シメオン
シメオン(Simeon)は、古代ユダヤに由来する男性名。
原義は「聞く、耳を傾ける」。シメオンがギリシャ語化されたものがシモンであり、本来は同じ名前。ギリシャ語表記"Συμεών"は古典ギリシア語の再建音転写では「シュメオーン」となり、現代ギリシア語では「シメオン」となる。
一覧
[編集]- シメオン1世 - 第一次ブルガリア帝国の君主(在位:893年 - 927年)。
- シメオン2世(シメオン・サクスコブルクゴツキ) - ブルガリア王(在位:1943年 - 1946年)、ブルガリア共和国首相(2001年 - 2005年)。
- シメオン (ヤコブの子) - 旧約聖書『創世記』に登場する族長ヤコブの次男、シメオン族の祖。
- 抱神者シメオン - ルカによる福音書2:25 - 35に記述されている人物。
- シメオン (クロパの子) - エルサレムのキリスト教会の第2代エルサレム主教。
- 登塔者シメオン - 4世紀末から5世紀半ばまで活動したキリスト教の修道者。柱の行者とも。
- 新神学者シメオン - 中世の正教会の神学者。
- シメオン・メタフラスト - 中世、聖人伝の編纂・月課經の編纂をした正教会の聖人。
- シメオン・ウロシュ・パレオロゴス - 14世紀のエピロス専制侯国の君主。
- 黒田シメオン - 戦国武将、黒田孝高の洗礼名。
- シメオン・ベクブラトヴィチ - カシモフ・ハン国のハン。イヴァン4世(雷帝)から一時譲位を受けた人物。