イスラエル砲兵隊博物館
イスラエル砲兵隊博物館 | |
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Beyt ha-Totchan エントランス | |
施設情報 | |
専門分野 | 軍事(野砲、自走砲の展示など) |
所在地 | Zikhron Ya'akov, Haifa, Israel |
位置 | 北緯32度33分53秒 東経34度57分13秒 / 北緯32.564622度 東経34.953607度 |
プロジェクト:GLAM |
イスラエル砲兵隊博物館は、イスラエル北部、カイサリア・マリティマの北東、ハイファ地区のジフロン・ヤアコヴにある軍事博物館。英語表記ではIsraeli Artillery Corps Museumとなる。ヘブライ語表記では"ב'ת התותחן" となり、これをアルファベット表記した、Beyt ha-Totchan Museum、Beit-Hatotchan Museumなどの表記も見られる。
概要
[編集]イスラエル砲兵隊博物館では名前の通り、イスラエル国防軍で使用された各種の自走砲、牽引式の榴弾砲・対戦車砲・野砲、ロケット砲、迫撃砲などを主に展示している。シリア軍やエジプト軍などからの鹵獲品とみられる物も多い。古い物では、第一次中東戦争で使用され、"ナポレオニック"と呼ばれたM1906 65mm山砲も展示されている。また、メルカバ戦車をベースに試作されたSholef 155mm自走榴弾砲も展示されている。
その他、砲兵隊で使用されたと見られるいくつかの軍用車両(弾薬輸送車のM548 Alfa、レーダー車のShilem、指揮車両のM577 Mugaf、運搬用のフォークリフトなど)も展示されている。
展示品の一例
[編集]- M7プリースト 105mm自走砲、M107 175mm自走カノン砲、M110 203mm自走榴弾砲
- M50 155mm自走榴弾砲、ソルタムL33 155mm自走榴弾砲
- M109 Doher 155mm自走砲、ショレフ 155mm自走榴弾砲
- マクマト 120mm自走迫撃砲、マクマト 160mm自走迫撃砲
- APR-40 多連装ロケット砲、MAR-290多連装ロケット砲(スーパーシャーマン車体)、MAR-290多連装ロケット砲(ショットカル車体)
- M1906 65mm山砲、M50 155mm榴弾砲、ZiS-2 57mm対戦車砲
- M-30 122mm榴弾砲、D-30 122mm榴弾砲、M-46 130mmカノン砲、S-23 180mmカノン砲
- オードナンス QF 17ポンド砲、オードナンス QF 25ポンド砲
- M101 105mm榴弾砲、M102 105mm榴弾砲、M40 106mm無反動砲
- ソルタムM65 120mm迫撃砲、ソルタムM66 160mm迫撃砲、ソルタムM71 155mm榴弾砲、
- 展示品の詳細は右記 Wikimedia Commons のリンクも参照下さい。
展示品の画像
[編集]- イスラエル軍のフォークリフト
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- イスラエル砲兵隊博物館オフィシャルサイト
- イスラエル砲兵隊博物館の訪問記(日本語) - ウェイバックマシン(2016年3月8日アーカイブ分) - 展示兵器の詳細な説明もあり