エンフォーサー型揚陸艦
エンフォーサー型揚陸艦(英語: Enforcer-class landing platform)は、オランダとスペインが共同開発したドック型輸送揚陸艦のシリーズ[1]。
開発は、オランダ海軍の求めに応じて1980年代より着手された。またスペイン政府は1990年よりこの計画への参加を打診しており、1992年6月に覚書が取り交わされた。1993年より基礎設計、また1994年より予備設計が開始された。主契約者としては、オランダ側ではロイヤル・シェルデ(現ダーメン)社、スペイン側ではバサン(現ナバンティア)社が選定された[2]。
運用者 | 艦級名/艦名 | 隻数 | 満載排水量 | 就役年 |
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オランダ海軍 | ロッテルダム | 1 | 12,750 t | 1998年 |
ヨハン・デ・ウィット | 1 | 16,000 t | 2007年 | |
スペイン海軍 | ガリシア級 | 2 | 13,815 t | 1998年 |
イギリス海軍補助艦隊 | ベイ型 | 3 | 16,160 t | 2006年 |
オーストラリア海軍 | 1 | 2011年 | ||
ポルトガル海軍 | NAVPOL | 1 | 10,668 t | 2018年予定 |
参考文献
[編集]- ^ Damen Schelde Naval Shipbuilding. “ENFORCER LANDING PLATFORM DOCK” (英語). 2015年2月8日閲覧。
- ^ “Netherlands - Rotterdam Class Landing Platform, Dock (LPD)”. AMI International. (October 2001) 5 August 2012閲覧。
関連項目
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、エンフォーサー型揚陸艦に関するカテゴリがあります。