• 神話大系を描き始めた。これが後に、目覚めの世界を舞台とするいわゆるクトゥルフ神話へと繋がっていく。またドリームランドの方もクトゥルフ神話内でワンジャンルをなすようになる。 なおラヴクラフトが創造した邪神の代表例であるクトゥルフは夢に干渉する能力を持っているが、ドリームランド...
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  • クトゥルフ神話クトゥルフしんわ、Cthulhu Mythos)は、パルプ・マガジンの小説を元にした架空の神話。 20世紀にアメリカで創作された架空の神話であり、「アメリカ神話」とも呼ばれる。作中では逆に、人類史の神話は太古からのクトゥルフ神話の派生であるということになっている。...
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  • クトゥルフ神話の土地では、クトゥルフ神話に登場する土地について記載する。 ドリームランドの地理については、ドリームランド (クトゥルフ神話)を別途参照。地球外の星々については、クトゥルフ神話の星々を別途参照。 実在の土地には●をつける。クトゥルフ神話初期の作品は、作家たちが生きた1920年代から1...
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  • クトゥルフの呼び声』(クトゥルフのよびごえ、Call of Cthulhu)とは、アメリカのゲーム会社であるケイオシアム社が1981年に製作したテーブルトークRPG(TRPG)。クトゥルフ神話の世界観を体験するホラー・ジャンルの作品である。バージョンアップを重ねており、最新バージョンは2014年発...
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  • クトゥルフ神話の猫(クトゥルフのねこ)では、クトゥルフ神話に登場する猫について記載する。 クトゥルフ神話の創始者であるハワード・フィリップス・ラヴクラフトは猫が好きだった。彼は『猫と犬』というエッセイにて、猫があらゆる面で犬よりも優れているという持論を熱弁している。ラヴクラフトはまた猫を小説作品にも...
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  • ^ 新紀元社『ラヴクラフトの怪物たち 下』「怪物便覧 食屍鬼」275-276ページ。 ^ 事典四「クトゥル神話の歴史●クトゥル神話の誕生」、14ページ。 ^ 新紀元社『クトゥルフ神話ガイドブック』30ページ。 ^ 事典四「ブバスティスの子ら」、348ページ。...
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  • 月探査の結果、クトゥルフの幼生が見つかる。地球から分離したときに、クトゥルフの幼生を乗せていたため。 火星 ランドルフ・カーターが火星に人工の巨石建造物を見た。 火星人アイハイ族が住んでおり、地球人類が宇宙進出した後は交易を結んでいる。地下にはラヴォルモスの洞窟があり、ヴルトゥームと信徒たちが潜伏している。...
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  • クトゥルフ(Cthulhu)とは、クトゥルフ神話に登場する架空の神、あるいは宇宙生物である。「大いなるクトゥルフ」などとも呼ばれる。 クトゥルフ神話の名に冠されている。初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフト(以下HPL)の小説『クトゥルフの呼び声』(The Call of...
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  • 蕃神(ばんしん、異形の神々、The Other Gods)は、架空の創作神話であるクトゥルフ神話の用語。『The Other Gods』の邦訳語であり、一般名詞の蕃神に準じた用語である。複数あるので個別に解説する。 ダンセイニ卿の創作神話であるペガーナ神話にインスパイアされて作られた。...
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  • (Hyperborea) は、クトゥルフ神話に登場する架空の地名。日本語翻訳の表記ブレでヒュペルボレオス、ヒュペルボリア、ヒューペルボリア、ハイパーボレアなどと表記されることもある。クラーク・アシュトン・スミスが創造し、作品に登場させたり舞台とする土地で、北極海と北大西洋の間のグリーランド近辺にあったとされる古代大陸である。...
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  • クトゥルフ神話関連の書籍に解説が頻出する。文献(魔道書)のリストを作ろうという試みはダーレス時代からあり、フランシス・T・レイニーの『クトゥル神話小辞典』(1943)4章やリン・カーターの『クトゥル神話の魔道書』(1959)などが古典的な設定集として挙げられる。今日ではあらゆるクトゥルフ神話...
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  • 地球本来の神々 (category クトゥルフ神話の神)
    地球本来の神々(ちきゅうほんらいのかみがみ)は、創作神話クトゥルフ神話の用語。 狭義では、「大いなるもの」という者たちを指しており、ドリームランド(幻夢郷)に住むとされる神々の総称である。 だがクトゥルフ神話・ラヴクラフト神話には、ギリシャ神話などの既存の伝説の神々が登場することもある。クトゥルフ神話...
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  • ランドルフ・カーター(Randolph Carter)は、クトゥルフ神話に登場する架空の人物。 創造者はハワード・フィリップス・ラヴクラフト(以下HPL)であり、HPL自身をモデルとした人物と分析されている(後述)。 アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン在住の神秘学者、東洋学者、数学者。第一次世...
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  • 作品群を邦訳している大瀧啓裕は、ラヴクラフトのクトゥルフをクルウルウと呼称し、ダーレス以降のクトゥルフクトゥルーと呼称することで、原神話と後続の「クトゥル神話」とを区別して使い分けている。 ラヴクラフトの後輩作家であるオーガスト・ダーレスらが後に体系化したクトゥルフ神話...
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  • この項では、クトゥルフ神話のアイテムについて記載する。特に、禁断の書物については、クトゥルフ神話の文献を別途参照。 クトゥルフ神話関連の書籍に解説が頻出し、特にTRPGサプリメントの『キーパーコンパニオン』は文献とアイテムの設定集である。複数回登場しやすい文献に比べると、アイテムは単発の登場である場合が多い。...
    11 KB (1,687 words) - 22:43, 28 December 2024
  • ボクルグ (category クトゥルフ神話の神)
    ボクルグ(ボクラグ、Bokrug)は、クトゥルフ神話などに登場する架空の神性。旧支配者。 眠れる者が行けるとされるドリームランドに顕現する水蜥蜴の姿をした神で、イブのスーム=ハーによって崇拝されていた。ボクルグを怒らせた人々は報復に遭うことで有名で、その報復は何百年も続くと言う。報復が訪れると、迅...
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  • ナイアーラトテップ (category クトゥルフ神話の神)
    概破滅している。天敵であり唯一恐れるものは火の精クトゥグアのみ。 旧支配者の中で唯一幽閉を免れ、他の神格と違い自ら人間と接触するなど、クトゥルフ神話において特異な地位を占める神である。 これらの解説文は初期辞典『クトゥル神話小辞典』『クトゥル神話の神神』の時点でほぼ完成しており、以降の書籍群に...
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  • ナイトゴーント (category クトゥルフ神話の生物)
    ナイトゴーント(Night-gaunts)はクトゥルフ神話に登場する架空の生物。漢字で夜鬼、夜の魍魎とも邦訳名される。 ドリームランドの生物。容姿はいわゆる「西洋の悪魔」のようで、のっぺらぼうの顔に蝙蝠の翼と長い尻尾を生やしており、ゴムのような質感の黒い皮膚に覆われている。...
    5 KB (667 words) - 09:43, 27 August 2024
  • レン高原 (category クトゥルフ神話の土地)
    レン高原(レンこうげん、Leng)はクトゥルフ神話に登場する架空の土地。 正確な所在地が「よくわからない」という特徴がある。 初出はハワード・フィリップス・ラヴクラフト著『未知なるカダスを夢に求めて』。 レン高原はカダス同様正確な位置が不明な土地だが、ドリームランドでレン高原の詳細がわかる。ドリームランド...
    3 KB (365 words) - 13:46, 9 April 2021
  • ノーデンス (category クトゥルフ神話の神)
    ノーデンスは、創作神話群であるクトゥルフ神話などに登場する神。既存の神をモデルにしているが、別個のキャラクターと化している。 クトゥルフ神話的には「旧神」(Elder Gods)の一柱とされることが多い。 ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの幾つかの作品に登場する神格である。「大いなる深淵の主」(Lord...
    9 KB (1,263 words) - 06:28, 7 February 2024
  • 眠りの神 (category クトゥルフ神話)
    TPPG『クトゥルフの呼び声』では、旧神とされる。目覚めの世界とドリームランドの間の通り道を守っているという。 基本の『クトゥルフ神話TRPG』とドリームランド特化の『ラヴクラフトの幻夢境』とで、説明文が異なる。『エンサイクロペディア・クトゥルフ...
    7 KB (974 words) - 06:20, 3 September 2022
  • 無名都市 (category クトゥルフ神話の土地)
    「ネクロノミコン」の二行連句が引用され、著者であるアブドゥル・アルハザードの名前も初登場する。クトゥルフ神話の歴史上における記念碑的作品である。また『サルナスの滅亡』に登場したサルナスやイブの都についても言及があり、これらの都市が目覚めの世界なのかドリームランドなのかを曖昧にしている。...
    12 KB (1,756 words) - 12:36, 17 August 2024
  • 旧支配者 (category クトゥルフ神話の神)
    グレート・オールド・ワンズの初出は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの短編小説『クトゥルフの呼び声』(執筆1926/発表1928)であり、クトゥルフがその大祭司と呼ばれている。邪神の総称としての旧支配者が定着したのは、フランシス・レイニーの『クトゥル神話小辞典』(初期版1942)以降となる。 外なる神(そとなるかみ、The...
    32 KB (3,749 words) - 03:25, 2 November 2024
  • 旧神の印 (category クトゥルフ神話)
    旧神の印(きゅうしんのしるし、エルダーサイン、The Elder Sign)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空のアイテム。基本的には「五芒星形の石」だが、詳細は作者や作品によって変遷する。 オーガスト・ダーレスが旧神の印である「五芒星形の石」を創造し、自作に登場させている。ダーレス神話では頻出するアイテムである。...
    8 KB (1,190 words) - 07:39, 6 March 2024
  • 旧神 (category クトゥルフ神話の神)
    セラエノ大図書館は、ダーレス神話では旧支配者ハスターの支配地だが、カーター神話では旧神の領地になっている。さらにウボ=サスラの持つ石板は旧神のセラエノ大図書館のものである。 1980年代に生まれたクトゥルフ神話TRPG(旧名称:クトゥルフの呼び声)はバージョンアップを重ねており、旧神の扱いは段階的に変わっている。...
    20 KB (3,104 words) - 22:11, 11 July 2024
  • チョー・チョー人 (category クトゥルフ神話の生物)
    クトゥルフ神話に登場する架空の種族、あるいは部族の名称。背の低い、矮人種族。 固有名詞のため邦訳は複数あり、チョー=チョー人、トウチョ=トウチョ人など、様々な発音・表記がされる。 総じて東南アジアに住む/アジア地域に住んでいた亜人種とされており、ダーレスはビルマ、HPLはインドシナ半島、クラインはマレー半島とした。...
    6 KB (880 words) - 22:20, 28 March 2024
  • ナコト写本 (category クトゥルフ神話)
    ナコト写本(ナコトしゃほん、Pnakotic Manuscript)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の文献。イースの大いなる種族と関連する。 別の文献エルトダウン・シャーズ(Eltdown Shards)とも関連があるため、併せて解説する。 クトゥルフ神話で言及される書物の中でも最も古いもの。創造者はハワード・...
    9 KB (1,174 words) - 01:24, 5 January 2024
  • シャンタク鳥 (category クトゥルフ神話の生物)
    シャンタク鳥(Shantaks)はクトゥルフ神話に登場する架空の生物である。ドリームランドに生息する飛行生物。 クトゥルフ神話には外世界からの漁師(あの世からの漁夫、Fishers from Outside)という生物もおり、関連性が見られるため、本項で併せて解説する。...
    5 KB (709 words) - 14:27, 8 September 2023
  • 銀の鍵の門を越えて (category クトゥルフ神話)
    the Gates of the Silver Key)は、ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの小説。ラヴクラフト神話クトゥルフ神話ランドルフ・カーターのシリーズの一編。関連作品『銀の鍵』『幻影の王』も併せて説明する。 『銀の鍵』は、1926年に執筆され、『ウィアード・テールズ』19...
    11 KB (1,578 words) - 13:17, 11 July 2023
  • カダス (category クトゥルフ神話の土地)
    カダス(Kadath)とは、クトゥルフ神話に登場する架空の土地。カダスの黒い山、および縞瑪瑙の城。夕映えの都カダス。 「凍てつく荒野のカダス」と呼ばれ、他に「未知なる」、「忘れ去られた」とも称される。 基本的にドリームランドの土地とされるが、設定にレン高原が絡み特殊。 小説『未知なるカダスを夢に求めて』では、ドリームランド...
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  • 未知なるカダスを夢に求めて (category クトゥルフ神話)
    国書刊行会『真ク・リトル・リトル神話大系5』小林勇次訳「幻夢境カダスを求めて」 星海社『新訳クトゥル神話コレクション4』森瀬繚訳「未知なるカダスを夢に求めて(ドリーム=クエスト)」 1904年、30歳のランドルフ・カーターは、夢の国の「未知なるカダスの地」を目指していた。カーターの道程は、ウルタール、ダイラス・リー...
    14 KB (1,876 words) - 18:02, 9 December 2023