シーロム線
シーロム線(ダークグリーンライン) สายสีลม(สายสีเขียวเข้ม ) | |||
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バーンワー駅にて(2019年撮影) | |||
基本情報 | |||
国 | タイ | ||
所在地 | バンコク | ||
起点 | W1 サナームキラーヘンチャート駅 | ||
終点 | S12 バーンワー駅 | ||
駅数 | 14駅(サイアム駅を含む) | ||
開業 | 1999年 12月5日 2013年 12月5日(最終延伸区間) | ||
所有者 | バンコク都(BMA) | ||
運営者 | BTSC | ||
使用車両 | 当該記事を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 14.7 km | ||
軌間 | 1,435 mm | ||
線路数 | 複線 | ||
電化方式 | 直流750 V 第三軌条方式 | ||
最高速度 | 80 km/h | ||
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シーロム線(シーロムせん、タイ語: สายสีลม、(英)Silom line ) は、タイの首都・バンコクの鉄道網 BTS、通称「スカイトレイン[1]」に属する高架鉄道路線である。
なお、近年急速に発達したタイ首都圏の鉄道網においてはメトロ(地下鉄、MRT)を含め、各路線とも色による愛称が別に存在する。当線は「ダークグリーンライン」((泰)สายสีเขียวเข้ม )とされ、[要出典]日本語でも同様に呼称する場合もある。ただしMRTの各路線に比べると日本人の間で定着しているとは言い難い。[独自研究?]
概要
[編集]運営会社は「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.(バンコク大衆輸送システム社)」[1]。頭文字を取ってBTS(บี.ที.เอส)と呼ばれている[注釈 1]。
通常軌道による鉄道である。なお、タイ国有鉄道の路線とは異なり、軌間は標準軌(1,435 mm)であり、また電化方式も直流750 Vによる第三軌条集電方式である。全編成とも4両で運行されている。
同じくBTSのスクムウィット線とはサイアム駅にて接続する。スクムウィット線とは車両の仕様は共通であり、またシーロム線内には車両基地がないため、シーロム線の車両の入出庫はサイアム駅に設けられた連絡線を介して行われている。なお、通常のダイヤでは両線が互いに乗り入れることはないが、輸送障害が発生した際には突発的にこの連絡線を介して営業列車が乗り入れることがある[2]。
歴史
[編集]- シーロム線 - サナームキラーヘンチャート - サパーンタークシン
- スクムウィット線 - モーチット - オンヌット
- 2009年5月15日 【開業】サパーンタークシン駅 - ウォンウィアン・ヤイ駅
- 2013年
- 2021年
車両
[編集]全編成とも4両編成。スクムウィット線の車両とは共通仕様。
→詳細は「バンコク・スカイトレイン § 車両」を参照
駅一覧
[編集]順序は北から
駅番号 | 駅名 | タイ語駅名 | 駅間キロ | 累計キロ | 接続路線・備考 | 所在地 |
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W2 | ヨットセー駅 | ยศเส | 計画中 ■ダークレッドラインの同名駅(RS05、計画中)と接続予定 | ポーンプラープ区 | ||
W1 | サナームキラーヘンチャート駅 (国立競技場駅) | สนามกีฬาแห่งชาติ | - | 0.0 | パトゥムワン区 | |
CEN | サイアム駅 | สยาม | 0.57 | 0.57 | ■スクムウィット線 | |
S1 | ラーチャダムリ駅 | ราชดำริ | 1.21 | 1.78 | ||
S2 | サラデーン駅 | ศาลาแดง | 1.41 | 3.19 | ■ブルーライン シーロム駅(BL26) | バーンラック区 |
S3 | チョーンノンシー駅 | ช่องนนทรี | 1.02 | 4.21 | BRT :サートーン・ラーチャプルック線(サートーン駅) ■ライトブルーライン(計画線)と接続予定 | |
S4 | セントルイス駅 | เซนต์หลุยส์ | ||||
S5 | スラサック駅 | สุรศักดิ์ | 5.38 | サートーン区 | ||
S6 | サパーンタークシン駅 (タークシン橋駅) | สะพานตากสิน | 0.82 | 6.2 | ||
S7 | クルン・トンブリー駅 | กรุงธนบุรี | 1.27 | 7.47 | ■ゴールドライン(G1)[6] | クローンサーン区 |
S8 | ウォンウィアン・ヤイ駅 | วงเวียนใหญ่ | 0.81 | 8.28 | ■タイ国鉄マハーチャイ線乗換駅[注釈 2] ■パープルライン(延伸計画中)と接続予定 | |
S9 | ポーニミット駅 | โพธิ์นิมิตร | 1.03 | 9.31 | トンブリー区 | |
S10 | タラートプルー駅 | ตลาดพลู | 1.16 | 10.47 | BRT: サートーン・ラーチャプルック線(ラーチャプルック駅) | |
S11 | ウターカート駅 | วุฒากาศ | 0.92 | 11.39 | ■ダークレッドライン(延伸計画中)と接続予定 | |
S12 | バーンワー駅 | บางหว้า | 1.68 | 13.07 | ■ブルーライン(BL34) | パーシーチャルーン区 |
S13 | バンウェーク駅 | บางแวก | 計画中[7] 線路はバーンワー駅から500mほど先の地点[8]まで伸びており、駅のような構造物も既に完成している(ただし関係者以外は立ち入り不可)。 タリンチャン駅では■ライトレッドライン(RW06)と接続予定 | |||
S14 | バンチュアックナン駅 | บางเชือกหนัง | タリンチャン区 | |||
S15 | バンプロム駅 | บางพรม | ||||
S16 | イントラワート駅 | อินทราวาส | ||||
S17 | プロムラチャチョンニー駅 | บรมราชชนนี | ||||
S18 | タリンチャン駅 | ตลิ่งชัน |
運行
[編集]→詳細は「バンコク・スカイトレイン § ダイヤ」を参照
運賃
[編集]延伸計画
[編集]- S12 バーンワー - (S18)タリンチャン(未着工。時期未定)
- W1 サナームキラーヘンチャート - (W2)ヨットセー(未着工。時期未定)
注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “Company’s Profile” (英語). Bangkok Mass Transit System Public Company Limited. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “バンコク高架電車BTS、線路不具合でスクムビット線の一部とシーロム線結合”. newsclip.be. (2016年2月24日) 2016年12月12日閲覧。
- ^ a b “BTSトンブリ側延伸、2駅で無料運行開始 全線開通は年末か”. newsclip.be 2013年2月15日閲覧。
- ^ “BTSシーロム線延伸区間、5日に2駅開業”. newsclip.be. (2013年12月6日) 2013年12月7日閲覧。
- ^ “BTSシーロム線の新駅、きょう供用開始”. アジア経済ニュース (NNA). (2021年2月8日) 2021年2月9日閲覧。※有料記事のため、全文閲覧には会員登録が必要
- ^ “ゴールドライン運行開始、バンコク・トンブリ地区にゴムタイヤ式高架路線”. newsclip.be (Necos Co., Ltd.). (2020年12月16日) 2022年2月3日閲覧。
- ^ “川向こうのBTSをさらに延長へ”. タイ自由ランド. (2014年5月20日) 2014年6月4日閲覧。
- ^ 北緯13度43分36.8秒 東経100度27分17.7秒 / 北緯13.726889度 東経100.454917度
参考文献
[編集]- 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Bangkok Mass Transit System Public Company Limited. オフィシャルサイト(タイ語/英語)