• ステンレス鋼ステンレスこう、英: stainless steel)とは、鉄に一定量以上のクロムを含ませた腐食に対する耐性を持つ合金鋼である。規格などでは、クロム含有量が 10.5 %(質量パーセント濃度)以上、炭素含有量が 1.2 % 以下のと定義される。単にステンレス...
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  • 日鉄ステンレス株式会社(にってつステンレス、英文社名 Nippon Steel Stainless Steel Corporation)は、日本のステンレス鋼メーカーである。日本製鉄グループの製鉄事業セグメントにおけるステンレス鋼事業を管轄する。旧新日本製鐵・旧住友金属工業両社のステンレス鋼...
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  • オールステンレス車両(オールステンレスしゃりょう)は、車体外板、構体、台枠をほぼ全てステンレス鋼で製造した鉄道車両。1930年代以降、現在に至るまで製造が続いている。 ステンレス鋼は不銹鋼というその優れた特質故に注目され、研究が進められた。しかし、クロムやニッケルを多量に含有し、硬度が高く曲げ加工...
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  • オーステナイト系ステンレス鋼(オーステナイトけいステンレスこう)とは、常温でオーステナイトを主要な組織とするステンレス鋼である。ステンレス鋼種の中で最も一般的で、各種用途に幅広く使われている。ステンレス鋼の金属組織別分類の1つで、オーステナイト系ステンレス鋼の他には、「マルテンサイト系ステンレス鋼...
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  • 析出硬化系ステンレス鋼(せきしゅつこうかけいステンレスこう)とは、特定の元素を添加して析出硬化を起こし、高強度化・高硬度化させたステンレス鋼の一種である。析出硬化型ステンレス鋼とも呼ばれる。英語名は precipitation hardening stainless steel で PHステンレス鋼...
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  • オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼(オーステナイト・フェライトけいステンレスこう)とは、常温で金属組織が主にオーステナイト相とフェライト相から成るステンレス鋼である。二相ステンレス鋼(にそう-)や二相系ステンレス鋼(にそうけい-)とも呼ばれる。オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼...
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  • セミステンレス車両(セミステンレスしゃりょう)は、内部構体に普通を使用し、車体外板にのみステンレス鋼を使用した鉄道車両やバスのこと。 外板のみをステンレス鋼板としたことからスキンステンレス車両(帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)での公式名称)ともいわれる。...
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  • 1983年(昭和58年)3月 - 和歌山製鉄所から大量配転。 1994年(平成6年)6月 - 鹿島ステンレス鋼板製造所を統合。 2003年(平成15年)10月 - ステンレス鋼部門を新日鐵住金ステンレス鹿島製造所として分離。 2004年(平成16年)9月 - 第一高炉を建て替え、新第一高炉火入れ。 2006年(平成18年)12月...
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  • ステンレス鋼とはクロムを含み耐食性の高いの一種である。ステンレス鋼の歴史(ステンレスこうのれきし)は、ステンレス鋼の必須元素であるクロムの発見にさかのぼる。 1761年、シベリアの鉱山で赤みがかかったオレンジ色の新種の鉱石が発見された。フランスのルイ=ニコラ・ヴォークランがその鉱石を分析し、179...
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  • 住友金属プラント 第一中央汽船 中央電気工業 日鐵住金建材 日鉄住金鋼板 日本ステンレス工材 和歌山共同火力 和歌山高炉セメント ワコースチール リンテックス ジルコプロダクツ 新報国製鉄 住金機工 住金日鉄ステンレス鋼管 住友金属パイプエンジ 住友鋼管 日本ドリルテック パナソニック電工SPT 住金関西工業...
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  • 成品分類番号が「毒62」(毒性の物質、毒性物質、危険性度合1(大))に改められた。 塗装は銀色(ステンレス鋼地色)、実容積は25.0m3、自重は15.0t、換算両数は積車4.0、空車1.6、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車の車籍がJ...
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  • サンドビック(スウェーデン語: Sandvik AB)は、切削工具など各種産業向けのエンジニアリングツールや、ステンレス鋼帯などの金属材料を製造・販売する多国籍企業グループ。スウェーデン・ストックホルムに本部を置き、世界150か国以上で事業を展開する。ナスダック・ストックホルム上場企業(Nasdaq...
    7 KB (632 words) - 17:53, 28 December 2023
  • ドーム付き直胴タイプのタンク体はステンレス鋼 (SUS304) 製であり荷役方式は、マンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。液出管と空気管はS字管を装備した。 車体色は当初はステンレス鋼地色であったがその後銀色に塗装された。寸法関係は全長は12,100mm、全幅は2...
    4 KB (419 words) - 06:17, 30 March 2023
  • 性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 35系に属するタンク体は、ステンレス鋼(SUS304)製であり、積込みはマンホールからの上入れ式、荷降ろしは吐出管を用いた下出し式である。 車体色はステンレス地色であったが晩年は銀色に塗装された。寸法関係は全長は12,010mm、全幅は2,720mm、全高は3...
    8 KB (926 words) - 09:31, 22 January 2022
  • 形態は5タイプに大別でき、タンク体材質はステンレス鋼 (SUS304) 製であり、グラスウール断熱材を巻き鋼板製又はステンレス鋼製の外板(キセ)を装備している。 荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、吐出管を用いた下出し方式である。 車体色は黒色又は銀色(ステンレス地色)、寸法関係は全長は14,200mm、全幅は2...
    7 KB (847 words) - 09:34, 22 January 2022
  • 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃30」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合3(小))が標記された。 タンク体は、積荷の純度保持のためステンレス鋼 (SUS304) 製であり110mm のウレタン断熱材が巻かれキセ(外板)が設置されている、荷役方式は、液入管からの上入れ、吐出管による下出し方式である。...
    9 KB (927 words) - 09:28, 22 January 2022
  • 、13クロムステンレス鋼、13クロムステンレス、13Cr系などとも総称される。オーステナイト系ステンレス鋼のようにニッケルを主成分として含むステンレス鋼もあるが、マルテンサイト系はニッケルを主成分としては含まない。そのため、ステンレス鋼の主要成分別分類では「クロム系ステンレス鋼...
    60 KB (8,297 words) - 06:25, 31 October 2023
  • 鉄・ 鉄やは、現代に至るまで広くナイフに利用され、多くは炭素系もしくはステンレス鋼製である。炭素は高い硬度と鋭利な刃先を得られる反面、錆びが生じやすい。ステンレス鋼は錆が生じにくい利点はあるが、被加工性が悪く、また炭素ほどの切れ味は得られないことが多い。 炭素...
    81 KB (12,208 words) - 20:19, 4 May 2024
  • ステンレス精密圧延品(ステンレスせいみつあつえんひん)は、板状に加工されたステンレス鋼の内、主に板厚1mm未満の鋼板のこと。 鋼板は、国内の統計上、板厚に応じて、3mm未満を薄板、3mm以上を中板、6mm以上を厚板に分類されるが、薄板の中でも1mm未満を、慣習的に精密圧延品、薄手、極薄品、磨帯、みがき帯鋼等と呼称される。また、さらに0...
    3 KB (499 words) - 11:55, 10 April 2021
  • フェライト系ステンレス鋼(フェライトけいステンレスこう)とは、常温でフェライトを組織とする組成を持つ、ステンレス鋼の一種である。ステンレス鋼における金属組織別分類の1つで、他には「マルテンサイト系ステンレス鋼」「オーステナイト系ステンレス鋼」「オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼」「析出硬化系ステンレス鋼...
    54 KB (7,566 words) - 01:52, 25 October 2023
  • タンク体は積荷の純度保持のため、ステンレス鋼(SUS304)製であり、外周には保冷のため、厚さ110mmのウレタン断熱材と薄鋼板製の外板(キセ)が設置されている。台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。 タキ7101は1976年(昭和51年)12月27日に日本車輌製造にてタンク体が更新され、グラスウール断熱材・ステンレス...
    4 KB (464 words) - 09:15, 22 January 2022
  • ることは一般的であるが、同一メーカーにて同時期に開発されることはまれであった。タンク体は本形式が耐候性高張力(内部ゴムライニング)製であったのに対してタキ11300形は前級と同じステンレス鋼製であり、実容積は両形式とも22.1m3であった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「侵80...
    10 KB (1,107 words) - 09:21, 22 January 2022
  • タキ6200形、タキ8200形、タキ12050形(後述)の3形式があった。 所有者は、日産化学工業でありその常備駅は高山本線の速星駅であった。 ステンレス鋼 (SUS316) 製のタンク体を持ち荷役方式は、マンホールからの上入れ、液出管と空気管使用による上出し方式である。液出管と空気管はS字管を装備した。...
    7 KB (793 words) - 22:15, 18 July 2022
  • ステンレス鋼であったが断熱材の選定不備があり、タンク体腐食の恐れがあったため1976年(昭和51年)から1978年(昭和53年)にかけて5両(コタキ19603 - コタキ19607)の断熱材の交換(硬質ポリウレタン→厚さ175 mmの片面アルミ面箔付グラスウール)を行った。タンク体は、ステンレス鋼...
    6 KB (686 words) - 10:44, 16 June 2022
  • 磁誘導加熱性も他の鉄合金と同様に良好で(非磁性ステンレス鋼は電磁誘導加熱性が劣るが、電磁誘導加熱に配慮する今日のフライパンに敢えて採用する事は稀)、錆び難い分ラフな手入れ・保管で済む。 製造側からすると、ステンレス鋼の一部には加工硬化性があるので、プレスなどによる絞り加工に一定の制限がある。...
    13 KB (1,765 words) - 00:20, 11 May 2024
  • ステンレス鋼 電磁 耐候性 工具 耐海水 耐サワー 耐火 耐熱鋼 低温用 非磁性 非磁効性 快削 窒化 肌焼 強靭 JIS規格ではこの分類法が用いられている。 一般構造用 建築用構造用 自動車用鋼板 配管用鋼管 油井用鋼管 刃物 工具 炭素工具 ダイス鋼(昔の分類に存在し、現在でも多用される)...
    34 KB (5,745 words) - 07:53, 23 May 2024
  • 落成時の所有者は、安宅産業でありその常備駅は東京都の田端駅であった。1977年(昭和52年)10月1日に伊藤忠商事へ名義変更された。 タンク体は普通(一般構造用圧延鋼材)製で内部にステンレス鋼板が内張りされていた。積荷は吸湿性の強い特性を持っているため、除湿装置をタンク体上部に装備した。荷役方式はタンク上部にある液入...
    8 KB (844 words) - 09:32, 22 January 2022
  • 周防富田駅(その後1980年(昭和55年)10月1日新南陽駅に改名)であった。 純度保持のためタンク体はステンレス鋼製であり、荷役方式は上入れ、吐出管からの下出し方式である。 車体色はステンレス鋼製のため無塗装とされ、寸法関係は全長は11,100mm、全幅は2,438mm、全高は3,700mm、台車中心間距離は7...
    4 KB (391 words) - 07:18, 15 July 2022
  • タンク体材質はステンレス鋼製でありこの点がタキ8300形と大きく異なる。ステンレス鋼は普通に比べて強度が高い為各部材の厚さを薄くすることができ、その結果自重が1割程度軽減された。厚さ100mmのグラスウール断熱材を巻き鋼板製又はステンレス鋼製の外板(キセ)を装備している。...
    12 KB (1,258 words) - 09:34, 22 January 2022
  • 電気炉メーカー。ステンレス専業のトップメーカーで、東京証券取引所プライム市場に上場している。 1925年、消火器の製造販売などを行なう「中央理化工業株式会社」として設立。1928年には、火工品・火薬品(軍事兵器など)の製造販売などを行なうようになり「日本火工株式会社」と改称。翌年、ステンレス鋼...
    34 KB (4,693 words) - 08:21, 28 December 2023
  • 1979年(昭和54年)10月に制定された化成品分類番号では、93(有害性物質、可燃性のもの)が標記された。 35系に属するステンレス鋼製のタンク体に、厚さ100mmのウレタン断熱材を巻き、薄鋼板製のキセ(外板)が設置された。 荷役方式はタンク上部にある液入れ管からの上入れ、タン...
    14 KB (1,606 words) - 09:30, 22 January 2022