キントラノオ目

キントラノオ目
キントラノオ科の一種 Malpighia glabraアセロラ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : バラ類 rosids
階級なし : 真正バラ類I eurosids I
: キントラノオ目 Malpighiales
学名
Malpighiales
Juss. ex Bercht. et J.Presl [1]

本文参照

キントラノオ目 キントラノオもくMalpighiales)は、被子植物に属するのひとつである。APG植物分類体系で採用された。伝統的分類体系でスミレ目ミカン目など異なった目に属していた37の科で構成されている。

一年草から高木まであり、また水草多肉植物も含み、熱帯地方に多く分布するものの、スミレ科のように、かなり寒い地方や高山帯にも分布するものがある。バラ類の中で最も多くの科を含み、多様性に富む目である[2]

分類

[編集]

39科に716属15935種を含む[3]

キントラノオ目

クテノロフォン科

コカノキ科

ヒルギ科

アーヴィンギア科

パンダ科

オクナ科

ヤチモクコク科

フクギ科

テリハボク科

オトギリソウ科

カワゴケソウ科

ハネミカズラ科

ツゲモドキ科

バターナット科

ケントロプラクス科

ミゾハコベ科

キントラノオ科

バラノプス科

トリゴニア科

カイナンボク科

エウフロニア科

クリソバラヌス科

フミリア科

アカリア科

グーピア科

スミレ科

トケイソウ科

ラキステマ科

ヤナギ科

ペラ科

ラフレシア科

トウダイグサ科

コミカンソウ科

ピクロデンドロン科

アマ科

イクソナンテス科

系統[3]

脚注

[編集]
  1. ^ Missouri Botanical Garden. “Malpighiales Juss. ex Bercht. & J. Presl”. Tropicos. 2012年6月29日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司『高等植物分類表』北隆館、2009年、24頁。ISBN 978-4-8326-0838-2 
  3. ^ a b Malpighiales in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website. Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].
  4. ^ IAWA委員会 編『広葉樹材の識別 IAWAによる光学顕微鏡的特徴リスト』海青社、1998年、42頁。ISBN 4-906165-77-Xhttps://www.google.co.jp/books/edition/広葉樹材の識別/xrrfDQAAQBAJ?hl=ja&gbpv=1&dq=ヤチモクコク科&pg=PA42&printsec=frontcover 
  5. ^ コーナー, E. J . H.渡辺, 清彦『図説熱帯植物集成』廣川書店、1969年、178頁。