ゴジカ
ゴジカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゴジカ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Pentapetes phoenicea L. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴジカ(午時花) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Midday flower |
ゴジカ(午時花、Pentapetes phoenicea)はアオイ科もしくはアオギリ科、ゴジカ属に属する、熱帯アジア原産の多年草である。
概要
[編集]アオイ科[注 1][1][2]、もしくはアオギリ科[注 2][1][3][4][5][6]、ゴジカ属に分類され[2]、同属の唯一種である[5]。
インド、東南アジアなどの熱帯アジア原産の[1][4][5][6]、多年草で[4][注 3]、湿地や水田に生育する[5][6]。
草丈は50-200センチメートル程度[1][2][5][6]。葉は鋸歯があって[5][6]、細長く[1][2][5][6]、互生する[5]。花は赤く[2][4][5]、直径3センチメートルほどのものが[5]、1-3個程度[1][5]、葉腋に付く[1][5]。開花の時期は夏から秋にかけてで[2][4][5][6]、昼ごろ開いて1日で落花する一日花であり[1][2][4][5][6]、「午時花」の名前の由来となった[1][4][5][6]。果実は円い蒴果でがくに包まれ、直径1ミリメートルほどの種子を多数含む。
原産地では、葉をお茶の代用品として、果実や根を薬用として利用されている[6]。
日本では平安時代にはすでに栽培されており[1][5]、観賞用として[4][5]、また、古くは薬用としても用いられた[4][6]。
なお「ゴジカ」を名前にもつがゴジカとは別種の、黄色い花を咲かせるキンゴジカ(金午時花、Sida rhombifolia L. subsp. Rhombifolia、アオイ科)が日本の南部にも自生する[7][8]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 「ゴジカ」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 。コトバンクより2020年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g “Pentapetes phoenicea L.” (英語). World Flora Online. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “Pentapetes phoenicea” (英語). International Plant Names Index. Plant Names Project. 2020年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “ゴジカ”. てのひら薬草園. 東京都薬用植物園. 2020年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 「ゴジカ」『世界大百科事典 第2版』 。コトバンクより2020年12月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “ゴジカの育て方”. 植物の育て方図鑑 ヤサシイエンゲイ. 京都けえ園芸企画舎. 2020年12月7日閲覧。
- ^ 「キンゴジカ」『世界大百科事典 第2版』 。コトバンクより2020年12月7日閲覧。
- ^ “キンゴジカ”. 八丈植物公園・八丈ビジターセンター. 東京都公園協会. 2020年12月7日閲覧。