オーストリア=ハンガリーの国旗
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オーストリア=ハンガリー帝国には、主権国家であるオーストリアとハンガリーだけでなく、全てで18の諸王国、諸邦が存在していた。このページでは、オーストリア=ハンガリー帝国及びその諸王国、諸邦の旗について取り上げる。
オーストリア=ハンガリー帝国の「国旗」
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オーストリア=ハンガリー帝国は、オーストリアとハンガリーの2つの主権国家で構成されていたため、共通の国旗は存在していなかった。しかし、統治者であるハプスブルク家の黒金旗が事実上の「国旗」として使われており、1869年には新たに民間で使われる商船旗が採用された。国家行事ではハプスブルク家の黒金旗とハンガリーの赤白緑の三色旗が使用された。
オーストリア=ハンガリー帝国
[編集]- ハプスブルク君主国の旗 (事実上の国旗)
- オーストリア=ハンガリー帝国の商船旗
- オーストリア=ハンガリー帝国の軍艦旗
- オーストリア=ハンガリー帝国の軍艦旗 (実際には不使用)
- 皇帝旗 (~1915年)
- 皇后旗 (~1915年)
- 皇帝及び皇后旗
- 連隊旗 (一例)
帝国議会において代表される諸王国および諸邦(ツィスライタニエン)
[編集]- 下エスターライヒ大公国の国旗
- 上エスターライヒ大公国の国旗
- チロル伯爵領の旗
- ケルンテン公国の国旗
- ボヘミア王国の国旗
- モラヴィア辺境伯領の国旗
- ブコヴィナ公爵領の旗
- ダルマチア王国の国旗
- イストリア辺境伯領の旗
- 帝国直属都市トリエステの旗
神聖なるハンガリーのイシュトヴァーン王冠の諸邦(トランスライタニエン)
[編集]- ハンガリー王国(トランスライタニエン)の国旗 (サポーターあり版)
- ハンガリー王国(トランスライタニエン)の市民旗
- トランスライタニエン内陸水域の民間旗 (非公式)
- クロアチア=スラヴォニア王国の国旗 (非公式)
- クロアチア=スラヴォニア王国の市民旗
共同統治
[編集]使用例
[編集]- ザグレブを訪問するフランツ・ヨーゼフ1世(1895年)。クロアチアの旗が描かれている
- メラーノの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世 (黒金旗)。(1900年)
- ボーヒニ隧道開通式 (二色旗)。(1906年)
- オーストリア=ハンガリー帝国軍の軍事基地(二色旗)。(1910年)
- オーストリア=ハンガリー帝国の蒸気船(商船旗)。(1912年)
- ウイーンでの軍事パレード(二色旗)。(1913年)
- 戦時国債の購入を奨励するプロパガンダポスター。
- プシェムィシル要塞の解放を記念したプロパガンダポスター。黒金旗と赤白緑の旗で表されているのがオーストリア=ハンガリー帝国である。(1915年)
- オーストリア=ハンガリー帝国がハプスブルク君主国とハンガリーの国旗で表されている中央同盟国のプロパガンダポスター。
- ウイーン、プラーター通り。(1917年)