こむぎいろの天使 雀と少年
『こむぎいろの天使 雀と少年』(こむぎいろのてんし すずめとしょうねん)は、1978年に製作された日本の映画である。
あらすじ
[編集]小学生のサブは、友人の健一(アオビョウタン)と共に親に捨てられた巣に残された数羽のスズメの雛を見つけ世話するようになる。雛は次々と死んでしまい生き残った2羽のスズメの子をサブはムサシ、コジローと名付けるも、コジローは巣を襲ったヘビに飲まれてしまう。サブは最後の1羽になってしまったムサシを巣から出して面倒をみるようになり、学校にも連れて行って授業中にこっそりと餌をやる。教室の中に飛び出したムサシに驚く同級生たちだったが、サブが餌の容器を叩くと戻ってきて餌を食べる様子を羨ましがる。だがサブの家族は、ムサシを自然に帰すべきだと言う。とうとうサブは健一と共にムサシを山に放す。2人は飛び立っていくムサシの鳴き声を聞きながらムサシのためにはこれが良いのだという思いを胸に家へ戻るのだった。
その他
[編集]- 製作日:1978年12月24日
- 上映時間:75分
- カラー
- 関連書籍
- 後藤俊夫『こむぎいろの天使―ムサシとゴン』汐文社、1997年、ISBN 4811303296[要出典]