クロード・V・リケッツ (ミサイル駆逐艦)
艦歴 | |
---|---|
発注 | |
起工 | 1959年5月18日 |
進水 | 1960年6月14日 |
就役 | 1962年5月5日 |
退役 | 1989年10月31日 |
その後 | スクラップとして売却 |
除籍 | 1990年6月1日 |
性能諸元 | |
排水量 | 満載:4,500トン |
全長 | 437 ft (133.2 m) |
全幅 | 47 ft (14.3 m) |
吃水 | 22 ft (6.7 m) |
機関 | バブコック・アンド・ウィルコックスボイラー4缶 1,200psi ウェスティングハウス・エレクトリック蒸気タービン2基 70,000shp 2軸推進 |
最大速力 | 30ノット以上 |
乗員 | 士官、兵員354名 |
兵装 | Mk 42 5インチ(127mm)単装砲 2基 Mk 11 連装ミサイル発射機 1基 (ターター後にSM-1MR) Mk 112アスロック8連装発射機 1基 Mk.32 3連装短魚雷発射管 2基 |
モットー |
クロード・V・リケッツ(USS Claude V. Ricketts, DDG-5)は、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦。チャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦の4番艦。艦名はクロード・V・リケッツ提督に因む。
艦歴
[編集]当初は DD-955 (駆逐艦)として指定されたが、1957年4月23日に DDG-5 (ミサイル駆逐艦)に艦種変更される。1959年5月18日にニュージャージー州カムデンのニューヨーク造船所で、ビドル(USS Biddle)の艦名で起工する。ビドルは1960年6月4日に進水し、1962年5月5日に就役した。
ビドルは1964年7月28日に、7月6日に死去したリケッツ提督に敬意を表して改名された。
クロード・V・リケッツは1975年11月22日に発生した巡洋艦ベルナップ(USS Belknap, CG-26)と航空母艦ジョン・F・ケネディ(USS John F. Kennedy, CV-67)の衝突事故の際、ベルナップの救助任務に当たった。ベルナップは搭載していた弾薬が爆発し炎上したが、クロード・V・リケッツの乗組員は損害を最小限に食い止めるために戦った。結局ベルナップは上構部分が崩壊し、ベルナップの乗組員7名、ケネディの乗組員1名が死亡した。
クロード・V・リケッツは1989年10月31日に退役し、1990年6月1日に除籍、1994年4月15日にスクラップとして売却された。スクラップの契約は1996年10月1日に終了し、2001年12月18日にフィラデルフィアのメトロ・マシーン・インコーポレイテッドに転売された。
関連項目
[編集]