• オミナエシ属(おみなえしぞく、Patrinia )はオミナエシ科のの一つ。APG植物分類体系ではマツムシソウ目のスイカズラ科に含まれるが、オミナエシ科として分離してもよいとしている。 多年草。葉が羽状または掌状に中~全裂する。 花は茎の先に集散花序をつける。花冠は5裂し、黄色、ときに白色。雄蕊は4本あり、花柱は分裂しない。...
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  • オミナエシ(女郎花、学名:Patrinia scabiosifolia)は、合弁花類オミナエシオミナエシ属の多年生植物。秋の七草の一つとして、日本では古くから親しまれている。別名は、敗醤(はいしょう)ともいう。 和名の由来は、同属で姿がよく似ている白花のオトコエシ...
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  • Fedia Nardostachys - カンショウコウ オミナエシ属 Patrinia - オミナエシ、オトコエシ、ハクサンオミナエシ、キンレイカ、チシマキンレイカ、オオキンレイカ Plectritis Pseudobetckea, カノコソウ Valeriana (Phyllactis) -...
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  • ハクサンオミナエシ(白山女郎花、学名:Patrinia triloba var. triloba)は、オミナエシオミナエシ属の多年草。別名、コキンレイカ。 茎の高さは20-60cm。葉は茎に対生し、茎の下方の葉には長い柄がつく。葉の形は広卵形で、幅は3-10cm、掌状に3-5中裂し、裂片は歯牙ま...
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  • オトコエシ(男郎花、学名:Patrinia villosa)は、オミナエシ科の多年草。オミナエシに姿形は似ているが、花の色は白く、姿は遙かに逞しい。 多年生の草本。植物体全体にわたって毛が多い。初めは根出葉が発達するが、茎は立ち上がって高さ60-100cmに達する。根出葉は花が咲く頃には枯れる。葉...
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  • Diervillaceae - 216種 スイカズラ科 Caprifoliaceae - 5220種 リンネソウ科 Linnaeaceae - 736種 (イワツクバネウツギ Zabelia を含む) モリナ科 Morinaceae - 313種 オミナエシ科 Valerianaceae - 17315種 マツムシソウ科...
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  • カノコソウ (category オミナエシ科)
    fauriei Briq.)はオミナエシ科カノコソウの多年草。別名はハルオミナエシ。 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に分布する多年草。山地の湿った草地にやや稀に生える。上から見ると、ポツポツとした蕾が鹿の子絞りに見えることからカノコソウの名がついた。5-7月頃に、オミナエシ...
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  • マルバキンレイカ (category オミナエシ科)
    gibbosa)は、オミナエシオミナエシ属の多年草。 地下茎は太く、横に伸びる。茎の高さは30-70cmになる。葉は茎に対生し、葉身は広卵形で羽状に浅裂する。オミナエシ属の他種の多くが、葉が中裂、全裂するのに対して特徴的である。花期は7-8月。オミナエシに似た、花冠が5裂した径5mm、長さ6...
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  • セイヨウカノコソウ (category オミナエシ科)
    セイヨウカノコソウ (Valeriana officinalis) は、オミナエシ科カノコソウの多年生植物。英名はヴァレリアン (Valerian)。纈草(けっそう)または吉草(きっそう)ともいう。ヨーロッパ原産。 根や茎を不眠症や精神高揚等に効果がある薬草として用いる。ドイツでは不眠症、精神不安...
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  • とガマズミをレンプクソウ科(マツムシソウ目)に移している。その他はAPG IIIでは狭義スイカズラ科にマツムシソウ科やオミナエシ科を加えてスイカズラ科とまとめているが、狭義スイカズラ科だけをスイカズラ科と見なしてリンネソウ科とタニウツギ科を独立させても良い。 従来のスイカズラ科は以下に示す各からなる。...
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  • placentation)ともいう。少数の胚珠が子房室の頭頂部に位置するもの。単一子房と複合子房に分かれる。 単一子房 - キンポウゲ科(イチリンソウ、カラマツソウなど)など。 複合子房 - ウコギ科、オミナエシ科、セリ科、ミズキ科など。 側膜胎座 (parietal placentation)...
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  • サイコ、ハクサンチドリ、ハクサンハタザオを準絶滅危惧(Near Threatened, NT)に指定している。岐阜県は、ハクサンアザミとハクサンオミナエシを準絶滅危惧に指定している。 環境省がレッドリストに指定している種はない。 ※ 「ハクサン」を冠する和名の種一覧を表示するには、右の [表示] をクリックしてください...
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  • アカバナ科 - マツヨイグサ(メマツヨイグサ Oenothera biennis、ユウゲショウ Oenothera rosea) シソ科 - メハジキ オオバコ科 - オオバコ Plantago マツムシソウ科 - マツムシソウ Scabiosa オミナエシ科 - オトコエシ Patrinia villosa...
    16 KB (2,031 words) - 19:48, 1 November 2023
  • オオキンレイカ (category オミナエシ科)
    takeuchiana)は、オミナエシ科の多年草。舞鶴市の天然記念物に指定されている。 京都府舞鶴市と福井県大飯郡高浜町境にそびえる青葉山(693m)にのみ自生する。 茎の高さは50-100cmほど。葉の形は広卵形で、掌状に中裂し、幅は7-16cm。花期は8-9月、1cm弱の小さな黄色いオミナエシに似た花を咲かせる。...
    2 KB (146 words) - 14:26, 5 November 2016
  • Caprifoliaceae(タニウツギ科Diervillaceae、マツムシソウ科Dipsacaceae、リンネソウ科Linnaeaceae、モリナ科Morinaceae、オミナエシ科Valerianaceaeを含む) セリ目 Apiales セリ科 Apiaceae ウコギ科 Araliaceae グリセリニア科 Griseliniaceae...
    31 KB (2,415 words) - 21:35, 25 November 2021
  • 生活する性質)の二枚貝では、水中に露出しない軟体部に顕著な斑紋がある種は多くはないが、マルオミナエシ属 Lioconcha には本種も含め顕著なそばかす斑をもつ種がある。ただしのタイプ種であるマルオミナエシは無斑で、イナズマスダレと同種とされることのあるナルカミスダレも普通は無斑。...
    13 KB (1,722 words) - 18:48, 31 March 2024
  • terniflora)、ヒガンバナ(Lycoris radiata)等 アルパイン薬用植物、 スノードロップnivalis L.、トウテイラン(ヴェロニカornata)、 オミナエシ属のscabiosifolia 、 リンドウの VAR。ビュルゲリ 等 下層の薬用植物、カタクリ(Erythronium japonicum)、オウレン...
    9 KB (912 words) - 06:19, 12 January 2024
  • 基本的に、1つの花の中の雄蕊(雄ずい、雄しべ)の数や配置は、種によって決まっている。 スイレンやモクレン、オモダカ、キンポウゲ、ケシ属、バラなどでは、1個の花が不特定多数の雄蕊をもつ(下図11)。スイレンやモクレンでは、多数の雄蕊がらせん状に配列しており、一般的に、このような状態が被子植物におけ...
    58 KB (5,617 words) - 12:10, 4 December 2023
  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅲ合弁花類』 平凡社、1981年10月 清水建美「マツムシソウ」、『週刊朝日百科植物の世界』9(マシムシソウ オミナエシ)、朝日新聞社、1994年6月12日発行。 林弥栄『日本の野草』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2009年10月、pp.137-139頁。ISBN 9784635090421。 ...
    5 KB (525 words) - 08:10, 17 January 2024
  • オミナエシハマグリ(女郎花蛤、Pitar pellucidus)は、 マルスダレガイ科、ユウカゲハマグリ Pitarに属する二枚貝。 他のユウカゲハマグリの種と同様に前後に非対称で、殻の厚さはハマグリよりも薄くバカガイよりは厚い。殻頂は前方寄りで、套湾入は丸みがあり、深くはない。腹縁は刻まれな...
    2 KB (213 words) - 02:10, 12 October 2023
  • カノコソウ(学名:Valeriana L.)は、スイカズラ科のの一つ。クロンキスト体系ではマツムシソウ目 オミナエシ科に所属する。APG植物分類体系ではスイカズラ科に含まれるが、オミナエシ科として分離してもよいとされている。Valerianaの語源は、医薬として強い効能がある事から「強くある」...
    4 KB (437 words) - 13:36, 9 November 2017
  • ノヂシャ (redirect from ノヂシャ)
    600種』全国農村教育協会、2001年、309頁。ISBN 4-88137-085-5。  清水建美「ノヂシャ」、『週刊朝日百科植物の世界』9(マツムシソウ オミナエシ)、朝日新聞社、1994年6月12日。 平野隆久写真『野に咲く花 : 写真検索』林弥栄監修、門田裕一改訂版監修(増補改訂新版)、山と溪谷社〈山溪...
    8 KB (755 words) - 17:51, 16 June 2024
  • サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)(Salvia elegans) (Pineapple Sage) セイヨウカノコソウ - オミナエシ科カノコソウ コリアンダー - セリ科コエンドロ ナツメグ - ニクズク科ニクズク イノシトール 二重盲検の対照試験において、myo-イノシトール(毎日18グラム)は、パニック発作の...
    28 KB (3,690 words) - 07:23, 13 November 2023
  • 位痩果(菊果、cypsela)とよばれることがある。下位痩果では、子房に由来する果皮が花托で覆われていることになる。下位痩果は、ツルカノコソウやオミナエシ、マツムシソウ(スイカズラ)などにも見られる。 イネ科の果実も痩果の一型であるが、果皮と種皮が密接してふつう合着しており、内穎や護穎(花を包んで...
    32 KB (3,364 words) - 12:18, 1 August 2023
  • それを摘んだり食べたりするのではなく、観賞するものであり、したがって「秋の七草粥」は存在しない。なお、それぞれの草花には以下の薬効成分がある。 オミナエシ:消炎、排膿。 ススキ:利尿。 キキョウ:咳止め、去痰、のどの痛み。 ナデシコ:むくみ、高血圧。 フジバカマ:糖尿病、体のかゆみ。...
    25 KB (2,588 words) - 12:08, 10 April 2024
  • レタス(英: Lettuce、学名: Lactuca sativa)は、地中海沿岸、西アジア原産のキク科アキノノゲシ属の一年草または二年草。野菜として利用される。品種は多く、葉が巻くものと巻かないもの、茎を食用にするものなどがある。 和名は、チシャ(萵苣)。古名を「ちさ」といい、「乳草」(ちちくさ)の略とされる。...
    32 KB (4,311 words) - 11:58, 18 March 2024
  • 公園には生物多様性が見られ、熱帯砂漠気候の低木林から高山のパラモ(英語版)、ツンドラまでの植生があり、ポリレピス(英語版)、プヤ・ライモンディ(Puya raimondii)、センチュリー・プラント、カノコソウのカラフトハルオミナエシ(シエテ・サビオス)、リマリマ(英語版)、パッションフルーツなど779種以上の高地アン...
    9 KB (1,213 words) - 13:27, 27 April 2023
  • 葉が星形になるなどの特徴はエーデルワイスと共通するのに、そのような観賞価値が全く感じられず、注目されることもない。 ^ オシダとメシダ、オトコエシオミナエシなど ^ 高橋(1997)、p.76 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他、『日本の野生植物 草本III 合弁花類』、(1981)、平凡社 牧野富太郎、『牧野...
    5 KB (771 words) - 06:43, 9 June 2023
  • した花粉を積極的に取り込み受粉を促す役割をしていると考えられている。この動きを律動にたとえジョロウバナの別称があるが、漢字で女郎花と書くとこれはオミナエシをさす。 サギゴケ Mazus miquelii f. albiflorus (Makino) Makino モモイロサギゴケ Mazus miquelii...
    6 KB (633 words) - 15:43, 17 June 2024
  • ともされる)が埋まっている集合果(下図9e)。偽果である。ハス(ハス科)に見られる。 集合漿果(baccetum, etaerio of berries) 1つの花に由来する複数の漿果からなる集合果(下図9f)。マツブサやバンレイシ属などに見られる。 集合核果(drupetum, etaerio...
    96 KB (9,881 words) - 07:45, 30 June 2024
  • +モリナ科 Morinaceae +オミナエシ科 Valerianaceae Aneulophus Apodanthaceae ブダロフィトン Bdallophyton ツチトリモチ科 Balanophoraceae Centroplacus Cynomorium キティヌス Cytinus Dipentodon...
    31 KB (2,002 words) - 03:16, 12 February 2020