• ハゼ科(学名:Gobiidae) は、スズキ目ハゼ亜目(『Fishes of the world 5th edition』では独立のハゼ目 Gobiiformes)の下位分類群の一つ。極地を除く世界中の水域から200を超える属が知られ、ハゼ亜目最大のならびに、魚類の中でも最大のの一つである。殆どの種が体長10...
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  • ハゼは、条鰭綱スズキ目ハゼ亜目(ハゼあもく、Gobioidei)に分類される魚の総称。Fishes of the World 5th Edition(2016)では、ハゼ科などを含む分類階級としてGobiiformes目がある。 成体の体長は1cm足らずのゴマハゼから、50cmを超えるハゼ...
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  • トビハゼ(跳鯊)は、スズキ目ハゼ科トビハゼ属 Periophthalmus に分類されるハゼの総称だが、日本では特にその中の一種 P. modestus を指す。干潟の泥上を這い回る魚として有名である。 トビハゼの成体の体長は10 cmほど。体は灰褐色で小さな白点と大きな黒点のまだら模様がある。眼球...
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  • ゴリ (category ハゼ)
    ハゼ類や、カサゴ目・カジカに属するカジカ類、あるいはその両方を合わせて呼ぶ場合などがある。「ゴリ」という語が標準和名に組みこまれているのは、ハゼ科・ウキゴリ属のウキゴリ類だけである。 これらはいずれも川底に生息する淡水魚で、ハゼ...
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  • ハゼ(真鯊、真沙魚、学名:Acanthogobius flavimanus) は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。東アジアの内湾や汽水域に生息するハゼで、日本では食用や釣りの対象魚として人気がある。 日本における地方名は、カジカ(宮城県)、カワギス、グズ(北陸地方)、デキハゼ...
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  • シロウオ (category ハゼ)
    シロウオ(素魚、鱊、学名 Leucopsarion petersii )は、ハゼ科に分類される魚の一種である。一種のみでシロウオ属 Leucopsarion を構成する。透明な体の小魚で、日本や朝鮮に分布し、食用に漁獲される。 キュウリウオ目シラウオに分類されるシラウオとは生態や姿が似ていて混同しやすいが、全く別の魚で、分布も異なる。...
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  • ヨシノボリ (category ハゼ)
    ヨシノボリ(葦登)は、アジアの熱帯・温帯の淡水から汽水域に広く分布するハゼの1グループである。「ヨシノボリ」という呼び名は特定の種類を指さず、ハゼ亜目ハゼ科ヨシノボリ属 (Rhinogobius) に分類される魚の総称として用いられる。 成魚の体長はどの種類も5-10cm前後である。体の模様は種間...
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  • ミミズハゼ属Luciogobiusは、日本を含む東アジアに分布し、特に日本はその多様性が高い。計16種有効種が知られるが、そのうち15種は日本に分布し、さらに多くの未記載種の存在がこれまでに多くの文献で示されている。本属魚類は比較的小型のハゼ科魚類群であり、小型種で全長4 cmほど、大型種で全長10...
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  • ムツゴロウ (category ハゼ)
    ムツゴロウ(鯥五郎、学名 Boleophthalmus pectinirostris )は、スズキ目・ハゼ科に属する魚の一種。潮が引いた干潟の上で生活する魚として知られ、有明海・八代海を含む東アジアに分布する。有明海沿岸ではムツ、ホンムツなどと呼ばれる。 英語ではこれらを総称し"Mudskipper"(マッドスキッパー)と呼ぶ。...
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  • ウキゴリ (category ハゼ)
    )は、スズキ目ハゼ科に分類される魚の一種である。但しスミウキゴリ G. petschiliensis、シマウキゴリ G. opperiens、および琵琶湖固有種のイサザ G. isaza という3種の類似種が存在し、これらの総称として使われることもある(後述)。 日本とその周辺地域に分布する比較的大型のハゼ...
    7 KB (963 words) - 18:22, 4 January 2023
  • 2002年、第22回緑の都市賞審査委員長奨励賞施設緑化部門受賞。 「ゴビウス」は、ハゼなど小さな魚をあらわすラテン語で、ハゼ科の魚の学名にも使われている。名称は、島根県内の小中学生の応募作品の中から決定した。 マスコットキャラクターである「ゴビィ」は宍道湖で馴染みのあるマルハゼがモデルであり、全国から応募された777点の中から選ばれた。...
    5 KB (601 words) - 03:53, 11 November 2024
  • ハゼ科のボウズハゼに分類される。しかし分子系統学に基づきハゼ科のゴビオネルス亜を独立のに昇格させ、ボウズハゼをそこに含めることを提唱する研究者もいる。 ボウズハゼ属はインド洋、太平洋に分布し、本種のほかにルリボウズハゼなど30種以上が記載されている。 ^...
    5 KB (584 words) - 17:27, 11 November 2023
  • コイ(学名:Cyprinidae)は、コイ目に所属する魚類の分類群の一つ。淡水魚のグループとしては最大のであり、コイやヒメハヤなど約3000種が属する。1,950種が記載されるハゼ科(スズキ目)と並び、脊椎動物全体で最大のでもある。多数の水産重要種を含み、アクアリウムなどで飼育される観賞魚も多い。ゼブラフィッシュ(Danio...
    11 KB (1,305 words) - 10:14, 21 September 2023
  • ハゼノキ(櫨の木・櫨・黄櫨の木・黄櫨、学名: Toxicodendron succedaneum)はウルシウルシ属の落葉小高木。単にハゼとも言う。東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。秋に美しく紅葉することで知られ、ウルシほどではないがかぶれることもある。日本には、果実から木蝋(Japan...
    18 KB (2,380 words) - 20:06, 15 June 2024
  • チチブ (category ハゼ)
    obscurus)は、スズキ目ハゼ科に分類されるハゼの一種。別名チチカブリ(鱅)。東アジア温帯域の淡水・汽水域で見られるハゼで、地方によっては食用に漁獲される。同属でよく似たヌマチチブ(T. brevispinis)とは、学術的な調査等を除けば区別されないことが多い。 成魚は全長8cmほどで、他のハゼ...
    8 KB (1,017 words) - 08:36, 13 January 2024
  • 。これらの一部は食用とされ、塩ゆでにして干した加工食品はちりめんじゃこ、白子干し(白子乾し)などと呼ばれる。 キュウリウオ目シラウオのシラウオ(白魚)、スズキ目ハゼ科のシロウオ(素魚)とよく混同され、シロウオのことをシラスと呼ぶ地方もあるが、ここでは稚魚について述べる。...
    12 KB (1,664 words) - 05:18, 31 July 2024
  • ウィキメディア・コモンズには、ツバサハゼ科に関連するカテゴリがあります。 ウィキスピーシーズにツバサハゼ科に関する情報があります。 ツバサハゼ科(学名:Rhyacichthyidae) は、スズキ目ハゼ亜目の下位分類群の一つ。ツバサハゼなど、流れの速い河川上流域に適応した2属3種が属する。学名は『急...
    3 KB (330 words) - 17:00, 25 January 2024
  • ツバサハゼ(翼鯊、Rhyacichthys aspro)は、スズキ目ハゼ亜目ツバサハゼ科の魚類の一種。 全長は最大25cmほど。平たい頭と、扇状で大きく、翼のような胸鰭を持ち、外見的にはコイ目のタニノボリ類に似ている。体色は緑褐色。鱗は櫛鱗で、堅い。ハゼ類のなかでは最も大きな脳を持つ種の1つで、とく...
    7 KB (782 words) - 11:07, 28 November 2024
  • クモハゼハゼ科クモハゼ属に分類されている。クモハゼ属にはほかにスジクモハゼ、ヤハズハゼ、クロヤハズハゼ、シジミハゼ、クサビハゼなどが含まれるが、クモハゼはなかでもクロヤハズハゼと多くの特徴を共有する。この2種の明確な識別点は色彩で、第1背びれの模様が異なることと、クロヤハズハゼ...
    11 KB (1,449 words) - 07:58, 4 August 2023
  • イズミハゼハゼ科に分類される魚類の一種。学名は未だ確定していない。 日本で五島列島、上甑島、種子島以南に分布する。国外では台湾、フィリピン、パラオ等中部太平洋に分布する。 近縁のアベハゼと似るが、尾柄に数本の黒色横帯があることで区別できる。アベハゼとの交雑種も発見されている。他の同属種とは、尾鰭の黒い縞により区別できる。...
    2 KB (270 words) - 05:07, 20 March 2024
  • なる。雌がいなくなると、2位だった個体が雌に性転換し、3位だった個体が雄として成熟する。他にタイのクロダイなどが雄性先熟であるが、詳細な生態学的研究は進んでいない。 ハゼ科のダルマハゼ、オキナワベニハゼなど一部の魚類では、両方向に性を変えることができるものが知られている。またホンソメワケベラのよう...
    12 KB (1,935 words) - 12:09, 8 October 2024
  • 白い砂のあるところ。 シラス (地質) - 鹿児島県の主な地質の白砂で出来た地盤。 シラス (魚) - カタクチイワシ、アユ、ウナギなどの稚魚 シロウオ - ハゼ科の半透明な小魚 シラス (人物) - 新約聖書でパウロとともに宣教をした人物 ダ・ヴィンチ・コードの登場人物。 シラス駅(Shiras station)...
    927 bytes (151 words) - 19:26, 3 August 2023
  • 毒ヘビの中でもトップクラスに強い毒を持つ種が多い。ウミヘビのヘビは、獲物や敵の神経の放電を塞ぐ神経毒を持ち、咬まれると主に麻痺やしびれが起き、やがて呼吸や心臓が停止して死に至る(ただし、スズメダイハゼ科の魚類の固着性の卵塊を専門に摂食するカメガシラウミヘビとイイジマウミヘビの...
    9 KB (718 words) - 04:13, 15 December 2024
  • 明仁 (category 学習院中・高等出身の人物)
    4-486-05053-3(図版) ISBN 4-486-05053-3(解説) ISBN 4-486-05054-1 (Text) 論文『ハゼ科魚類の進化』を所収(他に第2版で、ハゼ亜目魚類の項目を共同執筆)、益田一ほか編。 『日本の淡水魚』 山と溪谷社、1989年11月、ISBN 4-635-09021-3...
    154 KB (17,827 words) - 00:01, 30 December 2024
  • ゴクラクハゼ(極楽鯊、学名:Rhinogobius giurinus)は、スズキ目ハゼ科に分類される魚の一種。東アジアの温暖な地域に分布するハゼで、日本では本州中部以南の川の下流域でよく見られる。 成魚は全長12cmに達するが、6-10cmほどの個体が多い。オスの方がやや大きい。体は淡褐色で、頬に虫...
    5 KB (625 words) - 13:26, 5 February 2024
  • アベハゼ (阿部沙魚、Mugilogobius abei) は、北西太平洋の汽水域に生息するアベハゼ属(英語版)のハゼの一種。水質汚染に強く、他の魚類が生息できないような環境でも生きていくことができる。 最大で全長4センチメートルから5センチメートル。頭部は丸く、眼の間がやや広い。体の模様は前半と...
    10 KB (1,206 words) - 20:07, 29 November 2023
  • ワラスボ (category ハゼ)
    ィアで採り上げられる際はしばしば「エイリアンのような魚」と比喩され、地元に漁場がある佐賀市もそう宣伝するようになった。 ハゼ科の魚ではあるが、腹鰭が吸盤になっていること以外はハゼに見えないような外見をしている。和名「ワラスボ」は、稲藁を束ねて作る筒の様な形に似るための名称と考えられる。チワラスボ(Taenioides...
    9 KB (1,169 words) - 07:43, 1 December 2023
  • シラーゴ (USS Sirago, SS-485) は、アメリカ海軍の潜水艦。テンチ級潜水艦の一隻。艦名はアンティル諸島の淡水に生息するハゼ科のシラホ・ゴビーに因む。魚名はSirajoだが、艦名は何らかのミスでSiragoに変わっている。 シラーゴは1945年1月4日にメイン州キタリーのポーツマス...
    5 KB (564 words) - 01:51, 17 November 2023
  • 雌として成熟して繁殖に参加した後、雄に性転換して繁殖に参加することを、雌性先熟(しせいせんじゅく)と言う。 魚類では、ベラ、ブダイ、ハタ、モンガラカワハギハゼ科など、サンゴ礁に暮らす多くの種類で雌性先熟の性転換を行うことが知られている。 雄が縄張りを持ち、縄張りの中の複数の雌と繁殖を行う一...
    2 KB (388 words) - 12:40, 16 January 2013
  • ミナミトビハゼ Periophthalmus argentilineatus はハゼ科の魚類。トビハゼに似ており、同様に泥の表面をはい回り、また尾を使ってよく飛び跳ねる。日本では琉球列島に分布する。 トビハゼにごく似た魚で、姿はハゼの標準的な形だが顔や胸びれの様子が両生類を思わせる。体長は9cmほ...
    7 KB (1,097 words) - 11:53, 13 January 2024
  • シラウオ (redirect from シラウオ)
    腹面に2列に並ぶ黒色の点があり、目は小さく口は大きい。 シロウオとは生態や姿がよく似ていて、料理法もほぼ同じで混同されやすいが、シロウオはスズキ目ハゼ科で分類上は全く別の魚である。区別点は シラウオの口はとがっていて、体型がくさび形をしている。 シラウオのうきぶくろはシロウオほどはっきり見えない。...
    11 KB (1,591 words) - 11:41, 20 July 2024