はやせ翔馬

はやせ 翔馬(はやせ しょうま、12月16日 - )は日本ダンサー・振付家・ダンス講師(SHO-MAとして活動)。愛知県名古屋市出身。元宝塚歌劇団男役。

略歴

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父は元プロ野球選手の江藤愼一[1]。母は元宝塚歌劇団44期生の瀬戸みちる[2]。叔父は元プロ野球選手の江藤省三

1986年、74期生として宝塚音楽学校に入学。1988年、宝塚歌劇団に入団した。花組公演『キス・ミー・ケイト』で初舞台を踏む。同期に和央ようか麻乃佳世白城あやか森奈みはる渚あき初風緑汐風幸美郷真也らがいる。同年、雪組に配属。

1994年3月28日、『ブルボンの封印/コート・ダジュール』東京宝塚劇場公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。同年4月より、宝塚歌劇団専属の振付家として知られる喜多弘の後任として都内スポーツクラブでダンス講師を務める等、指導者としての活動を始める。また5月には、歌・ダンス・芝居・笑いを融合したエンターテインメントユニット“ANGEL TOUGH(エンジェル タフ)”を結成し、都内のライブハウス、原宿の歩行者天国等でも活動。

2001年、女性のみのノンストップダンスパフォーマンスグループ“SONIC BOOM(ソニック ブーム)”を結成し、振付・構成・演出も自身で手がけ、都内のライブハウスで活動。

2002年4月4日、都内各所で行っていたダンスクラスを統合し、自身のスタジオとして「ダンススタジオSHO-MA PARK」を世田谷区尾山台にオープン。

2013年5月5日、自身のライブ活動はもちろん、“プロ・アマ問わず、より多くのアーティストがゆったりとした空間でフアンとの交流を深められるような新しい空間を作りたい”との思いで、スタジオ上階に「LIVE café HAYASE(ライブカフェはやせ)」をオープン。(2017年2月閉店)[3]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

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宝塚歌劇団退団後の主な活動

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ライブ・ショー出演

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  • 1997年10月、『'97楽器フェア』ゲストパフォーマンス (池袋サンシャインシティ噴水広場)
  • 2005年10月、『アンドレ・フェンタス10周年記念公演』 (品川プリンスホテルクラブEX)
  • 2006年11月、ダンスウェア「フレディ」ファッションショー (目白 椿の坂スタジオ)
  • 2011年6月、マイケルジャクソン追悼イベント『Jackson’s Finest(ジャクソンズ ファイネスト』 (ディファ有明)
  • 2012年5月、和央ようかLIVE TOUR2012『HISTORY』 (渋谷公会堂NHKホール)
  • 2015年10月、第43回自由が丘女神まつり初風緑レビューショー』
  • 2017年10月、第45回自由が丘女神まつり初風緑グランドレビューショー』
  • 2017年12月、『VIVA キラキラ X'mas Song&Dance LIVE』 (ライブハウスKIWA)
  • 2018年9月、宝塚歌劇団74期生30周年記念公演『Fiesta del 74!!』 (恵比寿ガーデンルーム)
  • 2018年12月、『VIVA キラキラ X'MAS -SONG&DANCE LIVE-』宝塚歌劇団74期生30周年スペシャル(めぐろパーシモンホール小ホール)
  • 2019年1月、『DREAM UP HAPPINESS -SING & DANCE SHOW-』(内幸町ホール)
  • 2019年3月、『STAR★SPECIAL LIVE~COLLAGE~』(なかのZERO大ホール)
  • 2019年8月、『杜けあき40周年記念コンサート』(ヤマハホール)
  • 2019年12月、『ビバGIRA×2 -Christmas LIVE-』(eplus LIVING ROOM CAFE & DINING)
  • 2020年1月、『輝け!しながわジェンヌ2020』(きゅりあん大ホール

舞台

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  • 2014年4月、第25回江東オペラ公演『椿姫』ダンサー (ティアラこうとう 大ホール)
  • 2015年4月、第27回江東オペラ公演 歌劇『カルメン』ダンサー (ティアラこうとう 大ホール)
  • 2015年9月、第28回江東オペラ公演『アドリアーナ・ルクヴルール』ダンサー (江東区文化センターホール)
  • 2018年4月、第35回江東オペラ公演 歌劇『アンドレア・シェニエ』ダンサー (ティアラこうとう 大ホール)
  • 2019年1月、第38回江東オペラ公演 喜歌劇『こうもり』ダンサー(豊洲シビックセンターホール)

外部リンク

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脚注

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  1. ^ 薮下哲司『宝塚歌劇支局 1』青弓社、2005年10月19日、147頁。ISBN 4-7872-7203-9 
  2. ^ 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、28頁。ISBN 978-4-484-14601-0 
  3. ^ 宝塚に反発して退団した元男役 振付師として活躍中のはやせ翔馬さんが語る昔と今”. Hint-Pot. 2024年8月21日閲覧。