。 戦史 (トゥキュディデス) - 古代ギリシアのアテナイ出身の著述家トゥキディデスの著作。 戦史 (プロコピオス) - 6世紀の東ローマ帝国の著述家プロコピオスの著作。...
    466 bytes (124 words) - 05:20, 24 July 2023
  • トゥキュディデスの『戦史』を引き継いで、紀元前411年から紀元前362年までの約50年にわたるギリシアの各ポリスの動向を扱っている。 トゥキュディデスの『戦史』は、27年間続いたペロポネソス戦争(紀元前431年 - 紀元前404年)の全期間を記述するはずだった。しかし、理由は不明であるがトゥキ...
    3 KB (319 words) - 21:38, 13 May 2023
  • 『少年少女世界の文学1 オウィディウス「ギリシア・ローマ神話」』(暁教育図書、1979年)、児童出版 トゥキュディデース 『戦史』(岩波文庫(上中下)、1966-67年、新装復刊1997年・2017年ほか) 抜粋訳 『世界の名著5 ヘロドトス、トゥキュディデス』(中央公論社)、1970年、新版・中公バックス...
    11 KB (1,052 words) - 10:08, 16 July 2024
  • コルネリウス・ネポス著、上村健二・山下太郎訳、『英雄伝』、国文社、1995年 トゥキュディデス著、久保正彰訳、『戦史』、岩波書店、1966年 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年(トゥキュディデスの『戦史』を収録) ヘロドトス著、松平千秋訳、『歴史 下』、岩波書店、1972年...
    4 KB (601 words) - 21:47, 17 November 2022
  • ペリクレス (category 英語版ウィキペディアからの翻訳を必要とする選り抜き記事)
    Plutarch, Pericles, XXXVII ^ W. Smith, A History of Greece, 271 ^ トゥキディデス戦史』巻二 35〜46 ^ トゥキュディデス『歴史』1.139 ウィキメディア・コモンズには、ペリクレスに関連するカテゴリがあります。 市民権法 演説...
    9 KB (1,220 words) - 18:10, 17 March 2024
  • ^ トゥキュディデス, I. 94 ^ ibid, I. 128 ^ コルネリウス・ネポス, 『英雄伝』, 「パウサニアス」, 2 ^ トゥキュディデス, I. 95 コルネリウス・ネポス著、上村健二・山下太郎訳、『英雄伝』、国文社、1995年 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデ...
    3 KB (262 words) - 15:40, 17 August 2022
  • 著作は『戦史』(希: Υπερ των Πολεμων)、『建築について』(希: Περὶ Κτισμάτων)、『秘史』(希: Ἀπόκρυφη Ἱστορία)である。プロコピオスの文体は古代ギリシアのヘロドトスやトゥキュディデス...
    6 KB (822 words) - 12:55, 7 November 2022
  • プルタルコス, 「ペリクレス伝」, 22 ^ トゥキュディデス, V. 16-19 ^ ibid, V. 33 ディオドロスの『歴史叢書』の英訳 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年(『戦史』を収録) プルタルコス著、柳沼重剛訳、『英雄伝 2』、京都大学学術出版会、2007年...
    4 KB (444 words) - 23:50, 30 September 2024
  • (文献4)田中美知太郎「ロゴスとイデア」『田中美知太郎全集1』、筑摩書房、1968年。  (文献5)トゥキュディデース著・久保正彰訳『戦史 上』岩波書店〈岩波文庫〉、1966年。  (文献6)トゥキュディデース著・久保正彰訳『戦史 中』岩波書店〈岩波文庫〉、1966年。  (文献7)堀米庸三『歴史をみる眼』NHKブックス、1964年。 ...
    68 KB (10,527 words) - 10:56, 3 July 2024
  • ^ トゥキュディデス, II. 80 ^ ibid, II. 81-83 ^ ibid, II. 83 ^ ibid, II. 84 ^ ibid, II. 85 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年(トゥキュディデスの『戦史』を収録)...
    6 KB (846 words) - 11:25, 8 May 2022
  • 113 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥーキュディデース 世界古典文学全集11』、筑摩書房、1971年(トゥキュディデスの『戦史』を収録) Bill Thayer's Web Site (ディオドロスの『歴史叢書』の英訳) パウサニアス著、飯尾都人訳、『ギリシア記』、龍渓書舎、1991年...
    4 KB (371 words) - 20:11, 9 September 2024
  • 『ソクラテスの思い出』(メモラビリア) 『ソクラテスの弁明』 『饗宴』 『家政論』(オイコノミコス) その他(長編) 『ギリシア史』 - トゥキュディデスの『戦史』の後を受け書かれ、ペロポネソス戦争の後半戦とアテナイに対するスパルタの勝利、スパルタによるギリシアの覇権奪取、そしてテバイの台頭によるス...
    11 KB (1,434 words) - 22:33, 12 January 2024
  • カルケドンのメレサゴラス(Melesagoras) レロスのペレキュデース タソスのステシンブロトス(Stesimbrotos of Thasos) - ペリクレスの敵。テミストクレス、トゥキュディデス、ペリクレスについての政治パンフレットは名高い。 サルディスのクサントス(Xanthus) - リュディア史を書き、ダマスカスのニコラウスが主要な典拠として使った。...
    7 KB (990 words) - 16:01, 21 February 2022
  • シュノイキスモス (category 英語版ウィキペディアからの翻訳を必要とする記事)
    語源は、古代ギリシア語で「ともに」を意味する前置詞「シュン」と、「家」を意味する名詞「オイコス(英語版)」からなる複合語である。 この言葉はトゥキュディデス戦史』やプルタルコス『英雄伝』に見られる。両書によれば、アテナイ初期の王テセウスが、アテナイ一帯(アッティカ地方)の村落を合併させて(すなわち...
    4 KB (494 words) - 15:58, 27 September 2024
  • テュルタイオス(英語版)の詩の断片 ※リュクルゴスの名に言及せず体制に言及する。 ヘロドトス『歴史』1.65 ※現存最古のリュクルゴスの立法への言及。 トゥキュディデス戦史』1.18 ※リュクルゴスの名に言及せず体制に言及する。 エポロスの歴史書の断片 プラトン『国家』『法律』など アリストテレス『政治学』 クセノポン『ラケダイモン人の国制』...
    11 KB (1,187 words) - 10:31, 5 October 2024
  • エジプト第27王朝の統治は概ね120年間(紀元前525年~紀元前404年)である。 ヘロドトス (歴史) クテシアス断片 (ペルシア誌) トゥキュディデス (戦史) シケリアのディオドロス (歴史叢書) マネト断片 (エジプト誌) フラウィウス・ヨセフス (ユダヤ古代誌) ^ O'Brien, Patrick...
    17 KB (2,039 words) - 03:46, 21 November 2023
  • ロスの子クリティアスであるという考えも根強い。 アテナイの政局の混乱とクリティアスの所行を伝える史料としては、同時代人の目を通して描かれたトゥキュディデスの『戦史』、クセノポンの『ギリシア史』、『ソクラテスの思い出』がある。特にクセノポンは同じソクラテスの弟子として、厳しくクリティアスを弾劾している...
    10 KB (1,419 words) - 22:47, 15 February 2024
  • 4-06-274054-0 p.198. クセノポン『アナバシス』(松平千秋訳、岩波文庫、1993年) トゥキディデス戦史』 『歴史』(Ⅰ・Ⅱ、藤縄謙三・城江良和訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉、2000-2003年) 『戦史』(中央公論新社、2013年) カール・ポランニー『人間の経済』...
    5 KB (752 words) - 07:24, 18 September 2024
  • とから異を唱えている。しかしそれに代わる用語が流布していないため、未だ「アルカイック」という語が使われ続けている。 古典時代に関する史料はトゥキディデスの『戦史』などの歴史書に記されている。他方、アルカイック期については、そのような文字の史料は存在せず、詩の形式で残された人生の記録や、法律、犠牲の...
    48 KB (6,370 words) - 09:12, 25 January 2023
  • 史実を背景にするとはいえ、旧約聖書の半ば神話的なダビデとゴリアテの物語はともかく、著者本人の体験に基づく『アナバシス』の記述や、ペロポネソス戦争を描いたトゥキュディデスの同時代史記録である『戦史』中、スパルタ人守備隊が降伏したスパクテリア島での戦闘の記述などは、重装歩兵に対しても投石器による攻撃が有効であったことを示している。...
    15 KB (2,366 words) - 04:36, 2 May 2024
  • キュラ艦隊と共にコリントスおよびその同盟国からなる連合艦隊と戦い、引き分けた。この海戦は古代ギリシアを揺るがしたペロポネソス戦争勃発の引き金の一つとなった。 ^ トゥキュディデス, Ⅰ. 45 ^ プルタルコス, 「ペリクレス伝」, 29 トゥキュディデス著、小西晴雄訳、『トゥキュディデ...
    2 KB (286 words) - 11:19, 21 November 2022
  • ディオニュシオス1世は、ヘルモクラテスの娘を娶り、カルタゴとの戦争に勝利し、シュラクサイの僭主として全シケリアの支配者となった。ディオニュシオス1世の別の妻アリストマケの弟ディオンは、プラトンがシュラクサイを訪問した際(紀元前388年)にプラトンの弟子となる。 トゥキュディデス...
    11 KB (1,535 words) - 03:47, 24 September 2024
  • Peloponnesian war. Trans. R. Warner. Middlesex, Eng.: Penguin. トゥキディデス著、久保正彰訳『トゥキュディデース 戦史 上中下』岩波書店、2003年 Williams, T. H. 1952. Lincoln and his generals...
    6 KB (903 words) - 11:42, 27 July 2022
  • ロスの『仕事と日』の鷹の譬え(英語版)や、ティトゥス・リウィウスに生き生きと表現されており、その中で「vae victis(英語版)」という同等のラテン語表現が初出とされている[要出典]。 言葉ではないが、この考え方は古代の歴史家トゥキュディデスの『戦史』に起因しており、彼は「世の中の流れとして、正...
    8 KB (991 words) - 05:23, 19 June 2023
  • ペロポネソス戦争のさなかの紀元前429年、篭城戦術を用いてスパルタ軍と対峙していたギリシャ最大のポリス、アテナイ(アテネ)を感染症の流行が襲い、多数の犠牲者を出したことがトゥキュディデスの『戦史』第2巻に記載されている。この疫病は、発熱、発疹を症状とする致死性の疾患で、かつて「アテナイのペスト」と呼ばれていた。しかし、記録された症...
    55 KB (8,045 words) - 23:57, 29 October 2023
  • Trans. R. Crawley. London: J. M. Dent; New York: E. P. Dutton. トゥキディデストゥキュディデース 戦史』 久保正彰訳、岩波文庫上中下、1966年-1967年 Walzer, M. 1977. Just and unjust wars...
    105 KB (15,918 words) - 03:41, 3 October 2024
  • ^ 例えば、クセノポンが記録したペロポネソス戦争のある戦闘におけるクレタ弓兵の数は300名であり、トゥキュディデスのそれは80名である。またクセノポンは小キュロス(クル)がハカーマニシュ朝で起こした内戦にもクレタ弓兵の参加を記録しているが、そこでのクレタ弓兵の人数は200人であ...
    173 KB (21,944 words) - 03:16, 21 September 2024
  • –BC406)、『王女メディア』で人間中心の思想を表現したエウリピデス(BC485?–BC406?)などがおり、また、喜劇作家としてはアリストパネス(BC450?–BC385?)が知られる。 トゥキディデス(BC460?–BC400?)は、『戦史』(ペロポネセス戦争史)など客観的、中立的な立場に立った歴史...
    129 KB (18,309 words) - 12:00, 3 October 2023