アフリカネイションズカップ2015予選

本項ではアフリカネイションズカップ2015の予選について述べる。

本大会は16チームが出場。2014年11月以前はモロッコでの開催が決まった。しかしエボラ感染を受け、開催国の変更および出場資格を剥奪されたため[1]、代わって赤道ギニアが選ばれた[2]

出場国

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  未定
  本大会出場
  予選敗退
  不参加
  CAF非会員
チーム 予選 出場決定日 出場回数
 赤道ギニア 00開催国 032014年11月14日 2大会ぶり2回目
 カーボベルデ 00グループF 1位 032014年10月15日 2大会連続2回目
 アルジェリア 00グループB 1位 032014年10月15日 2大会連続16回目
 チュニジア 00グループG 1位 002014年11月14日 2大会連続17回目
 南アフリカ共和国 00グループA 1位 012014年11月15日 2大会連続9回目
 ザンビア 00グループF 2位 012014年11月15 日 6大会連続17回目
 カメルーン 00グループD 1位 012014年11月15日 3大会ぶり17回目
 ガボン 00グループC 1位 012014年11月15日 2大会ぶり5回目
 ブルキナファソ 00グループC 2位 012014年11月15日 4大会連続9回目
 セネガル 00グループG 2位 012014年11月15日 2大会ぶり13回目
 コートジボワール 00グループD 2位 012014年11月19日 6大会連続20回目
 ガーナ 00グループE 1位 012014年11月19日 6大会連続19回目
 ギニア 00グループE 2位 012014年11月19日 2大会ぶり11回目
 マリ 00グループB 2位 012014年11月19日 5大会連続13回目
 コンゴ共和国 00グループA 2位 012014年11月19日 8大会ぶり7回目
 コンゴ民主共和国 00最優秀3位 012014年11月19日 2大会連続17回目

開催方式

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2013年3月10日、モロッコで行われたCAF総会で予選の抽選会を行うものと思われた[3]。しかし3月8日になってCAF執行委員会は、 2014年1月31日に南アフリカ共和国で開催のアフリカネイションズチャンピオンシップ2014のときまでに順延する予定だった[4]。2014年1月28日になって抽選会を4月27日にエジプトカイロで実施することに決めた。

予選には、開催予定国だったモロッコ、不参加を表明したジブチソマリアを除くCAF加盟51チームが参加を表明した[5][6]。2014年1月24日に行われたCAF理事会終了後、予選大会の方式について決定した。グループステージは、28チームを4チームごとの7グループに振り分け、各グループ上位2位と3位のうち最も成績の優秀なチームが本大会への出場権が与えられる[7]

元の計画案では、予備予選はCAFランキング下位10チームが抽選。ホーム・アンド・アウェー方式の直接対戦を行い、5チームがグループステージに進出。その後、予選ラウンドを勝ち上がった5チームと残り43チーム、計48チームが4チームずつ12グループに振り分けられ、各グループ1位、2位のうち成績上位3チームが本大会への出場権が与えられる予定であった[8]

CAFランキング上位21チームはグループリーグからの参加する。残り7チームは予備予選終了後に決まる。

ランキングは、アフリカネイションズカップ2013・本大会 (成績に応じた点数の3倍)、アフリカネイションズカップ2013予選アフリカネイションズカップ2012・本大会 (成績に応じた点数の3倍)、アフリカネイションズカップ2012予選 (成績に応じた点数の0.5倍)、アフリカネイションズカップ2010・本大会2014 FIFAワールドカップ・アフリカ予選 (成績に応じた点数)の結果を基に計算される。また同点の場合、直近のアフリカネイションズカップの成績によって決められる。

参加51チームのランキングは以下の通りである[7][9]

グループリーグからの参加 予選ラウンドからの参加
1回戦からの参加 予備予選からの参加
  1.  ナイジェリア (39.5点)
  2.  ガーナ (38点)
  3.  コートジボワール (36点)
  4.  ザンビア (33点)
  5.  ブルキナファソ (32点)
  6.  マリ (30点)
  7.  チュニジア (22.5点)
  8.  アルジェリア (18点)
  9.  アンゴラ (17点)
  10.  カーボベルデ (16.5点)
  11.  トーゴ (14.5点)
  12.  エジプト (14.5点)
  13.  南アフリカ共和国 (13.5点)
  14.  カメルーン (13.5点)
  15.  コンゴ民主共和国 (12点)
  16.  エチオピア (12点)
  17.  ガボン (12点)
  18.  ニジェール (11点)
  19.  ギニア (11点)
  20.  セネガル (11点)
  21.  スーダン (10.5点)
  1.  リビア (10.5点)
  2.  赤道ギニア (9点)
  3.  ボツワナ (8点)
  4.  マラウイ (7点)
  5.  ウガンダ (6.5点)
  6.  モザンビーク (6点)
  7.  ベナン (5.5点)
  8.  シエラレオネ (5点)
  9.  コンゴ共和国 (5点)
  10.  中央アフリカ共和国 (4.5点)
  11.  ジンバブエ (4点)
  12.  ケニア (4点)
  13.  リベリア (3.5点)
  14.  ガンビア (3.5点)
  15.  ルワンダ (3.5点)
  16.  タンザニア (3.5点)
  17.  ナミビア (3点)
  18.  ブルンジ (2点)
  19.  レソト (2点)
  20.  ギニアビサウ (1.5点)
  21.  マダガスカル (1.5点)
  22.  チャド (1点)
  23.  サントメ・プリンシペ (1点)
  24.  セーシェル (1点)
  25.  コモロ (0.5点)
  26.  エスワティニ (0.5点)
  1.  モーリシャス (0.5点)
  2.  エリトリア (0点)
  3.  モーリタニア (0点)
  4.  南スーダン (0点)

結果

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競技日程

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競技日程は以下の通りである[9][10]

ラウンド 日付
予選 予備予選・第1戦 2014年4月12日
予備予選・第2戦 2014年4月20日
1回戦・第1戦 2014年5月16日–18日
1回戦・第2戦 2014年5月30日–6月1日
2回戦・第1戦 2014年7月18日–20日
2回戦・第2戦 2014年8月1日–3日
グループステージ 第1節 2014年9月5日・6日
第2節 2014年9月10日
第3節 2014年10月10日・11日
第4節 2014年10月15日
第5節 2014年11月14日・15日
第6節 2014年11月19日

予選

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予備予選

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
モーリタニア  3 - 0  モーリシャス 1 - 0 0 - 2
エリトリア  w/o  南スーダン -

2試合合計3-0により、モーリタニア1回戦に進出。


エリトリアの棄権に伴い、南スーダン1回戦に進出[11]


1回戦

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組み合わせ抽選会は、2014年4月27日にエジプトカイロで実施された[12][13]。予備予選を勝ち上がった2チームに加え、ランキング22位から47位の26チームの計28チームがホーム・アンド・アウェーの2試合を戦う[14]。2戦合計得点の多いチームが2回戦に進出。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
リベリア  1 - 2  レソト 1 - 0 0 - 2
ケニア  2 - 1  コモロ 1 - 0 1 - 1
マダガスカル  2 - 2 (a)  ウガンダ 2 - 1 0 - 1
モーリタニア  awd.  赤道ギニア 1 - 0 0 - 3
ナミビア  1 - 3  コンゴ共和国 1 - 0 0 - 3
リビア  0 - 3  ルワンダ 0 - 0 0 - 3
ブルンジ  0 - 1  ボツワナ 0 - 0 0 - 1
中央アフリカ共和国  1 - 3  ギニアビサウ 0 - 0 1 - 3
エスワティニ  1 - 2  シエラレオネ 1 - 1 0 - 1
ガンビア  w/o  セーシェル -
サントメ・プリンシペ  0 - 4  ベナン 0 - 2 0 - 2
マラウイ  3 - 3 (a)  チャド 2 - 0 1 - 3
タンザニア  3 - 2  ジンバブエ 1 - 0 2 - 2
モザンビーク  5 - 0  南スーダン 5 - 0 0 - 0

2試合合計2-1により、レソト2回戦に進出。


2試合合計2-1により、ケニア2回戦に進出。


2試合合計2–2だったため、アウェーゴールによりウガンダ2回戦に進出。


2試合合計3-1により、赤道ギニアが勝利した。2014年7月3日、CAFは5月17日の試合に、赤道ギニアのティエリー・フィジューを出場資格がないにもかかわらず出場させたため失格扱いとした。よって、モーリタニア2回戦に進出[15]


2試合合計3-1により、コンゴ共和国2回戦に進出。


2試合合計3-0により、ルワンダ2回戦に進出。


2試合合計1-0により、ボツワナ2回戦に進出。


2試合合計3-1により、ギニアビサウ2回戦に進出。


2試合合計2-1により、シエラレオネ2回戦に進出。


ガンビアは2014年4月6日に行われたアフリカU-20選手権2015予選英語版のリベリア戦で年齢を詐称したサンピエール・メンディ、ブバ・サネー、ブバカル・トラワリー、サルン・ファル、アリ・ソウェの5人の選手を出場させた。調査の結果CAFは、2年間の主催大会の参加資格停止を決めたため、セーシェル2回戦に進出 [16][17][18]


2試合合計4-0により、ベナン2回戦に進出。


2試合合計3–3だったため、アウェーゴールによりマラウイ2回戦に進出。


2試合合計3-2により、タンザニア2回戦に進出。


2試合合計5-0により、モザンビーク2回戦に進出。


2回戦

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組み合わせ抽選会は、2014年4月27日にエジプトカイロで実施された[19]。1回戦を勝ち上がった14チームがホーム・アンド・アウェーの2試合を戦う。2戦合計得点の多いチームがグループステージに進出。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
レソト  1 - 0  ケニア 1 - 0 0 - 0
ウガンダ  3 - 0  モーリタニア 2 - 0 1 - 0
コンゴ共和国  awd.  ルワンダ 2 - 0 0 - 2
ボツワナ  3 - 1  ギニアビサウ 2 - 0 1 - 1
シエラレオネ  w/o  セーシェル 2 - 0 -
ベナン  1 - 1 (PK: 3 - 4)  マラウイ 1 - 0 1 - 1
タンザニア  3 - 4  モザンビーク 2 - 2 1 - 2

2試合合計1-0により、レソトグループCに進出。


2試合合計3-0により、ウガンダグループEに進出。


2試合合計2–2だったためPK戦を実施、結果ルワンダが4-3で勝利した。2014年8月17日、CAFは7月20日の試合に、ルワンダのダディ・ビロリを出場資格がないにもかかわらず出場したため失格扱いとした。よって、コンゴ共和国グループAに進出[20]


2試合合計3-1により、ボツワナグループGに進出。


セーシェルは、同国の移民当局が代表チームのエボラ感染を懸念[21] し第2戦を棄権させられた[22]。よって、シエラレオネグループDに進出。


2試合合計2–2だったためPK戦を実施、結果マラウイが4-3で勝利し、グループBに進出。


2試合合計4-3により、モザンビークグループFに進出。


グループステージ

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組み合わせ抽選会は、2014年4月27日にエジプトカイロで実施された[23][24]。ランキング上位21チームに加え、予備予選3回戦を勝ち上がった7チームの計28チームが、ホーム・アンド・アウェーの2回戦総当たり方式で争う。各組上位2チームと各組3位の中から最も成績の優秀な1チームが本大会に進出する。

グループA

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チーム







 南アフリカ共和国 6 3 3 0 9 3 +6 12
 コンゴ共和国 6 3 1 2 6 6 0 10
 ナイジェリア 6 2 2 2 9 7 +2 8
 スーダン 6 1 0 5 3 11 −8 3
  南アフリカ共和国の旗 コンゴ共和国の旗 ナイジェリアの旗 スーダンの旗
南アフリカ共和国  X 0 - 0 0 - 0 2 - 1
コンゴ共和国  0 - 2 X 0 - 2 2 - 0
ナイジェリア  2 - 2 2 - 3 X 3 - 1
スーダン  0 - 3 0 - 1 1 - 0 X