• エロ劇画誌エロげきがし)は、成人向け漫画(いわゆる「エロ漫画」)の一種である「エロ劇画」を中心に掲載する雑誌のことである。2010年代まではコンビニやスタンドに売られている代表的なエロ本の1つであった。官能劇画誌や三流劇画誌ともいう。 成人男性に対して性的な興奮を喚起すべく、ポルノグラフィの要素...
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  • 劇画調のような成人向け漫画、つまり「エロ劇画」あるいは「官能劇画」は、1970年代に出現した。 劇画調の成人向けの劇画雑誌は三流劇画雑誌と呼ばれ、多くは劇画調のポルノ的な漫画が描かれた。1973年には日本初の官能劇画誌エロトピア』が創刊された。...
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  • 「暑苦しい」ものとして若者らから敬遠されるようになり、それまで人気を誇っていた劇画雑誌は1970年代中頃より急激に部数を落としていった。ヤングコミックの編集者であった岡崎英生によると劇画雑誌の衰退は、三流劇画誌エロ劇画誌)の流行や、1979年(昭和54年)6月に創刊された「週刊ヤングジャンプ」(集...
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  • 広、花輪和一、渡辺和博、山田花子、杉作J太郎、ひさうちみちおら「ガロ系」の作家が執筆していた自販機本やエロ劇画誌、あるいはマニア系のSMなど、発表の場は極めてアンダーグラウンドなマイナーエロ本に限定されていた。 青林堂創業者で『ガロ』初代編集長の長井勝一も「かつてはガロ系と決めつけて他の出版...
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  • 石井隆らがエロ劇画でありながら高い評価を得るなど、エロ劇画に低俗である以外の評価が与えられる例が出始め、一種のエロ劇画ブームが見られるようになった。そのような状況の中から、1978年(昭和53年)に三流劇画ムーブメントが起こった。 これは、当時の三大エロ劇画誌と言われた『漫画大快楽』『劇画アリス』『漫画エロ...
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  • お色気漫画 (redirect from エロコメ)
    エロ漫画」は存在せず、この「艶笑漫画」こそが大人が読む一般的な「エロ漫画」であった。 1970年代には劇画の時代となり、「エロ劇画」(官能劇画、三流劇画とも)が登場した。この時代には、青年劇画誌やスポーツ紙、あるいはエロ劇画誌に掲載された、「エロ劇画」と呼ぶほどでもない軽度の性的な描写の劇画...
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  • 1971年7月、紙の卸売事業を営む朝日紙業株式会社の100%出資子会社として設立。当初は『ベンチャーコミック』、『官能劇画』、『漫画スカット』などの三流劇画誌エロ劇画誌)を出版していた。その後、日本初のアニメ雑誌とされる『月刊OUT』や同誌から独立創刊した『アニパロコミックス』など、サブカル...
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  • ロリコン漫画 (category 同人)
    エロ劇画」の手法で「美少女」が描かれる。1970年代末から1980年代初頭にかけて流行したが、現代人にはどう見ても少女には見えない場合も多い。 ロリコンブームの流れを受けて1980年頃から三流劇画誌もロリコン劇画に舵を切り、とくに三大エロ劇画誌のひとつ『漫画エロ...
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  • 三流劇画ブーム時の三大エロ劇画誌(他2は『漫画エロジェニカ』と『漫画大快楽』)の一つで自動販売機雑誌のひとつ。なお三を「三流エロ劇画御三家」と呼ぶのは編集長の亀和田武が考案したもので『本の雑誌』1978年10月号のコラム「エロ劇画誌御三家を知っているかい?」が初出である。 本誌は三流劇画...
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  • 漫画雑誌 漫画を中心とする雑誌である。最初に出たのはエロ劇画誌で、劇画調のエロ漫画を中心に、巻頭にヌード写真、巻末にギャグマンガと言った構成が多い。たいていはA4中綴じである。1980年代からは美少女キャラを使用した美少女漫画誌が台頭した。今日ではいわゆるエロ漫画と一般の漫画の境界はあいまいとなってる。...
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  • 内容は大きく分けてヌードグラビアが売り物の実話エロ劇画がメインの三流劇画誌が中心だった。全共闘世代の編集者たちが『漫画大快楽』『劇画アリス』『漫画エロジェニカ』を中心にエロ本で漫画表現に革命を起こそうとした「三流劇画ムーブメント」あるいは「三流劇画全共闘」の詳細については「エロ劇画誌」および「ニューウェーブ (漫画)」を参照。...
    21 KB (2,898 words) - 08:29, 6 November 2024
  • エロ劇画誌の『漫画ブリッコ』(白夜書房)が1983年5月号をもってロリコン漫画雑誌へと鞍替えする。ロリコン漫画誌の創刊ラッシュとなる中、ロリコン漫画ブームと入れ替わる形でエロ劇画ブームは完全に終息する。 1982年より野口正之から改名した内山亜紀が少年...
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  • みこすり半劇場(みこすりはんげきじょう) ぶんか社発行の4コマ(4コマ漫画専門雑誌)ならびに同誌掲載の漫画のタイトル。正式名称は「岩谷テンホーのみこすり半劇場」。以下で述べる。2013年の誌面リニューアルで、4コマの大半を排し、お色気漫画及び劇画専門となった。2014年4月で休刊。...
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  • 君は三流劇画を見たか 迷宮'78編集」 亀和田武『劇画アリス』+高取英『漫画エロジェニカ』+山田博良『官能劇画』+迷宮'78編集部「座談会:三流劇画バトルロイヤル」 新評社『別冊新評 三流劇画の世界』1979年4月発行 米沢嘉博+山田博良+亀和田武+中島史雄+清水おさむ「座談会:三流エロ劇画は何処までいけるか...
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  • ガロのほか、官能劇画誌『漫画大快楽』『漫画カルメン』などにも寄稿。漫画家としては場末のエロチシズムを孕んだ歪みながらも輝きを増しては沈む生命に冷静な視点で見詰める視点で知られている。 1980年代にガロに連載された不条理バイオレンス劇画...
    7 KB (1,181 words) - 20:10, 24 July 2024
  • 『漫画大快楽』(まんがだいかいらく)は、1975年から1982年まで檸檬社が発行していた三流劇画誌。ライバル『漫画エロジェニカ』『劇画アリス』と共に「三大エロ劇画誌」のひとつと称される。表紙イラストは辰巳四郎。最盛期(1979年)の発行部数は12万部。 創刊者は『劇画アリス』初代編集長の亀和田武。編集人は菅野邦明と小谷哲。後に...
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  • 上崎よーいち「開封!18禁アニメの世界」『ビデオボーイ』4月号、 1998年、英知出版 上崎洋一「G-type編集長・上崎洋一のPinkPineappleを斬る!」『ピンクパイナップルアニメカタログ2004』2003年、ソフトガレージ エロティック・アニメーション 成人向け漫画 エロ劇画誌 成人向けゲーム レイティング...
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  • 劇画アリス』(アリス出版)に掲載した「愛虐の果て」で漫画家デビュー。1982年には『俗物図鑑』で映画デビュー。1985年、ケラと共に演劇集団「劇団健康」を結成し、第3回公演「カイカイデー」まで参加していた。 その傍ら、エロ劇画...
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  • 日本では手塚治虫の虫プロダクションがエロティックなアニメ映画シリーズ「アニメラマ」で『千夜一夜物語』(1969年)、『クレオパトラ』(1970年)、『哀しみのベラドンナ』(1973年)の3部作を発表した。また模倣映画として日本で「成人映画」の評価を受けた最初のアニメーション映画『㊙劇画 浮世絵千一夜』(1969年)や『ヤスジのポルノラマ...
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  • 大学卒業後、寺山修司の取材・出版スタッフとなる一方、エロ劇画誌『漫画エロジェニカ』三代目編集長となり、『劇画アリス』編集長の亀和田武らと三流劇画ブームを起こす。『漫画エロジェニカ』は、最高12万部弱を売り上げた。この雑誌は、ダーティ・松本、中島史雄、清水おさむ...
    10 KB (1,178 words) - 03:39, 7 April 2024
  • 幼少期に難聴を患い、現在も難聴が続いている。 高校中退後、広告代理店・印刷所勤務を経て、1979年に三流劇画誌『漫画エロジェニカ』に投稿した『80,その状況』で、24歳で漫画家デビューを果たす。 その後、4コマ漫画雑誌に連載された『ネ暗トピア』が大ブレイク。過激...
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  • から熟女系エロ劇画誌『漫画シャワー』になり、現在[いつ?]では『まんがシャワー』と名を戻したものの、漫画よりもヌードグラビアなどを重視したごく一般的なエロ本になって刊行されている。同じように現在[いつ?]エロ本化している元成年向け4コマ...
    68 KB (10,089 words) - 10:46, 4 December 2024
  • 萩尾望都に影響を受けて漫画家を志す。1979年、エロ劇画誌『漫画エロジェニカ』に掲載の『扉の少女』でデビュー。同誌を発行していた海潮社は程なく倒産してしまうが、豊島ゆーさくの推薦で檸檬社発行のエロ劇画誌『漫画大快楽』に招かれ、初期の代表作となる『水の戯れ』を発表するなど、漫...
    6 KB (723 words) - 08:20, 9 July 2024
  • 月刊ドリブ BART ペントハウス ホットドッグ・プレス 自販機本(Jam、HEAVEN、突然変異、コレクター、劇画アリス、少女アリス等) 成人向け漫画雑誌の一覧 エロティック漫画 三流劇画誌 エロ劇画誌 ジュブナイルポルノ#ジュブナイルポルノのレーベル・シリーズ 官能小説#関連項目 性愛文学#代表的な作品...
    32 KB (4,095 words) - 14:35, 26 September 2024
  • 元々小向は、インテリ向け性風俗雑誌『風俗奇譚』、アングラ系サブカル『黒の手帖』、実話『ヒットパンチ』、三流劇画誌『漫画大快楽』などで知られる「檸檬社」という老舗出版社でエロ実話を作っていた。しかし、厳格な倫理規定に加えて出版取次が檸檬社の出版物をゾッキ本として正規の流...
    36 KB (5,544 words) - 18:09, 26 July 2024
  • 株式会社笠倉出版社(かさくらしゅっぱんしゃ)は、東京都台東区に本社を置く日本の出版社。 1975年(昭和50年)4月設立。同年、劇画誌『漫画ユートピア』を創刊し、出版事業を開始。 現在はパズル雑誌、女性コミック・ボーイズラブノベル、料理ムック、などの発行が中心となっている。 2008年11月発売の『三姉妹vs女剣士...
    13 KB (1,604 words) - 00:26, 3 November 2024
  • いしかわじゅんが漫研を訪ねてきたことがきっかけで、高取英編集長のエロ劇画誌であった『漫画エロジェニカ』に紹介してもらい、在学中に本名の山田双葉名義で漫画家としてデビュー。同時期に同誌でエロ漫画デビューしたまついなつきと並び女子大生エロ漫画家として取り上げられた。...
    19 KB (2,564 words) - 23:06, 31 December 2024
  • 少女漫画 (redirect from 少女漫画誌)
    の『墨汁二滴』が作られ、そこから西谷祥子、志賀公江、神奈幸子らが輩出されている。 テレビの毎週放送の番組や週刊が人気となったことで、漫画誌でも週刊化が進んでいった。1950年代後半には既に少年漫画誌で「週刊少年マガジン」や「週刊少年サンデー」が登場しており、少女漫画誌でも1962年に月刊...
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  • -)は、成人向け漫画の執筆を専門とする、エロ劇画誌時代から活躍している現役漫画家。 1977年に漫画家デビュー。 多数の単行本を出している。既婚で子供もいる。 早稲田大学漫画研究会出身。 初期はエロ劇画調であったが、80年代のライトな絵柄の流行に合わせて作風を変え、当時は青年を中心とした人気作家の一人だった。...
    2 KB (234 words) - 19:33, 8 November 2022
  • 1980年代、久保書店『レモンピープル』が先鞭を付けた美少女漫画雑誌は、後続を次々と生むものの、まだマニア的イメージが強く、書店売りが中心だった。 コンビニエンスストアに置かれる成人向け漫画雑誌と言えばエロ劇画誌だった時代だが、講談社などの下請けで大手青年漫画誌の編集ノウハウを持っていたコミックハウスは、1986年創...
    8 KB (1,018 words) - 14:19, 23 July 2023
  • セウス」)するも休刊、「アサヒ芸能」「小説宝石」等の挿絵描きを経て、20歳過ぎからエロ劇画誌に作品を発表するようになる。その後、その精緻な描線と描き込み等、徹底的な絵へのこだわりが注目を集め、ニューウェーブコミック他に活動の場を広げた。 onna(宮西計三バンド)というインディーズバンドのリーダーでもある。...
    4 KB (459 words) - 01:18, 21 November 2024