• イソップ寓話イソップぐうわ)は、アイソーポス(イソップ)が作ったとされる寓話。特に動物(下記を参照)、生活雑貨(例えば、瀬戸物と金物など)、自然現象(太陽と風)、様々な人々(旅人など)を主人公にしたものが有名で、イソップ物語・イソップ童話等と呼ばれることもある。...
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  • まんがイソップ物語 (アニメ映画) イソップ寓話 > まんがイソップ物語 (アニメ映画) 『まんがイソップ物語』(まんがイソップものがたり)は、1983年3月13日公開の『東映まんがまつり』で上映された東映動画制作のアニメーション映画である。カラー。61分。 アイソーポス(イソップ)の『イソップ寓話...
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  • イソップ寓話イソーポス(古代ギリシャ語: Αἴσωπος、Aísōpos、紀元前619年 - 紀元前564年ごろ)は、古代ギリシアの寓話作家。奴隷だったと伝えられる。 日本では英語読みのイソップ (Æsop, Aesop [ˈiːsɒp]) という名でイソップ寓話の作者として知られる。...
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  • Fábula(スペイン語版)などの各言語版ウィキペディアにある寓話の記事には、国ごとの寓話の発展が記されている。 イソップは、日本における寓話の祖先でもある。16世紀のキリシタン(切支丹)によって欧文から日本語に翻訳された『伊曾保物語』は、イソップ寓話を基にした寓話集である。なお、『イソホノファビュラス』のローマ字版は、大英博物館に所蔵されている。...
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  • イソップワールド』は、1999年4月5日から同年12月31日までテレビ東京系列(TXN)で放送されたテレビアニメ。 登場キャラクターは擬人化した動物たちで、イソップ寓話を基にした話が展開される。全26話。 第1話から第8話までは月曜 18時30分 - 19時00分に2話ずつが放送されていたが、第9...
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  • のあまり他人の子を殺そうとするのだともいわれている。しかし、民間においては母親が幼い子供に語って聞かせるお伽噺の中のお化けとして扱われた。また、イソップ寓話の中には『狐とモルモーの面』という話があり、見た目だけで中身が無い人間を風刺する内容となっている。 ^ a b c...
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  • テレビ東京と日本アニメーションの共同製作。全52話。放送時間は毎週月曜 - 金曜 19:15 - 19:30 (日本標準時)。 アイソーポス(イソップ)の『イソップ寓話』を一話完結型の帯アニメにしたもので、日本でもよく知られている話からマイナーな話に至るまでさまざまなエピソードをアニメ化した。原作...
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  • う片方はニュクスが生んだ長女であり、怠け者も相手への羨望によって切磋琢磨する闘争心を掻き立てる、益のある「善きエリス」がいるとした。 エリスは『イソップ寓話』にも不和や争いの寓意として登場している。ヘーラクレースが旅をしていると、狭い道に林檎に似たものが落ちているのを見て踏み潰そうとした。しかしそれ...
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  • ウサギとカメ (category イソップ寓話)
    イソップ寓話(ペリー・インデックスの226番)やラ・フォンテーヌが書いた寓話詩(ぐうわし)にも所収されている。 同じ素材の話がジョーエル・チャンドラー・ハリスの「リーマスじいやの話」にもあるが、内容は大きく異なる。 日本には西欧との貿易が盛んになった室町時代後期以降にイソップ寓話...
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  • ^ 中務哲郎 訳「87 金の卵を生む鵞鳥」『イソップ寓話集』岩波文庫、1999年、83-84頁。ISBN 400321031X。  ^ パエドルス、バブリオス 著、岩谷智・西村賀子 訳「金の卵を産むニワトリ」『イソップ寓話集』国文社〈叢書アレクサンドリア図書館〉、1998年、279...
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  • トスをシーシュポスは罠にかけて捕らえた。そのため地上の人間が死ななくなり、これに気付いた軍神アレースはタナトスを助け出し、冥界に連れて行った。 イソップ寓話「一三三 藪医者」では、藪医者に「お前は明日には死ぬ」と言われた病人の男が快復し、その後、藪医者に会った男は「冥界でタナトスとハーデースが最近人...
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  • 金の斧 (category イソップ寓話)
    イソップお伽噺』の「鉄の斧と金の斧」でははっきり「女神」としている。 ^ 中務哲郎『イソップ寓話の世界』ちくま新書、1996年、193-198頁。ISBN 4480056637。  ^ 三宅興子「『金の斧、銀の斧』の神さまの姿」『イソップ絵本はどこからきたのか』三弥井書店、2019年。...
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  • の言語に翻訳され、日本でも16世紀末おそらくイエズス会宣教師らの翻訳をとおして日本人が初めてイソップ寓話に親しむことになるハインリヒ・シュタインヘーヴェル(Heinrich Steinhöwel)の『イソップ』(Esopus)もここで印刷された。1400年頃の人口は約9000人だったが、1500年頃は17000人にまで増加した。...
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  • アリとキリギリス (category イソップ寓話)
    「アリとキリギリス」は、イソップ寓話のひとつ。将来に備えることの大切さを説く。 ギリシャ語の寓話では、内容のよく似た「蟻とセンチコガネ」(ペリー・インデックス112番)と、「蝉と蟻」:276(同373番)の2種類がある。 セミは熱帯・亜熱帯に生息し、ギリシアなど地中海沿岸にも生息していて、古代ギリシアでは文学でも取り扱われている。...
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  • すっぱい葡萄 (category イソップ寓話)
    イソップ寓話の原典については、存在したかどうかも含めて不明である。現存するのは全て後世に編集されたもので、ここでは以下の3言語における“編集された本文”を記載する。 原典に近い時代に古代ギリシア語で編集されたと考えられる古代ギリシアの寓話収集者バブリウス(2世紀)の寓話...
    9 KB (1,102 words) - 10:05, 2 April 2024
  • 嘘をつく子供 (category イソップ寓話)
    日本ではイソップの話であるとして、狼に食べられるのは羊ではなく「羊飼いの少年」とする寓話がいくつも存在する。『ポケット新譯イソップ物語』 1910年(明治43年)の岡村盛花堂出版 日野蕨・馬場直美著では、「(狼が来たと嘘をついた)平吉は獣の餌食となりました。」と結ばれている。その他、『イソップ物語』...
    8 KB (1,244 words) - 14:40, 9 August 2024
  • この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Microsoftコードページ932(はしご高))が含まれています(詳細)。 ここがロドスだ、ここで跳べ! 『イソップ寓話』の話を元にした成句であり、ヘーゲル『法の哲学』やカール・マルクス『資本論』で引用された(ここがロドスだ、ここで跳べ)。 山川健一による小説作品。...
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  • 受賞。京都大学学術出版会「西洋古典叢書」の編集委員でもある。 『物語の海へ - ギリシア奇譚集』(岩波書店、シリーズ 物語の誕生) 1991 『イソップ寓話の世界』(筑摩書房、ちくま新書) 1996 『饗宴のはじまり 西洋古典の世界から』(岩波書店) 2003 『ヘロドトス『歴史』 - 世界の均衡を描く』(岩波書店、シリーズ...
    7 KB (633 words) - 00:17, 14 July 2024
  • れば規制されないことに気がついたジーン・ロッデンベリーは『スタートレック』に社会批判を持ち込む手法を確立した。 検閲を逃れた手段 イソップ言語(英語版) - イソップ寓話のような話にして、検閲を回避して、社会体制などを風刺する技法。 サミズダート ‐ 検閲された本を手やタイプライターで複製して自主出版(英語版)した。...
    8 KB (895 words) - 10:32, 20 September 2024
  • 北風と太陽 (category イソップ寓話)
    『北風と太陽』(きたかぜとたいよう)は、イソップ寓話の一つである。 ペリー・インデックスは46、アールネ・トンプソンのタイプ・インデックスは298である。 物事に対して厳罰で臨むよりも、寛容的に対応する方が得策という教訓として、広く知られている。また、音声学における例文としても選ばれている。...
    19 KB (2,439 words) - 00:03, 2 November 2023
  • ろばを売りに行く親子 (category イソップ寓話)
    寓話の一つ。ペリー・インデックスは721番。 他に「ロバの親子」「ろばうりおやこ」「The Miller, His Son and Their Ass」「The Miller, His Son and The Donkey」など様々な邦題・英題がある。 一般的にはイソップ寓話...
    9 KB (1,314 words) - 22:59, 12 December 2023
  • イソップ寓話に代表される置き換えられた象徴である。 アレゴリーの特徴として、教訓や風刺の意味を持つことが多い。またその場合はできる限り普遍的なモチーフに置き換えることによって、その作品に触れた人々が置き換えられた概念を想起し易いようにさせている。例えば寓話...
    4 KB (524 words) - 02:51, 24 July 2024
  • 鳥と獣とコウモリ (category イソップ寓話)
    イソップ寓話の一つ。ペリー・インデックス566番。 日本では民話化しており、稲田浩二『日本昔話通観』の昔話タイプ・インデックスでは「484 こうもりの二心(ふたごころ)」としている。邦題はほかに「ずるいコウモリ」など。 ウィキソースに鳥けだものと戰ひの事の原文があります。 この話は古代の寓話...
    8 KB (1,276 words) - 00:48, 14 October 2023
  • 雄鶏と宝石 (category イソップ寓話)
    「雄鶏と宝石」(おんどりとほうせき)は、イソップ寓話のひとつ。ペリー・インデックス503番。 ストーリーは非常に短い。 この話はギリシア語で書かれたイソップ寓話集のテクストには見えず、1世紀にパエドルスがラテン語で書いた『イソップ寓話集』の第3巻第12話「鶏と真珠」として見える:213。教訓は「こ...
    3 KB (344 words) - 00:37, 21 September 2023
  • からすときつね (category イソップ寓話)
    この寓話については、早くホラティウス『風刺詩』の中で言及されている。 ジャータカに多少似た話があり、ジャンブの木の実をついばむカラスをジャッカルがほめたたえ、それを聞いたカラスは実を落としてやる。ただしイソップとの影響関係は明らかでない。 ラ・フォンテーヌの寓話...
    5 KB (622 words) - 15:43, 5 September 2023
  • 蒼井優 市原尚弥 斎藤工(ナレーション) 山本晃士ロバート(ナレーション) 番組タイトルの「考えるカラス」は、イソップ寓話の『カラスと水差し』に由来している。番組オープニングでは、この寓話と同じ行動を取るカラスの映像が使われており、番組や公式サイトにもマスコットとしてカラスが使われている。 [脚注の使い方]...
    7 KB (584 words) - 07:52, 26 April 2024
  • ありとはと (category イソップ寓話)
    その後、ハトが狩人に狙われる。アリはその狩人の足に噛みついた。狩人の矢は狙いを外れ、ハトは助かった。 他人に親切にしていれば、いずれは巡って自分に返ってくる(別のイソップ寓話である「ねずみの恩がえし」にも同様の教訓がある)。 ウィキソースにアリトハトの原文があります。 アイソーポス(イソップ) 情けは人の為ならず...
    1 KB (145 words) - 17:29, 13 August 2023
  • 犬と肉 (category イソップ寓話)
    「犬と肉」(いぬとにく)もしくは「犬と骨」(いぬとほね)は、イソップ寓話の一つ。ペリー・インデックス133番。 「犬とその影」、「よくばり犬」、「よくばりの犬」とも言う。 日本では早くキリシタン版『エソポのハブラス』に見えており、明治時代以来の教科書において特に頻繁に採用されたイソップ寓話だった:267,273-274,281-285。...
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  • 田舎のネズミと町のネズミ (category イソップ寓話)
    イソップ寓話の一つ。ペリー・インデックス352番。 この話はホラティウス『風刺詩』2.6.79以下39行にわたり詳しく言及されている。 散文ギリシア語のイソップ寓話集には含まれないが、バブリオスによるギリシア語韻文寓話集の第108話として含まれる。...
    6 KB (855 words) - 02:23, 29 October 2023
  • 熊と旅人 (category イソップ寓話)
    イソップの時代には、「熊は生きた人間は食べるが死人は食べない」と信じられていた。しかし、実際は熊は死肉も食うので、死んだふりをしても襲われるときは襲われる。 アイソーポス(イソップイソップ寓話の一覧は、下記カテゴリを参照。 ^ イソップの別の寓話...
    2 KB (327 words) - 18:21, 13 August 2023
  • 獅子の分け前 (category イソップ寓話)
    自分より力の強いものと共同で仕事を行ってはならない、という教訓になっている。 1世紀のパエドルスによるラテン語韻文の『イソップ寓話』では動物がライオン・牛・羊・ヤギの4頭になっているが、小堀桂一郎によるとライオン以外を草食動物にするという失敗を犯している。しかしロバ(バブ...
    3 KB (342 words) - 04:06, 17 September 2023