ジェファーソン郡 (ミズーリ州)

ミズーリ州ジェファーソン郡
ジェファーソン郡の位置を示したミズーリ州の地図
郡のミズーリ州内の位置
ミズーリ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1818年
郡庁所在地 ヒルズボロ
最大の都市 アーノルド
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

1,720 km2 (664.09 mi2)
1,701 km2 (656.80 mi2)
19 km2 (7.29 mi2), 1.10%
人口
 - (2020年)
 - 密度

226,739人
標準時 中部: UTC-6/-5
ウェブサイト www.jeffcomo.org

ジェファーソン郡: Jefferson County)は、アメリカ合衆国ミズーリ州の東部に位置するである。人口は22万6739人(2020年)[1]郡庁所在地ヒルズボロであり、同郡で人口最大の都市はアーノルドである。ジェファーソン郡は1818年に組織化され、郡名は代3代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンに因んで名付けられた。

ジェファーソン郡はセントルイス都市圏英語版に属しており、セントルイス市南の郊外地域を構成している。2000年10月16日、郡内ゴールドマン近くでの飛行機墜落事故で当時のミズーリ州知事メル・カーナハンが死亡した。

地理

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アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は664.09平方マイル (1,720.0 km2)であり、このうち陸地656.80平方マイル (1,701.1 km2)、水域は7.29平方マイル (18.9 km2)で水域率は1.10%である[2]

主要高規格道路

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隣接する郡

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国立保護地域

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  • ミシシッピ川中流域国立野生生物保護区(部分)

人口動態

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人口推移
人口
2000198,099
2010218,73310.4%
2020226,7393.7%

以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 198,099人
  • 世帯数: 71,499 世帯
  • 家族数: 54,553 家族
  • 人口密度: 116人/km2(302人/mi2
  • 住居数: 75,586軒
  • 住居密度: 44軒/km2(115軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 27.9%
  • 18-24歳: 8.5%
  • 25-44歳: 31.8%
  • 45-64歳: 22.5%
  • 65歳以上: 9.2%
  • 年齢の中央値: 35歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 98.9
    • 18歳以上: 95.9

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 38.9%
  • 結婚・同居している夫婦: 61.0%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 10.4%
  • 非家族世帯: 23.7%
  • 単身世帯: 18.9%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 6.1%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.74人
    • 家族: 3.12人

収入

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収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 60,636米ドル
    • 家族: 66,697米ドル
    • 性別
      • 男性: 37,822米ドル
      • 女性: 25,440米ドル
  • 人口1人あたり収入: 25,058米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 6.8%
    • 対家族数: 4.9%
    • 18歳未満: 8.1%
    • 65歳以上: 6.3%

2008年時点の登録有権者数は146,316人である[3]

教育

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郡内の高等教育機関としては、アーノルド市にITT工業大学[4]、ヒルズボロ市に2年制コミュニティカレッジのジェファーソン・カレッジ[5]がある。

都市と町

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  • アーノルド
  • バーンハート
  • バーンズミル †
  • シーダーヒル
  • シーダーヒルレイクス †
  • クリスタルシティ †
  • ダンビー
  • ディットマー
  • デソト †
  • フェスタス
  • フレッチャー
  • グラブビル
  • インペリアル
  • キムズウィック †
  • リゴーリ
  • マパビル
  • モースミル
  • マーフィー
  • オリンピアンビレッジ †
  • オットー
  • パークデール †
  • ペブリー †
  • スコッツデール †
  • サルファースプリングス
  • バレスマインズ
† 法人化市町村

政治

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地方

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ジェファーソン郡の地方レベルでは民主党が大半の政治を支配しており、郡の選挙で選ばれる役職は2人を除いて独占している。

国政

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大統領選挙の結果
共和党 民主党 その他
2008年 47.91% 50,804 50.42% 53,467 1.67% 1,779
2004年 49.99% 46,624 49.38% 46,057 0.63% 583
2000年 47.62% 36,766 50.02% 38,616 2.36% 1,822
1996年 36.12% 23,877 48.52% 32,073 15.36% 10,152

都市郊外部にある郡として、大統領選挙のレベルではかなり独立色が強いが、やや民主党支持の傾向がある。大統領選挙は常に接戦である。2004年の大統領選挙では、ジョージ・W・ブッシュが600票足らず、支持率では50%を僅かに切るという僅差でジェファーソン郡を制した。2000年はアル・ゴア、2008年はバラク・オバマがやはり僅差で郡を制した。1992年と1996年はビル・クリントンが10ポイント以上の差を付けてジェファーソン郡を制した。

ジェファーソン郡は国内の都市郊外部にある郡と同様、社会的には中道だが経済的にはリベラルな傾向がある。2004年の州民投票では、結婚を男と女の結合として定義する州憲法改正案をジェファーソン郡は72.56%という圧倒的多数で賛成した。州全体でも71%の賛成で可決し、ミズーリ州は同性結婚を禁止する最初の州になった。2006年の州民投票では、胚性幹細胞の研究を予算化し、合法化する憲法改正案が掛けられたが、ジェファーソン郡では51.85%が賛成した。州全体では51%の賛成と辛うじて改正が成立し、胚性幹細胞の研究を最初に認めた州の1つになった。郡民は伝統的に社会問題に保守的であるが、最低賃金の増加のような人民主義的施策は支持する傾向にある。やはり2006年の州民投票で最低賃金を時間あたり6.50ドルに増やす命題については、ジェファーソン郡では79.90%が支持した。この命題は州内のどの郡でも支持され、75.94%が賛成した。

2008年大統領予備選挙

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2008年の大統領予備選挙で、ジェファーソン郡は共和党のジョン・マケインと民主党のヒラリー・クリントンを選んだ。民主党の予備選挙ではヒラリー・クリントンが1位となり、さらに共和党予備選挙で投じられた総票数よりも多かった。

共和党

ジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州)が得票率33.54%で1位、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が30.45%で第2位、マイク・ハッカビー元アーカンソー州知事が30.19%で第3位と大接戦を演じた。最終的に州全体ではマケインが1位、ハッカビーが2位となった。

民主党

ヒラリー・クリントン元上院議員(ニューヨーク州)が61.32%を獲得し、バラク・オバマに2対1に近い差をつけて圧勝した。クリントンに対するジェファーソン郡の支持は国内の郊外部郡の中でも最大級のものだった。最終的に州全体ではオバマが1位、クリントンが2位となった。

脚注

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外部リンク

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座標: 北緯38度16分 西経90度32分 / 北緯38.26度 西経90.54度 / 38.26; -90.54