ウラル・ユカギール語族(ウラル・ユカギールごぞく、Uralic-Yukagir languages)とはウラル語族とユカギール語族を同系統とする仮説に基づく語族。ウラロ・ユカギール語族(Uralo-Yukaghir)ともいう。 ウラル語族もユカギール語族は文法が似ており、ともに膠着語に属す。ウラル...
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ユカギール語族(ユカギールごぞく)、またはユカギール諸語、ユカギール語とは、シベリア東部のコリマ川流域に住むユカギール族が話す諸言語から成る語族である。便宜上古シベリア諸語の一つとされている。古くはバイカル湖から北極海まで分布したといわれ、17世紀にはレナ川からアナディル川河口に至る広範囲で約900...
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ウラル語族(ウラルごぞく)は、シベリア(北アジア)中北部、北ヨーロッパ、東ヨーロッパに話者地域が分布する語族である。約2,500万人に話されている。フィン・ウゴル語派(サーミ語、フィンランド語、エストニア語など)、サモエード語派(ネネツ語など)に大別できる。 ウラル語族に属する言語には次の特徴がある。...
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エドワード・ヴァイダが発表。ナ・デネ語族とエニセイ語族から成る。 ウラル・ユカギール語族 ウラル語族とユカギール語族を同系とする説。 ウラル・シベリア語族 ウラル語族、ユカギール語、チュクチ・カムチャツカ語族、エスキモー・アレウト語族を同系とする説。マイケル・ホーテスキューによって最初に提案。 チュクチ・カムチャツカ・アムール語族...
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語族と考える説もある。) ユーラシア大語族仮説:アルタイ諸語、ウラル・ユカギール語族、インド・ヨーロッパ語族などと関係 ウラル・シベリア語族仮説:ウラル語族、ユカギール語族、エスキモー・アレウト語族と関係 チュクチ・カムチャツカ・アムール語族仮説:ニブフ語と関係 ^ Hammarström...
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さらにアイヌ語やエスキモー・アレウト語族を古シベリア諸語に含めることもある。 ユカギール語族はウラル語族と共にウラル・ユカギール語族を形成し、エニセイ語族はナデネ語族とデネ・エニセイ語族を形成するとする説が有力である。ウラル語族、ユカギール語族、チュクチ・カムチャツカ語族にエスキモー・アレウト語族を含んだウラル・シベリア語族...
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ウラル・シベリア語族(ウラル・シベリアごぞく、Uralo-Siberian languages)はウラル語族とシベリアの諸言語のいくつかを含む、仮説として提案されている語族。ウラル語族、ユカギール語、チュクチ・カムチャツカ語族、エスキモー・アレウト語族が含まれる。...
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ウラル・アルタイ語族(ウラル・アルタイごぞく)は、過去に考えられていた言語の分類の一つであり、かつては、インド・ヨーロッパ語族、セム・ハム語族(現在のアフロ・アジア語族)とともに世界の3大語族とされていた。現在はウラル語族とアルタイ諸語に分けられている。 ウラル語族...
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アリュートル人 ケレク人 イテリメン人 ユカギール人 チュバン人 ニヴフ人 ケット人 ユグ人 アレウト ユピック ユイット アイヌ ウラル語族:ガナサン語、セルクプ語など アルタイ諸語 チュルク語族:ヤクート語、タタール語など モンゴル語族:ブリヤート語など ツングース語族:エヴェンキ語、ウィルタ語など ケット語...
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Chuvan:チュクチ語を用いているが元来ユカギールの部族である。人口1087人(2002年)。かつてはチュクチ人とともにいたが現在はコリマ川流域に住む。 母語であるユカギール諸語はウラル語族との同系説が有力である。これにチュクチ・カムチャツカ語族、エスキモー・アレウト語族も加えたウラル・シベリア語族を成すとする説もある。ただし、Jäger...
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語族、エスキモー・アレウト語族、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族(グリーンバーグはウラル・ユカギール語族としている)が含まれる。 またカルトヴェリ語族、ドラヴィダ語族、ニブフ語、エトルリア語、日本語、朝鮮語、アイヌ語を含む案もある。またより大きな括りとしてユーラシア大語族をノストラティック大語族...
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ノストラティック大語族(Nostratic languages)とは、ユーラシアの多くの語族を含む、仮説段階の大語族である。ホルガー・ペデルセンによって、20世紀初頭に最初に提唱された。最小限のくくりでは、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族、アルタイ諸語、南コーカサス語族が含まれる。加えて、アフロ・アジア語族...
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語族、南コーカサス語族、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族、ドラヴィダ語族、アルタイ語族、エスキモー・アレウト語族を含む。 ユーラシア大語族 ジョーゼフ・グリーンバーグが主張する。エトルリア語、インド・ヨーロッパ語族、ウラル語族、ユカギル語、アルタイ語族、朝鮮語、日琉語族...
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ウラル語族 フィン・ウゴル語派 サモエード語派 アルタイ諸語 チュルク語族 モンゴル語族 ツングース語族 インド・ヨーロッパ語族 イラン語派 スラヴ語派 古アジア諸語 ユカギール語族 エニセイ語族 チュクチ・カムチャツカ語族 ニブフ語 ^...
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インド・ヨーロッパ祖語は、北西コーカサス語族を基層とし、ウラル語族のような北ユーラシアの言語が上層言語として覆いかぶさって成立した混合言語であるという説もある。(ポンティック語族も参照) ウラル・アルタイ語族 ^ Klein, Jared; Joseph, Brian; Fritz...
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更に、ウラル語族、アルタイ諸語、日琉語族、チュクチ・カムチャッカ語族、エスキモー・アレウト語族などとの関係を主張するユーラシア大ずるノストラティック大語族説、終局的にはボレア語族や世界祖語との関係を論ずる説もある。 [脚注の使い方] ^ この語族...
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レズギ諸語(英語版) アルチ語 サムール諸語 東サムール諸語 アグール語 ウディ語 タバサラン語 レズギ語 西サムール諸語 ツァフル語 ルトゥル語 南サムール諸語 クリツ語(英語版) ブドゥフ語 コーカサス諸語 - 南コーカサス語族|北西コーカサス語族|北東コーカサス語族 コーカサス - 南コーカサス|北コーカサス...
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古シベリア諸語:ケット語、ニブフ語、ユカギール語、チュクチ語など ドラヴィダ語族:タミル語など シナ・チベット語族:中国語、ビルマ語、チベット語、ゾンカ語など オーストロネシア語族:台湾諸語、フィリピン語、マレー語、インドネシア語、テトゥン語など オーストロアジア語族:ベトナム語、クメール語など タイ・カダイ語族:タイ語、ラーオ語など...
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オーストロネシア語族(オーストロネシアごぞく)は、台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がる語族である。アウストロネシア語族とも。日本語では南島語族とも訳される。台湾諸語が言語学的にもっとも古い形を保っているとされる。 かつてはマレー・ポリネシア語族...
25 KB (2,690 words) - 18:53, 26 May 2024
フルリ・ウラルトゥ語族(ふるり・うらるとぅごぞく、Hurro-Urartian languages)とは、古代メソポタミアの語族。紀元前2300年ごろから紀元前1000年ごろまでメソポタミアに暮らし、ミタンニ王国を築いたフルリ人のフルリ語、および紀元前9世紀から紀元前585年までアナトリア東部に存在...
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ウラル祖語(英:Proto-Uralic language)とはウラル語族諸言語の再構された祖語である。最も古い年代の試算では紀元前7000年頃にごく狭いエリアで話され、多数の言語に分化していったと考えられる。原郷は不明であるが、ウラル山脈、サヤン山脈、遼河地域[独自研究?]などの説がある。...
21 KB (2,733 words) - 02:16, 26 December 2024
語連合である。かねて歴史比較言語学において共通点が指摘されてきた。歴史的にはウラル・アルタイ語仮説に由来し、一般にテュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族からなりたつ。これらの諸言語が共通の祖先(祖語)を持ち、アルタイ語族をなすという仮説がながらく提唱されており、1960年代までは広く受け入れられ...
58 KB (2,265 words) - 02:55, 4 January 2024
歴史学の成果から本来このチュルク語族を話す人々は中央アジア・モンゴル高原からシベリアのあたりにいたと考えられる。 分布がチュルク語族と隣接するモンゴル語族、ツングース語族とはいくつかの言語の特徴を共有するため、チュルク語族とこれらとをあわせてアルタイ諸語という説もあるが、多くの言語学者はその説を否定している。...
16 KB (1,867 words) - 06:56, 15 October 2024
シュメール語圏にはセム語を話す人々が混住していたが、セム語との系統関係は認められない。近年エラム語とシュメール語の系統関係の存在を主張する者もいるが、立証されていない。母音調和が存在する膠着語という点ではウラル語族、アルタイ語族とも類似するが、シュメール語は能格言語、ウラル...
13 KB (1,514 words) - 07:48, 18 March 2024
の言語(モン・クメール語派 147 とムンダ語派 21)が記録されている。しかしこの語派分類は確証のあるものではなく、上記の2語派をそれぞれモン・クメール語族とムンダ語族として認める場合はオーストロアジア諸語と表記される。 モン・クメール語派はまとまりをもたないとする説もある。 オーストロアジア語族...
12 KB (1,339 words) - 10:37, 23 October 2024
アフロ・アジア語族(アフロ・アジアごぞく、Afro-Asiatic)は、アラビア半島を中心とする西アジアおよび北アフリカに分布する語族。古くはセム=ハム語族(または「ハム=セム語族」)と呼ばれ、現在もこの語を使う学者もあるが、ひとつのまとまりをもつ「ハム語派」の存在は否定されている。 アフロ・アジア語族の言語の多くは咽頭音...
9 KB (1,032 words) - 01:18, 15 October 2022
ポンティック語族(ポンティックごぞく、Pontic)は提唱中の語族または大語族であり、インド・ヨーロッパ語族と北西コーカサス語族(NWC)で構成される。 エミール・バンヴェニストとウィンフレッド・P・レーマンによって行われたインド・ヨーロッパ祖語(PIE)の内的再構では、インド・ヨーロッパ祖語(P...
4 KB (399 words) - 03:56, 11 February 2024
語族に及ぶ68の言語を認めているが、うち20言語がマヤ語族に属する。 他のさまざまな言語・語族とマヤ語族との系統的関連が提唱されたことがある。アラウコ語族、アメリンド大語族、アラワク語族、ウル・チパヤ語族、ホカ大語族、ホカ=スー大語族、ワベ語、レンカ語、ミヘ・ソケ語族、パエス語族...
32 KB (4,475 words) - 20:35, 9 December 2022
ウラル語・アルタイ語の類似性には謎が多いが、総合的に勘案すれば、メソポタミア文明を携えた原エラム人が、一方ではパキスタンに移住してインダス文明・ドラヴィダ語族を生じさせ、他方では東アジアに移住し遼河文明・ウラル・アルタイ語族...
21 KB (2,337 words) - 10:32, 22 July 2024
垂直方向(祖先-子孫)によってなされると解釈される。 語族の分布は特にY染色体ハプログループの分布と少なからず関連する。例えば、オーストロアジア語族とハプログループO1b1 (Y染色体)、モンゴル語族とハプログループC2 (Y染色体)、ウラル語族とハプログループN (Y染色体)などである。...
22 KB (3,327 words) - 10:58, 26 December 2024
モンゴル語族(モンゴルごぞく)は、モンゴル高原(モンゴル国と中国の内モンゴル自治区)を中心に、中央ユーラシアの各地で話される語族である。 モンゴル語族諸言語は、母音調和を行うこと、語彙的意味を持つ名詞や動詞の語幹に文法的意味を持つ接尾辞が次々と付けられる膠着語であることなど、文法の類型上、テュルク語族...
9 KB (940 words) - 06:36, 1 June 2024