• エイコサペンタエン酸エイコサペンタエンさん、eicosapentaenoic acid、EPA)またはイコサペンタエン酸(icosapentaenoic acid)は、ω-3脂肪酸の一つ。必須脂肪酸。ごく稀にチムノドン酸(timnodonic acid)とも呼ばれる。5つのシス型二重結合をもつ20炭素のカルボン酸である。...
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  • n-6、分子量280.45、融点-5℃、比重0.902。CAS登録番号 60-33-3。異性体として二重結合が共役した共役リノールがある。 エイコサエン酸エイコサエンさん、eicosadienoic acid)は、炭素数20のcis-11-cis-14-ジ不飽和脂肪酸である。C19H35CO2H、IUPAC組織名...
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  • エイコサノイド (eicosanoid) は、エイコサン酸(アラキドン酸)を骨格に持つ化合物、ないしその誘導体の総称。主としてオートクリンやパラクリンとして働く生理活性物質である。IUPAC/IUBMBではエイコサンの名称がイコサンに変更されたことから、イコサ...
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  • エン脂肪酸ともいう。ω-9脂肪酸の一部とω-6脂肪酸とω-3脂肪酸、共役リノールが含まれる。 ω-6脂肪酸にはリノール、γ-リノレン酸 やアラキドン酸、ω-3脂肪酸のα-リノレン酸エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸...
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  • 位に全てシス型の二重結合をもつ、ω-3脂肪酸に分類される化合物を指し、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサペンタエン酸(DPA) とともに高度不飽和脂肪酸(PUFA) とも呼ばれている。必須脂肪酸の一つ。 体内で合成できないα-リノレン酸を原料としてDHAを生合成するため、広義では必須脂肪酸となる。動...
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  • ン酸(20:3 ω-6)が不飽和化されることで生成する。 もう1つは、all-cis-8,11,14,17-エイコサテトラエン酸であり、18:4 ω-3であるステアリドン酸の長鎖化により生成され、この脂肪酸が不飽和化されることでエイコサペンタエン酸(20:5 ω-3, EPA)が生成される。...
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  • エイコサペンタエン酸(EPA、20:5 ω-3)からドコサヘキサエン酸(DHA、22:6 ω-3)への中間体である。アザラシ油に多く含まれている。 all-cis-4,7,10,13,16-ドコサペンタエン酸であり、オスボンドの俗称を持つω-6脂肪酸である。この脂肪酸は、20:4...
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  • 20:5 (n−3) のエイコサペンタエン酸(EPA)を生成し、このエイコサペンタエン酸から 22:5 (n−3) のドコサペンタエン酸(DPA)を経るかSprecher's shuntと呼ばれる経路いずれかを経て 22:6 (n−3) のドコサヘキサエン酸 (DHA) が生成される(詳細はデサチュラーゼを参照のこと。)。...
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  • メリト酸(ベンゼンヘキサカルボン酸) ケイ皮(3-フェニルプロパ-2-エン酸) シュウ(エタン二) マロン酸(プロパン二) コハク(ブタン二) グルタルペンタン二) アジピン酸(ヘキサ) フマル((E)-ブタ-2-エン) マレイン酸((Z)-ブタ-2-エン) アコニット(2-カルボキシプロパ-1-エントリカルボン酸)...
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  • ン酸はヒトの体内で合成できない必須脂肪酸であり、そこから合成されるドコサヘキサエン酸(DHA)は神経系の機能に関わっている。 植物及び微生物中では、ω6位に二重結合を作るΔ12-脂肪酸デサチュラーゼ によりオレイン酸の二重結合を一個増やしてリノール...
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  • 他の脂肪油と異なり、脂肪酸成分はパルミチン酸が主であるがステアリン酸、ミリスチン酸、アラキジン酸、オレイン酸、ヘキサデセン酸などを含む。また、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などのω-3脂肪酸である高度不飽和脂肪酸や不鹸化物成分の含量も多...
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  • 二重結合もしくは三重結合を持つもののことで、α-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸 (DHA)、エイコサペンタエン酸 (EPA) に代表されるオメガ3(n-3系)、リノール、γ-リノレン酸、アラキドン酸に代表されるオメガ6(n-6系)、オレイン酸に代表されるオメガ9(n-9系)がある。飽和脂肪酸とは...
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  • 魚介類の脂肪酸(英:Fatty acid of seafood)とは、魚介類に含まれる脂肪を構成している脂肪酸のことである。 魚介類には、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などω-3脂肪酸が多く含まれる。魚介類に含まれるDHAの多くは、ラビリンチュラ類の1属である Schizochytrium...
    21 KB (225 words) - 21:20, 12 December 2021
  • 1990年代前半まで自社で遠洋漁業を行っていたが撤退し、事業領域を整理した。売上規模では同業2社が経営統合したマルハニチロに次ぐものの、ファインケミカル事業による高純度エイコサペンタエン酸の医薬品向け原料供給により、水産業のなかでは収益性が高い傾向にある。機能性表示食品事業にも展開。 旧社名「日本水産」時代は、「日」の文字を的...
    26 KB (2,739 words) - 03:10, 15 August 2024
  • ン酸を合成する[信頼性要検証]。 Δ6デサチュラーゼは必須脂肪酸である18:3(n-3)のα-リノレン酸のΔ6の位置に不飽和結合を作り炭素2個伸張して20:4(n-3)エイコサテトラエン酸を合成する。エイコサテトラエン酸はΔ5デサチュラーゼにより20:5(n-3)エイコサペンタエン酸...
    6 KB (897 words) - 05:29, 21 August 2017
  • エイコサノイド前駆体の生成について代謝酵素が共通しているため、n-6脂肪酸とn-3脂肪酸とが競争的な相互作用をする。 ヒトを含めた動物の体内では、α-リノレン酸エイコサペンタエン酸(EPA)を経由してドコサヘキサエン酸...
    31 KB (3,850 words) - 18:26, 26 June 2024
  • 、植物油から推察できるように、穀物類にはリノールが豊富に含まれているものの、α-リノレン酸はほとんど含まれていない。 魚油食品、肝油、ニシン、サバ、サケ、イワシ、タラ、ナンキョクオキアミ等の魚介類は、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)のようなω-3脂肪酸に富んでいる。魚や...
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  • を使用した炊き込みご飯であるさよりめしがある。 サンマには、血液の流れを良くするといわれるエイコサペンタエン酸が含まれており、脳梗塞・心筋梗塞などの病気を予防する効果があるとされている。また、ドコサヘキサエン酸も豊富に含まれており、体内の悪玉コレステロール(LDL)を減らす作用、脳細胞を活発化させ、...
    32 KB (4,377 words) - 08:50, 16 September 2024
  • )の増加、血液中の中性脂肪値の改善、脳の発達の増進 等々に役立つ。 EPAとDHA イワシ、サバ、サンマなど青魚(あおざかな)類にはEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富である。このEPAというのは、ほぼ魚介類(水産物)でしか摂れない、健康に有用な栄養素である。EPAは、悪玉コレステロール(HDL)の...
    16 KB (2,253 words) - 11:12, 4 October 2024
  • 使用する場合は併用薬の吸収を阻害するため、併用薬はレジン内服の1時間以上前または4時間以降に内服となる。スタチン内服後も高TG血症がある場合はイコサペンエチル Ethyl eicosapentaenoic acid (EPA)であるエバデールS600 3C3×を使用する。...
    19 KB (2,584 words) - 09:54, 18 March 2024
  • アセトアミノフェとトラマドールの合剤。鎮痛薬。ヤンセンファーマとのコ・プロモーション。 レクサプロ - 選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、第3世代抗うつ薬 エパデール - イコサペンエチル Ethyl eicosapentaenoic acid (エイコサペンタエン酸とも)、高脂血症治療剤・閉塞性動脈硬化症治療薬。...
    8 KB (625 words) - 08:54, 2 August 2024
  • ヒトを含めた動物の体内では、Δ6-脂肪酸デサチュラーゼによりα-リノレン酸(18:3)からエイコサテトラエン酸(20:4)を生成し、さらにΔ5-脂肪酸デサチュラーゼによりエイコサペンタエン酸(20:5)を生成する。エイコサペンタエン酸からさらに22:6のドコサヘキサエン酸が生成される。α-リノレン酸のうちこれらの変換に使われる割合は10-15%程度である。...
    34 KB (4,512 words) - 03:05, 24 December 2022
  • 〆鯖ではない刺身でも食べられる。生食できることやブランド鯖であることを売り物にする産地や漁業者も拡大傾向にある。 DHA(ドコサヘキサエン酸)や EPA(エイコサペンタエン酸)などの高度不飽和脂肪酸 - ω-3脂肪酸(Omega-3)が多く含まれている点も注目されている。また新規化合物セレノネイン...
    26 KB (3,606 words) - 03:10, 4 October 2024
  • partnership agreement) 有効最大加速度(英: effective peak acceleration) → 表面最大加速度へ転送 エイコサペンタエン酸(英: eicosapentaenoic acid) 環境保護主管庁 アメリカ合衆国環境保護庁(英: environmental protection...
    723 bytes (144 words) - 16:06, 5 May 2023
  • ン酸とバクセン酸である。保湿性を有するため、化粧品に広く利用されている。ω-7脂肪酸に富む食品は、HDLコレステロール値を高めてLDLコレステロール値を下げるなどの健康効果が示されている。 ω-7脂肪酸はパルミトレイン酸の形でマカダミア油とシーバックソー油に、バクセン酸とルーメン酸...
    8 KB (1,106 words) - 15:17, 17 April 2022
  • 化の結果生じた一種の多系統群とも言える。 筋肉は遊泳に適した赤身で、ヒスチジンなどが多く含まれ、鮮度の低下が早い。 含まれる脂質はエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸などの不飽和脂肪酸の比率が高く、血中の悪玉コレステロールを減少させるなどの効果があると言われる一方で、酸敗しやすく品質の劣化(いわゆる「油焼け」)を起こしやすい。...
    6 KB (946 words) - 18:19, 30 October 2021
  • したアジが作り出す食感が特徴で、かける調味料によって異なる味を楽しむことも可能である。また、栄養面では低カロリー・低糖質でエイコサペンタエン酸 (EPA) やドコサヘキサエン酸 (DHA) が豊富であるとされることがある。 日本では、家庭料理だけでなく中食・外食としても普及している。このほか、町お...
    49 KB (6,287 words) - 00:33, 13 September 2024
  • カメは海藻なので根はないが、通俗的には「ワカメの根元部分」とも表現される。 日本では食用にされる。 アルギン酸やフコイダンなどの水溶性食物繊維に由来するぬめり成分やミネラル、エイコサペンタエン酸などの不飽和脂肪酸を葉状部よりも多く含むため、健康食品として摂取されることもあるが、必ずしも十分な医学的根...
    3 KB (443 words) - 04:30, 21 September 2024
  • 数に応じた患者カテゴリー分類と十分なコレステロール低下療法が推奨されているが、これに反対とする立場も存在し意見が対立したままである。 他にもエイコサペンタエン酸(EPA)などオメガスリー脂肪酸の摂取量が、日本人の動脈硬化性疾患予防に有効であるとした疫学研究結果が報告されている。...
    16 KB (2,029 words) - 10:48, 7 September 2024
  • 量204=トリプトファン)、糖(分子量180=単糖グルコースなど-分子量342=二糖類ショ糖など)、脂肪酸(分子量284=ステアリン酸-分子量304=エイコサペンタエン酸EPAなど)も全て分子量は400以下であり、小腸での吸収は分子量600以下に合致している。この分子の大きさで排除する機能は腸管内に...
    18 KB (2,890 words) - 02:03, 15 November 2024
  • 、その後は休漁などの保護政策により2014年には2001年の11倍ほどに回復している。 身はやや白っぽいが赤身魚に分類され、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含む。秋から冬にかけてが脂が乗って旬とされる一方、夏は味が落ちるとされている。マサバの中でも特に脂の乗った鯖をとろ鯖と呼ぶ。...
    11 KB (1,388 words) - 20:06, 17 May 2024