アレッサンドロ・バルブッチ

アレッサンドロ・バルブッチ
Alessandro Barbucci
2010年、パリの書籍見本市にて。
2010年パリの書籍見本市にて。
生誕 (1973-10-31) 1973年10月31日(51歳)
イタリア ジェノヴァ
国籍 イタリアの旗 イタリア
職業 漫画家
活動期間 1996年 -
ジャンル SFファンタジー
代表作 W.I.T.C.H.
スカイ・ドール
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アレッサンドロ・バルブッチ(Alessandro Barbucci、1973年10月31日 - )は、イタリアジェノヴァ出身の漫画家イラストレーターである。

経歴

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18歳の時にディズニーに入社[1]ドナルドダック関連の漫画作品やアニメのストーリーボードおよび演出を手掛ける他[1]、同社の養成アカデミーで2年間漫画の講師を務める[2]。1997年にエリザベッタ・グノーネと、後に夫人となるバルバラ・カネパと共にファンタジー作品『W.I.T.C.H.』を制作。同作品は5000万部を越える人気作となる[2]。その後フリーとなり、カネパと共に初のオリジナル作品となるSF作品『スカイ・ドール』をフランスの出版社より発表。以降、『モンスター・アレルギー』『ロード・オブ・バーガー』などのシリーズ作品において作画を手掛けている。また、単独では『ショスプ』という児童向けの作品も発表している。

作品

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※特記が無い限りバルブッチ単独名義

  • W.I.T.C.H. (エリザベッタ・グノーネとバルバラ・カネパとの共作、2001年 - 、既刊139巻)
  • スカイ・ドール (Sky-Doll、バルバラ・カネパとの共作、2000年-、既刊4巻)
    1. 黄色の都市(La Ville Jaune、2000年)
    2. アクア(Aqua、2002年)
    3. 白の都市(La Ville Blanche、2006年)
    4. シュドラ(Sudra、2016年)
  • モンスター・アレルギー (Monster Allergy、カーチャ・サントモとフランチェスコ・アルティバーニら作、ジョヴァンニ・リガーロ他との作画、2003年-2009年、全20巻)
  • ショスプ(Chosp、2010年-、既刊2巻)
    1. 落ちこぼれ達に力を(Le Pouvoir aux Moches、2010年)
    2. 落ちこぼれの悪魔と悪者たち(Démons Moche et Méchants)
  • ロード・オブ・バーガー (Lord of Burger、オドレイ・アルウェットとスコッチ・アルルストン作、ラシェル・ジムラとバラックとの作画、2010年-2012年、全4巻)
    1. スパイスの名産地(Le Clos des Épices、2010年)
    2. 流星(Étoiles Filantes、2011年)
    3. クック・アンド・ファイト(Cook and Fight、2011年)
    4. 祖母の秘密(Les Secrets de l'Aïeule、2012年)
  • モンスター・アレルギー:ネクスト・ジェネレーション (Monster Allergy: Next Gen、カーチャ・サントモとフランチェスコ・アルティバーニら作、2011年-、既刊3巻)
  • エコー 鏡の世界 (Ekho: Monde Miroir、スコッチ・アルルストン作、2013年-、既刊5巻)
    1. ニューヨーク(New York、2013年)
    2. パリ帝国(Paris Empire、2013年)
    3. ロンドン大通り(London Boulevard、2014年)
    4. バルセロナ(Barcelona、2015年)
    5. プレショーンの秘密(Le Secret de Preshauns、2016年)

邦訳

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日本では飛鳥新社より出版されている季刊誌『ユーロマンガ』にて『スカイ・ドール』の1巻から3巻までが、邦訳版で連載されている[3]

脚注

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  1. ^ a b スカイ・ドール 紹介ページeuromanga.jp(日本語)
  2. ^ a b Barbucci, AlessandroBD Gest'
  3. ^ 『はじめての人のためのバンド・デシネ徹底ガイド』(玄光社、2013年)166頁。

外部リンク

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