チヂミザサ(縮み笹、学名: Oplismenus undulatifolius)は、イネ科チヂミザサ属の多年草である。 和名は、葉の形がササに似ていて、やや縮んだようなしわがあることから。 茎は枝分かれしながら地表を這い、多数の葉をつける。 葉は長さ3-7cmの卵状楕円形で、先端へ向かってやや細まり...
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Micrairoideae 亜科に含められる。 チゴザサ属 Isachne : チゴザサ・ハイチゴザサ キビ連Paniceae キビ属 Panicum : キビ・ハイキビ・ヌカキビ ヒエ属 Echinochloa : ヒエ・イヌビエ チヂミザサ属 Oplismenus : チヂミザサ エノコログサ属 Setaria :...
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ザサ、カムロザサ、ゴキタケ、アカネザサ、ギボウシノ、ハコネダケ、アズマネザサ、メダケ アズマザサ属 Arundinaria:アズマザサ、スエコザサ、トウゲザサ、サドザサ、タンゴシノチク、ヤブザサ、アリマシノ ササ属 Sasa:ミヤコザサ、ウンゼンザサ、オオクマザサ、ニッコウザサ、アポイザサ...
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Oplismenus チヂミザサ属 O. aeulus ダイトンチヂミザサ:南西諸島 O. compositus エダウチチヂミザサ:本土南部、及びより南の島嶼域 O. undulatifolius チヂミザサ:日本全土 ただしダイトンチヂミザサはエダウチチヂミザサに含まれるとの説もある[要出典]。...
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エダウチチヂミザサ Oplismenus compositus (L.) はイネ科の植物の1つ。チヂミザサに似ているが、穂の横枝がよく発達する。 地上を長く這う多年生の草本。茎は地上を這って伸び、節ごとに根を下ろし、まばらに枝分かれして広がり、花を付ける茎は直立して伸び、高さ20~30cmになる。...
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らは本当に鴻の様な形をして見えるという。はるかに阪神地方が見渡せる山頂付近にはリョウブ、ソヨゴ、クヌギ、コナラ、アセビ、ヒイラギ、ミツバツツジ、チヂミザサ等が自生する。 この山は、丹波高地や北摂山地にある他の山々と同様、準平原化した山脈が侵食されて残った残丘が、再隆起して作り上げられたと考えられている。...
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カヤツリグサ科の花も小穂となっており、その鱗片の先端が伸びる例もある。それを芒端というが、イネ科のもののように針状になるものではない。 チヂミザサでは芒に粘液を持ち、それによって動物に付着し、種子の散布をはかる。クリノイガでは芒がかぎ状になっており、これで動物の毛に絡まって、やはり種子散布に関わると考えられる。...
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、舌に吸着した化学物質をここへ渡し、臭いとして認識する為である。 被輸送手段としての粘着 いわゆるひっつき虫と言われる植物の種子には、メナモミやチヂミザサなど、粘液を出して動物に附着し、運搬を行わせるものがある。 粘液そのものではなく、それが乾燥したものを用いる場合もある。カタツムリの殻に粘液膜で...
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近縁種ウラナミジャノメよりポピュラー。後翅表にある蛇の目紋がウラナミジャノメでは1つであるが、本種は2つ持つことで区別できる。 幼虫は、イネ科のススキ、チヂミザサなどを食草とする。越冬態は幼虫。 成虫は日本全国に分布、春から秋の中ごろまで見られる。ほとんどどこでも見られるが、都心部にはいない。また、あまり暗すぎる林も好まないようである。...
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(例) イノコズチ属(ヒユ科)など。 粘液を出すもの 種子表面に粘液毛などを持ち、それによって粘り着くもの。 (例) メナモミ・ノブキ(キク科)、チヂミザサ(イネ科)など。 子どもの遊びに利用されることがある。オナモミは布製の的を用いたダーツに使用される。また、フェルト生地に種子を並べて絵を作るとい...
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によって(下図3c)、ササクサは芒(のぎ)(護穎などに生えている刺状の突起)に生えた逆刺によって(下図3d)、動物に付着して穎果を散布する。またチヂミザサでは、芒が粘液を分泌し、動物に付着して散布される。ジュズダマでは、雌花を包む壷形の苞鞘が発達して硬化しており(下図3e)、これが水に浮かんで散布されると考えられている。...
10 KB (1,148 words) - 02:50, 23 November 2024
中心に弧を描くように入り、帯はやや紫がかる)。また、本種のほうが比較的明るい場所を好むが、厳密な住み分けがなされているわけではない。 アズマネザサ、チヂミザサ、ススキなどの単子葉イネ科植物が幼虫の食草。幼虫で越冬し、翌年蛹になる。 6月から10月にかけて2、3回ほど発生を繰り返す。成虫が花に来ること...
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未熟な個体や越冬時はロゼットで過ごし、夏には茎を高く直立させる。 直立(直立茎)もしくは斜上(斜上茎)するもの チゴユリ、シロザ、イタドリなど。 下部が匍匐、上部が斜上するもの チヂミザサ、フッキソウなど。 匍匐枝(匍匐茎、ストロン)をのばすもの 匍匐枝とは、節から根を下ろす匍匐するシュートのこと。 チドメグサ、シロツメクサなど。...
14 KB (1,888 words) - 08:23, 7 November 2022
の先端部にある眼状紋は3つ(クロヒカゲ・ヒカゲは2つ)である点で区別可能。 タケ科をメインの食草とするクロヒカゲ・ヒカゲと違い、食草はアシボソ・チヂミザサ・サイドガヤススキ・オオアブラススキなどのイネ科植物。卵は葉の裏に1個から数個産みつけられる。越冬態は4~5齢幼虫。...
4 KB (322 words) - 22:17, 14 January 2023
コブナグサ属は南アジアから東アジア、北アメリカに約15種があるが、日本には本種のみが分布する。 それ以外の群では、チヂミザサ、チゴザサ、ササガヤなどの笹の葉状の葉をもつ小型なイネ科のものが比較的よく似ている。穂が出ていれば区別は簡単であるが、特にこの種の場合、葉身の基部が大...
5 KB (785 words) - 20:10, 8 April 2024
ゲがある程度高所を敏捷に飛ぶのに対し、本種は草の合間を縫うように低く飛ぶ。また、長時間長距離飛ぶことを嫌い、すぐ止まる傾向がある。 幼虫の食草はチヂミザサ、カヤツリグサなどのタケ・ササ類およびススキなどのイネ科植物。幼虫で越冬する。 猪又敏男編・解説、松本克臣写真 『蝶』...
5 KB (566 words) - 09:11, 13 January 2024
を1個しか含まないか、または1個の両性花と1個の雄花を含み、いずれにせよ果実が1個しか付かない点が挙げられる。 葉や草姿の印象から言えば、むしろチヂミザサにも似ている。もちろん穂が出ていれば見間違えようはない。 環境省のレッドデータブックには取り上げられていないが、各県では関東地方と沖縄などで取り...
5 KB (769 words) - 00:10, 8 June 2022
いて偏平になっている点が大きく異なる。分布もほぼ同じであるが、はるかに希少である。 イネ科の草で、葉の幅が広くて笹に似るものは他にもあり、チゴザサやチヂミザサのように名前に笹を含むものもいくつかある。しかし葉の形ではササクサが断然笹に似ている。また、それらの草はもっと小柄で、茎が這うものが多いので区...
7 KB (1,096 words) - 17:00, 27 April 2023
から粘液を分泌するノブキ(キク科)、冠毛から粘液を分泌するヌマダイコン(キク科)、総苞から粘液を分泌するメナモミ(キク科)、芒から粘液を分泌するチヂミザサ(イネ科)などがある。特に付着のための構造をもたない果実でも、小型のものは泥などによって動物に付着し、散布されることがあると考えられている。...
82 KB (9,879 words) - 09:00, 13 September 2024
クサソテツ、ワラビ、シシガシラ、ゼンマイ、スギナ、ヒカゲノカズラ、アワガエリ、カモガヤ、コヌカグサ、シバ、チヂミザサ、ノガリヤス、チシマザサ、ヒカゲスゲ、マムシグサ、オオウバユリ、シオデ、ヤマガシュウ、ヤマジノホトトギス、オニユリ、シロザ、アカネ、ヘクソカズラ、ヒメヨツバ...
22 KB (1,505 words) - 07:01, 19 December 2024
クリノイガ属・Cyrtococcum ヒメチゴザサ属・Digitaria メヒシバ属・Echinochloa イヌビエ属・Eriochloa ナルコビエ属・Ichnanthus タイワンササキビ属・Isachne チゴザサ属・Leptoloma ニセクサキビ属・Oplismenus チヂミザサ属・Panicum キビ属・Paspalidium...
18 KB (2,942 words) - 06:02, 24 November 2024
エダウチチヂミザサと混生するヒロハサギゴケ (2024年11月 沖縄県石垣市 バンナ公園)...
11 KB (939 words) - 15:04, 2 December 2024