アベビル郡 (サウスカロライナ州)
サウスカロライナ州アベビル郡 | |
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設立 | 1785年 |
郡庁所在地 | アベビル |
最大の都市 | アベビル |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 | 1,323 km2 (511 mi2) 1,316 km2 (508 mi2) 8 km2 (3 mi2), 0.59% |
人口 - (2010年) - 密度 | 25,417人 19.3人/km2 (50人/mi2) |
標準時 | 東部: UTC-5/-4 |
ウェブサイト | www |
アベビル郡(英: Abbeville County)は、アメリカ合衆国サウスカロライナ州の西部に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は25,417人であり、2000年の26,167人から2.9%減少した[1]。郡庁所在地はアベビル市(人口5,237人[2])であり、同郡で人口最大の都市でもある。アルファベット順では国内で最初に来る郡である。
歴史
[編集]アベビル郡と郡庁所在地のアベビル市はフランスのアブヴィルの町から名前が採られた[3]。領域はナインティシックス地区に入っていたが、1785年にアベビル郡と指定され、後にグリーンウッド郡とマコーミック郡を作るために削られた[3]。郡内には18世紀半ばにスコットランド・アイルランド系やフランスのユグノーの農民が多く入ってきた[3]。
- 郡内のデューイットコーナーでチェロキー族インディアンとの歴史的な条約が結ばれた。そこは現在デューウェスト(真西)と呼ばれている[3]。
- アベビル郡は南北戦争前に脱退の温床になった。アメリカ連合国最後の作戦会議が郡内で開催された[3]。
郡政府
[編集]アベビル郡は7人の委員による郡政委員会が統治している。委員は小選挙区から選ばれている[4]。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は511平方マイル (1,323.5 km2)であり、このうち陸地508平方マイル (1,315.7 km2)、水域は3平方マイル (7.8 km2)で水域率は0.59%である[5]。
主要高規格道路
[編集]
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隣接する郡
[編集]グリーンビル郡、アンダーソン郡 | ローレンス郡 | |||
エルバート郡 (ジョージア州) | グリーンウッド郡 | |||
アベビル郡 | ||||
マコーミック郡 |
国立保護地域
[編集]- サムター国立の森(部分)
人口動態
[編集]人口推移 | |||
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年 | 人口 | %± | |
1790 | 9,197 | — | |
1800 | 13,553 | 47.4% | |
1810 | 21,156 | 56.1% | |
1820 | 23,167 | 9.5% | |
1830 | 28,149 | 21.5% | |
1840 | 29,351 | 4.3% | |
1850 | 32,318 | 10.1% | |
1860 | 32,385 | 0.2% | |
1870 | 31,129 | −3.9% | |
1880 | 40,815 | 31.1% | |
1890 | 46,854 | 14.8% | |
1900 | 33,400 | −28.7% | |
1910 | 34,804 | 4.2% | |
1920 | 27,139 | −22.0% | |
1930 | 23,323 | −14.1% | |
1940 | 22,931 | −1.7% | |
1950 | 22,456 | −2.1% | |
1960 | 21,417 | −4.6% | |
1970 | 21,112 | −1.4% | |
1980 | 22,627 | 7.2% | |
1990 | 23,862 | 5.5% | |
2000 | 26,167 | 9.7% | |
2010 | 25,417 | −2.9% | |
U.S. Decennial Census |
以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。( )内は2010年データ。
基礎データ
人種別人口構成
先祖による構成
| 年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
| 収入[編集]収入と家計 |
都市と町
[編集]法人化自治体
[編集]未編入の町
[編集]- アントレビル
- レイクセセッション
教育
[編集]公共教育学区
[編集]郡内の公立学校は全てアベビル教育学区に入っている[6]。アベビル郡成人教育学校、教育訓練センターの他、高校2校、中学校1校、小学校5校がある。他にカルフーンフォールズ・チャータースクールがある。
高等教育機関
[編集]- アースキン・カレッジ、4年制キリスト教系教養系カレッジ、学生数575人、デューウェスト
- ピードモント工科カレッジ、アベビル市
著名な出身者
[編集]- ジョン・カルフーン(1782年-1850年)、アベビル地区生まれ、サウスカロライナ州選出アメリカ合衆国下院議員、同上院議員、アメリカ合衆国陸軍長官、アメリカ合衆国国務長官、アメリカ合衆国副大統領[7]
脚注
[編集]- ^ Quickfacts.census.gov - Abbeville County - accessed 2011-12-06.
- ^ Quickfacts.census.gov - Abbeville, South Carolina - accessed 2011-12-06.
- ^ a b c d e Mary Morgan (2007年3月19日). “Abbeville County”. 2007年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月15日閲覧。
- ^ “County Council”. 2011年11月10日閲覧。
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
- ^ “Abbeville County School District Listing”. 2011年11月10日閲覧。
- ^ Who Was Who in America, Historical Volume, 1607-1896. Chicago: Marquis Who's Who. (1963)