イヴリン・アシル・ド・ロスチャイルド
イヴリン・アシル・ド・ロスチャイルド(英語: Evelyn Achille de Rothschild、1886年1月6日 - 1917年11月17日)は、イギリスの軍人。
イギリスの財閥ロスチャイルド家の一員。第一次世界大戦に将校として出征するも戦死した。
経歴
[編集]1886年1月6日、レオポルド・ド・ロスチャイルドとその妻マリー(旧姓ペルージャ)の次男として生まれる[1]。兄にライオネル、弟にアンソニーがいる。
ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジを卒業し、バチェラー・オブ・アーツ(BA)の学位を取得した[1]
1914年に開戦した第一次世界大戦では、バッキンガムシャー国防義勇軍騎兵部隊「ヨーマンリー」に所属する少佐として出征し、殊勲者公式報告書に名前が載るほど勇戦したが[1]、1917年11月17日、パレスチナ戦線においてオスマン帝国軍との戦闘で戦死した[2]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c Lundy, Darryl. “Evelyn Achille de Rothschild” (英語). thepeerage.com. 2014年6月9日閲覧。
- ^ モートン(1975) p.216
参考文献
[編集]- フレデリック・モートン『ロスチャイルド王国』高原富保訳、新潮社〈新潮選書〉、1975年(昭和50年)。ISBN 978-4106001758。