オールド・ドッグ (2011年の映画)

オールド・ドッグ
タイトル表記
繁体字 老狗
英題 Old Dog
各種情報
監督 ペマ・ツェテン(万玛才旦)
脚本 ペマ・ツェテン
製作 张献民
桑杰尖措(サンジェ・ジャンツォ)
出演者 洛杰(ロチ)
卓玛加(ドルマキャプ)
旦正措(タムディンツォ)
音楽 德格才让(ドゥッカル・ツェラン)
撮影 松太加(ソンタルジャ
編集 桑耶布姆
製作会社 北京喜玛拉雅影视文化传播有限公司
公開 中華人民共和国の旗 2011年
日本の旗 2011年11月21日[1]
上映時間 88分
製作国 中華人民共和国の旗 中国
言語 チベット語
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オールド・ドッグ』(原題:ཁྱི་རྒན།、中文題:老狗、英語題:Old Dog)は、チベットの作家・映画監督ペマ・ツェテン の映画作品。

日本では第12回の東京フィルメックスのコンペティション部門で上映され、最優秀作品賞を受賞[2]
その後、数々の特集上映(下記参照)にて上映されるも、一般公開の予定は2020年12月現在では未定であるが、2021年3月の岩波ホールにおける『映画で見る現代チベット』の特集で上映[3]の後、他都市へ巡回。

あらすじ・ストーリー

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映画『オールド・ドッグ』広々とした草原に生きる牧畜民の老人。彼は老マスチフ犬を飼っている。 あらすじ | 映画ログプラス」より引用。

”広々とした草原に生きる牧畜民の老人。彼は老マスチフ犬を飼っている。中国の大都市に暮らす富裕層の間に起きたマスチフ犬ブームから、犬泥棒が現れたり、しつこく付きまとう仲買人がやってきたり、心の休まる暇がない。老人の息子までも、大金を得ていい暮らしがしたいと願い、犬を高値で売り飛ばそうとするのだが、老人は「犬は民族の誇り」と手放すことを頑なに拒む……。[4]

出演

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  • 洛杰(ロチ):老人
  • 卓玛加(ドルマキャプ):息子
  • 旦正措(タムディンツォ):息子の嫁

スタッフ

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  • 監督・脚本:ペマ・ツェテン
  • 撮影:松太加(ソンタルジャ
  • 編集:桑耶布姆

受賞

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日本での上映

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  • 2011年11月21日・25日 第12回東京フィルメックス [1]
  • 2013年12月7日〜8日 (映画美学校)・11日(東京外国語大学) ペマ・ツェテン映画祭 [2][3]
  • 2014年11月1日 映画『オールド・ドッグ』とチベットの今 (早稲田祭2014) [4]
  • 2017年4月15日 TUFS Cinema:チベット映画特集 [5]
  • 2020年3月13日・16日 TOKYO FILMeX in KYOTO 2020 東京フィルメックス -京都出張篇- [6]
  • 2021年3月13日〜19日・3月27日〜4月2日 映画で見る現代チベット[7] (岩波ホール)での上映後、京都 [5]・名古屋[6]・長野[7]・埼玉[8]・大阪[9]・横浜[10]を巡回)
  • 2021年10月23日・11月2日・12日 特集 映画で旅する世界(10/23-11/12) 元町映画館[11]
  • 2024年2月23日・27日・28日 TOKYO FILMeX ペマ・ツェテン監督 特別追悼特集 [8][9] [10] [12]

参考

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脚注

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外部リンク

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