ケイマンゴルフ
ケイマンゴルフ(Cayman golf)とは、特殊なボールを使用するゴルフのこと。名称は、発祥地であるカリブ海にうかぶケイマン諸島に因む。
ボール
[編集]ケイマンゴルフで用いるボールは、内部に発泡性の合成樹脂を使用したもので、普通のゴルフボールと比較して重量は半分であり、飛距離も半分となるよう設計されている。ボールの開発・監修はジャック・ニクラウスが行った。
概要
[編集]ルールやマナーは一般のゴルフと同じ。ボールの飛距離が短いためゴルフコースを短くでき、日本の土地利用の状況に合う(ゴルフ場の造成費用が軽減、狭い都市部でも設置が可能)として1990年代に普及した。しかし、本格的なボールの打球感やプレー感はいま一つで、ショートホールコースなどに取って替わるまでには至らず、次第に減少しつつある。
日本のケイマンゴルフ場
[編集]- 養老パークゴルフ場(岐阜県)
- 美濃白川スポーツ・スパランド(岐阜県)
- 大佐山ケイマンゴルフ場(岡山県)
- 吉岡ケイマンゴルフ場(群馬県)
- 久山ケイマンゴルフ場(福岡県)