アリなし〜アリケン★ゴールデンスタジアム〜
アリなし 〜アリケン★ゴールデンスタジアム〜 | |
---|---|
ジャンル | トーク番組 |
企画 | 今井豪 (編成) |
構成 | 鮫肌文殊、北本かつら 石井裕之、奥原健太郎 |
総監督 | 株木亘 (総合演出) |
ディレクター | 谷中憲、新沢学、地濃愛、長沼昭悟、杠政寛 |
出演者 | 有田哲平 (くりぃむしちゅー) 堀内健 (ネプチューン) 佐々木明子(テレビ東京アナウンサー) ほか |
ナレーター | 大山裕子 |
オープニング | ファンカデリック「Get Off Your Ass And Jam」 |
エンディング | 下記参照 |
製作 | |
プロデューサー | 伊藤隆行、上原敏明 |
編集 | 原健一郎 (ザ・チューブ) |
制作 | ユーフィールド(制作協力) |
製作 | テレビ東京 (製作著作) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2010年10月23日 - 2011年9月24日 |
放送時間 | 土曜日 25:20 - 26:05 |
放送枠 | バラエティ7 |
放送分 | 45分 |
公式サイト |
『アリなし〜アリケン★ゴールデンスタジアム〜』(ありなし〜ありけんごーるでんすたじあむ〜、英: ARI×NASHI)とは、テレビ東京系列にて、2010年10月23日から2011年9月24日までバラエティ7枠で放送されていたトーク番組。
概要
[編集]2010年9月まで同枠で放送されていた『アリケン』を全面リニューアルする形でスタート[1]。世の中の森羅万象さまざまな事を「アリか?」「なしか?」を有田哲平と堀内健が文化人や芸能人、時には素人と徹底討論するディベートゲームバラエティ。また、この番組から直前番組にあたる『シネ通!』、バラエティ7土曜後半の『板尾ロマン』との番組接続はステブレレスとなり、同時にバラエティ7土曜2番組のEPGに関しては当番組並びに『板尾ロマン』がそれぞれ単独番組扱いとなった[注釈 1]
2011年3月、SP企画として「ヘリクツ女王決定戦」を行ったのを皮切りに、以降はテーマに沿ったタレントを招いての勝ち抜き戦形式へと移行。各大会の優勝者を集めて「ヘリクツチャンピオンカーニバル」を開催するという方向性が示された。同時期に、テレビ東京・テレビ北海道・テレビ大阪など一部ネット局の番組表では『アリなし〜有田&堀内のヘリクツ・ディベートバトル〜』と表記されるようになった。その後、「春のヘリクツ女王新人戦」「崖っぷち芸人バトルロイヤル」「地味芸人バトルロイヤル」「ヘリクツワールドカップ」「グラビアアイドルバトルロイヤル」「ヘリクツ軍団対抗戦」を経て、2011年秋の土曜22時30分 - 26時35分枠における大幅改編に伴い本番組の終了が決定したため、9月3日からは最終企画として4週に渡って「チャンピオンカーニバル」を開催、大谷ノブ彦・柴田英嗣のコンビが優勝を収めた。
同時に、「崖っぷち芸人バトルロイヤル」にて「最弱の論客」と呼ばれる失態を演じた三又又三のキャラクターがクローズアップされた。
大会では、2チームがカードを引き、そこで決まった立場でディベートをし、観客の投票で勝敗を決める勝ち抜きトーナメント形式と、参加者全員が一つのテーマについて自由にディベートをし、観客が最もダメだと思った論客に投票する「失格投票」で1人ずつ脱落させ最終勝者を決めるバトルロイヤル形式が行われた。ただし、バトルロイヤルではMC2人の判断で失格の「保留」、あるいは「復活」が行われることが多々あり、その場合は帳尻を合わせるため次回の脱落者を2名、3名と徐々に増やした。
2011年9月24日にエキシビションとして行われた「三又vsチャンピオンカーニバル参加者全員」のバトルロイヤルと、「三又又三vsさがね正裕」の最弱王決定戦をもって番組は終了し、同時に『アリケン』シリーズは3年半で終了した。
討論の流れ
[編集]第1回から7回放送までは、スタジオの入り口で有田と堀内が、森田アナウンサーからテーマで知らされていた。2人が「アリ」か「なし」かどちらの立場で参加するかは、この時に発表される[1]、また有田と堀内は本来の考えとは、逆の立場で参戦することが多くそのため論客もテーマに従った専門家が中心となっていた。ディベートは前後半30分ずつの計1時間行われる。前半終了後に、スタジオに集まった50人の観客が、その時点でどちらの意見に賛同するかを決める。後半終了後に、前後半通しての勝敗を決め、負けた方は御座の上で土下座(謝罪)する(第3回目以降)。
第8回以降からは論客に焦点をおいた構成になっており、くじ引きで「アリ派」か「なし派」に別れディベートを行う形式、またはゲストが持ち込んだテーマに対してディベートをする形式になっている。くじ引きで行われるディベートに関しては「袋とじ」や「3時のおやつ」など普段のディベートでは扱わないようなテーマが中心となっている。ディベートは1テーマにつき20分、ほら貝の合図で討論が開始される。討論が終了した時点でスタジオに集まった50人がどちらの意見に賛同したかアリ派は赤色、なし派は青色の札をそれぞれあげて勝敗を決める。先に2本先取で負けたチームは謝罪となる。2011年3月から行われたトーナメント戦もほぼ同様のルールである。
「雑なヘリクツで論破できるのか」が番組の全体的なテーマとなっている。番組内でも、討論中に「ディベートゲームに勝つため、あえて○○派で論じています。」というテロップが表示され、論客を論破する為に、敢えてそちらの立場で論じていることが強調されている。また、最後には「なお、相手を論破することを目的としているため、いくつかヒドいヘリクツが出てきました。あくまでディベートゲームなので気にしないで下さい・・・。」というテロップが表示される。
出演者
[編集]- 両者共に前番組の『アリケン』から続投。スーツを着用している。
- 進行を担当。
- 森田京之介(同上)
- レポートを担当。番組内では、第2回から有田・堀内ら出演者には、「京之介」と呼ばれている。
- インフォマーシャルキャスター
- 夏垣佳奈(2010年10月23日 - 2010年12月26日)
- ラウンドガール
放送リスト
[編集]2010年 | |||||
---|---|---|---|---|---|
回数 | 放送日 | トークテーマ | ゲスト | ||
01 | 10月23日 | セックス | 渡辺ひろ乃 | ||
02 | 10月30日 | テレビ | 品田英雄、小林弘人、寺坂直毅 | ||
03 | 11月6日 | 合コン | 斉田直世 | ||
04 | 11月13日 | たばこ | 森永卓郎、及川奈央 | ||
05 | 11月20日 | 携帯・AV・タメ口 | 堀江貴文、上杉隆 | ||
06 | 11月27日 | 浮気 | 中村うさぎ、みひろ、島田佳奈 | ||
07 | 12月4日 | ニート | 杉村太蔵、作野裕樹 | ||
08 | 12月11日 | ネイル・むだ毛 | トリンドル玲奈、大久保佳代子、ゆまち、間宮梨花 | ||
09 | 12月18日 | イクメン・ガーターベルト・髭 | やくみつる、江川達也 | ||
10 | 12月25日 | 総集編(森田京之介) | 大橋未歩 |
2011年 | |||||
---|---|---|---|---|---|
回数 | 放送日 | トークテーマ | ゲスト | ||
11 | 1月8日 | 勝負パンツ・袋とじ[注釈 2] | 堀江貴文、杉村太蔵、品川祐、ふかわりょう、ローラ、ほしのあき | ||
12 | 1月15日 | 3時のおやつ・愛想笑い[注釈 3] | |||
13 | 1月22日 | -[注釈 4] | |||
14 | 1月29日 | 土曜日・裸エプロン・ペアルック[注釈 5] | |||
15 | 2月5日 | あだ名・ウィンク・桃太郎の家来キジ | 角田龍平・本村健太郎 | ||
16 | 2月12日 | ワンナイトラブ・二股 | Sowelu・LiLy・大久保佳代子 | ||
17 | 2月19日 | ブリーフ・フレンチキス・ホームパーティ | 麻木久仁子、杉村太蔵 | ||
18 | 2月26日 | 日焼けサロン・ネコ・胸毛 | JOY、ユージ、杉村太蔵 | ||
19 | 3月5日 | 男女の友情・玉の輿・美容師の馴れ馴れしいトーク[注釈 6] | 大久保佳代子、トリンドル玲奈、岡本夏生、中村うさぎ、麻木久仁子、いとうあさこ、西川史子、熊田曜子 | ||
20 | 3月19日 | コスプレ・ホストクラブ・美容師の馴れ馴れしいトーク[注釈 7] | 大久保佳代子、トリンドル玲奈、岡本夏生、中村うさぎ、麻木久仁子、いとうあさこ、西川史子、熊田曜子 |
※2011年3月12日は東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)関連の報道特別番組・3月26日は「板尾ロマンスペシャル」、4月2日は「イラっとくる韓国語講座」、5月14日は世界卓球選手権、7月9日は「有田&山崎のひきだし太郎」をそれぞれ放送したため放送休止。
ネット局と放送時間
[編集]放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送曜日・時間 | 放送開始日 | 放送日の遅れ |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京(TX) | テレビ東京系列 | 土曜 25:20 - 26:05 | 2010年10月23日 | 制作局 |
北海道 | テレビ北海道(TVh) | 月曜 25:30 - 26:15 | 2010年11月8日 | 9日遅れ | |
石川県 | テレビ金沢(KTK) | 日本テレビ系列 | 金曜 25:04 - 25:34 | 2010年11月5日 | 13日遅れ |
福岡県 | TVQ九州放送(TVQ)[1] | テレビ東京系列 | 金曜 25:28 - 26:18 | 13日遅れ | |
大阪府 | テレビ大阪(TVO) | 土曜 25:30 - 26:15 | 2010年11月6日 | 91日遅れ[2] | |
岡山県・香川県 | テレビせとうち(TSC) | 火曜 24:58 - 25:28 | 2010年11月2日 | 24日遅れ | |
福島県 | テレビユー福島(TUF)[3] | TBS系列 | 月曜 24:50 - 25:20 | 2010年11月16日 | 16日遅れ |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | 水曜 24:25 - 24:55 | 2010年11月10日 | 32日遅れ | |
奈良県 | 奈良テレビ(TVN) | 独立UHF局 | 木曜 25:00 - 25:30 | 2010年11月25日 | 33日遅れ |
長崎県 | テレビ長崎(KTN) | フジテレビ系列 | 木曜 25:00 - 25:30 | 2011年4月28日 |
途中打ち切りの局
[編集]テレビ愛知(TVA) - 2011年1月5日に水曜 25:28 - 25:58で放送開始したが、4月20日をもって打ち切り[4]。
- 備考
- ^2010年12月までは金曜26:28 - 27:13に、2011年1月から3月までは土曜24:55 - 25:40に放送。
- ^2011年7月16日から10月1日までドラマ『モテキ』再放送のため休止、10月8日から放送再開。
- ^2011年3月までは火曜25:20 - 25:50、2011年4月6日から27日までは水曜25:20 - 25:40に放送。
- ^テレビ東京での2010年12月18日放送分から放送開始されたが、わずか3ヶ月で打ち切られた。
スタッフ
[編集]- ナレーター:大山裕子
- 構成:鮫肌文殊、北本かつら、石井裕之、奥原健太郎
- TD:吉田健吾
- カメラ:近藤剛史
- VE:水野暁夫
- 音声:久保田優
- 照明:井町成宏
- 美術:小越敏彦
- デザイン:薬王寺哲朗
- 美術進行:仙田拓也
- 大道具:土田恵佑
- モニター:伊坂道在
- メイク:中野良子
- 技術協力:テクノマックス
- 美術・照明協力:テレビ東京アート
- 編集:原健一郎(ザ・チューブ)
- MA:中村裕子(ザ・チューブ)
- 音効:松田創(Thee BLUEBEAT)
- CG:嵯野ともこ(アイヴリック・スタジオ)
- 編成:今井豪
- 番宣:野上次郎
- デスク:後藤由枝
- リサーチ:フォーミュレーション、パレット
- 音楽協力:テレビ東京ミュージック
- AP:大野もも
- 制作進行:平沢務
- ディレクター:谷中憲、新沢学、地濃愛、長沼昭悟、杠政寛
- 総合演出:株木亘
- プロデューサー:伊藤隆行、上原敏明
- 制作協力:ユーフィールド
- 製作著作:テレビ東京
歴代のエンディングテーマ
[編集]# | 曲名 | 歌手 | 使用期間 |
---|---|---|---|
1 | 感情七号線 | フラワーカンパニーズ | 2010年10月23日 - 12月25日 |
2 | 想月夜 | YU〜KO | 2011年1月8日 - 2月26日 |
3 | Dearly | auncia | 2011年3月5日 - 20日 |
4 | Thank You feat.DOUBLE,Doitall from Lords Of The Underground,Treach from Naughty By Nature | VOLTA MASTERS | 2011年4月9日 - 現在 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]テレビ東京 土曜25:20 - 26:05枠(バラエティ7土曜前半枠) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
アリなし 〜アリケン★ゴールデンスタジアム〜 (2010年10月 - 2011年9月) ※ここまでバラエティ7枠 |