いぬ (映画)
いぬ | |
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Le Doulos | |
監督 | ジャン=ピエール・メルヴィル |
脚本 | ジャン=ピエール・メルヴィル |
原作 | ピエール・ルズー |
製作 | ジョルジュ・ド・ボールガール カルロ・ポンティ |
出演者 | ジャン=ポール・ベルモンド セルジュ・レジアニ |
音楽 | ポール・ミスラキ |
撮影 | ニコラ・エイエ |
配給 | 東和 |
公開 | 1963年2月8日 1963年11月16日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
興行収入 | 1,475,391 admissions[1] |
『いぬ』(原題:Le Doulos)は、1963年制作のフランスのフィルム・ノワール。
監督はジャン=ピエール・メルヴィル、主演はジャン=ポール・ベルモンド。タイトルの“いぬ”とは、警察への密告者を指す隠語。
あらすじ
[編集]刑務所を出所したばかりのギャングのモーリスは、妻を殺した男ジルベールを射殺。かつての仲間シリアンと次の仕事を決行する。
しかし、警官隊に包囲されて仲間が死に、自分も逮捕された。何者が密告したのだ。モーリスはかねてから、シリアンが“いぬ”(密告者)だという噂を聞いていたが、その後、自分の新しい女テレーズが崖から自動車で転落死したと知り、彼への疑いをつのらせる。
モーリスはシリアンが“いぬ”だと確信し、復讐を誓って入獄、同房の男にシリアンを殺すことを依頼する。
キャスト
[編集]- シリアン:ジャン=ポール・ベルモンド
- モーリス:セルジュ・レジアニ
- クラン警部:ジャン・ドザイー
- ヌテシオ:ミシェル・ピコリ
- テレーズ:モニーク・エネシー
- フェビアンヌ:ファビエンヌ・ダリ
- ジルベール:ルネ・ルフェーブル
- レミー:フィリップ・ナオン
脚注
[編集]- ^ Vincendeau, Ginette (2003). Jean-Pierre Melville An American in Paris. British Film Institute. ISBN 0851709494