• ダケカンバ(岳樺、学名: Betula ermanii)は、カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹である。 和名のダケカンバは、漢字で「岳樺」と書き、シラカンバよりも山岳のずっと高いところに生えることよる。中国名も「岳樺」という。別名は数多く、その一つにソウシカンバ...
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  • に分布する。特に北海道では多く見られる。高原の深山などに生え、日当たりのよい山地に群落を作って自生する。近縁種にダケカンバがあるが、シラカンバは高山には及ばず比較的低地に分布し、ダケカンバは高地に分布する。 落葉高木の広葉樹で、樹高は10 - 25メートル (m)...
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  • ermanii ダケカンバ - 日本、北東アジアに分布。 Betula ermanii f. corticosa アツハダカンバ Betula ermanii var. saitoana チャボダケカンバ Betula ermanii var. subcordata アカカンバ Betula exilis...
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  • の種類が欠落する。広葉樹は北海道も本州もほぼ共通で、ダケカンバを中心にドロノキ(ハコヤナギ属)その他のヤナギ類やハンノキ類が混ざる。特に亜高山帯の上限、ハイマツ帯(後述)との境界線(森林限界)付近では、ダケカンバの比率が高くなるため、「ダケカンバ帯」と呼ばれることもある。...
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  • 正面に見えるようになると、赤井川コースと合流する。 いったん余市岳北東コルまで下って白井川右股コースと合流したのち、山頂への急斜面へと取りつく。ダケカンバがまばらに生えた笹の尾根からハイマツ帯に突入すると、傾斜も緩やかになる。 ハイマツ廊下を抜けた先には、山火事跡の枯れたハイマツ群落の中にケルンと...
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  • 地元住民からは、親しみを込めて単に「ダケ」と呼ばれる。 右の写真では左の三角形の山が三ツ岳で、右の山頂が平たい山が大駒ヶ岳である。両山の鞍部手前に見える山が大文字山である。戸来岳は東北百名山に選ばれている。三ツ岳山頂には、一等三角点がある。 山麓よりブナ林、ダケカンバ...
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  • 天売島、焼尻島を見ることが出来る。礼文岳は主に中生代の地層で構成されている。 チシマザサ、ダケカンバ、トドマツ、ハイマツ、ダケカンバ、チシマザサ、ゴゼンタチバナ、キバナシャクナゲ、チシマワレモコウ、ミヤマキンバイ、マイヅルソウ、ガンコウラン、コケモモ、ホソバウルップソウ、カラフトマンテマなど。196...
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  • 600mを示している。 権田山では1,120mの高さからブナ林帯が形成され、山頂付近になってダケモミ・ハリモミ・ヒメコマツ・オオコゴメカラマツなどの針葉樹、ダケカンバ・シャクナゲの群落などが現れる。樹下にはアワミョウギシダ・フタバラン・イワユキノシタなどがみられる。頂上近くはスズタケも多い。...
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  • に九州の山々、南から東側にかけて四国山地の山々が幾重にも重なり、土佐湾も望むことができる。 山頂付近はミヤコザサで覆われ、周囲にはシコクシラベ、ダケカンバ、少し下るとブナなどの天然林となる。 ロープウェイやスカイラインなどアクセスに便利な石鎚山とは異なり、長い山岳歩行を余儀なくされる。西条市旧丹原...
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  • 黒富士(1635メートル) 太刀岡山(1295メートル) 弥三郎岳(1058メートル) 御岳昇仙峡 広葉樹 - ケヤキ、トチノキ、ブナ、ミズナラ、ダケカンバ など。 針葉樹 - スギ、ヒノキ、コメツガ、シラビソ、トウヒ、カラマツ など。 1947年 - 戦後復興の需要による森林資源の開発始まる(拡大...
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  • 北側は中央構造線を境として道前平野や新居浜平野へ落ち込み、東西約50kmに亘る石鎚断層崖が続く。 標高およそ1,700m以上は主にシコクシラベやダケカンバからなる亜高山帯針葉樹林、その下部の800mから1,700m付近はブナなどの落葉広葉樹林に覆われるが、スギやヒノキなどの人工林も多く見られる。石...
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  • 日本でも、よく観察すると、ハイマツ林の中にはモミ属、トウヒ属など亜高山帯林に属する樹種が低木化して混入していることが多い。また、ダケカンバ林はカラマツ同様林内が明るいため、亜高山帯林とハイマツ林の移行帯でダケカンバが高木層を、ハイマツが低木層を占めて共存している例はよく見られる。これらのことから、ハイマツ林は高山帯の一...
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  • 7月19日の祭礼には大勢の人々が登った。 山頂はなだらかで土佐湾や剣山などがよく見える。頂上一帯には石灰岩が多く、断崖や特異な高山植物も見られ、ダケカンバも多い。 国道195号から別府(べふ)峡温泉の東側T字路を北進、ふるさと林道大栃線に入って別府峡谷登山口(大駐車場あり)から赤い鉄橋を渡り、さら...
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  • が、2009年に登山道が整備され話題となった。 しかし1,200m地点より上の登山道は藪に覆われており、特に最低鞍部と山頂周辺は踏跡すら見えないダケカンバ交じりの藪で苦しい。 現在登られている登山口は伊折橋の右岸側にあるダート林道をひたすら直進すると見つかるが、赤テープ以外の目印がなく分かりづらい。...
    2 KB (205 words) - 10:25, 29 October 2024
  • はかつて氷室が造られ、現在も氷室が復元されている。大瀧登山口には氷室番所跡がある。山頂付近の稜線上は笹原で覆われるが、手箱越東側の北側斜面は一部ダケカンバ林もある。 山頂には権現祠が祀られ、三等三角点、「手箱山」が設置されている。 石鎚スカイライン終点の土小屋(1,492m)から稜線を東側へ縦走して岩黒山(1...
    3 KB (309 words) - 14:59, 28 January 2023
  • スウェーデンでは、カバノキの樹皮は磨かれ、パンの形を作るのに使われる。かつて樹皮の除去が非常に広まっていたため、カール・フォン・リンネは森林の生存について懸念を示した。 ダケカンバ ^ “Den virtuella floran: Betula pubescens distribution”. 2012年7月8日閲覧。 ^...
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  • (1191m) メップ岳 (1147m) カスベ岳 (1050m) カニカン岳 (981m) 長万部岳 (973m) 狩場山地はブナの北限地帯である。ブナの原生林としては、日本一の面積を誇る。 森林限界付近(800m~1000m)は、ダケカンバ・ハイマツの植生がみられる。...
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  • 5日に北海道道東地域を襲った釧路沖地震(マグニチュード7.5)により、雄阿寒岳が裂けた亀裂痕である。 麓から中腹までは、トドマツとアカエゾマツ、ダケカンバを中心とする亜高山帯針葉樹林で覆われ(エゾマツは少ない)、海抜1200m近い「五合目」付近から上部はハイマツ帯となっている。高山植物は、大雪山系...
    5 KB (485 words) - 15:41, 28 November 2024
  • 山頂は展望がよく、富山平野や飛騨山脈の山々を一望できる。また、一等三角点が存在している。 稜線部にはナナカマドやウラジロヨウラク、チシマザサ、ブナの木などが多く自生する。一部ダケカンバも見られる。 山野草としては、イワカガミやアカモノ、ササユリなどが自生する。 この山を源とする谷が多いことから「六」谷と数で表したことに由来するとされている。...
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  • 頂には三等三角点、「筒城山」が設置されている。 頂上は笹原で覆われ、コメツツジの群落もある。山腹はブナ林で覆われるが、手箱越東側の北側斜面は一部ダケカンバ林もある。 周辺は石鎚山系森林生態系保護地域に指定されている。 石鎚スカイライン終点の土小屋(1,492m)から稜線を東側へ縦走して岩黒山(1...
    3 KB (371 words) - 11:18, 30 November 2023
  • 斜面には半径500mほどの馬蹄形をした崩壊壁があり、その崖下には土石流堆積地とそれに伴って形成された堰止湖沼尾沼がある。 山中はブナ、ミズナラ、ダケカンバが茂る。 西に会津西街道(下野街道)の宿場町大内宿、南に湯野上温泉、東に大川ダムがある。 古くは足借山(あしがらやま)と呼ばれた。山頂の平坦部は...
    3 KB (431 words) - 02:30, 30 December 2022
  • 高山は独立峰的な山がほとんど見られない。また比較的温暖な地域にあたるため高さの割には高山的様相に欠け、気候的には森林限界には達せずシコクシラベやダケカンバからなる亜高山帯針葉樹林は標高約1700 m以上の極少の領域に分布するのみである。しかしながら四国には西日本の中では高山が集中し、急峻な地形を有...
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  • 白神山地 - ブナの原生林 、カツラ、ハリギリ、アサダなどの大木林がある(1993年世界遺産自然遺産)。 知床 - ミズナラ、ダケカンバの大樹林(2005年世界遺産自然遺産)。 春日山原始林 - 奈良に存在する原生林(1998年世界遺産文化遺産)。 静岡県函南町函南原生林 -...
    7 KB (1,056 words) - 12:04, 12 August 2024
  • 日間続く。南部はタイガ、北部はツンドラになっている。森林の主な樹種はヨーロッパアカマツ、オウシュウトウヒ、シベリアトウヒ(英語版)、シラカンバ、ヨーロッパダケカンバであり、一帯にはヨーロッパビーバー、ノルウェーレミング(英語版)、ヒグマ、マツテンなどの動物が生息している。燐灰石、鉄鉱石、ニッケルなどの資源が豊富である。...
    3 KB (387 words) - 07:22, 10 December 2023
  • 標高1200m以下の所では立山杉の巨木が見られる。1200m以上になるとブナやミネカエデの森林が見られるようになり、1500m地帯ではダケカンバが見られる。 山頂付近に池塘のある草原があり、珍しいものではイワショウブや、高山植物と言われるチングルマが自生する。その他にはイワカガミ、コバイ...
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  • 明王の五仏を祀る事からとも、藩政時代に伊達藩にとって重要な山であったことから「御用山」と呼ばれていたことに由来するとも言われている。 中腹付近はダケカンバやケヤキ、ミズナラなどの木々に覆われており、樹木の種類だけでも200を越えるといわれている。頂上付近では年間を通して強い内陸からの風が吹きつけ、...
    7 KB (710 words) - 17:36, 12 December 2024
  • に窪む山は東日本では駒ヶ岳と呼ばれるのに対し、四国では矢筈山と呼ぶ。 山頂には二等三角点、「矢筈山」が設置されている。標高1,800mより上部はダケカンバ林に覆われる。頂上は草原となっており、シコクフウロなど「四国」の名がつく固有種もあり、夏に花を咲かせる。山腹にはブナ原生林やウラジロモミ純林も見られる。...
    3 KB (351 words) - 12:13, 23 November 2022
  • の開通により登山は気楽で便利となったが、一方で環境破壊も問題化している。 標高約1,700m以上は気候的に亜高山帯針葉樹林となり、シコクシラベ、ダケカンバおよびコメツツジの群落が見られる。      天狗塚        西 綱附森━━━┫         ┃      西熊山      南━╋━北...
    6 KB (497 words) - 05:01, 2 June 2022
  • m付近が森林限界となっており、本州中部山岳より概ね1000 m低い。植物相は大半が本州や四国の亜高山帯に当たる針葉樹林帯に属し、エゾマツ、トドマツおよびダケカンバなどからなり、標高1000 m辺りからはハイマツなども見られる。針葉樹と広葉樹の混合林もよく発達している。ブナのような落葉広葉樹林は渡島半島に限られる。...
    33 KB (528 words) - 08:50, 29 December 2024
  • ダケカンバ、カラマツが多い。残雪が消えた山頂直下南東斜面の石灰岩質の場所では、北岳の固有種であるキタダケソウが咲き始める。キタダケソウが世の中に紹介されるようになったのは1934年からである。他に、高山植物の代表的な固有種であるキタダケトリカブト、キタダケキンポウゲ、キタダケナズナ、キタダケ...
    54 KB (5,880 words) - 12:06, 28 October 2024
  • 南アルプス国立公園内に位置し、山腹上部の東側がその特別保護地区、西側がその特別地域に指定されている。山体は、チャートと緑色岩などから成る。山頂付近は森林限界の境界付近で、ハイマツとダケカンバが混じり、ライチョウの生息地となっている。山頂から北約1.2 kmには、亀甲状土の「御花畑」と称する高山植物の群生地がある。南西約400 mの稜線上には、仁田池がある。北東約500...
    10 KB (824 words) - 11:51, 1 December 2023