オーディーン 光子帆船スターライト

オーディーン 光子帆船スターライト
Odin: Photon Sailer Starlight
監督 舛田利雄(総監督)
白土武山本暎一(監督)
脚本 笠原和夫
舛田利雄
山本暎一
原案 西崎義展
製作 東映動画
ウエスト・ケープ・コーポレーション
製作総指揮 西崎義展
出演者 古川登志夫
堀秀行
潘恵子
納谷悟朗
石田弦太郎
音楽 宮川泰
羽田健太郎
高崎晃
天野正道
安西史孝
主題歌 Odin/LOUDNESS
編集 千蔵豊
配給 東映
公開 日本の旗 1985年8月10日
上映時間 139分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 1.3億円[1]
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オーディーン 光子帆船スターライト』(オーディーン こうしはんせんスターライト)は、1985年8月10日に公開された劇場用アニメ映画作品。公開前の仮タイトルは『オーディーン 未知への冒険2099』。

キャッチコピーは「北欧神話の謎とロマン! 時空を越えて、いま…」「すべてを破壊する戦慄の物体との戦いの中で若者たちが見た驚異の世界!」。

解説

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宇宙戦艦ヤマト』の西崎義展が、「ヤマト復活3ヵ年計画」第1弾として湖川友謙高橋信也をキャラクターデザイナーに迎えて製作したSFアニメ映画。宇宙帆船スターライト号に乗り込んだ若者たちが多くの苦難を乗り越えて未来へ向かう姿を描いている。

  • 製作:ウェスト・ケープ・コーポレーション、東映動画
  • 配給:東映
  • 上映時間:139分
  • 規格:カラー ビスタサイズ

あらすじ

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舞台は2099年、超小型ブラックホールが発生する光子から推進力を得て宇宙空間を飛行する帆船「スターライト」。練習生として多くの若者が乗り込むスターライト号に、小惑星帯で破壊された木星連絡船アルフォード号の救助が命じられ、宇宙ステーションから木星に向かって出発した。

木星連絡船アルフォード号からただ一人救出された少女サラは不思議な能力を持っていた。磁気嵐とともにスターライト号に襲いかかる正体不明の敵「ターミネイター」との戦闘のさなか、スターライト号は爆発の弾みで一気に天王星近くへ移動した。天王星の衛星オベロンで謎の宇宙船が発見されると、サラの不思議な力が発揮されて、それがアルゴ座カノープス星系にあった惑星オーディーンから飛来したものと判明する。「歪曲点」という宇宙空間を繋ぐ近道も見つかり、スターライト号はこれをくぐって木星から天王星へ移動したのもわかった。

地球への帰還を決めた幹部達を閉じ込め、あきら達は歪曲点をくぐってオーディーンを目指した。到着したのは3つの巨大恒星重力星間ガスが交差する「トライポール三重連星」で、その宇宙空間に「アースゴード」と名乗る老人の姿が浮かび、スターライト号に死を宣告する。襲ってきた敵のメカ軍団によって、スターライト号は宇宙の裂け目「ギンヌンガ・ガップ」に落とされてしまった。

負傷しつつも再び指揮をとる船長のもと、スターライト号はかろうじて通常空間へ戻り、再びメカ軍団との戦闘が始まるが、メカを操縦していたのはサイボーグだった。その意外な正体、地球のオーディーン伝説(北欧神話)が2万年前にその惑星を襲った災厄を伝えるものだったこと、そしてオーディーン星人とサラとの関係が次第に明らかになっていく。スターライト号はメカ軍団に指令を出す巨大コンピュータ「ベルゲル」を破壊し、オーディーンへと向かった。

登場人物

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スタッフ

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主題歌等

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「Gotta Fight」
歌:LOUDNESS、作詞:二井原実、作曲:高崎晃
「Odin」
歌:LOUDNESS、作詞:二井原実、作曲:高崎晃
上記2曲は、12インチシングル盤「Gotta Fight」(廃盤)及びLOUDNESSのアルバム『THUNDER IN THE EAST』のデジタル・リマスター盤(2004年盤)、またはシングル集『EARLY SINGLES』収録。
「プラトニック~Platonic~」
歌:鹿取容子、作詞:阿久悠、作編曲:宮川泰
「私のオーディーン~オーディーンの乙女~」
歌:鹿取容子、作詞:阿久悠、作編曲:羽田健太郎

脚注

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  1. ^ 「邦画フリーブッキング配収ベスト作品」『キネマ旬報1986年昭和61年)2月下旬号、キネマ旬報社、1986年、127頁。 

外部リンク

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