サーリセルカ
サーリセルカ Saariselkä | |
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サーリセルカ | |
北緯68度25分10.8秒 東経27度24分35.1秒 / 北緯68.419667度 東経27.409750度 | |
国 | フィンランド |
県 | ラッピ県 |
自治体 | イナリ |
人口 (2018年) | |
• 合計 | 311人 |
郵便番号 | 99830 |
市外局番 | 016 |
サーリセルカ(フィンランド語: Saariselkä)は、フィンランドにある村である[1][2][3]:5。
概要
[編集]ラップランドの北部に所在する[4]。北極圏に位置する[5]。ラッピ県のイナリに属する[1][6]。欧州自動車道路のE75号線の沿いにある[7]。観光保養地として知られている[2]。
ウルホ・ケッコネン国立公園の北西端に隣接し、同国立公園への入口の1つでもある[7][8]。オーロラが鑑賞できる場所としても知られる[9][4]。人口は311人であり、そのうち男性が157人、女性が154人である(2018年12月31日時点)[10]。郵便番号は99830であり、市外局番は016である[11][4]。
サーリセランティ通り (Saariseläntie) の5番地には、レストラン・テーレンペサ (Teerenpesä) があり、7番地には、ホリデークラブ・サーリセルカ (Holiday Club Saariselkä) が、13番地には、ラップランド・ホテル・リエコンリンナ (Lapland Hotels Riekonlinna) がある[12][13]。カウニスパーの丘 (fi:Kaunispää) は438メートルの標高をもち、頂上付近にはレストラン・フィップ (Kaunispään Huippu) がある[14][15]。
歴史
[編集]1950年代末期から1960年代初期の頃に、著作家のクレルヴォ・ケンッピネンによる著作物や自然保護に関する論争によって、当地の名が一般に広められていった[16]。1961年、フィンランド自然保護協会らは、当地での森林伐採を防止し、自然を保護する取り組みを開始した[16]。1968年、フィンランド銀行によって山小屋が建てられる。新築を祝うセレモニーには、当時同銀行の総裁を務めていたマウノ・コイヴィストらが列席している[17]。
1996年、聖パウロ礼拝堂 (fi:Saariselän tunturikappeli) が創設される[18]。2013年2月16日、アングリーバードアクティビティーパーク (Angry Birds Activity Park) が開設される[19]。2017年12月6日、スター・アークティックホテル (Star Arctic Hotel) がカウニスパーの丘に開設される[20][21]。
脚注
[編集]- ^ a b “Finland’s first coronavirus patient began to show symptoms three days ago”. Helsinki Times. (2020年1月30日) 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b “サーリセルカ デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2020年6月29日閲覧。
- ^ 小内透 (2016年3月31日). “序章 フィンランド・サーミの概況と歴史”. 北海道大学大学院教育学研究院教育社会学研究室. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b c 『地球の歩き方 北欧』 2017, p. 522.
- ^ “Unique opportunity TO INVEST IN FINNISH LAPLAND”. Saariselkä Oy. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “KUNNAT 2016”. Verohallinto. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b “National Park Urho Kekkonen”. Metsähallitus (2018年8月). 2020年6月29日閲覧。
- ^ “URHO KEKKONEN NATIONAL PARK”. Korvatunturi. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “オーロラ - キツネが飛び散らせる火花?”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Population in urban settlements and sparsely populated areas by age, sex and municipality, 2018”. フィンランド統計局. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Services - 876-2015”. TED. 2020年6月29日閲覧。
- ^ 『地球の歩き方 北欧』 2017, p. 525.
- ^ “ホリデークラブ・サーリセルカ”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Saariselkä - Outdoor resort in northernmost Lapland”. Inari-Saariselkä Tourism Ltd. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Main”. Kaunispään Huippu. 2020年6月29日閲覧。
- ^ a b Jarkko Saarinen (1998年). “Wilderness, Tourism Development, and Sustainability: Wilderness Attitudes and Place Ethics”. US Forest Service. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Saariselkä juhlii – 50 vuotta aitoa Lapin tunnelmaa”. Ski.fi (2019年12月19日). 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Saariselän kappelilla on ainutlaatuinen alttaritaulu”. Saariselän Sanomat 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Angry Birds Activity Park Opened in Saariselkä on 16 February”. Holiday Club. 2020年6月29日閲覧。
- ^ “Star Arctic Hotel(スター・アークティックホテル)”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。
“Star Arctic Hotel”. フィンランド政府観光局. 2020年6月29日閲覧。 - ^ “Star Arctic Hotel: A top-class Arctic experience”. Scan Magazine. 2020年6月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 「地球の歩き方」編集室(編集)『地球の歩き方 北欧 2017〜2018年版』ダイヤモンド・ビッグ社、2017年6月。ISBN 978-4-478-06052-0。