パロス島(パロスとう、ギリシア語: Πάρος / Paros ; イタリア語:Paro)は、エーゲ海の中央に浮かぶギリシャの島。キクラデス諸島の1つで、ナクソス島の西、海峡を挟んで約8kmのところにある。本土のピレウス(アテネ)からは南東約100kmの位置にある。現在のパロス島...
17 KB (2,582 words) - 08:50, 9 July 2024
167 パロス県(パロスけん、Περιφερειακή ενότητα Πάρου)は、ギリシャ共和国の南エーゲ地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。キクラデス諸島のパロス島(Πάρος / Paros)などの島々からなる。 キクラデス諸島の南部に位置する、パロス島などの島々からなる。...
4 KB (271 words) - 06:12, 20 March 2021
母音を省略してプロテウスとも表記される。ナイル川河口の三角州沖合に浮かぶパロス島でアザラシの世話をしている。ポルキュース、ネーレウスとともに「海の老人」と呼ばれ、彼ら同様にポントスとガイアの子とされることもあるが、アポロドーロスではプローテウスは外されており、ポセイドーンの子とする説が紹介されている...
10 KB (1,474 words) - 21:33, 18 May 2024
タソス島 (タソスとう、ギリシア語: Θάσος / Thasos, Thassos)は、エーゲ海の最北部にあるギリシャ領の島。トルコ語ではタショズ島(Taşoz)と呼ばれる。 トラキアの沿岸とメスタ川平野に近接するが、地理学的にはマケドニアに属する。中心の町は、北岸にあるタソス(通称はリメナス)...
8 KB (593 words) - 04:27, 19 June 2024
スにレームノス島、エニューエウスにキュルノス島、スタピュロスにペパレートス島、エウアンテースにマロネイア、アルカイオスにパロス島、アニオスにデーロス島、アンドレウスにアンドロス島を与えた。その後、ラダマンテュスはボイオーティア地方の都市オーカレアイに亡命し、ヘーラクレースの養父アムピトリュオーンの...
12 KB (1,307 words) - 19:58, 20 July 2024
あるとき、アリスタイオスはデルポイからアポローンの神託を受け、「ケオス島に行け。そこでおまえは大変な尊敬を受けることになろう」と告げられた。アリスタイオスがケオス島に赴くと、この地に狼星シリウスが酷暑をもたらし、疫病が蔓延していた。これは、イーカリオスを暗殺した罪人たちを島人がかくまっていたためであった。アリスタイオス...
7 KB (957 words) - 22:49, 3 March 2023
初期青銅器時代はギリシア本土、クレタ島、キクラデス諸島の各地域での三時期区分による編年が確立されており、この時代に「ギリシアらしさ」がそれまでの時代より明確に表れて来る。特にキクラデス諸島のナクソス島やパロス島、シロス島などを中心に初期青銅器時代の痕跡が見つかっており、石積みの単葬墓がグループを成しており、初期のグロッタ・ペロス...
48 KB (6,989 words) - 02:44, 12 November 2024
島の多くは無人島である。キクラデス諸島の南側、クレタ島との間の海はクレタ海と呼ばれる。 アンドロス島 ティノス島 ミコノス島 デロス島 シロス島 ナクソス島 パロス島 アンディパロス島 アモルゴス島 イオス島 ケア島 キトノス島 セリフォス島 シフノス島 キモロス島 ミロス島 フォレガンドロス島 シキノス島...
20 KB (1,059 words) - 13:10, 2 December 2022
神像を持ち出し、ミュケーナイに帰ったという。 このクリューセースは、クレーテー島の王ミーノースとニュムペーのパレイアとの子で、エウリュメドーン、ネーパリオーン、ピロラーオスと兄弟。パロス島の住人で、ヘーラクレースがパロス島に立ち寄ったときにヘーラクレースの仲間を殺したため、兄弟とともに殺された。...
4 KB (526 words) - 09:08, 17 May 2024
ロスはペルセポネーに願って地上に戻ることを許され、墓からアルゴー船を眺めた後に再び冥府に戻った。アルゴナウタイは驚き、モプソスの勧めで上陸し、ステネロスを供養した。 このステネロスは、クレーテー島の王ミーノースの子アンドロゲオースの子で、アルカイオスと兄弟。パロス島...
7 KB (767 words) - 10:05, 15 May 2024
3273年 マラトンの戦いで大勝した後、ミルティアデスは個人的な負債を完済しようと海軍を率いてパロス島を攻めた。しかし、この遠征は失敗に終わり、その帰途、彼はクサンチッパスの率いる捜索隊に見つかって収監され、パロス島で受けた傷がもとで死亡した。 兵士で政治家であるアリステイデスがアテネのアルコンになった。...
4 KB (475 words) - 22:37, 28 January 2022
アンティパロス島 (アンティパロスとう、Antiparos) は、ギリシャの南エーゲのキクラデス諸島の中心部にある小島。フェリーで繋がっているパロス島より1.9km弱の距離にある。共同体のアンティパロスは1914年に設立され、2010年に基礎自治体に昇格した。自治体の面積は40...
948 bytes (112 words) - 10:55, 11 March 2021
ス島やデロス島、ミコノス島、パロス島、アンドロス島、ナクソス島が一望できる。 古くはシラ、のちにシロスと呼ばれた島の歴史は、フェニキア人の時代までさかのぼる。ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』では豚飼いのエウマイオスの土地とされ、彼がこの島...
21 KB (2,759 words) - 07:12, 8 March 2022
紀元前1582年/1581年 伝説的なギリシアのデウカリオンの洪水が起きたとされる。 この記録はエーゲ海のパロス島出土の大理石の碑文「パロスの年代記(英語版)」にある。この碑文は紀元前1582年/1581年から紀元前264年/263年に至る記事を列挙したもの。 紀元前1574年頃...
9 KB (1,203 words) - 08:11, 3 November 2023
ス島で没したと伝承されている。 当時の叙事詩というジャンルを1人で代表するホメーロスが古代ギリシア文学に占める位置は極めて大きい。紀元前6世紀以降、『イーリアス』と『オデュッセイア』はホメーロスの作品と考えられるようになり、また叙事詩のパロディである『蛙鼠合戦』や、ホメーロス...
50 KB (6,275 words) - 21:05, 27 September 2024
や吐剤が使用された。夢の中で治療を行うため睡眠剤としてドクニンジンも用いられた。 エピダウロス (ギリシャ) アテネのアクロポリス(ギリシャ) コス島(ギリシャ) パロス島(ギリシャ) ローマのティベリーナ島(イタリア) クニドス(トルコ) ペルガモン(トルコ) アテネのアスクレペイオン ペルガモンのアスクレペイオン...
6 KB (792 words) - 11:26, 6 October 2023
エーゲ海諸島 リムノス島 パロス島 ロドス島 サモス島 サントリーニ島 クレタ島 アルハネス(イラクリオ県) ペザ(イラクリオ県) ダフニ(イラクリオ県) シティア(英語版)(ラシティ県) 中央ギリシャ・テッサリア アッティカ メセニコラ(カルディツァ県) アンヒアロス(マグニシア県) ラプサニ(英語版)(ラリサ県)...
12 KB (1,371 words) - 06:29, 8 August 2019
の支配下でも、なお繁栄を続けたのだった。 イオニア地方は、南北162km、東西36〜54kmだった。しかし、その他にも、ミマス半島、キオス島・サモス島という大きな島が加わる。海岸線は非常に入り組んでいて、海岸に沿って航海すると実際の距離のほぼ4倍にもなった。この地方の大部分は、山で占められていた。...
10 KB (1,195 words) - 00:41, 27 September 2022
ナクソス島 (ナクソスとう、ギリシア語: Νάξος / Naxos、イタリア語: Nasso、トルコ語: Nakşa) は、エーゲ海中部・キクラデス諸島に属するギリシャ領の島。キクラデス諸島中最大の島(面積428km2)で、島の総人口は1万8904人(2011年)。 島...
7 KB (775 words) - 10:25, 22 June 2024
スタリー・グラード (category パロス島)
たちが、後にはギリシャ人が居住した。紀元前384年、ギリシャ人の哲学者アリストテレスがトラキアで生まれたのと同じ年、エーゲ海のパロス島からイオニア人が移住し、この島をパロス(Pharos)と名づけた。 スタリー・グラードはルネサンス時代の作家・ペータル・ヘクトロヴィッチ(英語版)(Petar Hektorović)の生まれた地である。...
8 KB (648 words) - 07:48, 19 October 2024
遣し、誓約の証人としてステュクスの水を汲んでこさせる。『ホメーロス風讃歌』「アポローン讃歌」によると、女神レートーがデーロス島でアポローンを出産する際、アポローンの祭壇と神域がデーロス島で末永く栄え、アポローンは他の誰よりもまずデーロス島に栄誉を与えることをステュクスに誓った。しかしレートーはその日...
8 KB (798 words) - 22:15, 22 March 2024
コス島国際空港(英語版) ロドス国際空港 アスティパレア島空港(英語版) カリムノス島空港(英語版) カルパトス島空港(英語版) レロス島空港(英語版) ミロス島空港(英語版) ミコノス島空港(英語版) ナクソス島空港(英語版) パロス空港(英語版) サントリーニ空港(英語版) シロス島空港(英語版)...
7 KB (528 words) - 07:13, 26 March 2023
テナイ民会では将軍に選出された。マラトンの戦いで劇的勝利を収めたことで、一躍アテナイの英雄として賞賛を受けた。 しかし、紀元前489年より強行したパロス島の攻略に失敗したため、クサンティッポス(ペリクレスの父)の告発により、民会で「アテナイ民衆への欺瞞」という罪に問われた。告発側は死刑を求刑していた...
3 KB (349 words) - 18:05, 25 May 2023
アルキロコス (category パロス島)
パロス島で、貴族出身のテレシクレースの私生児として生まれた。父親がデルポイの神託に従って、タソス島への植民を指揮して島を去った。アルキロコスも父親の後を追ってタソス島に行った。貧困が大きな理由だったが、別の理由もあった。それは、パロス島...
10 KB (1,424 words) - 16:36, 26 June 2022
パロス・デ・ラ・フロンテーラ(スペイン語: Palos de la Frontera)は、スペイン、アンダルシア州ウエルバ県の自治体。単にパロス(Palos)と呼ばれることもある。 ティント川(スペイン語版)とオディエル川(スペイン語版)の河口のリア・デ・ウエルバ(スペイン語版)の東側に位置し、ウエ...
10 KB (1,232 words) - 07:54, 27 May 2024
ナクソス公国 (category ナクソス島)
パロス島とアンティパロス島、ミロス島、シフノス島、キトノス島、イオス島、アモルゴス島、キモロス島、スキノス島、シロス島、フォレガンドロス島はサヌードの所領とされた。また、その他の公国内の島であるアンドロス島やティノス島、ミコノス島、スキロス島、スコペロス島、ケア島、サントリーニ島、アナフィ島...
9 KB (738 words) - 23:55, 28 March 2023
女像柱(カリュアティデス)にした宝庫である。パロス島の大理石(パリアン大理石)により構築され、19世紀末に碑名の断片6個が発見されており、多くの復元が試行されている。 シプノス人の宝庫(英語版) シキュオーン人の宝庫に隣接するシプノス人の宝庫は、パロス島の大理石によるイオニア式の宝庫で、南北5.9メートル、東西8...
123 KB (13,832 words) - 00:02, 16 November 2024
てもその日は涙を流さずにすむという。ポリュダムナはその秘薬をヘレネーに与えた。またポリュダムナは夫トーンがヘレネーに近づかないように、彼女をパロス島に移し、島の毒蛇の害を受けないように薬草を与えたともいう。後にテーレマコスが父オデュッセウスの情報を求めてスパルタを訪れたとき、ヘレネーはみなが飲む酒にポリュダムナの秘薬を混ぜて出した。...
3 KB (374 words) - 19:42, 12 March 2022
スコペロス島(スコペロスとう、Σκόπελος / Skopelos)は、エーゲ海北西部のスポラデス諸島に所在するギリシャ領の島。テッサリア地方スポラデス県に属する。 スポラデス諸島の北部に位置し、その中でも最大の島である。スキアトス島とアロニソス島の中間に位置している。 面積は96.229...
4 KB (415 words) - 08:37, 23 May 2020
元前267年から紀元前263年に書かれた、古代の大理石の碑文「パロスの年代記」 (Parian Chronicle) にもある。この年代記は1687年に発見され、現在はオックスフォードとパロス島にある。さらにこの古代都市について、ホメロス、パウサニアス、トゥキディデスの著書にも記述がある。...
14 KB (1,946 words) - 13:46, 7 April 2023
ミルティアデス (6.103-136) ペルシアの支配地トラキアから、アテナイに帰った将軍。マラトンの戦いを指揮し勝利。翌年パロス島の攻撃に失敗して告発され、足の傷により死亡。 クセルクセス1世 (7.2-9.116) ダレイオスの子、ペルシアの王。紀元前480年にギリシアへ自...
16 KB (1,917 words) - 23:31, 14 May 2023