ナジアンゾスのグレゴリオス(325年/330年 - 389年1月25日)は、ギリシア教父のひとり、4世紀のローマ帝国カッパドキア属州のキリスト教神学者、聖職者である。正教会・カトリック教会で聖人。日本ハリストス正教会では神学者グリゴリイと呼ばれる。日本のカトリック教会ではナジアンズの聖グレゴリオ...
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のなかの神父」との異名がある。 カッパドキア州カイサレアのキリスト教家庭に生まれた。兄にカイサリアのバシレイオス、姉にマクリナ(ともに聖人)がいる。ナジアンゾスのグレゴリオスとは友人であった。司祭となったグレゴリオスを妻テオズワ(フェオズワ)はよく補佐し、慈善活動に努め、女輔祭と呼ばれた。妻の...
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神学者 (category 書きかけの節のある項目)
神学者聖イオアン(聖使徒福音記者ヨハネ) 神学者大ワシリイ(カイサリアのバシレイオス、ギリシア語: Βασίλειος Καισαρείας、330年頃 - 379年) 神学者グリゴリイ(ナジアンゾスのグレゴリオス、ギリシア語: Γρηγόριος Ναζιανζηνός、329年...
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ギリシア教父 (category アレクサンドリアのアタナシオス)
非ギリシア語圏の教会に赴任し、活動したエイレナイオスなどの例もある。 ユスティノスをはじめ、アレクサンドリアのクレメンス、オリゲネス、アタナシオス、カッパドキア三教父と呼ばれたカイサリアのバシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオス、ニュッサのグレゴリオス、またヨハネス・クリュソストモス(金口ヨハネス。クリュソストモス...
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カッパドキア(現在のトルコ)の裕福なキリスト教徒の家庭に生まれる。コンスタンティノポリス、またアテナイに遊学し、哲学を学ぶ。アテナイで同郷のナジアンゾスのグレゴリオスと出会い、親交を結ぶ。アテナイでキリスト教信仰に深く傾倒したバシレイオスは、カッパドキアに戻ったのちは、隠棲して一種の...
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の教皇ボニファティウス8世によって「教会博士」という称号を公式に受けた。 また、先にあげた4人を「西方の四大教会博士」といい、東方教会における三成聖者を含めた次の4人の学識深い聖人を「東方の四大教会博士」という。 カイサリアのバシレイオス(大バシレイオス・聖大ワシリイ) ナジアンゾスのグレゴリオス(神学者グリゴリイ)...
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教父 (category 古代末期のキリスト教)
(盲目のディデュモスと呼ばれる、主著は『聖霊論』) ナジアンゾスのグレゴリオス(神学者グリゴリイ) 329年? - 389年(第1コンスタンティノポリス公会議に出席) バシレイオス(大ワシリイ) 330年? - 379年(著作『ヘクサエメロン(六日間天地創造論)』) ニュッサのグレゴリオス(ニッサの主教グリゴリイ) 335年? -...
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聖大ワシリイ(バシレイオス)、神学者グレゴリイ(グレゴリオス)、金口イオアンの祭日」として記憶しており、記憶日は2月12日(グレゴリオス暦換算の日付)である。但し日本正教会では聖体礼儀等の公祈祷で祝われる事は稀である。なお東京復活大聖堂(ニコライ堂)の東面(至聖所)の二枚のステンドグラスはこの三大聖師父の...
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キリスト教哲学 (category 宗教別の哲学)
エイレナイオス アレクサンドリアのクレメンス オリゲネス アウグスティヌス アレクサンドリアのアタナシオス ディオスコロス ガイウス・マリウス・ウィクトリヌス ネメシオス 金口イオアン 偽ディオニシウス・アレオパギタ カッパドキア三教父 カイサリアのバシレイオス ナジアンゾスのグレゴリオス ニュッサのグレゴリオス...
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エウァグリオスは、345年ごろ、小アジアの黒海に面する地方ポントスのイボラという町に生まれた。青年時代、カッパドキアのバシレイオスとナジアンゾスのグレゴリオスのもとで神学を学んだ。バシレイオスの死後、グレゴリオスによって助祭に叙せられる。その後、グレゴリオスに随行してコンスタンティノポリスに行き、381年、総主教ネクタリオスの補助を務める。...
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- 4150年 389年のカレンダー(ユリウス暦) ガイセリック、ヴァンダル族の王(+ 477年) ナジアンゾスのグレゴリオス、東ローマ帝国のキリスト教神学者(* 329年) 注釈 出典 [脚注の使い方] ウィキメディア・コモンズには、389年に関連するカテゴリがあります。 年の一覧 年表 年表一覧...
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ヒエロニムス (category ヒエロニムスの著作)
の研究に生涯をささげることを決意、シリアの砂漠で隠遁生活を送ってヘブライ語を学んだ。 378年に叙階されたあとはコンスタンティノポリスでナジアンゾスのグレゴリオスと知り合い、さらに382年、ローマへ行ってローマ教皇ダマスス1世に重用されるようになる。ローマ滞在中にラテン語訳聖書の...
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第1コンスタンティノポリス公会議 (category イスタンブールの歴史)
これを解決するため、再び公会議が行われた。主催者となったのは時のローマ皇帝テオドシウス1世である。 コンスタンティノポリスは伝統的にアリウス派への賛同者が多い土地であったが、ニカイア信条の支持者であった皇帝は、信頼していたナジアンゾスのグレゴリオスと共に会議を主導した。参加者は150名ほどで全てが東方地域からの参加者であった。 会議では、最終的にニカイア信条...
3 KB (335 words) - 20:22, 1 August 2024
の一人。ローマ・カトリックでは聖人、教会博士であり、祝日は9月3日。 東方正教会でも聖人で記憶日は3月12日。日本ハリストス正教会では先備聖体礼儀の作成者・ロマの「パパ」問答者聖グリゴリイ(鉤括弧原典ママ)と呼ばれる。 グレゴリウスはローマの貴族の家庭で生まれ、政治家としての...
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4世紀 (category 書きかけの節のある項目)
の略史(イタリア語版)』を残す アエリウス・ドナトゥス(生没年不詳) - 文法学者・ラテン教父ヒエロニムスの師・その著『大文法学』『小文法学』は後世の教科書となる ナジアンゾスのグレゴリオス(329年 - 389年) - キリスト教神学者・カッパドキア三教父の一人・三成聖者の一人 カイサリアのバシレイオス(330年頃...
42 KB (5,329 words) - 20:01, 1 March 2024
ナグ・ハマディ写本 - ナザレ - ナジアンゾスのグレゴリオス - ナジル人 - 七つの大罪 ニカイア・コンスタンティノポリス信条 - ニコラウス・クザーヌス - 日本基督教団 - 日本ハリストス正教会 - 日本聖公会 - 日本聖書協会 - 日本二十六聖人 - ニュッサのグレゴリオス - ヌース - ネオプラトニズム...
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ギリシャ語に精通していたアンブロジウスは、バシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオスなど東方の教父たちの思想を学んで、これを西方に伝え、西方教会の神学の水準を高めた。また、オリゲネスやアレクサンドリアのフィロンに学んでその聖書解釈の方法を西方教会のスタンダードとした。若き日のアウグスティヌスもミラノでアン...
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共働 (category ルーテル教会の神学)
の自由意志の共働であると捉える。 堕落の結果自由意志まで失われているとのアウグスティヌスの説を正教会は採らない。神学者グリゴリイ(ナジアンゾスのグレゴリオス)は「私たちの力の内にあるものと神の下さった救いが共に必要である」と述べた。人の救いのための神の...
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コンスタンティノープル総主教庁 (category オスマン帝国)
カッコ内は日本ハリストス正教会での呼称。 ナジアンゾスのグレゴリオス(神学者聖グレゴリイ) ヨハネス・クリュソストモス(聖金口イオアン) フォティオス1世(聖フォティ) ミハイル1世キルラリオス - 1054年の東西教会の相互破門時の総主教。 イェレミアス2世 - モスクワ総主教庁の設立、グレゴリオ暦の否認、ルター派と宗教改革の...
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(329-389) ミラのニコラオス (270-345) ニュッサのグレゴリオス(カッパドキア三教父) (330 - 395) ヨハネス・クリュソストモス(金口イオアン) (344 - 407) アウグスティヌス (354-430) ヒエロニムス (c. 339-420) フォティケーのディアドコス(英語版)...
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復活大祭 (category Webarchiveテンプレートのウェイバックリンク)
ナジアンゾスのグレゴリオスは、その説教のなかで復活祭を「祭の祭、祝の祝」と呼んでいる。ハリストス教徒であることの喜び、すなわち救済への希望は、イエスの復活に拠るからであり、この日以上に喜ばしく祝われるべき日は信者にとっては存しないからである。この理解はコリントの信徒への手紙一の...
22 KB (2,963 words) - 06:16, 11 July 2024
新神学者シメオン (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
グレゴリオ暦を採用し、3月12日を記憶日とする。 神学者の称号をもつ聖人は、正教会においては、このシメオン(シュメオーン)のほか福音史家神学者イオアン(ヨハネ)、神学者グレゴリイ(ナジアンゾスのグレゴリオス)の3人にとどまる。教会の教義確立への功績が極めて高く評価される人物の...
9 KB (1,258 words) - 06:58, 8 April 2024
キリスト教神秘主義 (category すべてのスタブ記事)
アレクサンドリアのクレメンス(? -216年) オリゲネス(3世紀) エジプトのマカリオス(300年頃 - 391年頃) ナジアンゾスのグレゴリオス(329年頃 - 389年) ニュッサのグレゴリオス(335年頃 - 394年以降) ポントスのエヴァグリオス(en, 345年 - 399年) アウグスティヌス(354年...
33 KB (4,696 words) - 06:34, 8 April 2024
ユスティノス(パレスチナ) ヨハネス・クリュソストモス ディオゲネス・ラエルティオス ゲオルギウス ミラのニコラオス カイサリアのバシレイオス ナジアンゾスのグレゴリオス ニュッサのグレゴリオス アタナシオス エウセビオス(パレスチナ出身) 偽ディオニシウス・アレオパギタ(シリア出身) ペイディアス ゼノン(東ローマ帝国皇帝)...
6 KB (451 words) - 22:49, 26 July 2021
動物の守護聖人「アントニオ祭」、犬も並んで祝福受ける ロイター 2011年1月18日 ^ 動物の守護聖人アントニオ祭、メキシコではイグアナにも神の祝福 ロイター 2013年1月22日 アレクサンドリアのアタナシオス エジプトのマカリオス ウィキメディア・コモンズには、大アントニオスに関連するカテゴリがあります。 聖アントニウスの生涯...
6 KB (514 words) - 17:22, 16 May 2024
キリスト教年表 (category 出典を必要とする記述のある記事/2021年8月)
388年 キリスト教とユダヤ教の異宗婚が禁止される。 389年 ナジアンゾスのグレゴリオス永眠。東方教会の神学の大成者。 392年 ローマ皇帝テオドシウス1世がキリスト教をローマ帝国の国教に定める。 395年 ヒッポ(北アフリカ)の司教アウグスティヌスが『告白』を書く。 ローマ帝国が東西に分離。...
41 KB (5,294 words) - 06:20, 14 October 2023
リオドロス(英語版)、アメリアス(英語版)などの同様の著作も用いていると述べている。 ヘシュキオスはおそらくキリスト教徒ではなく、ナジアンゾスのグレゴリオスと他のキリスト教徒の作家(glossae sacrae)の著作からの単語の説明は後から書き入れられたものである。 語彙目録はヴェネツィアの...
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ポワティエのヒラリウス(315年頃 - 368年頃) - トゥールのマルティヌス(316年頃 - 397年/400年) - ガリア(フランス)の修道士 ナジアンゾスのグレゴリオス(329年 - 389年) ニュッサのグレゴリオス(335年頃 - 394年以降) ヨハネス・クリュソストモス(349年頃...
120 KB (16,039 words) - 12:01, 17 June 2024
テオドシウス1世 (category イタリアの歴史関連のスタブ項目)
はなかったコンスタンティノポリス大主教デモフィリス(英語版)を追放し、三位一体派のナジアンゾスのグレゴリオスを後任とした。 これに先立つ380年2月28日には、テオドシウス1世とグラティアヌス、ウァレンティアヌスの3人の東西皇帝は、「使徒ペトロがローマ人にもたらし、ローマ教皇ダマスス1世とアレクサン...
21 KB (2,952 words) - 08:09, 28 December 2023
サン・ピエトロ大聖堂 (category バチカンの世界遺産)
内陣周辺の各礼拝堂 グレゴリアーナの礼拝堂『救いの聖母の祭壇』(コンスタンティノポリス総主教ナジアンゾスのグレゴリオスの遺体を安置) グレゴリアーナの礼拝堂『教皇グレゴリウス16世のモニュメント』 クレメンティーナ礼拝堂– ジャコモ・デッラ・ポルタ クレメンティーナ礼拝堂のモザイク『布の奇跡』– アンドレア・サッキ...
53 KB (7,739 words) - 12:11, 28 June 2024
アヤソフィア (category トルコのオスマン建築)
オス・テオフォロス、キュリロス、(アレクサンドリアの)アタナシオスが画かれ、南側にニコメディアのアンシモス、大バシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオス、ディオニュシオス・アレオパギテス、ニコラオス、アルメニアのグレゴリオスが画かれていたが、今日ではヨハネス・クリュソストモス、小イグナティオスの...
62 KB (8,789 words) - 02:19, 12 July 2024