やっぱ好きやねん
「やっぱ好きやねん」 | ||||
---|---|---|---|---|
やしきたかじん の シングル | ||||
初出アルバム『For You〜やっぱ好きやねん〜』 | ||||
B面 | Yume Irankane (new remix version) | |||
リリース | ||||
規格 | シングル・レコード | |||
ジャンル | 歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | Invitation | |||
作詞・作曲 | 鹿紋太郎 | |||
プロデュース | やしきたかじん、徳光英和 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
やしきたかじん シングル 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN 4988002103416 |
「やっぱ好きやねん」(やっぱすきやねん)は、1986年9月21日に発売されたやしきたかじんの13枚目のシングル。
解説
[編集]2年4ヶ月振りのシングル。たかじんの楽曲では初めて鹿紋太郎が作詞・作曲を手掛けた。好きやねんブームの火付け役となり関西で大ヒットした。前々作の「ラヴ・イズ・オーヴァー」や前作の「あんた」を上回る売上を記録した[1]。
背景
[編集]東京都出身の鹿が関西の文化に憧れ書いた歌のため、歌詞は正確な大阪弁ではなかった。しかし、たかじん自身は「関西弁の歌が歌いたいのではなく、女性の心を歌いたい」と考え、歌詞変更をせずレコーディングした。タイトル「やっぱ好きやねん」の「やっぱ」は、関東弁で、関西は「やっぱり」「やっぱし」と言う。だが関西でも若者は「やっぱ」を使う場合がある。「好きやねん」も本来、関西は「好っきゃねん」と発音することが多く、たかじんも「好っきゃねん」に近い発音で歌っている。
エピソード
[編集]たかじんと親交の深かった天童よしみが2014年4月22日の『NHK歌謡コンサート』(NHK大阪ホールからの中継)[2][3]、同年12月16日の『わが心の大阪メロディー』、同年12月31日の『第65回NHK紅白歌合戦』で歌唱。たかじんは生前NHK嫌いを公言し、『紅白』への出場はなかったため、カバーではあるが、紅白の舞台で初めてたかじんの持ち歌が披露された。
同年5月1日より、大阪環状線大阪駅の発車メロディとして使用されている[4]。
収録曲
[編集]- やっぱ好きやねん [04:24]
- 作詞・作曲:鹿紋太郎/編曲:川村栄二
- Yume irankane(new remix version) [04:36]
- 作詞:荒木十章/作曲:やしきたかじん/編曲:上柴はじめ
カバー
[編集]- 玉置浩二(2014年12月3日、アルバム『群像の星 〜GREAT STARS〜』収録)
- パク・ジュニョン(2015年3月11日、アルバム『愛の法則〜名曲カバー・コレクション〜』収録)
- BORO(2015年9月16日、アルバム『大阪で生まれた歌』収録)
- ダイアモンド☆ユカイ(2016年3月9日、アルバム『RespectⅢ』収録)
- 天童よしみ(2018年6月20日、アルバム『VOICE』収録)
脚注
[編集]- ^ 角岡伸彦『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』小学館、2014年、122頁。ISBN 978-4-09-389752-5
- ^ “NHK歌謡コンサート”. 日本放送協会. 2014年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月3日閲覧。
- ^ “涙をこらえて 歌謡コンサート…”. 気ままによしみのブログ (2014年4月22日). 2023年7月3日閲覧。
- ^ 『「大阪環状線改造プロジェクト」進行中!大阪駅の発車メロディ やしきたかじんさん「やっぱ好きやねん」に決定!』(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2014年3月31日。オリジナルの2014年3月31日時点におけるアーカイブ 。2023年7月3日閲覧。