• エチオピアセム諸語エチオピアセムしょご、Ethiopian Semitic、Ethio-Semitic)は、セム語派の下位群のひとつで、エチオピア、エリトリアおよび隣接するスーダンで話される諸言語である。 単にエチオピア諸語(Ethiopic)とも呼ぶが、エチオピアにはセム語派以外にもクシ語派やオモ語派などの言語が話されている。...
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  • ソマリ語、ティグリニャ語、アファル語が各州の公用語となっている他にシダモ語、ウォライタ語、グラゲ諸語(英語版)、ハディヤ語、ガモ・ゴファ・ダウロ語(英語版)などが使われている。 エチオピアではエチオピアから独立したエリトリア、隣国のソマリアと共にブラックアフリカでは唯一、非欧米系の自国語が共通語、...
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  • エチオピア諸語、現代南アラビア語の6つの区分があることは広く認められているが、この6種類がどのような関係にあるかは、学者の間で結論の一致を見ていない。 伝統的な分類では、まずセム語を東西に分け(東セムはアッカド語のみ)、西を北西セムと南セムに、さらに南セムをアラビア語と南東セムに、南東セム...
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  • セム諸語(みなみセムしょご、Northwest Semitic)は、セム語派の下位群のひとつ。アラビア半島からエチオピア一帯の言語を含むが、このグループにどの言語を所属させるかについては議論が分かれる。 古くはアラビア語、サイハド語(古代南アラビア語)、南アラビア諸語エチオピアセム諸語を南セム語としていた。...
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  • 南方セム諸語 南アラビア諸語 エチオピアセム諸語:アムハラ語、ティグリニャ語、ティグレ語、ゲエズ語など ベルベル語派 グアンチェ諸語 en:Numidian language トゥアレグ諸語 東部ベルベル諸語(英語版) 西部ベルベル諸語(英語版) 北部ベルベル諸語(英語版):カビール語、シルハ語etc...
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  • ゲエズ語 (category セム語派)
    音声ファイル)、Ge'ez)は、南セム諸語に属するエチオピアおよびエリトリアの古典語。エチオピアセム諸語のうちでもっとも古い文献をもつ言語であり、話し言葉として消滅した後もキリスト教の典礼言語および公式の文章語として使われ続けた。ゲーズ語、古代エチオピア語とも呼ぶ。...
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  • 中央セム諸語(ちゅうおうセムしょご、Central Semitic)は、セム語派の下位群のひとつであり、カナン諸語(フェニキア語、ヘブライ語など)、アラム語、ウガリット語、アラビア語などを含む。 中央セム諸語という分類は比較的新しいものである。伝統的な分類では、セム語派のうちアッカド語を除く西セム諸語...
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  • 西セム諸語(にしセムしょご、West Semitic)は、セム語派の下位群のひとつ。セム語派は東セム諸語(主にアッカド語)とそれ以外の西セム諸語に大別される。 セム語派を東西の2つの諸語に分けることは伝統的に行われており、言語学的にも支持される。 1970年代に発見されたエブラ語については、西セム諸...
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  • 語にのみ見られ、ゲエズ語ではギリシア語からの借用語で無声無気音の p (π) を写すために用いられている。 エチオピアセム諸語(アムハラ語: ኢትዮጵያ [itjopʼːja]「エチオピア」、ጳጳስ [pʼappʼas] 「総主教」) オロモ語 ケチュア語 ウビフ語 グルジア語 პ ^ Greenberg...
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  • ティグリニャ語 (category セム語派)
    ya、エチオピア施政下以降、現代ではティグライ人 Tigrayansと呼ばれる)が用いる言語である。アフロ・アジア語族のセム語派に属し、アムハラ語や古代のゲエズ語に近い。エチオピアの公用語の1つであり、またエリトリアの事実上の公用語(規定はない)である。ゲエズ文字により表記される。話者数は670万人ほど。...
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  • ナイル川 (category エチオピアの河川)
    "ナイル(Nile)"自体にはアラビア語の定冠詞に相当する語は含まれておらず、ナイルセム語起源説においてもセム諸語に存在する語根システムで一般的な3つの子音セット n-h-l が変化したもので"Nile"全体がセム語における「谷、渓谷」という単一の名詞が変化した結果に当たるなどと推察されており、n...
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  • グラゲ族 (category エチオピア関連のスタブ項目)
    グラゲ族(グラゲぞく、Gurage、ጉራጌ)は、エチオピアに住むエチオピアセム諸語を話す部族。 エチオピア内陸部の山岳地帯に住み、小さく整った村を構成している。 木と竹で作った円形平面の小屋を住居とする。 灌漑を施した畑で、小麦、豆類、ニンニク、レンズマメおよび主食のエンセーテを栽培している。ウシ...
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  • ティグレ人 (category エチオピア関連のスタブ項目)
    族の総称であり、「ティグレ人」と自称する民族は存在しない。 また、「ティグレ」とは現地の言葉で「農奴」を意味する。 主にアフロ・アジア語族、エチオピアセム諸語に属するティグレ語を話す。ティグライ人の言語であるティグリニャ語と系統的に近く、両者は密接な関係にあるものの、相互理解可能性は低い。また、多数の方言が存在する。...
    3 KB (234 words) - 04:12, 27 August 2023
  • 強勢音 (category セム語派)
    アムハラ語などのエチオピアセム諸語では、強勢音は放出音として現れる。この特徴は古くから知られていたが、隣接するクシ語派の影響によるものと考えられることが多かった。しかしクシ語派に隣接しない現代南アラビア諸語でも放出音が現れることから、現在では古くからある特徴と考えられるようになってきている。 エチオピアの諸言語では...
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  • アムハラ語 (category セム語派)
    IPA: [amarɨɲːa] ( 音声ファイル) アマルンニャ)は、エチオピアの事実上の公用語。アフロ・アジア語族セム語派に属する言語としては、アラビア語に次いで話者人口が多い。表記はゲエズ文字(アムハラ文字)。 アムハラ語には正式に定められたラテン文字転写法がなく、以下はエチオピアセム語を専門とする言語学者の間で用いられる方式の一つを用いることとする。...
    12 KB (506 words) - 08:46, 14 October 2024
  • 字、ギリシア文字の4つの系統に分かれたと考える学者は多い。ただし、南セム文字だけは北セム文字とは独立に発達か、両者が共通の祖先から発達したのだという説もある。南セム文字は、アラビア半島でかつて用いられていた諸言語や、現代のエチオピアの諸言語の文字の起源である。...
    14 KB (1,693 words) - 19:34, 9 December 2024
  • エチオピア語: ゲエズ語(古代エチオピア語) アムハラ語 - エチオピアの国語 エチオピアセム諸語 - セム語派の下位群 エチオピアの諸言語(en:Languages of Ethiopia) - アフロ・アジア語族(セム語派、クシ語派、オモ語派)の諸言語、およびナイル・サハラ語族の一部の言語...
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  • アフロ・アジア語族(セム・ハム語族)。中東、北アフリカ、アフリカの角やサヘルの一部に分布。 ナイル・サハラ語族。スーダンとチャドに分布。この分類については議論がある。 ニジェール・コンゴ語族。西部、中部、東部に分布。 コイサン諸語。ナミビアとボツワナの砂漠地帯に集中して分布。...
    40 KB (4,790 words) - 18:37, 13 April 2022
  • 語の前に「いわゆる」(so-called)などの文言をつけたり、皮肉や嘲笑を込めた読み方をしたり、エアクオートのジェスチャーをしたりする。 エチオピアセム諸語の一部の言語では、皮肉な文や非現実的な文の終わりにtemherte slaqîまたはtemherte slaqと呼ばれる約物をつける。これは逆感嘆符(U+00A1)...
    13 KB (1,587 words) - 04:49, 22 September 2024
  • オロモ語 (category エチオピアの言語)
    内でオロモ語の放送を行っている。オロモ語とクベーは現在エチオピア政府の国営ラジオやテレビ局、地方政府の新聞紙に使われている。 セム語派、クシ語派、オモ語派のようなエチオピアの他の多くの言語と同様、オロモ語には放出音がある。これは無声破裂音や破擦音に喉頭音化と呼気の破裂がともなったものである。オロモ...
    40 KB (5,402 words) - 12:28, 10 October 2021
  • サイハド語 (category セム語派)
    古代南アラビア語は元来は(部分的には地理にもとづいて)アラビア語、現代南アラビア語、エチオピアセム語群と並んで南セム語に分類されていたが、近年ではこれをアラビア語、ウガリト語、アラム語、カナン諸語/ヘブライ語と並んで中央セム語群に入れ、現代南アラビア語とエチオピア語をべつの語群に残す、新たな分類法が用いられるようになった...
    22 KB (2,810 words) - 03:27, 17 January 2022
  • ティグライ人 (category エチオピアの民族)
    たとされている。そして、その犠牲になった人々の大部分は、ティグライ人など、エチオピア北部に居住する民族であった。 ティグライ人の母語はティグリニャ語であり、この言語はアフロ・アジア語族、エチオピアセム諸語に属する。エチオピア国内でティグリニャ語は三番目に話者が多い。また、発音、語彙、文法が異なる複...
    24 KB (2,461 words) - 23:00, 27 October 2024
  • 現在の調査では、全世界に1,340万を超えるユダヤ教徒が存在する。民族独自の国家としてイスラエルがあるほか、各国に移民が生活している。ヘブライ人やセム人と表記されることもある。 ユダヤ教徒はディアスポラ以降、世界各地で共同体を形成し、固有の宗教や歴史を有する少数派の民族集団として定着した。...
    99 KB (12,373 words) - 01:19, 4 December 2024
  • 諸語に属する言語である。 注意:/tʃ/は借用語の中で使われており、音素として/ʔ/については確立していない。 /r/ は語中でははじき音、語尾ではふるえ音となる。 ビリン語の表記体系は宣教師によって開発された。彼らはゲエズ文字を使用し、1882年に最初のテキストを出版した。ゲエズ文字はセム...
    6 KB (427 words) - 09:04, 16 March 2021
  • シバ(サバ) - エチオピア及びイエメン アッシリア - セム系と非セム系の混血 中東 宗教一覧 聖書の登場人物の一覧 言語の分類一覧 アゼルバイジャン | アラブ首長国連邦 | アルジェリア | アルメニア | イエメン | イスラエル | イラク | イラン | エジプト | エチオピア | エリトリア...
    6 KB (767 words) - 03:25, 29 June 2019
  • サバ諸語(サバ州) 北東サバ ボンギ語 イダアン語 サバ南西部 グレータードゥスン語 ドゥスン語 パイタニック語 グレータームルティック語 ムルティック語 タタナ語 パパー語 バリト諸語(バリト川) 東バリト諸語 ダヤク族(ボルネオ島) メリナ人(マダガスカル島) 西バリト諸語 ガジュ語 マハカム諸語...
    85 KB (9,130 words) - 10:04, 4 December 2024
  • ティグレ語 (category セム語派)
    この項目にはエチオピア系文字が含まれています。環境によっては文字化けを起す可能性があります(詳細)。 ティグレ語(ティグレご Tigre language,ゲエズ文字:ትግረ (tigre)または(ትግሬ tigrē),スーダン:ኻሳ(Xasa)、アラビア語:...
    2 KB (86 words) - 04:27, 21 December 2024
  • ハラリ語 (category セム語派)
    ハラリ語 はエチオピアの主にハラリ人が話す言語である。 アフロ・アジア語族のセム語派の言語であり、2007年の推計によると、25,810人の話者がいる。アムハラ語や東オロモ語とのバイリンガルやマルチリンガルが多い。[要出典] 東ゲエズ語やザイ語、セルティ語と近縁であるとされる。...
    2 KB (242 words) - 13:20, 12 March 2021
  • ソッド語 (category セム語派)
    ソッド語(ソッドご、英: Soddo)とはエチオピアで話されているグラゲ諸語(英語版)に属する言語の一つである。〈キリスト教徒〉を意味する話者の自称ክስታኔ(kəstane)にちなみクスタネ語(クスタネご、英: Kistane)とも称される。近い系統にある言語としてはチャハ語(英語版)が挙げられる。...
    7 KB (387 words) - 06:50, 26 January 2019
  • 通説によれば[要出典]、イディッシュ語はライン川地方に起源をもち、変形したドイツ語を基礎に、スラブ諸語、ヘブライ語、アラム語、ロマンス諸語からの借用語を交えたものとされてきた。 1993年、テルアビブ大学の教授である言語学者ポール・ウェクスラー(ヘブライ語版、英語版)...
    47 KB (6,220 words) - 00:08, 28 December 2024
  • 北部アフリカ:ベルベル諸語(アマジグ語)、セム諸語、クシ諸語、オモ諸語、ナイル・サハラ諸語、アラビア語、フランス語。 西部アフリカ:チャド諸語(最多はハウサ語)、マンデ諸語、フルフルデ語、ヨルバ語、アラビア語、フランス語、英語、ポルトガル語。 東部アフリカ:バントゥ諸語(最多はスワヒリ語)、ナイル諸語、クシ諸語、コイサン諸語、フランス語、英語。...
    196 KB (26,641 words) - 20:04, 13 December 2024