グラナダ王国

1400年のイベリア半島。緑がグラナダ王国の版図

グラナダ王国は、グラナダ首都とした王国ナスル朝グラナダ王国を指すことが多い。後ウマイヤ朝が衰えた11世紀始めにズィール朝の一族(グラナダのズィーリー朝)がこの地を征服し、1013年タイファ諸国の1つであるグラナダ王国として独立した。しかし、11世紀ムラービト朝に、12世紀ムワッヒド朝に征服された。1232年ムハンマド1世ナスル朝グラナダ王国を建国した。ナスル朝グラナダ王国は、イベリア半島における最後のイスラム王朝として約250年間存続し繁栄した。カスティーリャ王国アラゴン王国の連合王国によって1492年1月2日にグラナダ王国は滅亡した。これによって、イベリア半島におけるイスラム政権は終焉をむかえた。

王朝一覧

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